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一度は参加したくなる! SDGsはここまで進んでる! 自然に優しい日本企業11選
50年間で100のいいこと。楽しみながら社会貢献を!「百福士プロジェクト」
日清食品ホールディングス株式会社
設立 1948年9月
本拠地 東京都新宿区
従業員数 17,512人(連結)

創業者・安藤百福の志を受け継ぐ「百福士プロジェクト」は、2058年までに100の社会貢献を行なうという取り組み。森林保全と絡めた箸づくりやビオトープ造成、食品ロス削減、環境・栄養教育などを、楽しさと創造性を重視して展開。百福士以外にも、東京グリーンシップ・アクションに参加し、八王子で里山保全活動を実施。社員とその家族が間伐や下草刈りを行ない、さらに自然観察や竹細工を通じて楽しみながら次世代へ自然をつないでいる。

栄養ゼミナールでは、小学生アスリートへ体づくりに必要な栄養や食べ方のポイント、食事の大切さを解説。




百福士プロジェクトはタイトルロゴも楽しい雰囲気。

2016年から継続する八王子での里山保全活動。
約5800種類の生物種を確認。サーキットのすぐそばで絶滅危惧種が命をつなぐ
本田技研工業株式会社
設立 1948年9月
本拠地 東京都港区
従業員数 194,173人(連結)

ホンダの「モビリティリゾートもてぎ」は、サーキットと里山が共存する国内屈指の自然共生フィールドだ。2023年には環境省の「自然共生サイト」に認定され、5,800種超の生物が確認されている。最大の特徴は、人間の立ち入りを禁止しない、参加型の保全活動であること。最新技術でデータを蓄積しつつ、あえて隙間を残す生き物目線の森づくりを徹底している。モビリティと自然が調和した豊かな環境を次世代へつなぐことを目指している。

過保護に自然をキープするのではなく、虫取りも楽しめるのが特徴。

希少種であるハッチョウトンボや絶滅危惧種のゲンゴロウ、タガメなどが生息できる環境を維持。

広大な敷地の多くは、里山の豊かな自然に包まれている。
ヤシノミの故郷から青い海へ。ボルネオの動物と森を守り対馬のゴミを資源に変える
サラヤ株式会社
設立 1952年
本拠地 大阪市東住吉区
従業員数 2,283人(連結)

サラヤは、ヤシノミ洗剤の原料産地ボルネオ島で、野生動物の保護に加え、分断された森をつないで生息域を確保する活動などを20年以上継続。活動資金にはヤシノミ洗剤の売上(メーカー出荷額)の1%をあてている。さらに2024年には海洋ごみに悩む長崎県・対馬に新拠点を設立。漂着プラの再資源化や海の森を育む海藻の再生など、環境保全と経済を両立させる「対馬モデル」の構築に挑む。森から海へ、商品を通じた持続可能な社会づくりを加速させている。

分断された森に橋を作り、動物を救う「命の吊り橋」。

傷ついたゾウを森へ帰す救出活動。原料産地の命に向き合う。

対馬の海岸に漂着するゴミを資源に変え、新たな循環を提示する。
※構成/風間 拓
(BE-PAL 2026年3月号より)




