出た、野生のムース!カナダ「インターナショナル・アパラチア・トレイル」を歩く旅。 - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海外の旅

    2017.02.20

    出た、野生のムース!カナダ「インターナショナル・アパラチア・トレイル」を歩く旅。

    〇アッパーガスペエリア

    きつい登り、ダートロード、そして距離が読めない道のり。そして出会う町の人のほとんどがフランス語という環境の中で、まさに孤独な道のりだったかもしれません。また、モンルイスから十数キロ離れた、ガスペ国立公園に一番近い補給先のあるキャンプ場には、ストアもなく、トレイルからキャンプ場の入り口も表示もありませんでした。数キロオーバーして歩いて戻るという悲しい状況に…。

     

    〇ガスペ国立公園

    とにかく雨が多い。公園入口から登山口までは、環境面に配慮しバスが運行されており、徒歩・自家用車あらゆる手段が禁止されていました。景色がとてもいいので、観光客が混雑していましたが、バックカントリーに入った瞬間からまったくハイカーの姿が見えませんでした。しかし、縦走路に入ると、多くのハイカーに遭遇。彼らの全員がガスペ国立公園とマンタン自然保護区だけを歩くハイカーで、そのほとんどがノースバウンド(北側に向かって歩く)人々でした。

    最初のテーブルマウンテンが広がる美しい景色を過ぎると、ことごとく頂上を通過し、裾野へ下ろされる厳しい道のりでした歩いている時にあんなに出会ったハイカーも、シェルターではまったく会わない。歩いているハイカーの絶対数の少なさを感じました。

    ガスページ国立公園

     

    〇マンタン自然保護区

    マンタン自然保護区に入ると、道のりは更に厳しく、ガスペ国立公園から続くぬかるみの道に、ブーツは常に濡れます雨が続いていたせいもあり、僕の背丈ほどに延びている藪が、雨がやんでもすべてを濡らす日々でした。開けた景色も山頂が見えるような場所もほぼない状況に、僕は下を向いて歩くことが多かったように思います。

    マンタン自然保護区

     

    ムースムースと出会う。

    NEW ARTICLES

    『 海外の旅 』新着編集部記事

    「え、ここ通れるの!?」スペイン南部の“石の迷宮”「エル・トルカル・デル・アンテケラ」を歩く

    2025.06.30

    ボルネオ島は海鮮料理天国!海や川の豊かで新鮮な食材と華人たちの出会いが生んだ奇跡

    2025.06.29

    家族で31日間の海上生活!ヨットで南太平洋横断、アイランドホッピングの旅

    2025.06.29

    「尾根筋がたまらん!」オーストラリア大陸で5泊6日ハイキング【「海外書き人クラブ」お世話係・柳沢有紀夫の世界は愉快!】

    2025.06.28

    一生に一度は見たい!毎年20万人超が訪れる台湾・馬祖(マーズー)列島の「青の涙」とは?

    2025.06.27

    オフロード・ドライブへ出発!ユタ州の人気スポット「ファイブマイル」のワイルドな魅力を語りたい

    2025.06.26

    モンゴル遊牧民が暮らす「ゲル」は意外と快適? 宿泊時の注意点も解説

    2025.06.23

    ボルネオ島サラワク州の州都クチンは多彩な食を生み出す。とくに朝食がいいぞ!

    2025.06.22

    カリフォルニアにある秘密のトレイル「 カザム・オブ・デューン」にある「岩の棺」とは?

    2025.06.22

    get_header(); ?>