LEDランタンおすすめ36選!キャンプにも防災にも最適な人気モデルを紹介 | ランタン・ライト・ランプ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    ランタン・ライト・ランプ

    2024.02.23

    LEDランタンおすすめ36選!キャンプにも防災にも最適な人気モデルを紹介

    キャンプの必需品であるとともに、雰囲気を演出してくれるランタン。近年人気を集めているLEDランタンの人気おすすめモデルを、No.1アウトドア情報誌『BE-PAL』による厳選&検証や、アウトドアライターの充実レビューなどからたっぷり紹介。機能的なものから個性的なものまで、多様なモデルからお気に入りのLEDランタンを見つけよう。

    LEDランタンの魅力と選び方

    教えてくれたのは…
    アウトドア愛好家
    たまぞう さん

    キャンプや釣りといったアウトドアが好きで、将来は自然に囲まれて暮らすのが夢。最近ではキャンプを通じて、コーヒーや料理、DIYなど、さまざまなカルチャーと合わせて楽しむ。子どもたちにも、自然と触れ合うことでたくさんの経験をしてもらいたいと思っている。

     


    サブランタンとして使用されることが多かったLEDランタンだが、最近では光量が多いものも展開されており、メインランタンとして選択されることも増えた。筆者もメインランタンにLEDランタンを使用しているが、手軽に必要な明かりを確保できる点が特に重宝している。

    使い勝手の良さはアウトドアのみならず、防災用としても注目されるほど。そんな近年人気を集めているLEDランタンの特徴や選び方を、初心者の方にも分かりやすく紹介しよう。

    LEDランタンの魅力

    安全で手軽

    LEDランタンの最大の特徴とも言えるのは、安全性の高さ。他の種類のランタンのように火を必要としないため、熱によるやけどの心配がない。そのため、子どもがいるキャンプでも安心して使用することができる。

    また、操作性の観点からもLEDランタンは優れもの。スイッチ操作ひとつで点灯及び消灯することができ、扱いが非常に簡単だ。

    このLEDランタンはつまみを回すタイプ。いずれにしても、簡単な操作で扱うことができる。

    さらに、燃料を使用するようなランタンと異なり、メンテナンスフリーなところも好印象。安全かつ手軽に扱える上に、メンテナンスフリーなLEDランタンは、キャンプ初心者から大きく支持されていることもうなずける。

    携帯性に優れている

    収納ケースがあれば、持ち運びの際にも安心。

    LEDランタンは携帯性も優れている。中には収納ケース付きのものも売られており、LEDランタンをしっかりと保護して運べる商品が増えている。大きさも光量のわりにコンパクトなものがあるLEDランタンは、積載が限られて荷物を減らす必要がある場合においては、特に重宝するだろう。

    防塵(ぼうじん)防水性機能付きのものもある

    LEDランタンは基本的に屋外での使用となるため、最近では防塵防水性能を搭載したものもある。

    防塵防水には保護等級があり、IP○○のように表される。IPのあとに2つ数字が続き、最初の数字が防水性能、最後の数字が防塵性能を意味する。それぞれ数字が上がるにつれ、高性能になる。

    キャンプでの使用であれば、機器の作動に影響するような粉塵の侵入を防ぐ5、あらゆる方向からの水飛沫から保護する4以上が理想。よって、IP54以上を目安にするといいだろう。

    LEDランタンの選び方

    明るさで選ぶ

    LEDランタンを選ぶ基準として、最初に「明るさ」が挙げられる。一般的に、LEDランタンの明るさはルーメンで表され、そのルーメン数が高いほど明るいランタンであると判断することが可能。メインランタンとしての使用を考えている場合には、1000ルーメン以上のLEDランタンを基準に検討しよう。

    1000ルーメンのメインランタン。これひとつでも十分な明るさがある。

    サブランタンとして手元を照らしたり、テント内での使用を考えている場合には、200ルーメン程度のLEDランタンでも対応可能だ。ただし、キャンプの人数や雰囲気によっては明るさなどに好みがあるため、そのあたりを踏まえて選択しよう。

    また、明るさと合わせて検討したいのが「連続点灯時間」。これは、フル充電した際に連続して点灯し続けられる時間を意味する。特にメインランタンとしての使用を考えている場合には、時期にもよるが7時間以上連続で点灯可能なものが安心。

    給電方法で選ぶ

    LEDランタンの給電方法は、USB充電式と乾電池式の2タイプ。

    USB充電式は、事前に充電しておく手間はかかるものの、繰り返し充電できるのでランニングコストを抑えることができる。

    一方の乾電池式は、乾電池さえ入れればすぐに使用できる良さがある。ただし、乾電池がなくなるたびに購入する必要があるため、USB充電式と比較してランニングコストがかかる。

    ▼参考記事
    今さら聞けないLEDランタンの選び方。使い方のコツや裏技まで

    おすすめのLEDランタン5選!『BE-PAL』編集部員が名品を検証

    ひと昔前、ランタンといえば、ガスやガソリン燃料モデルが主流だった。ところが、2000年代に入ると手軽に扱えるLEDタイプが激増し、とくに今は、明るいだけではなく〝灯りの質〟を選択基準として重視する傾向が強くなっている。『BE-PAL』編集部員が試した名品ランタンの中から、LEDランタンを紹介。

    ランタンを試したのは…
    『BE-PAL』編集部
    オオシタ

    ランタンの使い試しに挑戦したのは、キャンプ初心者の編集・オオシタ。数ある名品の中から、点灯テストをして検証。

     

    ベアボーンズ
    マイナーランタンLED

    鉱山で使われていたランプがデザインの原型でレトロ感満載! 照射は前方のみなので使い道は限定されるが、物欲をそそるデザインは秀逸だ。底部に固定用マグネット付き。

    ●サイズ:W10.8×D10.8×H11.4cm
    ●明るさ:Hi/250lm、Low/30lm
    ●充電方式:USB-C充電
    ●重量:181.4g

     

    真鍮ボディーの質感を楽しむ


    光は暖色。同社スティックタイプと比べると前方を広範囲に照らす。


    ボディーは重厚感ある真鍮、ハンドルとスイッチは銅で、経年変化による変色が楽しめる。レバーで調光も可。

    ▼関連記事
    BAREBONES (ベアボーンズ) / マイナーランタンLED


    ベアボーンズ
    エジソンライトスティックLED

    螺旋状に巻き付けられたロープ状LEDを採用。上部はフラッシュライトとしても使え、本体部と同時点灯も可能だ。7種類の点灯モードを搭載し、本革製のハンギングループが付く。

    ●サイズ:W4.45×D4.45×H10.8cm
    ●明るさ:(ライトスティックモード)Hi/90~120lm、Low/9~12lm、(フラッシュライトモード)Hi/115~145lm、Low/11~15lm
    ●充電方式:USB-C充電
    ●重量:226.8g

     

    ぐるぐる巻きのロープが光る個性派


    オレンジが強めの暖色で目にやさしい。テント内での読書にも最適。


    独特のロープLEDの配置がかっこいい。本当に光るの? と思ったが、明るさはまったく問題ない。

    ▼関連記事
    BAREBONES (ベアボーンズ) / エジソンライトスティックLED


    ZANE ARTS(ゼインアーツ)
    ジグ

    上部にリング状にセットされたLEDを光源に、中央のシリンダーで反射、下部の独自形状で横から真下まで光を拡散する新構造。人とは違う軽くて小さいLEDランタンが欲しい人にぴったりのモデルだ。底にカメラ三脚用ネジを装備。

    ●サイズ:直径4.4×H10.4cm
    ●明るさ:最大200lm
    ●充電方式:USB-C充電
    ●重量:115g

     

    新開発の構造で広範囲に光を拡散


    真下を影なく照らし、計算し尽くされた光の照射が印象的。


    手のひらサイズで軽く、デザインも◎。人気で入手困難なのが難点。

    ▼関連記事
    ZANE ARTS (ゼインアーツ) / ジグ


    LEDLENSER(レッドレンザー)
    ML6 Connect WL

    寒い夜、吊るしたランタンを寝袋から出ずに消せたらどんなに幸せか? その願いを叶えてくれるのがコレ。付属リモコンかスマホで遠隔操作ができるのだ。給電できる機能も備える。

    ●サイズ:直径4.5×H17.8cm
    ●明るさ:Boost/750lm、Power/550lm、Middle/100lm、Low/5lm
    ●充電方式:USB充電(付属マグネットチャージャーケーブルを使用)
    ●重量:約260g(充電池込み)

     

    ラクしたいときはスマホがリモコンに


    上部と着脱式台座下の2か所にフックがある。使い分けることで、照射範囲を変えられる。



    家の照明と同じように使えるリモコンが付属。しかも専用アプリをDLしておけばスマホでも、オンオフ、明るさ調節などが遠隔操作できる。

    ▼関連記事
    LEDLENSER (レッドレンザー) / ML6 Connect WL


    Coleman(コールマン)
    リチャージャブルマルチランタン

    大定番のガソリンランタンのデザインを踏襲したLEDモデル。力強い最大光にすればサイト照明に、目にやさしい最小光はテント内照明として使える。ハンドルはカラビナ機能付きで、吊るしての使用も可能。IPX4の防水機能付きでテントの外でも中でもマルチに使える。

    ●サイズ:(約)直径14×H28cm
    ●明るさ:(約)800lm、300lm、100lm
    ●充電方式:USB-C充電
    ●重量:約830g
    ●防水性能:IPX4

     

    内蔵充電池でスマホ充電も可能!


    ガソリンタイプと遜色ない照射範囲。明るさは3段階に調節できる。


    電波の弱い地域ではバッテリーの消耗も早い。デッド寸前のスマホ充電ができて、モバイルバッテリーがなくても安心!

    ▼関連記事
    Coleman (コールマン) / リチャージャブルマルチランタン

    ▼参考記事
    灯りの質と多様性がポイント! 編集部員の気分を上げた最良のランタン8選

    人気モデルの実際の明るさを検証!LEDランタン8選

    No.1アウトドア情報誌『BE-PAL』が実際に明るさを検証した人気ランタンの中から、LEDタイプを紹介。


    mont-bell(モンベル)
    パワーバンク ランタン ウォーム

    小型ながらも大光量500ルーメン、モバイルバッテリーとしても使える多機能さが魅力のUSB充電式ランタン。温かみがある電球色LEDを使用している。可動式シェードと電球色LEDの組み合わせで、目に優しい照明。6400mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、予備のモバイルバッテリーとしても使用できる。光量は3段階に調整可能。直置きでの使用はもちろん、フック付きなのでテント内などでも吊るして使える。

    ●サイズ:直径5.8×14.3cm
    ●収納サイズ:直径5.8×9.7cm
    ●重量:243g
    ●防水規格:IPX4
    ●本体充電時間:約5~6時間

     

    明るさ 229.1ルクス


    小型で大光量、モバイルバッテリーとしても使える多機能さが魅力。ここで紹介するLEDタイプの中では最も明るかった。

    ▼関連記事
    mont-bel (モンベル) / パワーバンク ランタン ウォーム


    BioLite(バイオライト)
    アルペングローランタン 500

    太陽光に近い波長の高演色LEDを採用!色の再現度が高い光源の採用に加え、9種類もの点灯モードを持つ。

    ●サイズ:高さ13.6cm
    ●明るさ:5~500lm
    ●燃料:内蔵リチウムイオン電池(6400mAh)
    ●重量:380g
    ●連続点灯時間:200時間/5時間

     

    明るさ 175.9ルクス


    白色や電球色、様々なカラーモードを搭載。また、太陽光に近い波長によって物を鮮やかに照らし出せる。

    ▼関連記事
    BioLite (バイオライト) / アルペングローランタン 500


    BAREBONES(ベアボーンズ)
    レイルロードランタンLED

    戦前のアメリカの鉄道会社で使われていたランタンをイメージしたランタン。電球はフィラメントが見えるエジソン球を採用しており、さらに雰囲気を醸し出している。付属のケーブルによる充電式で、ハイモードで約4時間、ローモードなら最長約100時間の点灯が可能。本体は置いても吊るしても使えるデザインで、雰囲気によって使い分けることができる。

    ●サイズ:直径32.5×14.6cm
    ●重量:960g
    ●バッテリー:3.7V 4400mAh リチウムイオン
    ●USBインプット:5V USB

     

    明るさ 155.2ルクス


    北米開拓時代の鉄道用ランタンがモチーフながら、最新の機能性が◎。フィラメント型の光も雰囲気満点!

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    BAREBONES (ベアボーンズ) / レイルロードランタンLED


    KZM(カズミアウトドア)
    ギルバートランタン

    2008年に誕生した韓国のオリジナルキャンプブランドによる、シェードのデザインが秀逸な多機能ランタン。点灯する際はバルブを回すだけと操作も簡単。明るさもバルブで調節する。明るさは無段階調整で、最大200ルーメンで6時間点灯。4,400mAの充電式バッテリーが内蔵されており、タイプCの充電ケーブルで充電する。ランプシェードの使用で雰囲気が変えられる。

    ●サイズ:直径9×22cm(ランタン)、直径8~12×8cm(フレーム)、直径24cm(シェード)
    ●重量:500g
    ●LED色温度:2.700K-3.000K
    ●充電電流:5V/1.5A
    ●充電時間:4.5時間
    ●LED最低電力:30lm/70時間
    ●LED最大電力:200lm/6時間

     

    明るさ 148.9ルクス


    昔の炭鉱のランタンがモチーフ。吊り下げとスタンドの2パターンで使え、つまみでの光量調節も簡単だ。

    ▼関連記事
    KZM (カズミアウトドア) / ギルバートランタン


    LUMENA(ルーメナー)
    LEDランタン CLASSIC

    明るさは20~1000Lmと調整範囲が広く、ダイアル操作で無段階に調光可能。日の出、日没、キャンドルの揺れなど、ずっと眺め続けたくなる光を再現している。そのままの使用はもちろん、フレームから本体を取り外すと「吊り下げ照明」として、三脚のネジ穴につなげると「スタンドライト」として、使うシーンに合わせてスタイルを変えられるのもポイント。

    ●サイズ:153×153×291mm
    ●重量:830g
    ●明るさ:約20~1,000Lm
    ●点灯時間:約7~100時間
    ●充電時間:約4時間

     

    明るさ 126.7ルクス


    家でも使いたくなる高級感のあるデザインが魅力。無段階に調光ができ、モバイルバッテリーとしても使える。

    ▼関連記事
    LUMENA (ルーメナー) / LUMENA CLASSIC


    CLAYMORE(クレイモア)
    アテナ ライト

    3種類の光モードが楽しめ、それぞれ無段階調光が可能。Breezeモードでは光が不規則に揺れ、炎の揺らぎを再現。着脱式4本脚や1/4インチ三脚ネジ穴、10,050mAhの大容量モバイルバッテリーを搭載。

    ●サイズ:144×144×180.8mm
    ●重量:492g
    ●明るさ:24~440Lm
    ●連続点灯時間:10~75時間
    ●充電時間:7時間

     

    明るさ 125.6ルクス


    ろうそく、夕焼け、朝焼けと3種類のモードでキャンプの夜を盛り上げる。モバイルバッテリー機能も◎。

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    CLAYMORE (クレイモア) / アテナ ライト


    LUMENA(ルーメナー)
    M3テーブルランプ

    豊富なアクセサリーによるカスタマイズで、アウトドアでも自宅のインテリアとしても使える。コードレスかつコンパクトなので、好きな場所に持ち運んで使えて便利。防水規格はIP67なので、急な雨でも安心。本体は懐中電灯としても吊り下げても使えるので、シーンによってさまざまな使い方が可能。

    ●本体サイズ:34×34×102mm
    ●スタンドサイズ:120×120×220~400mm
    ●重量:300g
    ●防水規格:IP67
    ●点灯時間:約7~200時間
    ●充電時間:約3時間半

     

    明るさ 42.7ルクス


    台座と2本のパイプの組み合わせで、3段階の高さ調整が可能。木製のシェードによる高級感も魅力だ。

    ▼関連記事
    LUMENA (ルーメナー) / M3テーブルランプ


    GOAL ZERO(ゴールゼロ)
    ライトハウス マイクロ チャージ

    細身のコンパクトボディーながら最大光量150ルーメンの明るさを誇り、最小光量に設定すれば最長170時間点灯というスタミナも備えている。IPX6の防水性能があるので、少しの雨のなかでも使用できる。バッテリー容量は2,600mAhなので、一般的なスマートフォンなら約70~80%の充電を行える。アウトドア、災害時などのサブバッテリーとしての活躍も期待できるだろう。

    ●サイズ:約112×37.75mm
    ●重量:87g
    ●LEDライト:最大150ルーメン
    ●バッテリー:リチウムイオン電池(NMC、18650セル)
    ●バッテリー容量:9.62Wh(3.7V、2,600mAh)
    ●連続使用時間の目安:7~170時間

     

    明るさ 103ルクス


    品薄になるほど人気となったモデルの新作。新たにUSB出力ポートを搭載し、スマホの充電も可能に!

    ▼関連記事
    GOALZERO (ゴールゼロ) / ライトハウス マイクロ チャージ バッテリー

    ▼参考記事
    ランタンの人気モデル17選!ガス・オイル・LED別に明るさを比較してみた

    『BE-PAL』厳選!キャンプにおすすめのLEDランタン10選

    BAREBONES(ベアボーンズ)
    フォレストランタンLED2.0

    かつて炭鉱で炭鉱作業用として使わていた石油燃料の灯火具「カンテラ」をモチーフにしたモデル。電球色バルブによるやさしい明るさは無段階に調節でき、最大200ルーメンで約3時間点灯が可能。付属USBケーブルで充電し、バッテリー残量はインジケータで表示される。上部にはリングが付いているので、吊るしたり、持って使うこともでき、さまざまなシーンに対応する。

    ●サイズ:幅152×高さ241.3mm
    ●重量:510g
    ●明るさ:35-200ルーメン
    ●連続点灯時間:Low/80時間、Hi/3時間(連続点灯時間は、気温や使用環境により変動する)
    ●充電時間:4-6時間
    ●防水等級:IPX4

     

    ▼関連記事
    BAREBONES (ベアボーンズ) / フォレストランタンLED2.0


    BAREBONES(ベアボーンズ)
    エジソンペンダントライトLED

    3mのケーブル付きで、同じタイプを連結しタープ内に吊るして使うのに適したモデル。5個まで連結可能。明るさはHi、Lowの2段階に調節できる。

    ●サイズ:8.255cm
    ●重量:181.437g
    ●明るさ(最大/最小):100lm/35lm
    ●充電方式:USB電源
    ●連続点灯時間(Low/Hi):12時間/7時間(純正ポータブルチャージャー4400mAh/2.4A使用時)

     


    Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
    アポロ

    3本の足で立たせたり、吊るしたり、逆さに置いたり、多彩な方法で周囲を明るく照らす。明るさは無段階に調節でき、点滅モードもある。ランタンとしてだけではなく、USBを介して自らを充電、パワーサプライとして小型電子機器の充電もできる。内蔵リチウムイオン充電池用と補助のアルカリ電池用の2つのバッテリーメーターで電池残量を確認できる。

    ●サイズ:20.5cm
    ●重量:280g
    ●明るさ(最大/最小):10~250lm
    ●電源:内蔵リチウムイオン電池(2600mAh)、または単3形アルカリ乾電池×3
    ●連続点灯時間:90時間(低照度時)

     

    個性的なデザインが魅力のロングセラーモデル



    月着陸船のようなデザインで2008年にデビューし、改良されながら作り継がれているロングセラー。ハイブリッド電源モデルの先駆け的存在だ。

    ▼関連記事
    Black Diamond (ブラックダイヤモンド) / アポロ


    Coleman(コールマン)
    ラギッドパッカウェイランタン

    本体が上下にスライドするコンパクトなLEDランタン。

    ●サイズ:(約)24cm
    ●重量:390g(充電池含む)
    ●明るさ(最大/最小):(約)405lm/45lm
    ●電源:取りはずし可能な付属リチウムイオン電池(4400mAh)、または単3形アルカリ乾電池×3
    ●連続点灯時間(Low/Hi):(約)33時間/5.5時間(付属リチウムイオン電池使用時)

     

    本体が上下にスライドするコンパクトタイプ


    点灯部がスライド式。大きなハンドルが付いているので、ハンギングだけでなく長時間持ち歩くのも苦にならない。携帯電話の充電も可能。

    ▼関連記事
    Coleman (コールマン) / ラギッドパッカウェイランタン


    eno(イーノ)
    エクリプス ランタン

    気分が盛り上がるカラフル点灯機能つきの乾電池式LEDランタン。6種類の点灯モードがあり、底部にはハンギング用フックが付いている。グローブはシリコン製。写真はカラフルなマルチカラーモード点灯。

    ●サイズ:25.4cm
    ●重量:283g
    ●明るさ:最大150lm
    ●燃料等:単3形乾電池×3
    ●連続点灯時間:約40時間

     

    ▼関連記事
    eno (イーノ) / エクリプス ランタン


    LOGOS(ロゴス)
    Bamboo ゆらめき・モダーンランタン

    ロウソクのように揺らめく灯りを搭載したノスタルジックデザインのLEDランタン。ボディーに竹を使ったアンティーク調デザインで、キャンプだけでなくインテリアとしても活躍するモデル。無段階調光ができ、ロウソクのように揺らめくモードもある。

    ●サイズ:(約)33.5cm
    ●重量:900g
    ●明るさ:最大約200lm
    ●燃料:内蔵リチウムイオン電池(5000mAh)
    ●連続点灯時間(Low/Hi):(約)500時間/7.5時間

     

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    LOGOS (ロゴス) / Bamboo ゆらめき・モダーンランタン


    Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
    モジR プラス

    コンパクトで軽い。白色照明のほか、暖色系のキャンプファイヤー、カラフルなレインボーモードを搭載。ハンギング用フックに加え、マグネットも内蔵している。

    ●重量:86g
    ●明るさ:最大200lm
    ●燃料:内蔵リチウムイオン電池(1500mAh)
    ●連続点灯時間:16時間(低照度時)

     


    コフラン
    テントライト

    直径10cmほどで、シリコン製ホヤをたたんでフックを本体に収納すると厚さ約2.54cmになる。明るさは3段階調節式。シンプルで使いやすいのが特徴だ。

    ●サイズ:7.6cm
    ●重量:約90g
    ●明るさ:最大120lm
    ●燃料等:単4形乾電池×3
    ●連続点灯時間(Low/Hi):40時間/20時間

     


    Coleman(コールマン)
    ハンギングEライト

    吊るせるからテント内照明に最適。目にやさしいウォームカラー照明。ボディーにマグネットが内蔵されているので、ツーバーナーの風防や車のボディーなどに取り付けることも可能だ。

    ●サイズ:(約)5cm
    ●重量:130g
    ●明るさ:最大約250lm
    ●燃料:内蔵リチウムイオン電池(3600mAh)
    ●連続点灯時間(Low/Hi):(約)40時間/10時間

     


    eno(イーノ)
    ムーンシャイン ランタン

    テント内やハンモックで過ごすときに便利なハンギングタイプ。明るい白色(強弱)発光のほか常夜灯モード、色が自動的に切り替わるカラー点滅モードを搭載。

    ●サイズ:約5.08cm
    ●重量:11g
    ●明るさ:最大60lm
    ●燃料:単4形乾電池×3
    ●連続点灯時間:最大22時間

     

    ▼参考記事
    キャンプにおすすめのランタン20選。LEDからオイルランタンまで

    アウトドアライターがLEDランタンを徹底レビュー!おすすめ7選

    Coleman(コールマン)
    クアッドマルチパネルランタン

    本体4面に4個の着脱式パネル状ライトが付き、それぞれを単独で使うことができる高機能モデル。最大で8方向に100ルーメンずつ、合わせて800ルーメンの明るさで周りを照らすことができる。ファミリーキャンプにもおすすめのランタンだ。パネル状ライトは取り外して、それぞれを置いて使ったり、スタンドを兼ねたハンドルを利用して前方を照らすフラッシュライトとしても使える。

    ●サイズ:約直径145×高さ235mm
    ●重量:約1,200g
    ●明るさ:最大約800ルーメン
    ●電源:単1アルカリ乾電池×4本または8本
    ●保護等級:IPX4

     

    教えてくれたのは…
    ママキャンライター
    はりゆう さん

    キャンプと旅行が大好きな男の子4人のママです。とにかく楽しいことが大好きで本格的なキャンプはもちろん、子供と気軽に楽めるアウトドアライフを満喫中。夢はキャンプをしながら日本全国を旅することです。

     

    「クアッドマルチパネルランタン」の特徴


    クアッドマルチパネルランタンは、コールマンから発売されている4つの発光パネルがついたLEDランタン。発光パネルは取り外しができ、4つの別々の光源として使用することが可能。そして、取り外し可能なパネルの他に、本体の4隅にもライトがついているため、計8つの方向を照らすことができる。

    8本もしくは4本の単一電池を使用する電池式。本体の高さは約24センチ、重さ1.2キログラムと、LEDランタンにしては少々大きめだが、パネルが別々に使用できるため、大きさはそこまで気にならない。

    分解して5つのランタンに

    4つのパネルを取り外した状態。

    クアッドマルチパネルランタンの「クアッド」とは英語で「4つ」という意味。その名の通り、ランタン本体の側面には計4枚のパネルがついている。すでに紹介した通り、この4つのパネルは、本体から取り外して単独で使用することが可能。

    パネルは本体にマグネットでついているだけなので、本体からは片手で楽々取り外すことができ便利。4つのパネルを取り外しても、本体の4隅のライトも点灯し続ける。つまり、4つのパネルと本体で、計5つのランタンを使うことができる。まさに1台5役だ。

    持ち手は180度動くのでとても便利。

    4つのパネルは手のひらサイズで、持ち手が付いているため扱いやすい。また、後ろにマグネットがついており、テントのポールやクルマなどの金属にくっつけることもできる。

    持ち手の角度は自由に調整可能。丁度良い角度で立てかければ調理や読書の時、手元を照らすことができとても重宝する。我が家は、キッチンスペースに置いたり、カラビナを使ってテントの前室やインナーテントにぶら下げたりしている。

    使っていないものは消灯し、電池の消耗を抑えることで、長時間使用することができる。

    それぞれの光源が十分な明るさ

    一つで十分な明るさがある。

    クアッドマルチパネルランタンは最大で8方向に100ルーメンずつ、合わせて800ルーメンの明るさで周りを照らすことができる。多人数でのキャンプでも、これ一つあればサブランタンを何個も持参する必要がなく、荷物もコンパクトになり便利。ただでさえ荷物が多いファミリーキャンプ、少しでも荷物を減らせることは魅力の一つだ。

    6人家族の我が家はいつもランタンで持って行くのは、メインランタンとクアッドマルチパネルランタンの2点のみ。十分にキャンプを楽しめている。

    懐中電灯にも変身

    軽いので子供でも持ちやすい。

    4つのパネルは広い面の部分ではなく、側面だけを点灯させることができるため、懐中電灯にもなる。パネルは持ち手がついていて持ちやすく、夜トイレに行く時など足元を照らすのに便利。

    災害時にも活躍

    USBポートが付いてると緊急時にとても助かる。

    クアッドマルチパネルランタンがあれば、災害時やもしもの時にも安心。電池式なので停電時に明るさを確保することができるほか、本体にはUSBポートが付いているため、携帯電話などの充電も可能だ。予備の電池さえ用意しておけば、災害時に活躍してくれること間違いなし。

    別売りのケースでラクに持ち運べる

    ランタンの収納・運搬に便利な折りたたみ式ケース。

    別売りのランタンケース(Mサイズ)も、クアッドマルチパネルランタンを購入する際にはぜひ欲しい一品。ランタンケースがあると収納や運搬に便利なだけでなく、ランタンを保護してくれる。フルオープンファスナーなので出し入れしやすく、使用しないときは折りたたんでおくことも可能だ。

    ▼参考記事
    ファミキャンにおすすめ!コールマン「クアッドマルチパネルランタン」をレビュー!


    BAREBONES(ベアボーンズ)
    ビーコンライトLED 2.0

    デザイン性とコンパクトさを兼ね備えたランタン。上部のカラビナをもって本体上部をねじることで、光量を無段階に調整可能。USB充電式。

    ●サイズ:H15.2×W7.6cm
    ●重量:127g
    ●防水性:IPX4(防沫形)
    ●充電時間:4~5時間
    ●明るさ:30~220ルーメン
    ●連続点灯時間:Lowパワー/200時間、Mid/5~6時間、Hi/3時間

     

    教えてくれたのは…
    ライター・編集者
    渡邉彰大 さん

    元製薬企業研究職・農家生まれの自然を愛するサイエンスライター。独立後、自然豊かな千葉県外房・海岸エリアに移住し、週1~2回ソロキャンプにでかける日々。多くの人が気軽にキャンプを始められるように、初心者向け記事の執筆やイベントの企画などを行っています。キャンプにも役立つ?料理のYouTubeチャンネルもやってます。これまでの執筆記事一覧はこちらから。

     

    デザインの良さが光る一品

    アンティークな見た目が目を引くデザイン。

    キャンプには「雰囲気を楽しむ」という側面がある。だからこそ、多くの人は多少荷物がかさばっても、ランタン、あるいはランタン風のLEDライトを持参する。利便性だけを考えれば、いかにも電化製品らしい見た目でも、コンパクトなLEDライトを持参した方が合理的だが、雰囲気を出すためにあえてランタンを持参するのだ。

    ベアボーンズのビーコンライトは、そんな「雰囲気を大事にする人たち」も納得させるだけのデザインの良さがある。レトロなルックスは、キャンプ場の大自然に馴染み、私たちのキャンプ気分を盛り上げてくれる。

    コンパクトなサイズ

    コンパクトなサイズ感。

    デザインの良さと同じくらい私が気に入っているのが、そのサイズ感。手のひら大におさまるサイズは、一般的なランタン型のLEDライトと比べると非常にコンパクトだ。いかにして荷物を減らそうかと常に頭を抱えているバックパック・キャンパー、ツーリング・キャンパーにとっては救世主のようなギアだろう。

    「デザイン性」と「コンパクトさ」。この2つを兼ね備えていることが、私の中では購入の決め手となった。

    充分な光量

    ソロキャンプに充分な明るさがある。

    コンパクトな分、気になるのが明るさだが、ソロキャンプで使用するには充分な光量がある。電源は充電式。USB端子(Type-A)が収納されているので、それを使って充電する。USB端子は、ランタンとして使用するときには完全に見えないように収納することができる設計。

    光量は無段階に調整可能。上部のカラビナをもって本体上部をねじる(回転させる)ことで調光できる。フルパワーだと持続時間は3時間だが、LOWパワーで200時間の持続力がある。ソロキャンプで使う分には中程度の出力で充分。1泊のキャンプには余裕の持続時間で、出力と持続力の感覚をつかめば2泊以上のキャンプでも活躍してくれる。

    私のソロキャンプ中の光源としては、「このビーコンライトでサイト全体をぼんやり照らしつつ、細かい作業をするときはヘッドライトを使用する」という体制をとっている。

    サイトを明るく照らしてくれる。

    ▼参考記事
    洗練されたデザインとコンパクトさが魅力!ベアボーンズ「ビーコンライト」をおすすめする理由


    LEDLENZER(レッドレンザー)
    ML4

    手のひらサイズコンパクトかつ光量はパワフルなLEDランタン。細部にこだわりが詰め込まれ、使いやすさが追究されている。防塵防水規格はIP66で、豪雨の中でも使用可能。USB充電式。

    ●サイズ:直径29×97mm
    ●重量: 約71g(電池含)
    ●光束:ブースト/300lm、パワー/150lm、ミドル/50lm、ロー/5lm
    ●充電時間:2.5時間

     

    教えてくれたのは…
    アウトドアライター
    のまどう さん

    行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。

     

    小型なのにパワフルな光量

    手のひらに収まるコンパクトサイズ。

    直径29mm×高さ97mm(フック部分を含む)の手のひらサイズ。非常にコンパクトで、普段使いの鞄の中に入れておいてもかさばらず、持ち運びが苦にならない。

    小型なのにも関わらず、光量はパワフル。ローモードで5ルーメン、ミドルモードで50ルーメン、パワーモードで150ルーメンの光量がある。筆者の個人的な感覚だが、150ルーメンはテントの中やテーブルの上を照らすのに眩しすぎない、ちょうどいい明るさだ。

    ちなみにブーストモードの光量は、300ルーメン。10秒間の点灯のみで他のモードのように常時点灯はできないが、一時的に周囲がパッと明るくなる。テントの中で物を探す際などに便利な機能だ。

    ボタンが押しやすい

    「ML4」のスイッチは軽くて押しやすい。

    「ML4」のスイッチは、ランタン上部にある。スイッチは、人差し指の腹部分がフィットするサイズ感。軽く押すだけでスイッチが入るため、ストレスなくON/OFFができる。

    上部にカラビナがついている

    単体でいろいろな場所に引っかけられるので便利。

    「ML4」の上部には、カラビナつきのフックがある。カラビナを別に用意する必要がなく、「ML4」単体でテントの内側やガイロープ、バックパックの外側などに引っ掛けて使用できる。

    充電がマグネット式でラク

    「ML4」と付属品。

    「ML4」にはマグネット式のUSBケーブルと、専用のリチウム電池が付属している。本体の中にリチウム電池をセットし、USBケーブルをPCやポータブルバッテリーに接続すれば充電ができる。

    本体にケーブルのマグネット部分を近づけるだけで、自然にピタッと接続。

    特に優れているのが、本体とUSBケーブルの接続部分。マグネット式になっているため、片手で簡単に接続できる。暗い場所でも充電がスムーズに行えるので、とても扱いやすい。

    点滅モードや赤色モードに切り替え可能

    赤色モード。

    「ML4」には通常モードに加えて、点滅モードや赤色モード、赤色点滅モードがある。

    筆者はキャンプだけでなく、近所を散歩する際に点滅モードを使用している。私がよく歩く散歩コースは、街灯の少ない田舎道。「ML4」をサコッシュに引っ掛けておけば、ドライバーからの視認性が良くなり、安心して歩ける。

    赤色モードは、その名の通り「ML4」の明かり自体が赤色になるモードのことで、まぶしくないよう周囲に配慮したい場合などに重宝する。さらに、赤色点滅モードにも切り替え可能。周りに注意喚起するのにぴったりの機能なので、緊急時に活用できるだろう。

    暗闇でも見つけやすい蓄光機能

    消してからもしばらくは蓄光部分が光る!

    「ML4」 の本体下部には蓄光塗料が塗られており、電源をOFFにしてからも、しばらくの間は緑色に発光する。

    暗闇でもどこに置いたかがわかるため、非常に便利。テントの中では突然真っ暗になってしまうと何もできないため、このランタンをしまったり、どこかに置いたりする際、この蓄光機能は非常に役立つ。

    市販の乾電池が使用できる

    左から「ML4」付属のリチウムイオン電池、市販の単三乾電池。

    「ML4」は付属のリチウムイオン電池以外に、市販の単三乾電池が使用できる。これも使い勝手が良いポイント。ちなみに「ML4」にリチウムイオン電池を入れてフルに充電した場合の連続点灯可能時間は、ロー45時間、ミドル8時間、パワーで2時間30分。

    充電が切れてしまっても、リチウムイオン電池を単3電池に入れ替えるだけで、再び使用可能。充電する時間を待たず、すぐに使用できるのは、アウトドアではありがたい機能だ。

    防塵・防水性能が高い

    「ML4」は、豪雨の中でも使用ができるランタン。筆者は雨の日、テントの軒先にぶら下げて使用したことがあるが、全く不具合が見られなかった。

    防塵防水規格はIP66。強風による砂やほこりなどの異物侵入を防ぎ、ノズルから噴き出た強烈な水でも内部に通さないほどの防塵・防水性がある。

    最大7年の保証がついてくる

    「ML4」には、2年間の製品保証がついている。保証期間内で「大きな破損や水没等がない、通常使用の範囲内での故障」ならば、無償で修理が受けられる。ただし、保証を利用する際には、購入証明書(販売店のレシート等)が必要。

    さらに購入した商品をオンライン登録すれば保証期間が5年間延長され、7年間の製品保証を受けられる。

    「ML4」 の使い方


    ブーストモードで点灯した様子。辺りを明るく照らす。

    「ML4」は消灯の状態から、ボタン1回押しでローモード、2回でミドルモード、3回でパワーモード、4回で点滅モードに切り替わる。どのモードからでも、ボタンを2回素早く押すとブーストモードに切り替わり、最大光量になる。

    さらに、ボタンを3秒長押しすると赤色モードに。赤色モードになった後は、ボタンを押すごとに、赤色ミドルモード、赤色パワーモード、赤色点滅モードに切り替わる。赤色モードの状態で、再度ボタンを3秒長押しすれば、通常モードに戻る。

    ボタンが一つしかないため、操作が非常にシンプルで扱いやすいランタンだ。

    ▼参考記事
    レッドレンザーのLEDランタン「ML4」は使い方が超簡単!5つの魅力を徹底レビュー


    Lighting Ever
    キャンプランタン

    非常に明るく、コストパフォーマンスも◎。3段階調光が可能。ボタンを長押しすることで好みの明るさに調整することもできる。防水性能もうれしいポイント。

    ●サイズ:9.5cm×8.8cm×18.4cm
    ●重さ:400g
    ●単一電池:3本使用
    ●防水性能:IPX4

     

    教えてくれたのは…
    アウトドアライター
    瀬川あずま さん

    キャンプが趣味のアウトドアライター。時間や場所に縛られずに働くことを目標にライターを始め、現在はアウトドアや健康系の記事を主に執筆。休日は趣味に奔走しているため、外にいる時間が長い。

     

    LEDメーカーが本気で作った、アウトドア用のランタン


    LE(Lighting Ever)というメーカーには馴染みが無い方も多いかもしれない。LEはアメリカに本社を置く会社で、LEDライトなどを中心に、幅広い分野の製品を販売している。アウトドア用ランタンも多く販売しており、ベテランキャンパーの中では名の通ったブランドだ。

    「餅は餅屋」という言葉通り、LEDを専門としている企業が作るLEDランタンは、非常に優れたギアだ。

    規格外の明るさ

    LEランタンの明るさは最大1000ルーメンと公表されているが、他の1000ルーメンのランタンと比べると非常に明るく感じる。LEランタンの公式の商品紹介には“超高輝度”と書いてあり、「まさに!」と思わせる圧倒的な明るさだ。

    他の1000ルーメンランタンと比較。右がLEランタン。写真でさえ圧倒的に明るいのを感じられる。

    あまりに明るすぎると「眩しいのでは?」と思う方もいるかもしれないが、LEランタンは3段階に明るさを調節することができるため、心配はない。

    規格外のコスパの良さ

    次にこのランタンの強みとして挙げられるのが、コストパフォーマンスの良さ。最大1000ルーメンのランタンは、安くても3000円台のものしか筆者は見たことがなかった。そんな中、LEランタンの値段は2,500円程度。(執筆時点)

    最初は、その値段から利便性や明るさにはあまり期待していなかったが、使用してみるとLEランタンのパフォーマンスには驚かされた。明るさは既に述べた通りで、利便性も他の商品に全く引けを取らないクオリティ。コストパフォーマンスの高さこそ、LEランタンの最大の強みだろう。

    3段階の調光が可能

    まずアウトドア向きだと思う点は、3段階調光が可能であること。LEランタンは300・700・1000ルーメンの3段階に調節できる。なお、ボタンを長押しすることで好みの明るさにできる“無限調光”も可能で、3段階だけではなくベストな明るさを選択することもできる。

    300ルーメン。暖色(電球色)で、少し控えめな色合い。

    700ルーメン。300ルーメンと比べると、白色で少し明るく光っている。

    筆者は例えば、食事の時間はメインランタンとして1000ルーメンで。トイレに行く際の手持ち用に、控えめの700ルーメン。テント内では眩しすぎないように300ルーメン、のように使っている。ちょうど良い明るさがなければ、無限調光で調整することもできるため、キャンプ中の全てのシーンで使うことができるだろう。

    嬉しい防水性能

    LEランタンには、防水性能がある。実際に筆者は以下のようなシチュエーションでの使用経験があるが、故障や不具合などはなかった。

    ・1mm程度の雨が降っている中、5回ほど傘を差さずトイレの往復に持っていった
    ・結露がひどく、ランタンにも水滴がかなりついた

    基本的にタープの下で使用しているため、継続的に雨が当たる中で使用したという経験は筆者はないが、上記のような場面での使用はよくある。防水性能は、キャンパーにとっては嬉しいポイントだ。

    底面のフックが便利

    このフックがあることでテントの天井に引っ掛けることができる。

    意外と便利な点が、LEランタンの底についているフック。筆者は基本的にテント内部でランタンを使用する場合は、光を下に向けたいため、逆さにランタンを使用する。他にも、手元を照らしたい時は、ランタンスタンドに逆さに吊るして使用することもある。

    蓋を外して下に向けることで、光がより効率よく届く。

    このように、逆さにランタンを使いたい場面は多くあるだろう。そんな時、フックがないとどこかへ吊り下げて使用することはできない。LEランタンにはフックがあるため、より多くの場面で使用することができるのだ。

    多くのランタンを使用してきたが、ここまでコストパフォーマンスが良いものは見たことがない。LEランタンで、今まで以上に“明るく”キャンプを楽しんでほしい。

    ▼参考記事
    LEDメーカーが本気で作ったランタン。LEランタンの“規格外”の強みとは


    ホノベ電機
    炎音

    炎を見ているかのような安らぎを与えてくれる、Bluetoothスピーカーを備えたLEDランタン。点灯方式は3パターン。IPX5相当の防滴性能があり、自宅のお風呂などでも使えるスピーカーとして幅広い使い方が可能。2台あればステレオスピーカーとしても使える。

    ●サイズ:H165mm×W99mm×D99mm
    ●本体重量:386g
    ●連続使用時間:炎ライトのみ/約20時間、スピーカーのみ/約7時間(音量60%時)、炎ライト+スピーカー/約5時間(音量60%時)
    ●充電時間:約2~3時間
    ●バッテリー容量:7.4V 2000mAh
    ●防水性能:IPX5(防噴流形)

     

    教えてくれたのは…
    アウトドアライター
    奥田ゆうじ さん

    滋賀県在住のアウトドアライター。少しでも多くキャンプに関わりたいと思い、ライターを始めました。今までギアに使った金額は200万円以上。今は「良いものを長く使う」をモットーにギア選びをしています。

     

    「炎音」はBluetoothスピーカーを兼ね備えたLEDランタン

    LEDで炎の雰囲気を味わえる。

    「炎音」は、株式会社ホノベ電機がリリースしているBluetoothスピーカーを備えたLEDランタン。ホノベ電機は、大手家電量販店やホームセンターに電化製品を卸している、電化製品のノウハウを豊富に持っている日本企業だ。

    個人的には、「炎音」品質は“全体的に良い”と感じている。特にスピーカーは「このサイズでこんなに良い音が出るのか」とびっくりしたほどだ。私はキャンプだけでなく、自宅でパソコン用のスピーカーとしても使っている。

    設置方法

    LEDランタンとして使用する時は、設置の仕方が3パターンある。

    付属のアダプタを使えば設置の仕方が変えられる。

    設置の方法は以下の通り。

    • そのまま置く
    • 地面に刺す
    • 引っ掛ける

    それぞれアダプタが付属しており、付け替えるだけでいろんな場所に設置できる。とくに地面に刺して使えるランタンは多くないため、ありがたい工夫だ。大きい石があるところや、夜に視界が悪くなると危険な場所に設置しておくのもいいだろう。

    点灯方式

    「炎音」の灯りからは、炎のような安らぎを感じることができる。点灯方式は以下の3パターン。

    • 下向きの炎
    • 上向きの炎
    • 全点灯

    下向きの点灯。

    下向きの点灯では、ロゴの向きに合わせて下から上へ、炎が揺れているような点灯が楽しめる。テーブルの上や、地面に刺して使う時はこの点灯方式が癒される。

    上向きの点灯。

    逆に上から下へも点灯できる。この点灯方式は、ランタンフックなどに引っ掛けて「炎音」を使う時におすすめだ。

    全点灯している状態。

    明るさが少し足りないな、と感じる際には全点灯がおすすめ。ただし、全点灯でもメインランタンとして使えるほどの明るさはないため、どちらにしてもテーブルなどに置くサブランタンとして使うのがいいだろう。

    音質にこだわる人にも◎なBluetoothスピーカー機能

    デスクワークのお供にも!

    「炎音」のスピーカーは高音質。私は「LEDランタンのスピーカーは音質がよくないであろう」という先入観を持っていたが、見事に裏切られた。私が使ってみた限りでは、低音をしっかり聞き取ることができ、音が割れたりノイズが入ったりということもない。「音質にもこだわりたい」という方におすすめだ。

    お風呂でも活躍。

    キャンプでは炎を見ているかのような安らぎを与えてくれるLEDランタン。一方、自宅ではIPX5相当の防滴性能があり、お風呂でも使えるスピーカーとして、幅広い使い方ができる。

    音楽が好きなキャンパーや、「キャンプでも自宅でも使えるランタンがほしい!」という方は、ぜひ一度チェックしてみてほしい。

    ▼参考記事
    「炎音」で癒される人続出!“音楽が聴けるLEDランタン”を愛用者がレビュー


    BRUNO(ブルーノ)
    LEDランタン

    大人の遊び心を満たすライフスタイルブランド、BRUNOによる無段階調光式のLEDランタン。15灯もの明るいLEDを搭載。オイルランタンそっくりの見た目で、超軽量かつ手頃なサイズ感。乾電池式で停電時も安心だ。全5色。(写真はアイボリー)

     

    教えてくれたのは…
    フリーライター
    ちゆゆ さん

    パソコン一辺倒20年、肩こりや体のダルさの原因がどうやら自然とのふれあい不足にあるらしいと気づき、バイク&アウトドアを謳歌するようになったイイオトナ年齢の女性(兵庫県民)。いつもの暮らしにアウトドア要素をほんのちょっと取り入れたら、目に見えて人生に彩りがふえました。

     

    魅惑のBRUNOブリキランタン

    筆者私物。限定カラーのライトブルー。

    無段階調光式で、眠りを誘うBRUNOブリキランタン。色といい素材といい、強い存在感をはなち、所有感を満たしてくれる。

    ブリキとは、鉄表面にスズをメッキした金属のこと。メタリックな質感が特徴で、おもちゃやバケツなどの素材として、昔から愛され続けている素材だ。その他のおすすめポイントは、以下の通り。

    • 15灯もの明るいLED
    • 手頃なサイズ感
    • 超軽量
    • 乾電池式で停電時も安心

    軽量でコンパクト形状ながら、明るさはメインランタンに昇格させたいほどのパワー。今回写真で使用している商品は、2021年購入の筆者私物となる。

    軽く回しやすいつまみ

    ON/OFFも調光も、このつまみひとつ。

    つまみを回すだけで、好みの明るさに設定できるランタン。暗闇でも手探りで見つけられる凸状だ。

    「中」くらいの強さの灯り。

    つまみを「強」に回せば、15灯ものLEDが輝き、想像以上の強力な光を放つ。いっぽう「弱」は、豆電球レベルの明度。就寝時の灯りとしてもほどよい薄暗さだ。

    オイルランタンそっくりの見た目

    オイルランタンのレバーを模した装飾。

    オイルランタンにしか見えないこのLEDランタン、外観はすべて装飾。なのに、そう思わせないリアリティーがある。眺めてよし、使ってよしの優れたデザインは、大人のアウトドアの楽しさを増幅してくれるだろう。


    小さな子どもが触れても安心で、お手入れ簡単なLEDランタン。ランタン選びでは、機能の良さも重要だが、眺めた時の癒され具合も大切だ。とくに緊急時にも使えそうなサブランタンは、眺めてホッとできるものを選ぶといい。

    ▼参考記事
    寝付きの悪い人は無段階調光ランタンを!BRUNO「ブリキランタン」おすすめですよ


    5050WORKSHOP
    HiLUMEN mini

    明かりを灯すだけでなく充電器にもなり、1台で2役をこなすLEDランタン。手のひらに乗るほどのコンパクトサイズながら、光量1000ルーメンで非常に明るい実力派。

    ●サイズ:100×100×29.4mm
    ●重量:215g
    ●内蔵バッテリー:3.7V 5000mAh リチウムイオン
    ●入出力:電圧/電流 DC 5V/2A

     

    教えてくれたのは…
    フリーライター
    おおしまはな さん

    愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派でしたが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めました。最初は組み立て方もわからないギアが多かったのですが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきます。

     

    HiLUMENMiNiの使い方

    HiLUMENMiNiの背面。

    電源のON/OFFは、背面の真ん中のボタンを長押しする。右の+/-ボタンで、明るさを調節。左のボタンでライトの色を変更する。操作は単純なので、ランタンを使い慣れていない人でも簡単だ。

    明るさは最大1000ルーメン

    HiLUMENMiNiの明るさは1000ルーメンで、夜のキャンプにも活躍してくれる。3段階で明るさが変えられるため、使いたいシーンに合わせて調節が可能だ。

    真っ暗なクローゼットをそれぞれの明るさで照らしてみた。

    一番明るい光。

    一番明るい光は広範囲に光が届く。全体の様子がはっきりと見える。日中にあやまってライトを目の方に向けてしまったときは、まぶしすぎて目を開けていられなかった。一番強い明るさで使う際は、広範囲を照らす目的で使った方がいいだろう。

    二番目に明るい光。

    二番目に明るい光も多少暗くなったが、全体の様子がよくわかる。こちらも直視しないよう気をつけよう。

    一番弱い光。

    一番弱い光は穏やかな光になり、照らした部分以外はうっすらと明るい程度。キャンプでは子どもを寝かしつける時にちょうどいい明るさだ。このように使い方によって明るさを変えられるため、さまざまなシーンで使える。

    モバイルバッテリーとして使える

    HiLUMENMiNiはLEDライトだが、5000mAhのバッテリーが内蔵されており、モバイルバッテリーとしても使用可能。

    本体上部。

    フタを開けると、充電口がこんにちは。

    本体上部のフタを開けると充電口が現れ、そこにケーブルを差し込む。種類にもよるが、スマートフォン1~2回程度なら充電できる。キャンプ先で「スマートフォンの充電が切れてしまった!」という時にも、HiLUMENMiNiがあれば安心だ。

    マグネットつき

    車にもガッチリと固定できた。

    本体にマグネットが内蔵されており、金属部分にピッタリくっつく。車はもちろん、ランタンポールにも固定可能だ。

    あまり使わない機能と思っていたが、これが意外に便利。このように車のボディーにもしっかりとくっつくため、風の強い日でもランタンが揺れたり倒れたりすることなく使える。

    ライトの色温度が変えられる

    HiLUMENMiNiの色温度は、3段階で変えられる。

    Daylight

    Daylightは蛍光灯のような青白い光。

    Warm

    Warmは黄味を帯びたようなあたたかい色。

    Warm White

    Warm WhiteはDaylightとWarmを足したような白い光。

    Daylightが一番明るく、夜に料理や作業する場合にピッタリ。テントで眠る時はWarmにして、一番弱い光量で使った。高いところにライトを設置すると、テント内が温かみのあるほんのりとした明るさになる。

    ライトの種類は、実はもう1つある。

    SOSモードは点滅。

    赤色が点滅し、SOSモードとしても使える。こちらは普段使うことはないが、緊急時に使えるものとして知っておくといいだろう。

    「HiLUMENMiNi」は、手のひらに乗るほどのコンパクトサイズだが、非常に明るいLEDランタン。ガスやガソリンの優しい炎も魅力だが、LEDランタンにもまた違ったよさがある。子どもが小さいうちは、やはりLEDランタンがあると安心だ。明るいLEDランタンを探している人は、HiLUMENMiNiをチェックしてみよう。

    ▼参考記事
    LEDランタン「HiLUMENMiNi」は明るいだけじゃない!ポータブル充電器としても使えておすすめ!

    こちらも必見!人気のLEDランタン6選

    DOD(ディーオーディー)
    LEDソーラーポップアップ ランタン

    手のひらサイズに収納できる、コンパクトなポップアップ型ソーラーランタン。白色・暖色のほか、常夜灯、ゆらぎモードが搭載され、シーンによって灯りを選ぶことができる。あらかじめニッケル水素乾電池を使用していれば、USB充電または本体に内蔵されたソーラーセルで太陽光充電が可能。天候や使用状況に柔軟に対応でき、電池切れの心配をしなくてもいい。

    ●サイズ:直径85×高さ110(収納時60)mm
    ●重量:約161g(電池別)
    ●明るさ:最大200ルーメン
    ●電源:単3アルカリ乾電池×3本

     


    シェードは折りたたみ式でコンパクトに持ち運びできる。


    生活防水仕様(IPX2同等)で「うっかり雨に濡らしてしまった」などに耐えられる。


    ホヤを収納した状態で電灯を灯せば、コンパクトな懐中電灯として使用できる。

    ▼関連記事
    DOD (ディーオーディー) / LEDソーラーポップアップ ランタン


    Coleman (コールマン)
    バッテリーガードLEDランタン/1000

    使っていないときの、電池の過放電を防ぐバッテリーガード機能を搭載。電池を入れたままの保管でも、電池の寿命が長持ちするため、いざというときに役に立つ。使用電源は、単1アルカリ乾電池4本。キャンプだけでなく停電や災害時などにも頼りになるランタンだ。

    ●サイズ:約直径110×高さ215mm
    ●重量:約570g
    ●明るさ:1000ルーメン、250ルーメン、75ルーメン
    ●電源:単1アルカリ乾電池×4本

     

    最大光量は1000ルーメンと、キャンプの夜に十分な明るさ。

    本体上部のダイヤルで、Low、Medium、Highの3段階と、Flashingという点滅パターンを選択でき、シーンに適した明るさに変更できる。操作も簡単なので、初心者や子どもでも安心。サイト全体の照明からテーブルトップ用まで幅広く使いこなせる。


    IPX4の防水機能搭載で、急な雨にも対応する。

    ▼参考記事
    Coleman (コールマン) / バッテリーガードLEDランタン/1000


    ONE SECOND(ワンセカンド)
    SPYROLL(スパイロー)

    照明器具の老舗「キシマ」のアウトドアラインによるLEDミニランタン。明かりの雰囲気を極限まで炎に近づけているのが特徴。フラッシュライト(ハンディライト)としても使用可能。

     

    らせん状の光が揺れる

    LEDの色温度は炎と同じ1900Kに設定し、なおかつLEDをらせん状に配置して、炎の形を再現している。しかも「ブレスモード」によって明かりをランダムに強くしたり弱くしたりできるので、まるで炎がゆらいでいるように見える。

    カラビナで吊るして使用。

    フラッシュライトとの2way

    ランタン以外にもフラッシュライト(ハンディライト)として使えることと、カラビナと三脚が付属していることは、他のミニランタンと同じ。

    ハンディライトとしても使える。

    三脚を装着。

    ランタンモードの明かりの強さは3段階。最長連続点灯時間はLowモードで10時間。最大光束は55lm(Highモード)。

    誤作動を防ぐ回転式スイッチ

    他と違う点は、表面にスイッチボタンがついておらず、操作は上部を回して行なう。

    これが無駄のないスタイリッシュなフォルムにつながっている(他のミニランタンにくらべて本体に対してランタン部分が大きいことに気づくだろう)。この回転式スイッチは、バッグのなかで誤作動によって点灯し、充電を使いきってしまうのを防ぐことにもつながる。


    充電用のポートはキャップで閉じられるので、防水防塵性が高い。2~4時間で満充電される。中央のネジ穴は三脚用。

    ▼参考記事
    炎の色とゆらぎを再現!老舗照明メーカーが作った「ミニランタン」がユニークだった


    ONE SECOND(ワンセカンド)
    グローデイズ ランタン

    ガソリンランタンと同じ材質で作られた、重厚感のあるLEDランタン。ホヤのガラスは気泡入りでまぶしさが軽減される。大きなシェードが雨からライトを守る。防水等級はIPX4。連続点灯時間が長いのも特徴で、最小出力(7ルーメン)なら260時間連続で点灯可能。

     

    鉄のシェードとガラスのホヤ、電球のフィラメント

    ONE SECOND(ワンセカンド)は、昭和7年創業の照明器具メーカー、キシマのアウトドアラインであり、専門メーカーならではの完成度の高い商品となっている。

    このLEDランタンは、形がガソリンランタンと同じだけでなく、材質も同じ。シェードと燃料タンク(5200mAhの充電池が入っている)部分が鉄、ホヤがガラスなので、ガソリンランタンと同様の重厚感がある。LEDの部分は、昔の電球のフィラメントを模していて、レトロを徹底している。

    2色あるうちの「アッシュグレー」。

    炎のような温かい光と無段階調光

    ライトとしての性能のほうに目を向けると、光の色は、電球色と同じ2700Kの色温度に設定され、炎に近い温かみのある光を放つ。光の強さは、ツマミをまわすことで無段階で調節できる。

    最長260時間連続点灯

    5200mAhという容量の大きいリチウム電池を内蔵しているため、連続点灯時間が長いのも特徴だ。最大出力(55ルーメン)だと10時間、最小出力(7ルーメン)だと260時間連続で点灯させることができる。この点が小型のLEDランタンとの大きな違いだろう。フル充電には約6時間かかるが、逆にいえば一回充電しておけば、長く使えて安心だ。


    燃料注入口に見えるが、ここが充電のためのケーブルポート。


    蓋はマグネットでくっつけることができるので、紛失の心配なし。


    大きなハンドルがついているので運びやすい。熱くなくて安全なのもLEDランタンのよさだ。

    ▼参考記事
    カタチも灯りもアナログ感高し! お手軽で雰囲気のあるONE SECONDのLEDランタンがおすすめ


    STREAMLIGHT(ストリームライト)
    スィージ・ランタン

    コンパクトながらハイパワー&タフなランタン型のLEDライト。5段階の出力モードで、白色LEDが3段階、赤色LED2段階のほか、モールス信号のSOS発信モードを搭載。耐久性に優れ、高照度で30時間、低照度なら12日間照らすことができる。IPX7(約1mの深さに一時的に30分間沈めても動作に影響がでない)の防水性能を備えている。水に浮く設計になっているため、川や池で落としてしまってもすぐに拾うことができるのも安心。

    ●サイズ:直径95×高さ185mm
    ●重量:878g(電池込み)
    ●明るさ:最大540ルーメン、最小10ルーメン(グローブを外した状態)
    ●点灯時間:(最初の明るさの10%の明るさになるまでの時間)Hi/30時間、MED/70時間 Low/295時間、赤色/235時間、赤色SOS/430時間
    ●電源:単1アルカリ乾電池×3本
    ●防水等級:IPX7

     


    グローブを取り外して光源を下向きに点灯させれば、影を作らず広範囲を照射できる。


    ハンドルとDリングを使い、どこにでも吊るしたり掛けることができる。


    モールス信号のSOSを12日間発信。防災アイテムとしても。

    ▼関連記事
    STREAMLIGHT (ストリームライト) / シージLEDランタン


    CB JAPAN
    Noll LED ランタン

    クラシカルなデザインとグレージュカラーが特徴。防水・防塵仕様で、アウトドアから災害時まで幅広いシーンで重宝するアイテムだ。コンパクトで持ち運びしやすい「QUEEN」、ちょうど良いサイズ感や光量で場所を選ばず使える「JUCK」、大容量でしっかりとした明るさを得られる「KING」の3種類がラインナップ。(公式サイトのリンク先は「JUCK」)

     

    モバイルバッテリーとしても使用可能

    コンパクトで持ち運びしやすい「QUEEN」、ちょうど良いサイズ感や光量で場所を選ばず使える「JUCK」、大容量でしっかりとした明るさを得られる「KING」の3種類は、いずれも防水・防塵仕様の規格IP44を満たしており、雨の日の屋外でも安心して使用できる。また、USB(TYPE-A)の出力口を装備し、スマートフォンなどの充電も可能。いざというときには、モバイルバッテリーとしても重宝する。


    「QUEEN」「JUCK」「KING」それぞれでハンドルも工夫されている。

    USBケーブルでスマホの充電も可能(写真は「KING」)。

    「QUEEN」「JUCK」「KING」の3種類とも、明るさを無段階で調節可能。光の色も使用するシチュエーションなどに合わせ、電球色、白色、電球&白色を選択することもできる(「KING」のみ電球色と温白色の2種)。

    シーンに合わせ、調光や調色が可能(写真は「QUEEN」)。

    ▼参考記事
    防水・防塵仕様の「Noll LED ランタン」はグレージュカラーでクラシカルなスタイル!

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