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テント選びのポイント
使用する際の目的と人数
テントは、使用人数+1人のサイズを選ぶのがおすすめ。やや大きめのサイズを選ぶことで、キャンプ道具を置いたり、ゆったり過ごしたりするスペースを広くとることができる。
また、テント内でゆっくり過ごす時間が長い人はリビングルームが広いテントを選ぶといいだろう。
耐候性と通気性もチェック
年間を通して頻繁にキャンプをする場合は、耐水性と通気性に着目しよう。耐水圧は「mm」という単位で表され、数値が高いほど耐水圧が優れていることを示す。購入する際は、通常の雨に耐えられる1,500~2,000mm程度以上のテントを選ぼう。
また、通気性を重視する人はメッシュスクリーンの数をチェック。メッシュスクリーンが側面に多いほど風通しがいいだろう。さらに出入口が前後にあるものも通気性がよいためおすすめ。
▼参考記事
テントの種類はどのくらい?それぞれの特徴から選び方まで解説
BE-PALアウトドアアワード大賞の名品「ギギ2」
ZANE ARTS(ゼインアーツ)
ギギ2
シェルターにもテントにもなる変幻自在のアレンジ力と、ゆったり使える広々空間が魅力の2本ポール仕様テント。家族4人でも余裕の広さが魅力。「BE-PALアウトドアアワード大賞」にも輝いた名品だ。
●サイズ(約):750×400×H220cm
●収納サイズ(約):72×20×H25cm
●重量(約):7.5kg
▼参考記事
「第1回BE-PALアウトドアアワード」大賞発表! ファミリーテント部門に輝いた5つのテントとは…?
現役スペシャリストたちが「ギギ2」を解説!
アウトドア用品デザイナー佐藤裕一郎さん(左)大手テントメーカーで23年のキャリアを積んで独立。現在は準フリーランスとして、テントをはじめとしたギアの開発に携わるツワモノ。
アウトドア用品プロデューサー影山盛太さん(右)国内のみならず、海外ブランドのテントや、ギア、パーツ類のデザインを手がける専門家。豊富な知識と分析力は日本一といっても過言ではない。
ワンポールの「ギギ-1」をスケールアップ。左右に別売りの「ギギインナー」をセットしても、中央部には幅400cm超のリビングスペースが確保できる。
両サイドを補助ポールで立ち上げるので、サイドの空間はかなり広い。メッシュ窓も付き、通気性も考慮。
「補助ポールで立ち上げたサイドの壁際で椅子に座っても、このとおり。頭が幕体につかないのはスゴイ!」(影山)
▼参考記事
最新キャンプギアを試して徹底批評!最新ファミリー用テント4選
Y字ポールが優秀な万能テント「ツインクレスタ」
ogawa(オガワ)
ツインクレスタ
フロアレスシェルターとして、またアレンジでタープとしても利用できるモデル。コンパクトな外観ながら、Y字ポールが作る広い室内空間は快適そのもの。シェルターサイドにメッシュとベンチレーションを備え、さまざまな条件下で利用できる。
●重量:6.9kg(付属品除く総重量)、付属品重量/約2.9kg
●素材:フライ/ポリエステルリップストップ75d(耐水圧1,800mm)、ポール/6061アルミ合金 直径22/14.5mm
▼参考記事
フロアレスシェルター・テントのおすすめは?床面がないメリットと選び方
機能的でアレンジも自在「ツインクリフ」
Coleman(コールマン)
ツインクリフ
自由に張り方をアレンジできるシェルター。2本のポールで立ち上げるシンプル構造で、付属のフロントウォールやサポートポール、別売りのキャノピーポールを使えばシーンや人数に合わせてアレンジ可能だ。専用インナーテント「インナーテントフォーツインクリフ」(別売り)も用意されている。
コールマンのマスターシリーズは、季節に関係なく、キャンプを快適に楽しむための製品シリーズ。
強風が吹く春、雨が続く梅雨や秋雨、さらには厳冬の氷点下から30℃を超える盛夏まで、一年を通していつでも使用可能だ。2004年より発売を開始し、コールマンのフラッグシップモデルとしてこだわり抜いた素材や機能を搭載している。
また、マスターシリーズの特徴であるフルスカートを採用。泥はね、虫の侵入防止になるスカートは寒い風からも守ってくれるため、季節を問わず快適なキャンプを楽しめるだろう。
別売りの専用インナーテントを活用すれば2ルームテントに、2つ使用すると2ベッドルームに変身!グループキャンプに最適だ。
▼参考記事
コールマン最高峰のマスターシリーズ新作!アレンジ自在のシェルター「ツインクリフ」
メッシュスクリーンにもなる「HIDEOUT-02D」
鎌倉天幕(カマクラテンマク)
HIDEOUT-02D
2本のポールで支える美しいシルエットが特徴の、鎌倉天幕の中でも人気の高いテント。気候に応じて、クローズ・オープン・メッシュの3種類に姿を変えられる。側面パネルは跳ね上げが可能で、左右2カ所を跳ね上げれば広々としたリビングに早変わり。別売りのインナーテントと組み合わせれば、居住空間と区切れるようになり、オンとオフの切り替えもしやすくなる。
●サイズ:D480×W760×H240/220 cm
●重量:約10.5kg
▼参考記事
鎌倉天幕とはどのようなブランド?魅力やおすすめギアを7アイテム紹介
通気性バツグン!ロッジ型がおしゃれな「LGテント 4.0」
NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)
LGテント 4.0
2本のポールを使ったトラディショナルなスタイルが新鮮なロッジ型テント。居室中央にポールがないためスペース効率がよく、底面はほぼ正方形となっているので室内のレイアウトを考えるのも楽しい。
●対応人数:6人用
●設営サイズ(約):300×300×H185cm
●収納サイズ:85×35×30cm
●重量:13kg
●素材:フレーム/アルミニウム、フライ/68Dポリエステルリップストップ、フロア/ポリエチレン
前後にメッシュ付きドアを装備し、開放すれば暑い夏でも通気性は抜群。エントランス全面にメッシュパネルが施されており、メッシュパネルは外側に装備されているため、メインジッパーを開けることなく、テント内部からメッシュの開口を行うことができる。夏場に虫の侵入などが気になるときも安心だ。
ボトムは全周ファスナーなので取りはずしたり、半分土間にしたりと自由にアレンジできる。コットンに見えるがポリエステル生地を採用することで重量を大幅に抑え、設営・撤収が楽になっている。
別売りで専用インナーテントがあるので寒い時期はプラス可。寝床と居住スペースを分けるなど使い方は自由自在。