アウトドア情報誌『BE-PAL』(2024年4月~2025年11月号まで)やBE-PAL.NETに掲載されたアイテムから、誰でも美味しいコーヒーが淹れられるドリッパーをはじめ、フィルターが不要なタイプや、携行しやすい軽量コンパクトなモデルなど、おすすめのコーヒードリッパーを紹介する。人気メーカーのセットアイテムも必見だ。とっておきのドリッパーで、アウトドアでも本格的なコーヒーを味わおう。
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キャンプで楽しむコーヒードリップの魅力
豊かなキャンプ時間に欠かせないコーヒーは、淹れ方にこだわるのも楽しい。ハンドドリップの魅力をアウトドアライター・すー(鈴木 隆)さんに解説してもらった。
こだわり派におすすめのハンドドリップ
自然の中で過ごすキャンプの時間は、いつもよりスローで、心にゆとりが生まれる。そんな中で飲む一杯のコーヒーは格別。朝の澄んだ空気の中、焚き火を前にしながら湯気が立ち上るカップを手にすれば、それだけで一日が豊かに始まる。
さまざまなコーヒーの淹れ方のなかでも、ポピュラーなハンドドリップ。自分好みに味を調整しやすい王道の淹れ方だ。フィルターとドリッパーがあれば、丁寧に豆の旨みを引き出せる。
注ぎ方や湯温で味が変わるため、こだわり派におすすめ。朝の静かな時間にゆっくりと淹れるのも魅力だ。
▼参考記事
キャンプでこだわりたい人におすすめのコーヒードリッパー4選
キャンプや登山、ピクニックなど、余暇をアウトドアで過ごす人が増加中。そんなひとときに淹れたての美味しいコーヒーが味わえる、選りすぐりのドリッパーをセレクト!
(BE-PAL 2025年11月号より)
HARIO(ハリオ) V60 DripーAssist Set
蒸らし用の湯を大きな穴のある中央部に注ぎ、30秒蒸らした後に、外側の溝に湯を注ぐ。この簡単な作業だけで、繊細な湯の注ぎ方を再現してくれる便利アイテム。これなら、誰でもバリスタ級のコーヒーが抽出できる。
●サイズ:W13.7×D11.7×H14(口径8.7)cm
●重量:300g(個箱含む)

外側の溝に湯を注いで中央部にあふれさせると、ポタポタと湯が落ちる仕組み。
HARIO(ハリオ) 浸漬式ドリッパー スイッチ 360
コーヒー粉を湯に浸け込む抽出方法。同条件(豆の種類と量、挽き目、浸漬時間等)であれば、均一な味わいに仕上がるのが特徴だ。また、スイッチを押した状態にすれば、通常の透過式ドリップもでき、豆の種類や気分に合わせて使い分けられる。
●サイズ:W13.6×D13.6×H15.2(口径13.6)cm
●重量:600g(個箱含む)

浸漬して約2分後にスイッチを押して抽出。風味が良く、濃厚な味わいが印象的だった。
Melitta(メリタ) 流速コーヒーフィルター
レバーを0にセットすれば浸漬式、1〜4にすれば透過式になり、湯の流量(流速)を調節できる革新的ドリッパー。豆の種類や気分に合わせた抽出が可能で、自由度の高さが魅力だ。自分なりのレシピを確立すれば、何度でも同じ味わいを再現することができる。
●サイズ:W11.4×D11.4×H13.4cm
●重量:約180g

レバー操作で簡単に流速をコントロール。0〜4の目盛り付きだが無段階に調節可能だ。
Cafflano(カフラーノ) GoーBrew
コーヒー抽出後は、そのままタンブラーとして活用できるユニークなアイテム。ドリッパーとなるボトル上部は、キャップをして逆さにすればカップとしても使える。本体が透明なので、抽出量やコーヒーの色の濃さを確認しやすく、使い勝手も良好だ。透明なボトル本体には、環境にやさしいバイオプラスチックが使われている。
●本体サイズ:約φ8×H20.5cm
●重量:285g

赤い枠を上にずらし、ドリッパーとなるボトル上部のキャップをはずして逆さに載せる。あとはペーパーフィルターをセットするだけ。
撮影/永易量行
▼参考記事
フィルター不要のコーヒードリッパーおすすめ4選
ペーパーフィルターなしでコーヒーを淹れられるドリッパーは、キャンプにも最適。洗って衛生的に使えるのもうれしい。便利な自動タイプにも注目だ。
(BE-PAL 2025年6月号、2025年11月号より)
HIGHMOUNT(ハイマウント) ハンギング ステンレスメッシュフィルター 1-2cup
コーヒーの抽出に適した極細メッシュのステンレスフィルター。もちろんペーパーフィルター不要。両側にフックが付いているから、カップやサーバーの開口部にしっかりセットできるのが特徴だ。
●サイズ:約W12.2×H8.5cm
●重量:約15g
tent-Mark DESIGNS×oceanrich ポータブルオートコーヒードリッパー
本体(黒いパーツ)のスイッチを入れると給湯サーバーが回転。細口のポットから、湯を「の」の字を書くように注ぐ──といった、ハンドドリップの技法を、自動で再現してくれる便利器具だ。フィルターは繰り返し使えるステンレス製で、直径53〜82mmのマグカップに対応する。
●組み立てサイズ:W10.7× D10.7×H21.2cm
●総重量:約340g
●電源:単4アルカリ電池×2(別売り)

給湯サーバーは、一定の速度で毎分約4回転しながら、ハンドドリップを再現。約3〜4分で、美味しいコーヒーができ上がる。

メッシュフィルターのホルダーは、市販のドリップバッグのホルダーにもなる。このほか茶葉用フィルターも付き、緑茶にも対応。
撮影/永易量行
▼参考記事
Bush Craft Inc.(ブッシュクラフト) ステンレスメッシュコーヒードリッパー
ペーパーフィルターがなくてもそのまま使えるドリッパー。サイドにカップの飲み口に掛けられるフックを装備。
●サイズ:幅11×高さ11.5cm
●重量:16g

ステンレスメッシュ素材で丸ごと洗え、衛生的。ニオイもつきにくい。
撮影/三浦孝明
▼参考記事
Rivers(リバーズ) マイクロコーヒードリッパー2
野外でも本格的なコーヒーを淹れられるステンレスフィルターを搭載したミニマムなドリッパー。折りたためてカップ内にも収納できる。使用できるマグカップの目安は、内寸約7~8cm。
●サイズ:W8.4×D7.8×H4.7cm
●重量:約37g

フィルター部分が外せるので洗う時に便利。
▼関連記事
コンパクトで携行楽々なおすすめコーヒードリッパー
キャンプで気になる収納性。組み立ても簡単で、コンパクトに持ち運べるモデルも紹介しよう。
(BE-PAL 2024年4月号より)
Fozzils(フォッジルズ) スナップフォールドコーヒードリッパー
収納時は2枚のフラットなパーツになり、携行に便利。スナップボタンで組み立て簡単。広がるので洗浄も楽にできる。
●サイズ:幅13×奥行き14×高さ10.5cm
●重量:27.4g
撮影/三浦孝明
▼参考記事
スマートなセットモデルも必見!人気メーカーのおすすめアイテム3選
人気メーカーのセットアイテムもチェックしよう。ドリップ器具を気軽に外へ持ち出せるバッグ付きモデルや、特別なコラボアイテムも見逃せない。
(BE-PAL 2025年11月号等より)
HARIO(ハリオ) V60 アウトドアコーヒーフルセット
真横から見るとV字形で角度が60度であることから「V60」と名付けられたHARIO独自の円錐形ドリッパーを核に、ケトルやサーバー、ミル、カップがセットに。ドリッパー内側にはリブ(凹凸)があり、コーヒー粉の膨張を妨げることなく空気が抜けるようになっている。専用バッグには、着脱式ショルダーベルトも付く。
●総重量:約1.9kg(個箱含む)
カリタ×チャムス アウトドアコーヒーセット
1958年に創業した日本のコーヒー器具専門メーカー「カリタ」とのコラボで誕生した特別セット。カリタ独自のドリッパーやミル、ケトルにチャムスのロゴがデザインされ、スペシャル感満点。収納に困ることが多いペーパーフィルターのケースも便利だ。専用ケース内には仕切りも付き、スマートに収納できる。
●ケースサイズ:約W39×D17.5×H18cm
撮影/永易量行
▼参考記事
KONO(コーノ)×Coleman(コールマン) コラボドリッパーセット
「Old Lanterns Café」による、アウトドア用品の総合メーカーの老舗・コールマンと創業100年の歴史をもつ珈琲器具専門メーカー・KONOのコラボアイテム。ドリッパーとコーヒーサーバーがセットになっている。1951年製造のコールマン200Aクリスマスランタンの配色をモチーフにしたカラーも魅力。
▼参考記事






























