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LEDランタンの特徴と選び方
LEDランタンの特徴と選び方
LEDランタンの特徴

LEDランタンは電池や充電を電源とする。火気を使わないため、火災の心配もなく子どもも使いやすいのが特徴だ。
LEDランタンのメリット
- スイッチ一つで操作が可能
- 持ち運びしやすい
- 熱による、やけどの心配がない
- 外気温の影響を受けない
LEDランタンのデメリット
- 他のランタンより光量が少ない
- 光の暖かみにかける
ランタン選びは「明るさ」が要!
ランタンの購入を検討する際、明るさを表すためのさまざまな単位を目にすることになるだろう。
商品により単位が異なることがあるため、どのくらいの明るさを表しているのかよく分からないという方も多いのではないだろうか。
ランタンを選ぶ際、明るさの単位は大事な指標になるので解説しておきたい。
LEDランタンの明るさを示す単位は主に2つ。
ルーメン(lm)
光源から放たれたすべての光の量を表す単位。
ルクス(lx)
照らされた面がどれだけ明るいか、照度を表す単位。光源から離れるほど値は小さくなる。
メーカーにより表示された値に対する光源からの距離が異なるため、製品を比較する際はその点に注意して確認してほしい。
▼参考記事
キャンプで使いたい!2025年最新おすすめLEDランタン
夜のフィールドに欠かせないランタン。手軽さと安全性で人気のLEDタイプは、灯りの演出力が高い商品が増えてきている。レトロな佇まいのおすすめLEDランタンを紹介。
BAREBONES(ベアボーンズ) ブロックタワーランタン
ワイヤー状のLEDを使い、ヴィンテージ風に仕上げたモデル。無段階調光が可能で、ムーディーな演出にぴったりだ。円筒状のカバーはポリカーボネイト製。
●サイズ:W10.2×D10.2×H11.4cm(ハンドル除く)
●重量:521.6g
●明るさ:最大500lm
●充電ポート:USB-C
GENTOS(ジェントス) EX-016PB
30〜300lmまで無段階に明るさ調節ができ、光量がランダムに変化するキャンドルモードを搭載。スイッチの長押しでロックでき、移動時も安心だ。
●サイズ:約φ9.15×H16cm
●重量:約246g
●明るさ:最大300lm
●充電ポート:USB-C
Coleman(コールマン) キャンピングミニランプ
3種類の点灯モード(電球色、昼光色、ミックス)があり、雰囲気や状況に合わせた灯りを選択できる。明るさは各モード2段階に調節可能。置いて使うことも。
●サイズ:約φ8.5×H12.5cm
●重量:約150g
●明るさ:最大約300lm
●充電ポート:USB-C
Coleman(コールマン) キャンピングミニ ビンテージランプ
切り子硝子のようにカッティングが施されたグローブが採用され、照射面に投影される美しい模様が印象的。フレームを上部に回して吊るして使うこともできる。
●サイズ:約W12.5×D10.5×H12.5cm
●重量:約230g
●明るさ:最大約320lm
●充電ポート:USB-C
撮影/中村文隆
▼参考記事
1つあるだけで雰囲気アップ!アンティーク調レトロLEDランタン
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 | |
---|---|---|---|---|
明るさ | 価格 | |||
BAREBONES (ベアボーンズ) レイルロードランタンLED | ![]() | 最大200lm | ¥14,080 | |
BRUNO(ブルーノ) LEDランタン | ![]() | - | ¥2,750 | |
KZM(カズミアウトドア) ギルバートランタン | ![]() | 最大200lm | ¥19,800 | |
BAREBONES(ベアボーンズ) マイナーランタンLED | ![]() | 最大250lm | ¥10,560 | |
FEUERHAND(フュアハンド) LEDランタン ベイビースペシャル276 | ![]() | 最大150lm | ¥12,320 | |
BAREBONES(ベアボーンズ) ミニエジソンランタンLED | ![]() | 最大100lm | ¥5,940 | |
Petromax (ペトロマックス) エレクトロ | ![]() | 約60W | ¥47,300 | |
BAREBONES (ベアボーンズ) レイルロードランタンLED
北米開拓時代の鉄道用ランタンがモチーフながら、最新の機能性が◎。フィラメント型の光も雰囲気満点! LEDなので、つまみで簡単に調光ができ、使い勝手がいい点も魅力。災害用としても使える。
ユニオン・パシフィック鉄道のアンティーク・ビンテージ・ランタンをモチーフにした本体に、エジソン球タイプのLEDを採用。クラシカルで雰囲気のよい光でキャンプサイトを彩ると話題のランタンだ。
気泡入りガラスのホヤを、別売の色付きホヤに変えて表情違いを楽しめるのも通好み。35〜200lmの無段階調光が可能。4400mAhリチウムイオンバッテリー搭載で連続点灯時間は3.5〜100時間。全5色(写真はアンティークブロンズ)。
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BRUNO(ブルーノ) LEDランタン
無段階調光式のLEDランタン。15灯もの明るいLEDを搭載。オイルランタンそっくりの見た目で、超軽量かつ手頃なサイズ感。乾電池式で停電時も安心だ。ブリキ素材が所有感を満たしてくれる。(画像・Amazonのリンク先は限定カラー)

つまみを回すだけで、好みの明るさに設定できる。暗闇でも手探りで見つけられる凸状だ。

つまみを「強」に回せば、15灯ものLEDが輝き、想像以上の強力な光を放つ。いっぽう「弱」は、豆電球レベルの明度。就寝時の灯りとしてもほどよい薄暗さだ。

オイルランタンにしか見えないこのLEDランタン、外観はすべて装飾。なのに、そう思わせないリアリティーがある。眺めてよし、使ってよしの優れたデザインは、大人のアウトドアの楽しさを増幅してくれるだろう。
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KZM (カズミアウトドア) ギルバートランタン
昔の炭鉱のランタンをモチーフにデザインされたランタン。吊り下げとスタンドの2パターンで使え、つまみでの光量調節も簡単。ランプシェードの使用で雰囲気が変えられる。
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BAREBONES (ベアボーンズ) マイナーランタンLED
鉱山で使われていたランプがデザインの原型でレトロ感満載! 照射は前方のみなので使い道は限定されるが、物欲をそそるデザインは秀逸だ。アンティーク感のあるテントコーデを突き詰める人におすすめ。

光は暖色。同社スティックタイプと比べると前方を広範囲に照らす。

ボディーは重厚感ある真鍮、ハンドルとスイッチは銅で、経年変化による変色が楽しめる。レバーで調光も可。
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撮影/中村文隆
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FEUERHAND(フュアハンド) LEDランタン ベイビースペシャル276
歴史ある灯油ランタンブランド初のLEDランタン。クラシカルなランタンならではの雰囲気はそのままに、充電式LEDで燃料を気にせず屋内外でも安全に使用できる。屋内ではお部屋のレイアウトやテント内のスタイルに合わせて、屋外でもお庭のスペースやキャンプサイトにあわせて好きなカラーを選べる。
1893年にドイツで誕生した、歴史ある灯油ランタンブランド「FEUERHAND(フュアハンド)」。ブランド史上初のLED版「LEDランタン ベイビースペシャル276」のカラーラインナップは全7色。
カラーリフレクターとあわせれば、ランタンのフォルムは一段と華やかになる。装着することで下方面に明かりが反射し、光を効率よく足元やテーブル上へ集めるのに効果的だ。


単三電池と18650型リチウムイオン電池(ボタントップタイプ)に対応(いずれも別売り)しているLEDランタンは子どもやペットがいても扱いやすく、インテリアとしての使い勝手も抜群。自宅のリビングやキャンプのテント内などでカラーコーディネートしたLEDランタンを使えば、さらにリラックスした夜を過ごせそうだ。

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BAREBONES(ベアボーンズ) ミニエジソンランタンLED
フィラメント(細い金属線)を光源とするエジソン球タイプのLEDを使用。目にやさしい光でムーディーな演出にぴったり。吊るしても、置いても使える。
Petromax (ペトロマックス) エレクトロ
ペトロマックスの灯油ランタンの形でそのまま電気ランタンにしたLEDタイプ。
灯油ランタンとして根強い人気のあるペトロマックス「HK500」シリーズのデザインはそのままに、電球を光源とするAC電源仕様にしたモデル。インテリアとしても最適だ。
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撮影/永易量行
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スタイリッシュでおしゃれなレトロLEDランタン
LUMENA (ルーメナー) LUMENA CLASSIC
家でも使いたくなる高級感のあるデザインが魅力のランタン。無段階に調光ができ、モバイルバッテリーとしても使える。
明るさは20~1000lmと調整範囲が広く、ダイアル操作で無段階に調光可能。日の出、日没、キャンドルの揺れなど、ずっと眺め続けたくなる光を再現している。
そのままの使用はもちろん、フレームから本体を取り外すと「吊り下げ照明」として、三脚のネジ穴につなげると「スタンドライト」として、使うシーンに合わせてスタイルを変えられるのもポイントだ。
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撮影/三浦孝明
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BALMUDA(バルミューダ) BALMUDA The Lantern
太陽光LEDを採用。料理なども優しく照らしてくれる。4つの白色LEDのほかに、ゆらぎ機能を持った4つの暖色LEDを搭載。無段階調光も可能なため、シーンごとに使い分けることができる。アウトドアシーンを含め、屋内外を特別な灯りで演出してくれる。
目に優しい太陽光LEDを採用、料理映えもする暖色仕様

LEDは上部にセットされており、下に向かって光を照射する構造のため、眩しさを感じない。それでいて、プレート上の料理には優しく照らしてくれるので、雰囲気のアップにもつながる。おしゃれなキャンプ料理ができたら、「BALMUDA The Lantern」で照らして撮ろう。
ゆらめく炎の演出がリラックス効果を与える

ホヤのなかのマントル、LEDの場合はチューブ管がそれに該当するが、調光のツマミを10時の位置まで回すと、このチューブ管の中の灯りがまるで炎のようにゆらめく。ベッドサイドに優しい灯りを置いておけて、もちろんLEDなので安心。室内での使用にも効果的だ。
シーンごとに使い分けできる無段階調光が便利

キャンプ場では夜遅くに過度な灯りを付けるとまわりに迷惑がかかることがある。そのときは静かに小さな灯りを楽しもう。焚き火を囲んでいても、テーブルに灯りがひとつあると安心。もちろん焚き火の雰囲気を楽しみたいから灯りは小さめに。夜にトイレに立つときは照度を高めて温白色のLEDで、しっかり足元を照らすことができる。
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