
革とゴムの特性を活かした構造や、長年愛される理由、初心者でも簡単にできるお手入れ手順までを紹介します。
ビーンブーツのご購入をお考えの方はぜひご一読ください!
エルエルビーンのブーツ「ビーン・ブーツ」が凄い!
「ビーン・ブーツ」は、アメリカの老舗ブランド「エルエルビーン」が誇る伝統的なアウトドアブーツ。雪道やぬかるみでも滑りにくく、雨の日の街歩きにも活躍する万能性が魅力です。
機能的ながら、クラシックで普段着にもマッチするデザインで、アウトドアファンのみならず、ファッション感度の高い層からも長年愛され続けています。
エルエルビーンの「ビーン・ブーツ」が選ばれている理由
エルエルビーンの歴史を物語る名品
「ビーン・ブーツ」は、1912年に「エルエルビーン」が誕生したきっかけとなった記念すべき一足。当時、ハンティング中の足の冷えと濡れを解決するために生まれました。

ラバーとレザーを組み合わせた構造により、水の侵入を防ぎつつ、柔軟で蒸れにくい履き心地を実現しています。ゴアテックスのような防水透湿素材がまだ存在しなかった当時、このような素材の組み合わせは革新的でした。
以後100年以上にわたり、基本的な形をほとんど変えずに生産が続けられています。アメリカ・メイン州での一貫した自社製造にこだわっており、ひとつのブーツが完成するまでの工程はなんと500ほど!
アメリカンブーツの名品として世界中で支持され続けている一足です。
ゴム製のボトムでアウトドアでも安心
アウトソール部分には、防水性と耐久性に優れた高品質なゴム素材を使用しています。ぬかるみや雨天時でも靴内部への水の侵入を防ぎます。

靴底には、チェーンパターンの溝が刻まれており滑りにくいため、キャンプや山歩き、街中の雨の日までシーンを問わず活躍してくれます。
高品質なフルグレイン・レザーを使用

アッパー部分には、雨や雪を弾く、プレミアムなフルグレインレザーを採用。使い込むほどにツヤが増し、経年変化を楽しめるのも魅力。
天然素材ならではの通気性としなやかさが足に優しく、長時間の着用でも快適さが持続します。
ソールの張替え可能で長く使える
「ビーン・ブーツ」はソールの張替えが可能です。アッパーのレザー部分の手入れさえ怠らなければ、何十年と履き続けることができます。
交換の場合は、エルエルビーンの店舗に商品を持ち込む必要があります。作業はアメリカ本社で行われるため、交換には一定の時間がかかる点にご注意ください。
エルエルビーンの「ビーン・ブーツ」の選び方
インチで選ぶ

「ビーン・ブーツ」は、6インチ、8インチ、10インチなど、アッパーのレザー部分の丈が違うものが展開されています。
軽く着脱しやすいため、街履き中心なら6インチがおすすめです。しっかりとしたホールド感が欲しいならば8インチ以上のものがよいでしょう。
100年以上愛されている定番のモデルは「メンズ ビーン・ブーツ、8インチ」。デザインと機能のバランスがよく、街履きとしてもアウトドアユースとしても重宝するアイコンモデルです。
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素材で選ぶ
ビーンブーツは、フルグレインレザーとゴムのスタンダードな組み合わせに加えて、レザーの種類が異なるモデル、内側に保温素材を加えたインサレーティッドモデルなどがあります。
冬に着用するならば、「メンズ ビーン・ブーツ、10インチ シアリングラインド インサレーテッド タンブル・レザー」が快適です。
柔らかいタンブルレザーをアッパーに使用しており、履き始めから快適な履き心地。内側には本物の羊毛のボアが配してあり防寒性が抜群な一足です。
メンズ ビーン・ブーツ、8インチ フリースラインド インサレーテッド 通販|L.L.Bean公式オンラインストア
ガム・シューズもおすすめ!
ローカットタイプの「ガム・シューズ」は、モカシンタイプで脱ぎ履きしやすく、雨の日の街歩きに最適。ビーン・ブーツと同じ防水性とグリップ力を備えつつ、スニーカー感覚で気軽に履ける一足です。
ファッション性も高く、どのようなスタイルの服にも合わせやすいため、「メンズ ビーン・ブーツ、ガムシューズ」は幅広い層に人気です。
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エルエルビーンの「ビーン・ブーツ」のお手入れ方法
レザー部分の汚れを落とす

まずは靴ひもを外し、ベロの奥まで丁寧に汚れを落としましょう。ベロ部分はホコリや泥が溜まりやすく、革も傷みやすい箇所です。
水で濡らして固く絞った布で、全体をやさしく拭き取りましょう。拭いたあとは自然乾燥でOK。数時間から半日ほど置き、しっかり水分を飛ばせば、次の工程で塗り込むクリームが浸透しやすくなります。
革の保湿と着色を行う
乾燥後は無色のクリームを使って全体を保湿します。おすすめはコロニル社の「1909」など浸透力の高い製品です。
全体には、無色のクリームで保湿し、色抜けが目立つ部分にだけブーツの色に合った茶色などのクリームをポイント使いするのがコツです。色つきクリームを全体に塗ってしまうと、色ムラができてしまうことがあるためです。
色つきクリームは、ベロやよく曲がる部分など、ほかの部分よりも色が剥がれて、カサついた箇所には少し多めに塗ってOK。無色のクリームだけで元の色に戻ることもあるため、まずは無色から始めるのが安心です。
クリームを浸透させ磨いて仕上げる
クリームを塗ったら、10分~30分ほど置いてよく浸透させます。革がしっかりと保湿されたら、ブラシで全体をブラッシングして余分なクリームを取り除きつつ、ツヤを出しましょう。
最後に、柔らかい布で軽く磨いて仕上げです。磨きすぎないくらいが、ワイルドなビーン・ブーツらしい、ほどよい風合いに仕上がります。
憧れの名品エルエルビーンのブーツ「ビーン・ブーツ」を手に入れよう!
エルエルビーンの「ビーン・ブーツ」は、防水性、耐久性、快適性を兼ね備え、アウトドアでも街でも頼れる存在です。履くほどに自分だけの味が出てくる“育てるブーツ”。長い間愛される本物の一足を、この機会にぜひ手に入れてみてください。