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ボリビア・ウユニ塩湖は、地球のほぼ裏側にも関わらず、日本人が集結する大人気の旅行先。しかしウユニはとても小さな町で、日本から訪れる場合は3〜4回のフライトが必要です。
ウユニへ行くために、必ず経由する街がボリビアの「ラパス」。ウユニに隠れてあまり知られていないのですが、実はここも絶景の宝庫なんです。特に自然が生み出した砂岩の彫刻がずらりと並ぶ「月の谷」は、まるで異世界に降り立ってしまったかのような気分になりました!
空港がまさかの標高4,058m!ロープウェイに乗って、雄大な山々と街並みを楽しむ

ラパスは人口増加を続けるボリビア第一の都市。憲法上の首都はスクレですが、政府機関がラパスに集中しているので、首都的な役割を果たしています。
ラパス中心地へはエル・アルト空港からタクシーで約30〜40分。ちなみにエル・アルト空港は世界一標高の高い空港で、なんと標高4,058m!飛行機で降り立った瞬間に標高3,776mの富士山をゆうに越える高さになるので、高山病の対策が必須です。

ラパスは街全体がすり鉢になっていて、平地の街であるエル・アルトから山を下るように中心地へと向かいます。坂道を降りはじめた瞬間に見えるのは、驚くほど密集した家や建物! レンガ色の家やアパートが立ち並ぶ景色はとても美しく、これを見るだけでも満足できる街です。

さらに絶景を見るなら、ロープウェイを利用するのがおすすめ。ラパスには電車がなく、地元の人が使う公共交通機関としてロープウェイが10路線も設置されています。料金は1路線あたりBs 3。乗り継ぐ場合は2路線目がBs 2で、合計Bs 5となります。
※Bs 1=約23円(2026年3月2日時点)

各路線にはイエローやブルーなど色がついていて、おすすめは「オレンジ」と「レッド」。天気が良い日には遠くに標高6,438mのイリマニ山や標高6,088mのワイナ・ポトシも見え、南米ならではの雄大な山々を楽しめます。
まるで月に降り立った気分に!?自然に作られた「月の谷」

ラパスの人気観光スポットの一つが「月の谷」。粘土と砂岩で形成された、奇抜な地形が多くの人々を魅了します。一説によると、人類で最初に月面着陸を果たしたニール・アームストロングさんがこの地を訪れた時に、「まるで月のようだ」と言ったことから、その名がついたそうです。入場料はBs 20、所要時間は40分〜1時間。ゴツゴツした場所アップダウンするので、ちょっとしたハイキングになります。

月の谷は人工ではなく、自然に形成されたもの。砂岩なので、雨風で削れていきます。そのため、少しずつ景観が変わっていくのも特徴です。高台から見下ろすと、RPGやSF映画に出てきそうな空間!「月に行ったら、こんな景色なのか……」と、ワクワクしながら楽しめました。

砂岩は最も高い「mother moon」や先祖の顔のように見える「The Nice Grand Father」など名前がついているものも。岩の先に広がる山々も美しく、ゆっくりと見ていたい景色でした。

「The Window of the South」は、南からの涼しい風が入ってくる風の通り道です。日本は北半球にありますが、ボリビアは南半球。日本の感覚だと南からの風は温かいイメージだけれど、ボリビアの南は南極で、南からの風の方が冷たいんですね!

願い事が叶うと言われている、「カエルの泉」にもご注目。ラパスのガイドさんによると、泉から3歩離れ、後ろを向いたままコインを投げ、泉にコインが入ったら願い事が叶うそうです。私はトライしてみると、3回目で入りました!カエルはボリビアの人たちにとって縁起の良いシンボルです。
ウユニの影に隠れながらも、美しい景色や自然を楽しめるボリビアのラパス。「月の谷」は少し離れているので、Uberなどで行くほか、オープントップバスなど現地ツアーに参加すると楽ちんです。ウユニに行く時、ラパスは乗り継ぎのみという選択肢もありますが、宿泊して観光を楽しむのがおすすめですよ!







