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2025.02.11

ハイキングが超快適!ホカ「カハ 3 GTX」を使ってみて見つけた良い点、気になる点

ハイキングが超快適!ホカ「カハ 3 GTX」を使ってみて見つけた良い点、気になる点
アメリカのフットウェアブランド・ホカの、2025年春夏の目玉シューズである「カハ 3 GTX」。今回で第3弾となり、従来品と比べて機能面がさらにパワーアップした。実際に使ってみて良かったところと気になったところを忖度なしで大紹介!

成形TPUを備え、高い安定性を実現

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「カハ 3 GTX」¥42,900

今回紹介する「カハ 3 GTX」は、日帰りのハイキングから長距離まで使えるように開発された全天候型ハイキングシューズ。ローカットとミドルカットの2種類があり、いつもホカを購入するときはローカットを選ぶが、今回はハイキングをすることを想定して初めてミドルカットを選んだ。

カラーは、メンズは2色展開でブラック/ブラックとシー モス / オート ミルク(グリーン系)、レディースも2色展開でブラック/ブラックとマウンテン フォグ / ドゥルージー(ブルー系)があり、自分はブラック/ブラックをチョイスした。ここからは、写真と一緒に同商品の魅力を深掘りしよう。まずは外観から。

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つま先からかかとにかけて、なだらかに上がるミッドソール。

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つま先を覆うように反り上がったアウトソール。

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ヒールにはシリーズ名がプリント。

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レザーアッパーには、さりげなくHOKAの文字が刻印。

前作のシューズ

前作の「カハ 2 GTX」。

アッパーの両サイドは、山肌のような波打ったカッティングデザインになっており、前作とはまた違ったルックスをしている。またヒール部分は、前作はプルタブが独立して付いていたが、本作は一体になっているところも変更点だ。

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ビブラム社のメガグリップを採用。デザインは前作と多少異なるが、採用している素材は同じ。

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アッパーは本革だが、つま先には別素材の成形TPUを採用。

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どんな地形でも対応して歩けるスワローテイルヒール。

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かかとにも成形TPUを搭載。

アウトソールは、つま先からかかとにかけて緩やかな湾曲を描くことで推進力を高めるメタロッカーシステムを搭載。また、かかとを二股にしたデザインも採用しているが、この2点は前作と同じ。

前作との大きい違いは、本作には成形TPU(熱可塑性ポリウレタン)という別素材が採用されていること。つま先とかかとに、アッパーの本革とは異なる部品が使われている。これがあることで、つま先が岩場などの硬いものが当たっても保護することができ、かかとは歩行のぶれを抑えて捻挫などを起こしにくくしてくれる。

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フックは3つで、一番下だけ角ばった異なるデザイン。

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他では見られないデザインの靴紐。

靴紐にも注目。ねじれが付いた特殊なものが使用されている。これは他のシューズにも前作にも採用されていないもので、触ると少しうねっているような感触。

外見をまとめると、ヒールデザインや靴紐、成形TPUなど、前作と比べると随所に変更点が見受けられ、確実にバージョンアップしていた。

細かい機能にも注目

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「GORE-TEX Invisible Fit」のタブ。

「カハ 3 GTX」には、GORE-TEX Invisible Fitというファブリクスを採用している。従来は表地と裏地にGORE-TEXファブリクスを挟んでいたが、今回は表地の裏にピッタリ接着させているため、シワや折り目がなくなり、圧迫感がないため快適に歩けるようになった。

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外からでは見えにくい履き口の別生地。

履き口には肌触りのいい別生地が付いている。見た目以上に厚みがあり、圧迫感がなく歩いていても足首が痛くなりにくい。前作は別部品が付いていて、アキレス腱にピッタリ付くような構造だったが、本作のほうがアキレス腱を覆うようにできているためフィット感が高いように感じた。

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ホカ特有の分厚いソールを採用。

ミッドソールはサトウキビ由来の二層EVAを使用。中敷は50%植物由来の素材を使ったポリウレタンを使っており、ともにクッション性や衝撃吸収性をアップさせながら、環境にもしっかり配慮している。

オフセット(つま先とかかとの厚みの差、ドロップとも言う)は8mm。この数字はほかと比べるとやや高く、足が着地してから前へ推進する際の重心移動がしやすいことから、安定して歩くことができる。

機能面をまとめると、環境に配慮した素材を随所に使いながら、前作よりクッション性や快適性が向上し、たしかな進化が感じられる。

実際に「カハ 3 GTX」を履いてみた

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26.0cmを選び、サイズ感はピッタリ。

ここからは、実際に履いてみた感想を紹介しよう。履いているパンツはレギュラーフィットのモンベル「O.D.パンツ ライト」で、立っている状態ではくるぶし部がちょうど隠れる。幅はややワイドに設定されており、幅広甲高である筆者の足ならピッタリで、所感としてはひと言、快適だ。

また、特徴的な靴紐は一度結ぶと解けにくく、終日歩いていても1回も解けることはなかった。これは革新的!

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30段の階段を上がっていても足が痛くない。

階段を上がっていても、フィット感があり不快感は感じなかった。履き口に付いている別生地により、ほかの商品でよくあるアキレス腱の擦れがほぼなく、スイスイと登っていける。今回は簡単なハイキングで試してみたが、終日かけて登り降りする長距離トレイルでも活躍しそうな気がした。

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下り坂ではブレーキがしっかり利いていた。

斜面を歩くと、グリップ力が弱いシューズだと踏ん張る力に欠け、足が疲れやすくなる。「カハ 3 GTX」はビブラム社のメガグリップを装備していることで、地面をしっかりつかみ、斜面でも楽に踏ん張れて疲れることはなかった。

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指2本分の広さがあるプルタブ。

シューズを履く際に役立つプルタブはゆったりしていて指を引っかけやすく、足を楽に入れることができた。また、かかとに付いている成形TPUがあることで、かかとのフィット感も良く、歩いていて左右にぶれることがほぼなかった。

総括して、今まで履いたハイキングシューズの中でトップレベルのいい履き心地だった。

「カハ 3 GTX」を履いていて気になったこと

ハイキング以外でも本作を履いてみて気になったのが、汚れが表面に付きやすいところ。
アッパーはヌバックレザーで、しっとりとした気持ちのいい手触り。だが、歩いているうちに舞い上がる砂埃が全体に付着し、オールブラックなだけに全体が茶色くなってしまった。使用後はシューズケア用ブラシで全体を払おう。

また、幅が狭い階段を降りていると、かかとが擦れてしまうのも気になった。ほかのシューズと比べて本作はかかとが少し出っ張ったデザインで、階段以外に車の運転でもペダルを踏む感覚が異なる。階段を降りる際と運転時には気をつけよう。

「カハ 3 GTX」を履いて外へGO!

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低山ハイクブームで、あまり登山をしない人でも手軽に登れる道具が続々と登場している近年。特にシューズ選びはとても大事で、足に合わないシューズを選んでしまうと疲れやすく、転んで怪我をすることもがある。

「カハ 3 GTX」は、クッション性と快適性が両立し、また靴紐が解けにくい素材を使っていたり、足首が痛くなりにくい履き口構造をしていたりと、初心者でも安心して履ける商品。気になる人はぜひアウトドアショップへ行って試してみてはいかが?

商品概要

「カハ 3 GTX」

価格:¥42,900
重量:567g
サイズ:25.0〜29.0、30.0cm

商品の詳細はこちら

私が書きました!
『ロウホウ』代表
小川迪裕
アウトドア&ファッションメディアの編集者、ライター、コンテンツディレクター。雑誌、WEBメディアの編集と執筆に加え、ブランドのホームページやブックレットの製作も行う。日産・エクストレイルの上にルーフトップテントを載せて車上泊をするのがキャンプスタイル。愛犬のジャック・ラッセル・テリアと旅をするのが今の夢。https://www.michihiro-ogawa.com/

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