古き良き日本が残る山形県真室川町でうまいものハンティング! | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

ナチュラルライフ

2015.10.15

古き良き日本が残る山形県真室川町でうまいものハンティング!

BE-PAL11月号小特集の「田舎の大ヒット商品BEST30」でご紹介した伝承野菜の『甚五右ヱ門芋』。それを室町時代から代々作り続けている農家、『森の家』がある真室川町は、山形県新庄市内から車で約30分。山に囲まれた緑豊かな山村だ。じつは、真室川町では『甚五右ヱ門芋』以外にも、『長左ヱ門かぶ』、『勘次郎胡瓜』、『赤にんにく』など、20種類の伝承野菜が見つかっていて、最上エリアでは、もっとも伝承野菜が多い町とのこと。佐藤春樹さんいわく、「山に囲まれて吹き溜まり的に(笑)、いや、開発の手から逃れて奇跡的に残った町なので、そういう場所には先祖が残してくれたお宝がたくさん眠っているんです」とか。

森の家

県の調査により、真室川町では20種類の伝承野菜が見つかった。

森の家

春樹さんの祖父母、佐藤清子さん(79歳)、信栄さん(83歳)。笑顔がステキ! 甚五右ヱ門芋は、佐藤家の女性が代々、種芋をとり、絶やさずに作り続けてきた。

森の家

佐藤春樹さんファミリー。今夏に長男・勘太くんが生まれたばかり。

 

そんなお宝が眠る町には知られざる特産品がたくさんあるのだが、なかでもユニークな産品を作っているのが、真室川町でも秋田県境に位置する及位(のぞき)地区の佐藤商店だ。

本誌でも紹介した『山ぶどう液』もここで作られている。佐藤さんに飲ませていただいた山ぶどう液がとても美味しかったので、お土産に買おうと、車で向かった(ちなみに佐藤春樹さんとは親戚関係ではない。真室川町は佐藤姓が多いのだ)。

 森の家及位地区は山菜をはじめとした天然食材の宝庫。佐藤商店では、自然の恵みに感謝しながら生活してきた先人たちから伝わる食文化を、瓶詰めや缶詰にして提供している。どの商品にも合成着色料や合成保存料は一切使われていないのもうれしい。

 
森の家
森の家店は一見すると、町のよろず屋さんのような雰囲気で、食料品から雑貨類まで扱っているが、いちばん目立つところに置かれているのが、店舗の向かいの工場で作る数々の加工品。お目当ての山ぶどう液は、天然100%。砂糖などは無添加で、ウィスキーやソーダで割ってもおいしい。そのほか、ナメコやムキタケなど、キノコ類の缶詰、細筍の水煮、ふきの甘露煮、さらには、イナゴのふりかけまで、商品棚にはさまざまな加工品が並んでいる。

森の家
森の家
いなごふりかけ地元の天然キノコや山菜、木の実などを使った缶詰や瓶詰がいっぱい。商品名にちょっとビビってしまった『いなごのふりかけ』は佐藤商店のお嬢さんが手掛ける人気商品。県産のイナゴ、おから、いりごま、藻塩、鰹節などが使われていて、とても美味。白飯のお友デス!

佐藤商店
山形県真室川町大字及位429-1
電話 0233(66)2100
http://www.satoshoten.jp/nozoki/

古き良き日本が残る真室川町。日本の原風景&うまいものハンティングにぜひ、訪れてみてくださいね~!
森の家の伝承野菜については、発売中のBE-PAL11月でご確認を!

文=松村由美子 撮影=富貴塚悠太

NEW ARTICLES

『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

漫画家つの丸家おすすめ!穴場の犬同伴OKの屋内施設とは?

2026.11.03

人工芝の掃除方法を徹底解説|汚れ別の掃除方法やおすすめアイテム・長持ちさせるコツを紹介

2026.11.02

田んぼで不耕起栽培に挑戦!ついに出穂が始まった

2026.11.01

ホタテの貝殻から生まれたキッチンクリーナーはナチュラル&除菌・消臭・油汚れも分解できて掃除にも使える!

2026.10.28

下流の淡水魚は、日本人のソウルフードだった!利根川の漁師が語る魚のすがた

2026.10.06

大都会のビルでSDGsを実現!三井不動産が手がける「新・循環型施設」とは

2026.10.05

【関野吉晴の冒険】思いどおりのいい形の打製石器はなかなかできない。だから夢中になる

2026.09.29

鍋の焦げ付きは酢で落とせる?正しい落とし方や素材別の注意点・頑固な焦げへの対処法を徹底解説

2026.09.29