『フグレン・トウキョウ』に教わる”北欧流”おいしいコーヒーの淹れ方。 | ナチュラルライフ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • ナチュラルライフ

    2017.12.23

    『フグレン・トウキョウ』に教わる”北欧流”おいしいコーヒーの淹れ方。

    b*p

     ここ数年、「奥渋谷」とよばれて話題になっている渋谷区富ヶ谷エリア。代々木公園にほど近い遊歩道に、ひっそりとたたずむコーヒー店『フグレン・トウキョウ』は、1963年に北欧のノルウェー、オスロで創業した小規模コーヒーロースター『FUGLEN』の東京店。

    2011年にニューヨークタイムズ紙のコラムニスト、オリバー・ストランドが、オスロのコーヒーを絶賛する記事を世発表して以来、ノルウェーはコーヒー先進国として世界的に注目されていますが、そんなノルウェーで人気絶大の『FUGLEN』が、国外で最初にオープンしたお店が『フグレン・トウキョウ』。

    こぢんまりした古い民家をリノベーションした店内にはヴィンテージのソファなど心地いい北欧家具が並んでいます。休日には行列が後を絶たなくて、いつもお店の外に人があふれているの大人気カフェ。

    今回は、『フグレン・トウキョウ』のバリスタ・高橋圭也さんに、おいしいコーヒーの淹れ方を教えてもらいました。


    『フグレン・トウキョウ』バリスタの高橋圭也さん、矢崎智也さん、木村久美子さん。

    「チェレレクトゥ」というエチオピアの豆を使用。レモンやジャスミンの花のようなさわやかな香りがします。この豆のもつ魅力を最大限に引き立てる淹れ方とは、どのような淹れ方なのでしょうか?

     

    How to Drip Coffee?

    まずはドリッパーにペーパーフィルターをセット。紙のニオイを消すために全体にお湯をかけて、洗います。できるだけ、たっぷりとお湯をかけましょう。

    1杯分なら、コーヒー豆は「約12g」挽きます。甘味をたっぷり引き出したいので、豆は「粗挽き」にして、時間をかけて淹れます。こうすることで、コーヒーが濃く出すぎず、豊かな香りと、豆本来の味を楽しめるのだとか。

    93度Cのお湯を「200cc」準備しましょう。お湯が熱いほうが、フルーティーな風味がよく出るんだそうです。

    挽いたコーヒーの真ん中から、輪を描きながら、お湯が全体にしみこむように注いでいきます。

    お湯を40ccを注ぎ、30秒蒸らす。この作業を2回くりかえします。

    そのあとでさらに、30cc注ぎ、40秒蒸らす作業を2回くり返します。時間をかけるほど、やわらかい酸味と丸味が引き出されます。

    コーヒーがポットに落ちきったら、違うポットに入れ替えて、少し冷まします。

    こうすることで酸味と甘味のバランスが良くなり、さらに甘くフルーティーなフレーバーが出るそうです。

    みなさんもぜひ、休日の朝なんかに試してみてください!

    『Fuglen Tokyo』(フグレン・トウキョウ)

    ノルウェー・オスロにあるコーヒーショップの国外1号店。代々木公園に隣接した一軒家をリノベーションした店内では、北欧家具も販売。
    https://fuglencoffee.jp/

    ※構成/中山夏美 撮影/小倉雄一郎

    NEW ARTICLES

    『 ナチュラルライフ 』新着編集部記事

    レジャーだけじゃない!「大学×アウトドア企業」で切り開かれる新たな可能性

    2024.03.23

    耕しながら旅をする!土に根ざす生き方を学ぶ「WWOOF」のファームステイ

    2024.03.23

    京都駅で2024年4月6日から開催!世界最高峰の自然写真家・高砂淳二さんの写真展

    2024.03.17

    押し入れ収納のDIYに挑戦!がさばるアウトドア道具はスッキリしまえるのか

    2024.03.05

    アウトドア派におすすめのリノベーション会社22選!ナチュラル系からガレージスタイルまで希望が叶う

    2024.03.01

    家をリノベーションする際の流れが知りたい!コンセプトハウスができるまでの4ステップ

    2024.02.29

    東京で「とかいなか」満喫中のキャンパーズ・ハウスを拝見!おうち&庭の二刀流アウトドアライフが素敵

    2024.02.28

    こだわりを凝縮したギア部屋が完成!家でもキャンプ気分を味わえるオーナー宅を直撃取材

    2024.02.25