ソト遊び用の1BOXならバンテックのキャンピングカー・アストラーレ「NSビアート」がお得! | キャンピングカー・車中泊 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.10.02

    ソト遊び用の1BOXならバンテックのキャンピングカー・アストラーレ「NSビアート」がお得!

    ソト遊び用の1BOXならバンテックのキャンピングカー・アストラーレ「NSビアート」がお得!
    キャンピングカーの達人、伴 隆之が注目モデルをレビュー!今回はバンテックが新たに展開を始めたブランド「アストラーレ」から、普段使いと週末のソト遊びをアシストするバンコンを紹介。

    キャンピングカーの達人、伴 隆之のニューモデルレビュー

    デザインが光るVANTECHの新ブランド「ASTRARE(アストラーレ)」


    ASTRARE「NS-BEART」。全長×全幅×全高:4695×1695×1990mm。乗車定員:5人、就寝定員:2人。

    普段使いでは気を遣う場面の多いキャブコンとは異なり、日本でもっともポピュラーなキャンピングカーのジャンルがバンコン。ワンボックスやミニバンなどをベースに架装したモデルの総称で、ベッドキットのみを装備するものから水まわりを備えた本格モデルまで、幅広く存在。トヨタではハイエースやタウンエース、日産ではキャラバンやNV200などをベースにしたモデルが主流になっています。

    今回は、1986年に創業した老舗ビルダーであるVANTECHが手がけた日産・キャラバンベースのニューモデル「NSビアート」を紹介したいと思います。

    VANTECH社と言えば名車「Zil(ジル)」シリーズをはじめとしたキャブコンのイメージを持つ人も多いですが、軽キャンパーやバンコンなどラインナップの幅が広いビルダーです。

    そんな同社が今年からスタートさせた新ブランドが「ASTRARE(アストラーレ)」。イタリア語で星を意味する「Astro」と海の意味である「Mare」がブランド名の由来。現在、キャラバンベースの「CC1 venus」、ハイエースベースの「CH1 Mars」、カムロードベースの「TRIAS480」、ハイラックスベースの「GX4」など4タイプのキャブコンに加え、今回の「NSビアート」というラインナップになっています。

    このアストラーレはデザイン性などの方向性がVANTECHブランドとは大きく異なるのが特徴で、どのモデルも先進的で攻めたスタイルを採用しています。

    普段使いとキャンピングカーの機能が融合

    フロントシートの背もたれを活かし、セカンドシートと対面でリビングを構成。テーブルサイズは85×33cm。

    NSビアートのベースはキャラバン・プレミアムGX標準ルーフ。セカンドシートにはオリジナルのマルチアクションシートを採用し、乗車定員は5人の仕様。床はクッションフロア仕立てで、荷室の両サイドにはキャビネットを装備。キャビネットにはLED間接照明が備わり夜も車内を優しく照らしてくれるほか、天井にもLEDダウンライトを搭載。

    キャンピング車登録(8ナンバー)のため、もちろん水まわりやカセットコンロも標準装備となっています。

    注目はセカンドシートで、座面や背もたれ部分のクッション性がよく両脇にはアームレストが付いており、移動時も快適。また、マルチアクションシートを展開してベッドモードにした際は凹凸のないフラットになり、寝心地も快適な作りになっています。

    リビングモードはセカンドシートの展開は不要で、フロントシートの背もたれを前に倒して座面マットをセット。中央にテーブルを置いたら対面リビングモードになるので手間もかからないのがうれしいポイント。2人旅ではセカンドシートだけでゆったりと食事などや休憩ができる仕様です。

    マルチアクションタイプのセカンドシート。移動時のホールド性もよく3点式シートベルトも装備。
    ベッド展開も簡単でサイズは長さ1800×幅1200mm。フラットかつ寝心地もいい。
    フロントシート背もたれに寄りかかり、足を伸ばしてカウチスタイルでくつろげる。
    ベッド展開時はセカンドシート足下部分が収納スペースとして利用できる。

    豊富なオプションを用意し、拡張性も高い

    荷室部分の収納力も高く、移動時・ベッド展開時でも使いやすい。

    架装部分として、フロアやセカンドシート、ベッドマット、左右キャビネットに水まわりと、車中泊旅の基本がしっかりとそろっていますが、オプションが豊富に用意されているのも特徴。取材車両には、釣り好きに人気のロッドホルダーをはじめ、タブレットスタンド、電子レンジなども搭載されていました。

    電装システムについても、100Ahリチウムイオンサブバッテリーや2000Wインバーター、走行充電システムなどを用意。FFヒーターやルーフベンチレーターといった空調設備、チェイルドベッドなど、快適性や就寝人数など、旅や遊びのスタイルに合わせて拡張できるようになっています。

    左キャビネットにはオプションで電子レンジの搭載が可能。カウンターサイズは長さ133×幅52(最大)cm。
    左キャビネット内は収納スペースだが、取材車はオプションの電装システムを搭載。
    右キャビネットには給排水タンクを搭載。両キャビネットにLED間接照明が内蔵されている。
    フタを外すとシンク&蛇口になっている。カウンターサイズは長さ158×幅27(最大)cm
    オプションのルーフベンチレーター。両サイドにはLED照明も付属。
    釣りのための基地に最適なロッドホルダーも用意。
    キャビネットに橋渡して利用するチャイルドベッド(オプション)。サイズは1500×1100mmで荷物置き場としても活用できる。

    キャラバンの標準ボディベースだけに普段使いがしやすく、旅にも気軽に出かけられるスムーズさが光る1台。複雑なシート展開もなくリビングやスリープモードにできるなど、VANTECH社らしい使いやすさが随所に感じられたモデルでした。価格は614万9000円〜。

    問)VANTECH

    伴 隆之さん

    編集者・ライター

    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。他誌にて全国のRVパークを巡り、その魅力を紹介中。

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