(写真:photoAC)
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LEDランタン選びのポイント
便利なLEDランタンだが、自分が上手に使いこなすには商品選びが大切。LEDランタンを選ぶときのポイントを3つ解説しよう。
LEDランタン選び3つのポイント
明るさ
ランタンを選ぶ上で、明るさは欠かせない要素だ。
LEDランタンの明るさは『lm(ルーメン)』で表し、数値が高いほど明るいことを意味する。用途によって求める明るさは異なるので、一概に明るければよいということではない。
例えば、大人数のキャンプでサイト全体を照らしたいときには、1,000lm以上が目安。
一方で、ソロキャンプでテーブルや手元を照らせればよいという場合には、150〜300lmあたりがちょうどよいだろう。
また、雰囲気に合った光色を選ぶのもポイント。
LEDランタンの光色は『暖色』『白色』が一般的。『暖色』は落ち着いた雰囲気を出したいときに、『白色』はものをはっきりと照らせるので作業をするときに向いている。
機能性をチェック
LEDランタンの中には、電力を使うタイプならではの機能性を備えたものも存在する。LEDランタンを購入するなら『防水機能』や『明るさ調節』『モバイルバッテリー機能』があるものを選ぶと便利だ。
防じんや防水機能を表すにはIPコードと呼ばれ、『IP〇〇』と2桁の数字を使う。
前の数字が防じん、後ろの数字が防水機能を指します。防じんは5以上、防水は4以上のモデルを選ぶのがおすすめ。
LEDランタンの多くは、明るさの調節機能を搭載している。この機能があれば、1台で複数の用途に使えるので便利だ。
中にはキャンドルの揺らめきを表現できるものもあり、雰囲気を出したいときにおすすめ。
電池式?充電式?
LEDランタンの給電方式は、『電池式』か『充電式』の2種類。
『電池式』はLEDランタンの中で主流の方式で、電池が切れたら取り替えるだけで、手軽に使える。充電を備えたタイプもある。
『充電式』の中には、コンセントで充電する一般的なタイプから、手回しで発電するものやソーラーパネルを搭載したものまである。手回しと太陽光で充電するタイプは、電源がない場所でも充電できるため、災害時にも活躍するだろう。
▼参考記事
演出力が高いLEDランタンが急増中!2025年最新LEDランタン6選
夜のフィールドに欠かせないランタン。BE-PAL編集部が2025年最新のLEDランタンをチェック&おすすめを紹介。
(BE-PAL 2025年6月号より)

編集 藤谷










