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キャンピングカー博士、伴 隆之の注目モデルレビュー
韓国メーカーに特注した日本仕様のキャンピングトレーラー

車両重量750kg以下であればけん引免許が必要なく、普通自動車免許でけん引できるキャンピングトレーラー。そんなコンパクトなトレーラーを数多く取り扱うインディアナ・RVから最新モデルが誕生したので、紹介していこうと思います。
モデル名は「AVT2037」で韓国のAIRVVAN社が製造する、インディアナ・RV特注モデル。モデル名にある2037という数字は室内幅2,000mm、室内長3,700mmから付けられています。
まずはエクステリアから。車両重量は745kgなのでけん免許は不要。上部は傾斜したフロントフェイスもヨーロッパや国産のキャンピングカーにはあまり見られない個性的なデザイン。サイドグラフィックも幾何学的なデザインが採用されています。
ボディサイズに注目すると、全長5m以下・全高2.4m以下に収めており、一般的なSUVやミニバン用のカーポートにも駐車がしやすいサイズになっています。
それではルームツアーをはじめましょう。


驚きの開放的空間でゆったりとくつろげる

エントランスはフロント寄りで車両前方側にキッチンスペースとしており、ドアの正面にはサニタリールームも完備。上部収納棚やワードローブなども備わっていますが、張り出しが少ないためかエントランスから見ると車両後方はすべてリビング&ベッドスペースになっており、驚くほど開放的。中央のリビングは横座り二の字ソファによる対面タイプで、最後部には常設ダブルベッドというレイアウト。
実際にソファに腰を下ろしてみると1,770mmの室内高に加え、採光性のよさも相まってゆったりとくつろげます。またテーブルは900×600mmと大きいので家族で食事をする際もお皿の置き場所に困ることもなさそうです。
そんなリビングはテーブルの脚を畳んで二の字ソファのフレームに橋渡せばベッドフレームになり、ソファの背もたれをセットすると簡単にベッドへと展開が可能。
最後部の常設ダブルベッドと合わせ、大人4人が川の字で就寝できる設計になっています。






標準装備が充実し、オプションでシステムアップにも対応
装備面を見てみると、シェル部分にはインディアナ・RVのこだわりでもあるXPSスタイロフォームを採用し、天井と壁には30mm、床に45mm厚の断熱材を使用しており、断熱はもちろん、強度や耐久性にもしっかり配慮。また、天井にはルーフベント(換気扇)も標準で装備。
また、車内で使用するガスについてもプロパンではなく、カセットガス供給器を採用しておりコンビニなどでも手に入れやすいカセットガス仕様になっています。水まわりは30Lの給水タンクに、15L排水タンクを搭載。サニタリールームにはシャワー付き洗面台も装備。



電装システムについては、100Ah鉛バッテリーにバッテリー充電器、バッテリー管理モニターなどを標準装備。
ほかにも人気のFFヒーターやウインドウクーラーなどの空調アイテムをはじめ、ポータブルトイレ、電装強化などについてはオプションで対応しているので、旅のスタイルに合わせて拡張できるようになっています。

気になる価格は333万3000円〜。けん引免許も必要なく、カーポートなど駐車場にも入る扱いやすいコンパクトボディに加え、開放的な空間や充実装備など、値段を考慮するとかなりリーズナブな1台だと思いました。ファミリーやカップルで広々した空間を探している人にはお薦めです。




