「フォルクスワーゲン/ゴルフRヴァリアント」一挙両得のスポーツワゴンでフィールドへGO! | 試乗記 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2016.01.15

    「フォルクスワーゲン/ゴルフRヴァリアント」一挙両得のスポーツワゴンでフィールドへGO!

    圧倒的性能に秘められた「余裕」

     VW004

    90年代後半から2000年代は、ミニバンの時代だった。その一方でステーションワゴンは「中途半端な存在」とされ、次々と姿を消していった。
    クルマのクロスオーバー化が進む昨今は再びワゴンが息を吹き返しているが、それでも90年代までにあって、今の時代にないものがある。パワフルで硬派な走りが味わえるスポーツワゴンだ。
    アウトドアでは積載能力やクロスカントリー性能こそ重要で、速く走るための性能はそれほど重要ではないという意見もあるだろう。確かにフィールドでは自然に負荷をかけない走り方が望ましい。でもそれ以外ではどうか。
    目的地に着くまでは高速道路を走る。そこではサービスエリアからの合流や追い越しで加速するときの余裕が必要だし、巡航速度では高い安定感が求められる。スポーツ性能を高めたクルマならどんな状況でも余裕をもって走れるし、なによりも胸のすくような瞬間を味わえる楽しさがある。
    そこでおすすめしたいのが、今回ご紹介するフォルクスワーゲン・ゴルフRヴァリアントだ。

    280psのエンジンを搭載した4WD

    VW002

    運転席周りは普通のゴルフヴァリアントと大きな違いはなし

    2012年に7代目へと進化したゴルフは、優れた燃費と乗り心地、内外装の高い質感といった部分を高次元でバランスさせながら、それを200万円台半ばから手に入れられるというところにすごさがある。つくりもしっかりとしていて、走行距離が伸びても簡単にくたびれることはない。
    そしてひとめでそれとわかるハッチバックのスタイリングは、10年乗っても飽きがこないことを想定してデザインされている。長い目で見ても実にお買い得なのだ。
    そのゴルフのヴァリアント、すなわちワゴンに用意される究極のスポーツモデルに付く「R」とは、「レーシング」のこと。最高出力を280psにまで高めた2Lエンジンは、アイドリングから野太い低音を響かせ、アクセルを踏み込めば派手な吸気音を放って目の覚めるような加速を見せる。
    走行モードによってダンパーのセッティングも変わり、まるでタイヤが地面にへばりついたような感覚でカーブを曲がっていく。フルタイム4WDということもあり、タイトな山道でもまったく不安を感じることはなかった。

    RVとスポーツカーをこれ1台で!

    シートはしっかりしたサイドサポートをもつ専用のバケットタイプ

    シートはしっかりしたサイドサポートをもつ専用のバケットタイプ

    ゴルフヴァリアントには、アウトドアでの使用を想定した4WDの「オールトラック」もあるが、こちらはワゴンの形をしたスポーツカーともいうべきもので、キャラクターは大きく違う。
    価格もフラッグシップだけに500万超えと高嶺の花だが、一度でもハンドルを握れば、その圧倒的な走行性能に心を打たれるだろう。2台持ちでもないかぎり、1台であらゆる欲求を満たすことは難しい。その点、ゴルフRヴァリアントなら、RVとしての実用性とスポーツカーとしての研ぎ澄まされた走りを1台で末永く味わえる。
    青春時代、スポーツカーを楽しんでいたシニアにもおすすめの「若返りの秘薬」だ。

    後席を倒せば1620Lものラゲッジに。実用性も申し分なし

    後席を倒せば1620Lものラゲッジに。実用性も申し分なし

     

    【フォルクスワーゲン・ゴルフRヴァリアント】
    全長×全幅×全高:4595×1800×1465㎜
    車両重量:1560kg
    最低地上高:130㎜
    最小回転半径:5・2m
    エンジン/排気量:直列4気筒DOHCターボ/1984cc
    JC08モード燃費:14.2km/L
    最高出力/最大トルク:280ps/380Nm
    トランスミッション:6DSG(デユアルクラッチトランスミッション)
    駆動方式:4WD
    価格:¥5,590,000
    問い合わせ先:フォルクスワーゲン  0120・993・199

    構成/櫻井 香

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