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アウトドアの知識

2025.07.28

登山するなら雨具は必携!選び方やおすすめ商品を紹介

登山するなら雨具は必携!選び方やおすすめ商品を紹介
登山の必携品といわれる雨具。
雨風から身を守ってくれる機能は、防水だけでなく内部の蒸れを防ぐ透湿性など、シチュエーションに合わせて様々なモデルがラインナップされています。
今回は雨具の機能とおすすめのモデルについてご紹介します。

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登山は雨具が必須!突然の雨でも安心!

モンベルのレインウェア
豊富なラインナップがある登山用の雨具。

登山で持って行く道具は、登り始めから下山するまでを計画し、行動中に起こるリスクを予測して選んでいきます。

雨具は行動中に起こるリスクから持ち込む道具の最たるものです。

どんなに予報が晴れでも山の天気は変わりやすく、突然雨が降ることも珍しくありません。

身体が濡れることによって体温や集中力が低下し、それに伴って怪我や遭難のリスクが飛躍的に高まります。雨具がない状況では、こうした生命の危機につながる最悪のシナリオも、容易に想像できます。

登山の三種の神器ともいわれる雨具は、日帰りで気軽に登れる低山から高山まで、全ての山登りで必携です。

道具の中でも重要な位置にある雨具。そのため各ブランドから非常に多くのモデルが展開されています。

今回は雨具の選び方からおすすめのモデルをご紹介していきます。

登山での雨具の選び方

素材で選ぶ

登山における雨具の素材は、GORE-TEX(GORE-TEX)と各ブランドの独自開発素材に大別されます。

タウンユースで着用する雨具で使われる素材では、登山に求められる防水透湿性や耐久性に達しないため、登山に対応できる上記素材が必要となります。

GORE-TEXはWLゴア&アソシエイツ社が開発し商標登録した素材技術で、各ブランドから同素材技術を使用したモデルが展開されています。

非常に高い防水透湿性に加え、用途に応じたシリーズがあり、肌触りや軽量性など、細かなニーズに対応しています。

各ブランドの独自素材は、GORE-TEX同様に防水透湿性と用途に応じた性能を有しています。

かつてはほとんどのハイエンドモデルに採用されていたGORE-TEXですが、独自素材の性能も年々向上し、現在は用途に応じて柔軟に使い分けられるようになってきています。

GORE-TEXを選べば間違いないと考えても良いですが、アウトドアショップで相談し、シチュエーションに応じて適切な機能性を有する独自素材を選ぶのがおすすめです。

機能で選ぶ

雨具の機能
防水性を高めるために細かな工夫が施されている。

登山で求められる雨具の基本的な機能が防水透湿性です。

外から水を防ぐ防水性に、内部で発生する蒸気を外に排出する透湿性が合わさることで、登山における雨具は機能します。

登山の大半は歩き続ける行動時間であり、防水性だけに頼って内部が蒸れてしまっては、本来の役割を果たせないからです。

また、雨が降っていなくても強風や気温低下による対策など様々なシーンで着用することがあります。

このため、耐久性や軽量・コンパクト性のほか、肌触りやストレッチ性などが備わっています。

こうした機能を防水透湿性をベースとして検討するのが良いです。

着脱のしやすさで選ぶ

登山用の雨具
扱いやすさで使用頻度が決まる。

雨具は他のアウトドアウェア同様、可能であれば試着するのがおすすめです。

これは防水透湿性の確認ではなく、着脱のしやすさを試すのがひとつのポイントです。

年々ストレッチ性が高いモデルが増えてきましたが、雨具はストレッチ性が低く他のウェアと比べてゴワッとしているので、着脱が面倒なものが多いです。

着脱が億劫になると使用頻度も減り、いざという時に使いたくないといった心理も働き「ただの荷物」になってしまいます。

予算と求める機能性の折り合いをつけながら、着脱のしやすさを見極めましょう。

重量やカラーで選ぶ

レインパンツ
ジャケットと同じくパンツも多彩なモデルが。

雨具の重量は着脱のしやすさと合わせて、試着時に見ておきたいポイントです。

軽ければ着用時の負担が少なく、かつ積極的に使用することに繋がります。

とはいえ、軽いが故に耐久性が犠牲になることもあるので、岩場や藪漕ぎといった擦れが少ない山にいくのか、トレイルランなどでより軽量性を求めるのかなど、用途や登る山によって選択しましょう。

その他、カラー選びも大切です。

こだわりがなければ、視認性の高い明るめの色は遭難時に発見しやすいメリットがあり、おすすめです。

もちろん、好みのカラーで選べばモチベーションや道具への愛着が湧くので、必要な機能性を基本として、カラーも検討していくと良いです。

登山で雨具を使うタイミング

雨が強いとき

ガスに包まれる。
雨が強まる前に着用を。

すぐにウェアが濡れて冷えてしまうほどの強い雨の場合は、すぐに雨具を着用しましょう。

本来は、雨脚が強まる前の軽い雨の段階や、じきに雨が降ると予測される場合に着用するのが良いのですが、突然強い雨に降られることもあると思います。

そうした場合は、雨風が一時的に回避できる樹林帯などに入り、雨具を着用します。

筆者も経験がありますが、強い雨風に晒されながら雨具を着ることは心身ともに困難です。

風で雨具が飛ばされてしまうこともあるので、安全な場所での着用を心がけましょう。

雨が降りそうなとき

丹沢の稜線
雲の動きは随時確認を。

現在は電波が通じるところであれば、レーダーを見て降雨の予測が用意にできるようになりました。

また、空を見ながら間もなく雨が降ることが予測された場合は、雨具の着用がおすすめです。

これは前述のように、雨が降ってからでは手遅れになる場合があったり、降雨前に着用することで安全な状況で着用することができるためです。

「まだ大丈夫かも」と感覚に頼らず、目の前の天候やレーダーなどで的確に判断できるようにしましょう。

蒸し蒸しするとき

樹林帯
湿度の変化は要注意。

状況にもよりますが、雨雲が近く降雨の可能性が高い場合は湿度が高くなります。

湿度が高まると、飛行機雲が立ったり、遠くの景色がよく見えるなどといったサインが出てきます。

こうした現象を見逃さず、じきに雨が降ると予測できる場合は、事前に雨具を着用して備えておくと良いです。

登山で使える雨具おすすめアイテム5選

モンベル:ストームクルーザー ジャケット

国内大手のアウトドアブランド、モンベルの雨具におけるフラッグシップがストームクルーザーです。

モンベルのロングセラーアイテムのひとつで、前モデルまではGORE-TEXを採用していましたが、2025年モデルより独自素材のスーパードライテックが採用されています。

透湿性: 40,000g/m²、耐水圧: 20,000mm以上と十分な防水透湿性を誇り、着心地から重量感など細部に至るまで、基本性能を高次元でバランスよく備えたモデルです。

「迷ったらこれ」とおすすめできる雨具です。

モンベル
ストームクルーザー ジャケット

サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL、M-R(M ゆったり幅)、L-R(L ゆったり幅)
平均重量:254g

ファイントラック:エバーブレスフォトンジャケット

国内アウトドアブランドで高い評価を受けているファイントラック。

エバーブレスフォトンジャケットは、エバーブレスファブリックを採用した雨具で、驚異的なストレッチ性と快適な着心地が魅力です。

身体の動きに追従してくれるので、登山のみならずさまざまなアクティビティに対応してくれます。


ファイントラック
エバーブレスフォトンジャケット

サイズ:S、M、L、XL
重量:300g

ミレー:ティフォン ストレッチ ジャケット

高品質なアウトドアギアを展開するフランスのブランド、ミレー。

ティフォン ストレッチ ジャケットは、ティフォン 3L ニットバック ナイロンを採用した雨具です。

透湿性50,000g/m²に耐水圧30,000mmという高い防湿透湿性を備え、かつフィット感の高いシルエットに適度なストレッチ性が魅力です。

ハードな環境でよりアクティブに動きたい方におすすめです。

ミレー
ティフォン ストレッチ ジャケット

サイズ:XS、S、M、L、XL
重量:300g

モンベル:ピークシェル ジャケット

モンベルがラインナップする雨具で、GORE-TEXを採用したモデルがピークシェル ジャケットです。

重量が185gと軽量、かつベンチレーションを備えているので、運動量の多いシチュエーションで積極的に使いたくなるモデルです。

スペックは透湿性: 20,000g/m²、耐水圧: 20,000mm以上となっています。

モンベル
ピークシェル ジャケット

サイズ:S、M、L、XL
平均重量:185g

ザ・ノースフェイス:クライムライトジャケット

機能性とデザイン性を高次元で両立したアイテムで人気の高いザ・ノースフェイス。

クライムライトジャケットはGORE-TEX採用の雨具で、防水透湿性・耐久性・重量のトータルバランスに優れ、登山にも十分対応できる運動性能を備えています。

カラーバリエーションはメンズ5色・レディース4色で、デザイン性も申し分ありません。


ザ・ノースフェイス
クライムライトジャケット

サイズ:S、M、L、XL、2XL

登山するなら雨具は必携!安心して山を楽しもう!

ワークマンの雨具
コストパフォーマンスの高いワークマンの雨具。

いかがでしたか。登山に欠かせない雨具は、防水透湿性という基本的な機能のほか、ベンチレーションやストレッチ性、フィット感など、各モデル様々な特長を持っています。

「いざ」という時の雨具ですが、寒い時や強風時に着用するなど、多彩な使い方もできるので、ぜひ好みのモデルを入手して積極的に着用してみてください。

北村 一樹さん

アウトドアライター

関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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