【南アフリカ探訪記】 イボイノシシ、クロコダイル、シマウマ… “ゲームミート”にチャレンジしてみる - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2015.11.18

    【南アフリカ探訪記】 イボイノシシ、クロコダイル、シマウマ… “ゲームミート”にチャレンジしてみる

    南アフリカ

    Carnivore Restaurantでトライしたゲームミートの数々。手前から、イボイノシシ、クロコダイル、シマウマです。イボイノシシは、脂身がなく引き締まった豚肉のような味わい。クロコダイルはあっさり淡白で鶏肉に近い印象ですが、とにかく骨がごつい。シマウマは馬肉とは全然違って、血合いのような風味が強く、かなりくせのある味。どの肉もかなりしっかりと火を通してありました。

    キャプチャ

    一般的な街のレストランでも、メニューにゲームミートが含まれている店はたくさんあります。上の写真は、Silver Orange Bistroというレストランで食べた、ウシ科のスプリングボックのステーキ。ミディアムレアで焼かれた赤身の肉は柔らかいながらも弾力があり、とても食べやすかったです。別のレストランで食べたダチョウのステーキは、噛めば噛むほど味が出てくる赤身の肉。大型のカモシカ、クドゥの肉を煮込んだシチューは、まるで鹿肉のような深い旨味が印象的でした。

    Silver Orange Bistro
    http://www.silverorangebistro.co.za/

    南アフリカ

    もう一つ、南アフリカをはじめとするアフリカ南部地域でよく食べられているのが、ビルトン。肉を塩や香辛料で味付けして乾燥させた干し肉です。使う肉は、牛やゲームミートなどさまざま。上の写真のように、スーパーマーケットにはビルトンを量り売りするブースや、袋入りビルトンばかり並べたコーナーがあります。一般家庭では自家製のビルトンを作ったりもするそうです。

    南アフリカ

    実際にスーパーでビルトンを買ってきて、食べてみました。種類によってはちょっとくせがありますが、日本人にもさほど抵抗なく食べられる味で、酒の肴にちょこちょこ食べたりするにはうってつけです。日本へのおみやげにもよさそう……と言いたいところですが、こうした肉加工品は日本への入国時の検疫でNGになる場合がほとんどなので、ビルトンを味わうなら、南アフリカにいるうちにぜひどうぞ。

    ▼著者プロフィール
    山本高樹 Takaki Yamamoto
    著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。2016年春に著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々』の増補新装版を雷鳥社より刊行予定。
    http://ymtk.jp/ladakh/

    ▼取材協力クレジット
    取材協力:南アフリカ観光局
    http://www.south-africa.jp/

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    地中海の楽園!イタリア・サルディーニャ島のてっぺん「ラ・マルモラ」で絶景テント泊

    2025.05.09

    トレイル踏破を前に移動問題でやきもき【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.25】

    2025.05.08

    アイルランド本土とは一味違う異世界感!アラン諸島・イニシア島を1日かけて探索してきました

    2025.05.07

    日本を出発して6日後、ついに雪豹の棲むスピティに到着!

    2025.05.06

    イタリアで最も映える湖!「アルプスの真珠」とも称えられるブライエス湖で絶景散策を満喫

    2025.05.05

    ハイカーの心遣いに感謝しつつも…【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.24】

    2025.05.05

    カナダ・オンタリオにも春がやってきた!寒さの中に野の花や芽吹きが見られる美しき森の景色

    2025.05.05

    いよいよ3つ目にして最後のLHHトレイルへ【プロハイカー斉藤のナショナルシーニックトレイル踏破レポ vol.23】

    2025.05.03

    幻の獣「雪豹」の生息地、インド・スピティまでの、はるかなる道程

    2025.05.02