
そんな味噌玉を山歩き用に”もなかの皮”に詰めてみました。持ち運びはシリコンバッグに入れて。もなかの皮に詰めることでゴミも減らせてエコなうえ、さらに手軽になりました。
食感が楽しい!丸めない『味噌玉もなか』
味噌玉はとても便利ですが、山歩きなど、持ち運びには少し悩みがありました。ラップに包んだり、小分けフィルムに入れたりと、意外と手間やゴミが増えがちで。
そこで、もなかの皮に味噌玉を詰めてみたところ、手も汚れずに、シェラカップやお椀にポンと入れるだけ!サクサクのもなかが、お湯を注ぐとふんわり溶けて、味噌と絶妙に混ざり合います。もなかの食感も楽しめて、まさに一石二鳥。手軽さと食感が楽しめる『味噌玉もなか』、ぜひお試しください。

ひとつひとつ違う具材と吸い口を詰めて。どんな味に出会えるかはそのときのお楽しみ!丸めるタイプのレシピではありませんが、ここでは分かりやすく味噌玉と表記します。
丸めない味噌玉作りの準備
●もなかの皮の入手方法

もなかの皮は、製菓の材料を販売している店舗やインターネットで購入することができます。ここでは、直径4㎝のもなかの皮を使用しました。
●味噌選び
赤味噌、白味噌など好みのものを用意します。2種類合わせることで味に深みを出すのもおすすめ。
●だし選び
昆布、いりこ、かつお節、粉末だしなど好みのものを用意します。
●具材選び
- 干しやさい~ねぎ、キャベツ、大根葉、大根、エノキなど
- 乾物~お麩、ごま、ワカメ、あおさなど。
【味噌玉ベースのレシピ】
【材料】
- 好みの味噌(赤味噌、白みそ、合わせ味噌など)
- 好みのだし(かつお節、いりこ粉、とろろ昆布など)、粉末だしでもOKです。
<作り方>
(1)フライパンでかつお節(いりこ粉、とろろ昆布)を乾煎りします。カラカラになったらすり鉢や手で細かくします。
(2)好みの味噌とよく混ぜ合わせます。

赤味噌と白味噌で合わせ味噌にしました。
(3)もなかの皮に味噌玉のベースを詰め、好みの具材を入れます。

干し野菜や乾物が安心です。生の具材を入れる場合は、水分が少なく常温保存が可能なもので。また、当日中に食べきるようにしましょう。
(4)味噌玉ベースを詰めたら、2枚合わせになる片方に干し野菜や吸い口などを適量のせて合わせます。

もなかの皮1枚に大さじ1/2程度の味噌玉のベースを詰めます。2枚で大さじ1の味噌玉のベースを入れます。
吸い口を忍ばせて、さらに美味しく!
「吸い口」は、汁物ものに香りや味を引き立てるものとして添えられる薬味のことです。

吸い口は、旬のものや味のアクセントになるものがおすすめ。
味のアクセントとして
- 和風に~七味唐辛子や柚子胡椒、からしなどでアクセント。
- 中華風に~ごま油やラー油を加えるとコクが出ます。
- 洋風に~こしょう、カレー粉、バター、ドライトマト、ガーリックパウダーなどでバリエーション豊かに。
(5)味噌玉もなかをカップやお椀に入れて、熱湯を注いで、よくかき混ぜます。

味噌玉のベース大さじ1に対し、熱湯は200mlほどが適量です。

冬の山歩きでは、とくに温かい汁物が体の芯まで沁み渡ります。
味噌玉もなかの活用法
1.アウトドア
軽量でコンパクト、ゴミも出ないので、山歩きやキャンプにぴったり。お湯を沸かせばすぐに温かいスープが楽しめます。
2.職場や学校
ランチタイムにお湯を注ぐだけで、手軽に栄養補給ができます。
3.作り置き
忙しい朝や小腹がすいたときなどに作っておくと便利です。

山歩きなどでは、多めにシリコンバッグに入れて持ち運ぶと便利です。
味噌玉もなかはアレンジ次第でいろいろな味が楽しめます。栄養も手軽に摂ることができるので、普段の生活やアウトドアシーンにぜひ取り入れてみてください。
