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アウトドアライターが教える低山ハイク5つの魅力
近年、人気が高まり続けている低山ハイク。そもそも低山とは何なのか。そして、その魅力はどこにあるのか。アウトドアライター・のまどうさんに教えてもらった。

実は、高山と低山には、明確な定義はない。山の区分では500m以下の山が低山性山地とされている。しかし、これらの分類も研究者によって異なるのが現状。一般的には標高500m以下の山が低山と認識されている。
気楽に日帰りハイクができる

一般的な低山は、高山のように綿密な登山計画をしなくても、気楽に出かけることができる。日帰りの低山ハイクならば、本格的な登山用の装備がなくても大丈夫。普段から履きなれた靴と動きやすい服があれば、すぐに始められる。
子ども連れでも安心
道が整備されている低山ならば、子ども連れでも安心。中にはロープーウェイが通っている山も。
子どもは大人と違い、体力のペース配分ができずに、ばててしまうことがある。ロープーウェイがある山ならば、子どもが疲れてしまった場合、行きは徒歩で、帰りはロープーウェイという選択ができる。
また、子ども連れで低山ハイクへ出かける場合、あまり登頂は目的とせず、「子どもと一緒に自然を楽しむことができれば成功」ぐらいの、ゆったりとした気持ちで出かけることがおすすめ。
展望がいい山も多い
「標高が高いところに行かなければ、素晴らしい景色は目にできない」とお考えの方も多いと思うが、そんなことはない。標高500m以下の低山でも、頂上からの素晴らしい展望が望める山が多くある。
人が少ない
アルプス山系の有名な山と比べて、低山は登山客が少なく、登山道が人で混雑することはほとんどない。人が少ないぶん、歩くことに集中がしやすく、景色や木々、川の流れなどの自然をより深く堪能できる。
ただし、人が極端に少ない低山は、登山道の整備が不十分なことがある。荒れた登山道は、遭難の恐れがあるため、初心者にはおすすめできない。低山といえども、極端にマイナーな山へは、読図や応急処置の方法などの知識を得てから出かけよう。
低山ハイクは冬がハイシーズン!初心者も出かけることができる
登山のハイシーズンである夏が過ぎ、紅葉の秋が過ぎると、冬山登山のスタート。冬山登山は、冬山装備や、高い経験や技術が必要になるので、どちらかというと玄人むき。しかし、平地の環境に近い低山ハイクならば、冬がハイシーズンだ。
低山は標高が低いので、気温が極端に下がることがない。冬場の低山ハイクは、適度に身体が温まるため、快適に歩くことができる。逆に、夏場の低山ハイクは、平地と変わらずに気温が高く、体力の消耗が激しいため、個人的にはおすすめできない。
低山ハイクは、登山経験が浅い初心者でも気楽に楽しむことができる。わざわざ遠出をしなくても、身近な自然を満喫できるのが低山ハイクの魅力だ。いまから計画を練り、ぜひ挑戦してみよう。
北海道・東北地方で歩きたい低山5選
※コースタイムは参考値。
西別岳|北海道
標高799m
コースタイム 約2時間30分

標高は1000m以下だが、ほかの同級の山と比べても高山植物が多く、春から秋にかけてさまざまな花と出会える。「がまん坂」と呼ばれる急坂を登り切ると、お花畑が第1、2、3と続き、先に進むのが惜しいほど。
山頂からは摩周岳、摩周湖、雄阿寒岳、雌阿寒岳だけでなく、遠くは知床の山々まで見られる。国後島まで見えることも。360度の眺望を楽しめる贅沢な場所だ。

アポイ岳|北海道
標高810m
コースタイム 5時間

北海道の中でも高山植物が豊富な山として知られる。とくに固有の植物が多く、アポイアズマギクなど山の名前を冠したものも。馬の背と呼ばれる尾根に出ると、登山道沿いにたくさんの高山植物が咲く。

焼石岳|岩手県
標高1,548m
コースタイム 6時間

山頂周辺に焼けたような石が見られることから「焼石岳」と名付けられた。広大なお花畑もあり、雪が解け始めると、まずはハクサンイチゲやウサギギクが咲き始める。
山頂からの眺めも良く、岩手山、早池峰山、栗駒山、鳥海山、月山といった山々が。お花畑と合わせて楽しみたい。

森吉山|秋田県
標高1,454m
コースタイム 3時間25分

初夏から秋にかけて約300種の高山植物が咲く。お花畑は7月上旬ごろまでが最盛期。阿仁スキー場のゴンドラを使えば、山頂まで1時間30分で行ける。
藻岩山|北海道
標高531m
コースタイム 1時間30分

札幌市のほぼ中心に位置。山そのものが国の天然記念物に指定されている。山頂からは石狩平野を一望でき、その壮大さは圧巻。登山コースは5つあり、初心者には「慈啓会病院前コース」がおすすめ。ほぼすべてが整備された道で、不慣れな人も登りやすい。上りは自然を感じながら登山コースを歩いて山頂を目指し、下りはロープウェイとミニケーブルカーを使えば、短時間でも楽しめる(逆コースでも)。
中部地方で訪れたい低山5選
※コースタイムは参考値。
坂戸山|新潟県
標高634m
コースタイム 3時間20分

カタクリの群生地が山麓から山頂まで登山道脇で見られる。薬師尾根コースは展望が良く、初心者にも人気だ。

取立山|石川県、福井県
標高1,307m
コースタイム 2時間30分

登山道から歩いてすぐに大滝が登場。さらに進むと展望のよいスポットがあり、その先にミズバショウの群生地が。

光城山|長野県
標高911m
コースタイム 1時間30分

登山口から山頂までの登山道には1,500本のソメイヨシノが。山の斜面を駆け巡るようにサクラが順に咲いていく様子は、安曇野の風物詩になっている。

愛鷹山|静岡県
標高1,187m
コースタイム 5時間

山の名前を冠したアシタカツツジが自生する山として人気。花が咲く時季は、新緑越しに残雪が残る富士山が見られ、その両方を楽しむ人々で賑わっている。

鳩吹山|岐阜県
標高313m
コースタイム 1時間

ハイキングコースは複数あるが、登山口のひとつ「カタクリ口」から登ると、カタクリの群生地に出会える。駅からアクセスできるのもありがたい。

関東で行きたい低山8選
※コースタイムは参考値。
筑波山|茨城県
標高877m
コースタイム 1時間20分

山頂付近の自然研究路に約3万株のカタクリが自生している。4月には「筑波山頂カタクリ花まつり」も開催。

愛宕山|茨城県
標高306m
コースタイム 1時間30分

中腹から山頂にかけて約20種類、2,000本のサクラの木があり、山がピンク色に染まる姿が見られる。いくつかのハイキングコースが整備されているので、健脚者は吾国峠まで足を伸ばすのもいい。
蓑山|埼玉県
コースタイム 3時間
標高581.5m

秩父鉄道の親鼻駅と和銅黒谷駅から登山ルートが整備されていて、どちらも山頂まで片道1時間程度。秩父唯一の独立峰で、山頂に設けられた「美の山公園」は、奥秩父の山々を一望。サクラ、ヤマツツジ、アジサイの公園としても名高い。
白山|神奈川県
標高284m
コースタイム 1時間40分

中腹に飯山観音として有名な長谷寺があり、境内はサクラの名所になっている。山頂の展望台からは県下が一望できるだけでなく、横浜、新宿方面からスカイツリーまで見えることも。山麓に温泉あり。
弘法山|神奈川県
標高234m
コースタイム2時間10分

浅間山、権現山、弘法山の3つの山一帯を指す「弘法山公園」は、神奈川県を代表するお花見スポット。1,400本以上のサクラが咲く。平成6年には「かながわ花の名所100選」にも選ばれている。
たいら山|山梨県
標高934m
コースタイム 4時間20分

標高の低い登山口から山頂にかけて、順番にサクラが満開になるので、お花見登山が2週間ほど楽しめる。山頂まで歩いている間、ずっとサクラの道が続き、まるで花のトンネルをくぐっているようだ。そのシーズンは、満開時期だけでなく、あえて桜吹雪を楽しむために訪れる人たちも多いそう。花越しに見る南アルプスや甲府盆地も美しい。
鋸山|千葉県
標高329.4m
コースタイム 1時間

観光気分で歩ける低山。初心者には「地獄のぞき」をはじめとした人気スポットを回るコースが◎。「ラピュタの壁」などの産業遺産や日本寺エリア(拝観料が必要)を巡れる。ロープウェイで下山でき、楽々。中級者以上は、足を伸ばして山頂まで行くのもいい。
伊予ヶ岳|千葉県
標高336.3m
コースタイム 1時間30分

南房総にある関東百名山のひとつ。登山時間は短いが、コース後半には鎖場があり、なかなかスリリング。山頂にはベンチとテーブルが設置されていて、360度の景色も楽しめる。より本格的に歩きたい人は、『南総里見八犬伝』の始まりとなった富山まで縦走するのもありだ。
※構成/中山夏美
近畿地方で登りたい低山5選
※コースタイムは参考値。
伊吹山|滋賀県、岐阜県
標高1,377m
コースタイム 1時間20分

山頂からは琵琶湖、比叡の山々などが一望できる。高山植物の最盛期である初夏から秋にかけては、お花畑を歩いているような気分に。麓からの登山道は現在通行止め。山頂駐車場から山頂へ。

御在所岳|三重県、滋賀県
標高1,212m
コースタイム 45分

花崗岩で形成される御在所岳は、ツツジ科植物の種類が多く、アカヤシオ、シロヤシオ、ベニドウダン、サラサドウダンなどが山を彩る。伊勢湾を一望できる御在所ロープウェイに乗れば、山頂までは、すぐそこ。
整備された遊歩道なので、歩き慣れていない人でも行きやすい。山頂は、三重県と滋賀県の県境があり、その看板と共に撮影できる場所は"映え写真が撮れる"とあって人気を集めている。
二上山|奈良県、大阪府
標高474m(雌山)、515m(雄山)
コースタイム 2時間30分

二上山は、雄岳と雌岳が寄り添って並ぶ山。花スポットは麓にある「二上山ふるさと公園」。また、花の寺として有名な當麻寺もある。
吉野山|奈良県
標高455m
コースタイム 2時間50分 ロープウェイ

山全体が世界遺産として登録されている。約3万本のサクラが染め上げる山肌は、ここでしか見られない絶景。見られる多くのサクラはシロヤマザクラだ。豊臣秀吉が吉野山でお花見をしたとも言われる。
大文字山|京都府
標高466m
コースタイム 2時間

夏の風物詩である「五山の送り火」が行なわれる大文字山は、京都トレッキングの聖地。ルートはいくつかあり、銀閣寺から登ると「大」の火床を通って山頂まで行ける。木々がなく、開けているため、京都を一望できるのが魅力だ。ゆるやかな道が多いが、火床まで最後の道が階段になっているので、少々キツイ。
四国で散策したい低山2選
※コースタイムは参考値。
紫雲出山|香川県
標高352m
コースタイム2時間20分

駐車場からは徒歩約7分で山頂展望台へ。桜並木が続く遊歩道を歩いて向かう。展望台からはサクラ越しに瀬戸内海が見られる。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれるなど、海外からの人気も高い。
積善山|愛媛県
標高370m
コースタイム 3時間

岩城島の中央部に位置する積善山は「岩城富士」とも呼ばれ、山頂からの眺望も見事。約3,000本のサクラが彩り、全国有数の名所として評判。山頂付近のサクラは、老朽化に伴い2月から順次植え替えを予定。
九州地方でハイクしたい低山5選
※コースタイムは参考値。
福智山|福岡県
標高900.5m
コースタイム 2時間30分

いくつか登山コースが整備され、初心者だけでなく上級者からも人気を集める。中腹には樹齢600年以上の希少種エドヒガン「虎尾桜」が。濃い緋色の見事な花を咲かせ、その迫力の大きさは唯一無二。

井原山|福岡県、佐賀県
標高982m
コースタイム 2時間

"花の名峰"と呼ばれ、その植生の豊かさは随一。4月下旬から5月初旬あたりに見頃を迎えるコバノミツバツツジが、山頂付近一帯をピンク色に染め上げる。彩られた花のトンネルを楽しむために訪れたい。

多良岳|長崎県、佐賀県
標高996m
コースタイム 2時間30分

3つの山のピークが連なり、その総称が多良岳。天然林が存在していて、希少性の高い高山植物の宝庫。これからの7月下旬からは日本一の群生地ともいわれるオオキツネノカミソリが咲く。ツクシシャクナゲ群叢も有名。

八重山|鹿児島県
標高677m
コースタイム 2時間

鹿児島市内から車で登山口まで約1時間で行ける人気の山。八重山公園側からは、登り始めの階段がキツイが急勾配も少なく、子どもと一緒に登る人も多い。昔の炭焼き跡なども残り、歴史を感じながら山頂を目指せる。一等三角点のある最高点は展望がないが、5分ほど先に進むと広場があり、目の前には桜島がそびえ立つ。空気が澄んだ日には、開聞岳まで見えることも。登山口近くにはキャンプ場や温泉施設「源泉かけ流し ゆるり乃湯」もあるので、合わせて楽しめる。

登山道には案内看板があるので、道に迷いにくい。「頂上まであと1km」など細かく表示され、歩く励みにもなる。甲突池から八重山公演の車道沿いには水汲み場が。柔らかく甘味のある水が飲める。
立石山|福岡県
標高210m
コースタイム 1時間20分

観光地として急速に人気を集める糸島にある低山。立石山は海に面する独立峰で、山頂は島の全貌が一望できる絶景スポットだ。芥屋第2駐車場から歩くコースは片道約40分だが、中腹まで車で上り、そこからなら山頂まで、わずか15分。レベルに合わせて調整したい。どちらも海を眺めながら爽快に歩ける。登山道にはいくつか大きな岩場があり、とくに頂上手前にある撮影スポットは"インスタ映えスポット"として話題だ。
※構成/中山夏美 写真提供/様似町役場商工観光課(アポイ岳)、川湯ビジターセンター(西別岳)、佐藤常利(蓑山)、三豊市観光交流局(紫雲出山)、上島町 観光戦略課(積善山)、糸島観光協会(井原山)、FMさつませんだい(八重山)、糸島観光協会(立石山)、maho(大文字山)
準備は十全に!安心安全な登山のための必須持ち物リスト

低山ハイクはあまり気張らずに登ることができるが、準備を念入りにしておくことが肝心だ。安心安全なハイクを実現するために必要な持ち物をまとめた。
熱中症対策の水や行動食は必須!
低山といっても日帰りのミニハイクからガッツリ縦走までスタイルはさまざま。今回は初心者の日帰りお手軽ハイクを想定。
「シューズとバックパックとウェアは、サイズの合ったものを。重ね着で体温調節をするので、速乾性の高いベースレイヤーに保温性のあるミッドレイヤー、風雨を遮るアウターを重ねます。素材はレーヨンやコットンよりポリエステルがおすすめ」
ここに防寒着を1、2枚プラスすればウェア類はOK。
「山の天気は変わりやすいので、雨具は折りたたみ傘を忍ばせておくといいですね。濡れて体温が低下するのを防ぎます」
暑い季節は熱中症対策の水や行動食も必須だ。
「現地調達の考えは危険。ない場合どうにもなりませんから!」
教えてくれた人
自然教育研究センター・インタープリター
梅田由花さん
高尾山のガイドを始めて10年。休日は植物観察を目的にしての低山散策が趣味。「10年登り続けていても、毎日発見があります!」

通年活躍する薄手のダウンジャケット

活動後の汗冷えや、気温の低い高所で活躍するのが防寒具。中綿がダウンのモデルを選ぶと、コンパクトに収納できて軽量なので、携行もラク。サイズの合ったものを。
ザックごとかぶれるポンチョが楽

通常の上下セパレートタイプは、意外に脱ぎ着が面倒。低山なら折りたたみの傘を1本持っていくとよい。バックパックごとサッと覆えるポンチョもおすすめ。
両手が空くヘッドランプが基本

日没が早い冬はもちろん、時間どおりに下山できない緊急時に備えてライトがひとつあると安全性が高まる。出かける前に充電をチェック!
お弁当のほかに行動食も忘れずに

登山では思った以上にカロリーを消費するため、エネルギー補給の行動食は必須。糖分は疲労回復、塩分は熱中症対策に
ドリンクは夏なら2リットルあると安心

春なら500ミリリットル~1リットル、夏は2リットルは必要。利尿作用のあるお茶は避け、スポーツドリンクがベスト。現地調達の考えはNG!
必要最低限の自分仕様

持病の薬やばんそうこう、虫刺され薬など、自分用のファーストエイドを。家族で登る場合は、個々のセットを作ることが大事。
履き慣れた運動靴かトレッキングシューズを

岩場が少ない低山では、履き慣れた運動靴やミッドカットのトレッキングシューズがおすすめ。足首が弱ければハイカットもいいが、慣れていないと逆に疲れることも。

15~25リットルぐらいが低山では使いやすい。荷物が少ないためウエストベルトはマストではないものの、荷物の横揺れを防ぐ役割もあるので、装着したほうが楽な人はするといい。
※構成/大石裕美 イラスト/うぬまいちろう
低山トラベラー・大内征さんが教える山歩き道具とアプリ

司馬遼太郎、宮城谷昌光、津本陽……。大内 征さんは歴史小説が好きで、小説に出てくる峠や山城に惹かれるうちに低山に通い始めた。
現在、「低山トラベラー」と称して、著作やテレビ、ラジオで低山の楽しさを発信している。
新しい道具や技術をとり入れることにも積極的で、おすすめは『YAMAP』という地図アプリ。
「じつは低山は道に迷いやすい。山仕事の作業道が錯綜していることが多いからです。道迷いの防止に、このアプリをぜひ使ってみてください」(大内さん)
まずはスマホでアプリをインストール。山は電波が届かないおそれがあるので、事前に登る山の地図をダウンロードしておく。地図には赤線で登山道が記されている。
登山口でアプリを起動して山を歩けば、登山道のどの部分を歩いているかが一目瞭然になる。

次に山歩き道具。大内さんは、側面が開くバックパック(エバーグッズ製)を愛用。ショルダーハーネスを片方はずして前に持ってくることで、肩にかけたまま中の道具を取り出せる。

モンベルの保温ボトル。熱湯を持っていってコーヒーをいれたり、スープを持っていったり。カッティングボード(木の板)をテーブルがわりに敷く。

風が弱く、歩きやすい道であれば、レインウェアの代わりに傘も有効。トレッキング用の折りたたみ傘(モンベル製)は軽くて風に強く、コンパクトに収納できる。下山後に雨が降ってきたときも便利。

岩をつかんで歩くときや寒いときのために登山用手袋を用意。スマホを操作できるように、指先が切れているタイプを愛用。

昼食ではなく、行動食として菓子を多めに持参。歩きながら食べれば、時間を有効に使える。赤い防水袋をゴミ袋として活用し、においや水分を閉じ込める。これらをケースにまとめて収納。