アウトドアインテリアとは？
アウトドアインテリアとは、自宅で使っても違和感がないおしゃれなキャンプ道具や、屋内にいてもアウトドアを感じられる観葉植物などのアイテムのことです。
キャンプ道具はもともと実用性に特化したアイテムですが、近年のキャンプブームとともに、見栄えにもこだわった商品が増えてきています。
オフシーズンにキャンプ道具を倉庫で眠らせておくだけでなく、生活に取り込んで活用してみませんか？
アウトドアインテリアの魅力
プランターの観葉植物は、取り入れやすいアウトドアインテリアです。
自然との調和
アウトドアインテリアを取り入れれば、屋内にいながらも自然を感じられるのが魅力。観葉植物を自宅に取り入れるだけで、部屋の印象をグッとチェンジできます。
グリーンが多い部屋は落ち着いた雰囲気になります。水やりなどの世話に手間はかかりますが、植物の日々の変化が楽しめます。
拾ってきた流木や、貝殻や木の実なども、アウトドア感を出すのに効果的なアイテムです。部屋の一角に棚などを用意して、自然を感じられるコーナーを作るのもおすすめです。
リラックスした雰囲気
自立式のハンモックはすぐに移動できるので便利。
ハンモックやコット、チェアやテーブルなどのアウトドア家具を生活に取り入れれば、リラックススペースの出来上がり。
ハンモックは家の中のデッドスペースを活用でき、部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。
アウトドア用のコットやチェア、テーブルは、使わないときには場所を取らずに収納できるのが魅力。おうちのお気に入りスペースに設置すれば、簡単にリラックススペースができます。軽量なので、家庭用の家具とは違い、位置替えも簡単にできるのがグッドポイントです。
多機能性と実用性
スキレットやホットサンドメーカーは自宅でも使いやすい。見た目もおしゃれ。
キャンプ道具はアウトドアで使用する性質上、機能的で実用性に優れています。ランタンやLEDライトなどは自宅の間接照明として使用ができ、被災時などの緊急時にも役に立つアイテムです。
スキレットやホットサンドメーカーは自宅でも大活躍します。家庭用のガスコンロを使用して、ワンプレート料理や、朝食にぴったりのホットサンドを楽しみましょう。
保温保冷性の高い水筒なども、自宅使いに便利なアイテムです。冬は湯沸かしで余ったお湯、夏は麦茶などの冷たい飲み物のストックに活用できます。
アウトドアインテリアの基本アイテム
アウトドアチェア
アウトドアチェアは大きく分けると、ハイチェアとローチェア、ソファーチェアの3種類が販売されています。
ハイチェアは地面からの高さが40～50cmほどの高さのものが多く販売されており、立ち上がったり座ったりが容易にできる点がメリットです。カウンターテーブルや、ダイニングテーブルと合わせるとちょうどいい高さです。
ローチェアは地面からの高さが20cm～40cmのものが主流です。ローテーブルと合わせるのにぴったりのサイズ感です。座面が低いため、子供もでも座りやすく、安定感が高いため、転倒しにくいのがメリット。低いものは屋内で座椅子としての使用もおすすめです。
ソファーチェアは、2人掛けのチェアのこと。自宅用のソファーと違って、折りたたんで収納ができ、簡単に持ち運びができる点がメリット。ブランケットなどと合わせれば、見栄えがよく、おしゃれにきまります。
ハンモック
ハンモックは家の中の雰囲気をガラッと変えてくれるアイテム。自立式のスタンドつきのものならば、屋内やベランダで、好きな場所に移動させて使用ができるため、便利です。スタンドがないものは、自宅の柱や梁にロープなどを使って、直接吊り下げて使用ができます。
ハンモックは独特の寝心地が魅力。ちょっと休憩したり、昼寝するのに重宝します。自宅の一角がリラックススペースになります。
アウトドアテーブル
アウトドアテーブルは、アウトドアチェアと同様に、大きく分けるとハイテーブルとローテーブルの2種類があります。使用するチェアの高さに合わせて購入するのがよいでしょう。
折りたたんで収納できるため、使用しないときは場所を取りません。自宅のメインテーブルとしてもよいですし、お客様が来た時の追加のテーブルとしても活躍します。
小型のものは椅子の傍らにおいて、サイドテーブルとして飲み物や携帯などを置くのに便利ですよ。
ランタン
LEDのアウトドアランタン。
ランタンは夜の雰囲気をアップさせるのに最適なアイテム。ホワイトガソリンや、ガス缶を使用するタイプのものは、ゆらゆらと揺らめくロウソクのような自然な明かりを楽しめます。ただし、火屋の部分が高熱になるため、屋内での使用は火事や火傷に注意が必要です。
それに比べて、LEDのランタンはワンタッチで使用できるため、扱いが楽なのがメリット。光量を高くして自宅のメインランタンにしたり、光量を絞って間接照明としたりして使用できます。
ラグやブランケット
ラグやゴザは室内の雰囲気をガラッと変えられる。
ピクニックやキャンプで重宝するラグやゴザは、自宅を彩るのにも便利なアイテムです。敷くだけでアウトドア感をグッとアップさせてくれます。
ブランケットは、冬場にあると重宝するアイテム、リビングにおいておけば、ちょっと肌寒さを感じた時にひざ掛けにして使用できます。
アウトドアインテリアのコーディネートアイデア
シンプルでナチュラルなスタイル
木や藤などの自然素材を使ったチェアやテーブル、バスケットなどのギアを主に取り入れたスタイルです。ベースとなるカラーはホワイトやブラウン、ベージュなどのナチュラルカラー。
形状もよけいな装飾を抑えたシンプルなデザインを選ぶと、統一感がアップするでしょう。
カラフルでポップなスタイル
一昔前のアウトドアギアはカラフルなものが多い。
カラフルなアウトドアギアを取り入れた、部屋がパッと明るくなるスタイルです。
レッド・イエロー・ブルー・グリーンなどのカラーを取り入れるとよいでしょう。これらのカラーは一昔前のキャンプギアでは定番のカラーです。レトロなランタンやジャグ、クーラーボックスなどを、インテリアとして取り入れるのもよいでしょう。
ただカラフルにするだけでなく、レッド×グリーン、ブルー×イエローなど、2色を選んでギアのセレクトをするのがおすすめ。カラフルな色使いでも統一感が生まれます。
モダンでスタイリッシュなスタイル
コンテナボックスなどのミリタリーなギアや。装飾を省いたミニマルなデザインの椅子や机などのキャンプギアを取り入れたスタイルです。
メインカラーはブラック・ホワイトなどのモノトーンカラーやシルバー。無骨でクールな雰囲気を求める方におすすめです。
アウトドアインテリアを取り入れてオシャレな空間に！
家庭でも実用的なキャンプギアや、ナチュラルなアウトドアインテリアを取り入れれば、自宅にいながらアウトドア気分が味わえます。
せっかく手に入れたキャンプギアをキャンプまで倉庫にしまっておくのはもったいない！ぜひ、普段から活用して、オシャレな空間を演出してくださいね。
のまどうさん アウトドアライター 行く先のあてもないバックパッキング、ソロキャンプ、登山が大好物です。とはいえフラフラは出来ず、最近は子供とのキャンプと自宅に並べたギアを眺めての想像の旅に夢中です。千葉の最南端在住。田舎暮らし満喫中。
