オーロラ鑑賞は、アラスカやカナダ、またノルウェー、スウェーデン、フィンランドと他にも候補はあります。そんな中、私がアイスランドを選んだ理由は、オーロラ鑑賞以外にも氷の洞窟や氷河トレッキングといった冬ならではのアクティビティを楽しめることです。もしもオーロラが見られなくても、「冬に行ってよかった」と思うようにしたいですからね。また、温泉があることや食事が美味しいことも魅力です。
出発時の天気予報は雨や曇りで天候不順で見られないのでは…?と心配になったりもしましたが、いいタイミングで晴れ、無事、憧れのオーロラと出会うことができました!
レイキャビック発オーロラ鑑賞ツアー

まずは、アイスランドの首都レイキャビックに宿泊した我々。一晩たりとも無駄にしたくない、と意気込んでいました。
オーロラ鑑賞に大切なことは、明かりが少ないことと雲がないこと。あとはオーロラの光の強さのようです。
レイキャビック周辺には、よく知られたオーロラ鑑賞施設や駐車場などのスポットがあり、自分で運転していくこともできます。また、レイキャビックから出発するオーロラ鑑賞ツアーは、バスやジープ、ボートまで、たくさんあります。
どれにしようか、迷いに迷ったのですが、天候がよくないこともあり、「オーロラ追跡のプロが最新情報をもとに、最もオーロラが現れる可能性の高い場所へと連れて行ってくれる」というミニバスツアーに参加することにしました。
日中から天候はイマイチ、「ツアー会社から、空模様を鑑みて20:30のピックアップを19:30に変更したい。無理な場合は翌日に変更させて」との連絡がありました。
少し焦りましたが、これは期待できるってこと?!と、すでに小雨が降り始めていた19:30に待ち合わせ場所へと向かいました。
市内にたくさんのピックアップロケーションが設定されているので、私たちは夕飯を楽しんだレストランの近くにしました。ちなみにレイキャビックにはちょっとお高いですが、すっごく美味しいレストランがたくさんあります。
参加者全員のピックアップを終えたミニバスは市街の明かりを避けて、郊外へと向かいます。欧米、アジアといろんな国からの人々で19席のバスはほぼ満席。
最初のストップでは残念ながら、空は雨雲に覆われていて、オーロラは見えそうもありません。それでも車内の期待感はなくならず、ガイドさんもツアー会社のメンバーとも連携して、何時にどこで雲が開く、などといった気象情報をもとに、次のオーロラが見られそうな場所へと車をガンガン走らせてくれます。
ガイドさんががんばって、かなり北まで移動したのですが、そこでも残念ながら雲は動かず、結局オーロラは見られずじまいでした。温かいホットココアとシナモンロールを食べ終えて、バスに乗り込むと多くの人が疲れて眠ってしまい、静かな帰途となりました。
これが最後のチャンスだった、滞在中にオーロラが見られなかった、という人もいました。
けれど、こればかりはどうしようもありません。自分たちで出かけても、ボートに乗っても、おそらくこの日、レイキャビック周辺でオーロラは見られなかったと思います。
ちなみにこちらのツアーは、オーロラが見られなかった場合は、再度、無料で参加できるという良心的な「鑑賞保証」付き。翌日からレイキャビックを離れる予定だったので、最終日に予約をしました。
南部の街のホテルへ
さて、翌日、私たちは車でVIKの街へ向かいました。こちらはレイキャビックとは違い、街の光が少ないため、オーロラを見える確率が高いとのこと。ブラックサンドビーチにかかるオーロラはとても幻想的…とのことで、期待も高まりましたが、あいにくの雨。

光がなくても、雨雲がかかっていては、オーロラは現れてくれません…。お酒を飲んでふて寝です。
続いては、ヨークルスアゥルロゥンへと移動します。こちらも街の光が少ないため、オーロラを見える確率が高い場所です。そして、ついに夜から翌日にかけて晴れそうです。これは!と期待が高まりました。
ホテルの受付でオーロラが現れたら部屋に電話で教えてくれるという「オーロラコール」をお願いしました。けれど、見逃せない!という思いが強くて、電話がかかってくる前からアプリで状況をチェックして、ホテルの受付に行くと、オーロラが出始めていると言うじゃないですか!おぉっ、と部屋に戻って防寒着に着替え、外に飛び出しました。
すでに何グループかが外にいて、オーロラを教えてくれますが、空に薄白いものがかかっている感じしか分かりません。カメラのレンズを通すとよく分かる、と教えてもらって、写真を撮ると緑に写っていました。

その後、オーロラコールがあった頃には、どんどんオーロラが大きくなって、カーテンのような形になっていました。

また、色も緑だけではなく、ピンクや赤、紫色が入るようになりました。ついに見ることができた!と大感激です。オーロラの形はどんどん変わり、見飽きません。でも寒いです!

2泊したのですが、なんと翌日も、キレイなオーロラを見ることができました。

すっかり満足して、レイキャビックのリベンジバスツアーの方はキャンセルさせていただきました。
寒さと天気に勝つ!オーロラ鑑賞のヒント

オーロラを見るにはやっぱり運に頼るところが大きいです。どれだけ人里離れていても、雨雲がかかっていれば、オーロラを見ることはできません。
逆に言えば、天気がよければ、レイキャビックでも見ることができるようです。
雨の中、外にいることはないと思いますが、冬の夜更けは寒く、防寒具は必須です。3月末でもかなりの寒さだったので、1月や2月に行く方はさらに寒いと思います。待ち時間を過ごす車内や屋内は暖かいので、脱ぎ着のしやすいスキージャケットなどがおすすめです。加えて、ブーツ、ニットキャップや手袋、マフラー、カイロなどを準備したいところです。
天気はかなり変わりやすかったです。現地でオーロラを追跡する際には、「My Aurora」「Hello Aurora」のようなオーロラ予測・追跡アプリが役に立ちます。
肉眼ではオーロラの様子がよく分からなくてもスマホを通すとよく見えますので、スマホは必須です!寒いと充電がなくなりがちなので、フル充電にして、使わない時はスキージャケットのポケットなどに入れておいてくださいね。








