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    2017.05.12 L.L.Bean大森弘恵

    「走るビーン・ブーツ」は世界に3台だけ

     4月26日、ビーン・ブーツをかたどったプロモーションカー「ブーツモービル」がL.L.Bean吉祥寺店からデビューし、ゴールデンウィーク連休中に渋谷、新宿、銀座など首都圏を駆け巡ったほか、L.L.Bean各店舗でお披露目イベントを行なった。

     ご本家のブーツモービルは、2012年、L.L.Bean創業100周年を記念して製作されたもので、アメリカ・メイン州にある本社からフリーポートのフラッグシップ店、そしてニューヨークへと出発。その様子はインターネットを通じて日本でも紹介され、大いに話題となった。現在も、メイン州を中心に2台のブーツモービルがピーアール活動を続けているという。

     今回、L.L.Bean吉祥寺店にやってきたのは、北海道の光源舎オートプロダクツが製作したもので、世界で3台目となるブーツモービル。日本の道交法に合わせて開発されたモノで、ベース車両は「トヨタ/ハイラックス」。全長約5m、全幅2m、全高3.4mに仕上がっている。

     全長20.6フィート=6.28m、全幅7.6フィート=2.32m、全高13フィート=3.96mのバイオディーゼルトラックを使用したアメリカのブーツモービルよりもややコンパクトだが、日本版ブーツモービルを見たアメリカ本社 チーフブランドオフィサー クリス・マクダナーさんは「想像以上にできがいい。このブーツモービルで、日本のみなさんを笑顔にしたいね」とご機嫌だ。とくに、アッパーのラバー部分の質感や、ブーツのかかと側の曲線などは日本生まれのブーツモービルのほうがより再現されていると絶賛する。

     車両を製作した光源舎オートプロダクツも「最初に話を聞いたときは、なぜここまでこだわる? と思ったけれど、話し合いを続けていくことで、ブーツそのものを再現しないと意味がないということがわかりました。お手本となる2台があるので、それより劣るモノは作りたくありません。日本のモノ作り、職人の意地で仕上げました」と胸を張る。

    日本支社長ラッコ・バコさん(右)とブーツモービルマネージャーのエディ・フラハティさん(左)。

    粘度の高い塗料を吹き付けることで、ラバーの細かな凹凸を表現。汚れが付着しやすく、また、塗料との兼ね合いで水洗いもできないため、水拭きをすることになるという。

    チェーン・パターンのソールは実物を見ながら掘り出していったという。ちなみにナンバーは創業年である「1912」を取得している。

     

    美しい曲線を描いたかかと。この表現力は大きな見どころだ。

    日本では「三つ打ち」と呼ばれる3本撚りのロープが主流だが、ビーンブーツの靴紐は2本を1組にして撚るクロスロープ。そこで、これを再現するために靴紐には船舶の係留用ロープを使用している。靴紐を通す穴は本物のブラス。

    ブーツモービルは貨物車。テールゲートを開くと大きな荷台があらわれる。天井を見ると、靴紐を実際に通していることがよくわかる。

    バックアイカメラ兼カーナビ、ドライブレコーダーを搭載しているものの、車内はいたってノーマル。

     

    Twitter、インスタグラムに投稿してビーンブーツを当てよう!

     気になるブーツモービルの出動は1カ月のうち7日程度で、走っている姿を見るのはかなりレア。写真に「#ブーツモービル」とハッシュタグをつけ、ツイッターやインスタグラムにアップすると、10名にビーン・ブーツ(8インチ)をプレゼントするキャンペーンを実施中というから、出会ったらすかさず撮影したい。

    今後は7月1日(土)、2日(日) 代々木公園 「earth garden“夏”」に出展予定。

    ほかにも、都内近郊の店舗で撮影会を実施。関西エリアでは、7月16〜17日に梅田店を予定している。

    ブーツモービルデビュー記念のトートも発売。


    L.L.Bean http://www.llbean.co.jp/shop/c/c1099/

     

    ◎構成=大森弘恵

     

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