有料と無料どちらがおすすめ? キャンプ場選びのポイントを解説 | キャンプ場 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンプ場

2024.01.22

有料と無料どちらがおすすめ? キャンプ場選びのポイントを解説

有料と無料どちらがおすすめ? キャンプ場選びのポイントを解説
フィールドで遊び、食べ、テントの中で一夜を過ごす……。キャンプ場は、広大でひらけているような場所から、林間の中の静かな場所まで様々ですが、いわゆる「有料キャンプ場」と「無料キャンプ場」というものが存在します。
今回はこれらの双方を比較し、どのような方に向いているのかを解説します。

※今回はキャンプ場とは銘打たれていないけれど、キャンプができる「無料スペース」のような場所も含めて、「無料キャンプ場」と定義しています。

有料キャンプ場と無料キャンプ場の比較

設備の充実度の違い

夕日の滝

炊事場やトイレがある無料キャンプ場も。

有料キャンプ場と無料キャンプ場のまず一つ目の違い。それは設備の充実度です。

有料のキャンプ場は基本的に、フィールドを快適な環境として使ってもらうために様々な設備が用意されています。

トイレや炊事場、ゴミ捨て場はもちろんのこと、入浴設備やサウナ、屋内施設なども揃っているキャンプ場もあります。

一方で無料キャンプ場は、主だった設備がないこともあり、トイレや水道が使える場所がない場合さえもあります。

私の場合、無料で利用できる河川敷や森のキャンプスペースに足を運ぶことが多いです。その代わり、トイレを利用するために近くの施設まで歩いたりします。

また、燃え残った炭の処理、調理器具の洗浄など、有料キャンプ場であれば楽にできることも、火消し壺や洗うための水を用意するなどの工夫でしのいでいます。

工夫をすることも楽しいので、積極的に無料キャンプ場を利用していますが、ファミリーキャンプなどでなるべく不便なく過ごしたいときは、有料キャンプ場がおすすめです。

予約の有無

河川敷と車

キャンプ場も無料スペースも平日は利用しやすい。

続いての違いは、予約の有無です。

有料のキャンプ場では、区画が指定されている場合は予約が必要な場合が多いです。好きな場所で自由に過ごせる「フリーサイト」は予約なしの当日利用が可能な場合もありますが、予約ができると「当日満員で入れない」というリスクをなくすことができます。

一方、無料のキャンプ場は予約ができない場合が多いです。また、予約制であっても、近隣の駐車スペースが満車となってしまうリスクもあります。ただし、予約がなかったり、人数制限がなかったりすると逆に「当日の急な利用も可能」とも言えるので、一長一短です。

予約なしのキャンプ場で「当日満員で入れない」、というリスクを避けるために、利用前は混雑する時期や時間帯を調べておきましょう。

アクセス

琵琶湖

琵琶湖の湖岸緑地はマイカーでのアクセスがとても便利だ。

有料キャンプ場と無料キャンプ場は、アクセス面でも違いがあります。

有料キャンプ場は現地付近までバスが出ていたり、マイカーアクセス時も道路が整備されていてアクセスしやすい場合が多いです。

しかし、無料キャンプ場の一部はマイカーアクセスが困難なほど路面が荒れていて、4WD車でないと到達できない秘境のような場所も存在します。また、駐車場内の路面が凸凹だったり、砂地で移動が難しいといった場所もあります。

私は以前、河川敷の砂地でクルマが抜け出せなくなった光景を目撃しました。その方は、JAFを呼んで対応してもらっていました。

薪や調理器具などの入手

焚火

燃料がすぐ手に入る安心感はキャンプ場ならでは。

有料キャンプ場と無料キャンプ場の違いには、薪や炭、調理器具といったキャンプに必要な燃料や道具が現地で入手できるかどうかというものもあります。

豊富なストックを持つ有料キャンプ場なら、万が一材料や道具が不足してもその場で入手できるので、安心してキャンプをすることができます。しかし、無料キャンプ場では近所のホームセンターやスーパーまで買い足しに行く必要が出てきてしまいます。

細々とした道具だけでなく、テントや寝袋といった道具を貸出しが可能な有料キャンプ場もあるので、その場合は手ぶらに近い状態でキャンプを楽しむことができます。

有料ならではの道具が豊富なキャンプ場は、初心者や移動が公共交通機関で道具の持ち込みが制限される場合などに向いています。そのようなサービスがない無料キャンプ場に多くの荷物を持ち込む場合は、大きめのクルマに積載するなどして対応しましょう。

事故のリスク

犬と河川敷

河川敷で過ごす際は水の事故に備えた準備を。

有料キャンプ場と無料キャンプ場の大きな違いの一つには、フィールドで起こる様々なトラブルにおける事故のリスク、というものもあります。

有料のキャンプ場では倒れやすい木を切り倒したり、川などの危険なエリアにはロープで線引きをするなどの安全管理をしています。

逆に無料キャンプ場、特に「キャンプOKの無料スペース」のような場所ではこうした管理がされていないことが多いので、川で遊んだり周辺を散策したりする際は十分に気をつけて行う必要があります。

公共の公園内にある無料キャンプ場などではこのようなリスクは低いですが、キャンプの調理中に火災が発生した場合などは、自分の力でなんとかしなくてはなりません。そのため、基本的なアウトドアの知識や技術は必須となります。

やはり、安全管理が行き届いた有料キャンプ場はファミリーキャンプにおすすめです。

無料キャンプ場は有料キャンプ場と比較すれば事故のリスクが高いものの、場所によってはありのままの自然の中で特別な体験ができるため、キャンプに慣れている方にはおすすめできると言えるでしょう。

有料キャンプ場と無料キャンプ場を使い分けて自然を満喫しよう

焚火とテント

琵琶湖の湖畔で夜を過ごす。

有料キャンプ場と無料キャンプ場、どちらを利用するかはキャンプのスキルや利用時期、人数などに応じて決めていくと良いでしょう。

ただし、基本的にはアウトドア経験が少ない方はまず有料キャンプ場を利用し、経験を積んでから無料キャンプ場や無料スペースを利用すると良いと思います。

自分に合ったフィールドで、大自然をぜひ満喫してください。

筆者プロフィール
私が書きました!
アウトドアライター
北村一樹
関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

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