
約5年ぶりの新モデルとなるGrit X2は、タフなのに軽くて使いやすく、GPS機能もさらに進化。上位モデル「Grit X2 Pro」の魅力はそのままに、より手に取りやすい価格で、注目を集めそうだ。
タフでスマート。ポラールの最新モデル、Grit X2
Grit X2は、北欧発のウェアラブルブランド「ポラール」が手がけた最新のGPSスポーツウォッチ。
サファイアガラスのレンズを備え、米国の軍用規格・ミルスペック(MIL-STD-810H)に準拠。耐熱・耐衝撃・耐水といったタフな性能で、過酷なアウトドア環境にも耐えうる仕様となっている。

一方で、約14%のサイズダウンと20%の軽量化を実現。見た目も装着感もスマート。
夜間でも視認性の高い有機ELディスプレイは、表示領域が従来モデルより約15%大きくなり、使いやすさも向上した。
スペック面では、275MHzのCPU、32GBのストレージなどを搭載し、操作もサクサクと快適だ。
デュアルバンドGPSに加え、オフライン対応の地図&ナビゲーション機能を標準装備。ルート表示の色分けや、山小屋・トイレなどの施設表示、昇降速度や平均登坂速度の計測など、アウトドア向けの機能が充実している。最大30時間の連続使用が可能で、長時間のアクティビティも安心。
交換式バッテリーとUSB-C充電に対応するなど、サステナビリティへの配慮も忘れていない。堅牢性と使いやすさを両立した、頼れるパートナーだ。
Grit X2、Vantage M3で利用できる新機能
Grit X2、Vantage M3で利用可能となった新機能6つを詳しく紹介しよう。
1、 ナビ機能がもっと手軽に進化

新モデルでは、GPXファイルをPolar Flowにインポートすれば、それだけでナビ機能が使えるようになり、ルート案内がより手軽になった。
2、地図操作もさらに直感的に

トレーニング中以外でも、内蔵地図のズームイン・アウトが可能に。
画面上では進行方向も表示されるため、今どこへ向かっているのかが直感的にわかるようになった。
3、周辺施設の表示にも対応

内蔵地図には、駅やトイレ、飲食店などの主要施設がアイコン付きで表示される。
表示する施設の種類は自由に選べ、目的地設定もできるので、知らない場所でもスマートに行動できる。
4、睡眠データをその場でチェック

アプリでしか見られなかった睡眠の深度グラフが、時計の画面でもチェック可能に。
さらに、トレーニングルートや水泳の泳法データなども、時計単体で確認できるようになった。
5、PINコードでセキュリティ強化

欧州連合EUの無線機器指令(Radio Equipment Directive、略称:RED)に準じ、6桁のPINコードを設定できるように。
個人データをしっかり守りながら使える。
6、スマートフォンの置き忘れ防止にも

スマートフォンと時計の接続が切れた場所を、地図上で表示してくれる新機能も搭載。通知の振動で気づけるため、置き忘れを防ぐことができる。
その他の新機能
Grit X2では、ディスプレイのデザインが追加され、見た目のカスタマイズがさらに楽しめるようになった。上位モデルと同じように、自分好みに画面を設定できるのがうれしい。
通知機能もアップデートされ、どの通知を受け取るかを自由に選べるようになった。必要な情報だけをスマートに確認できる。
また、トレーニング中でも専用ケーブルを使えばそのまま充電が可能に。長時間のアクティビティでも安心して使い続けられる。
これらの機能は、Vantage M3でもファームウェアをアップデートすれば利用できる。
アップデートはスマホのPolar Flowアプリと同期するか、PCとUSBケーブルでつなぐだけでOK。
すべての機能を使うには、スマホとの同期がおすすめだ。

希望小売価格:75,900円(税込)
カラー:ナイトブラック、カッパー・ブラウン
バッテリー:トレーニングモード;デュアルGPS(1秒)+心拍計測オン/最大30時間、トレーニングモード;シングルGPS(2分)+心拍計測オフ/最大90時間、スマートウォッチモード;24時間心拍計測オン/最大7日間
操作:カラータッチディスプレイ+5ボタン
重さ39g(本体のみ)、62g(リストバンド含む)
本体サイズ:直径45mm×厚さ12.5mm
防水:50m防水
セット内容:Polar Grit X2、シリコンリストバンド(SとM/L)、USB-Cケーブル、スタートガイド
WEBページ
手元に、次の冒険の相棒を!
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