様々なアウトドアアイテムを展開しているモンベル。読者の皆さんも、モンベルのアイテムをひとつは持っているのではないでしょうか。
数あるモンベルのアイテムの中から、BE-PAL.NET激おすすめのアイテムを紹介します。

アウトドアを楽しむ人の心を知り尽くしたモンベルのアイテムたち。
これはいい!キャンプや登山などで大活躍のアウトドアギアたち
まずはキャンプや登山で使える、アウトドアの王道アイテムたちを紹介。実際に使ってみた感想も紹介するので、ギア選びの参考にしてみてください。
ヘッドライトをランタンに変える魔法のギア!「クラッシャブルランタンシェード」とは?


この袋のようなアイテムがランタンになる!?
バックパックに装備をまとめて野営地に行くソロキャンプや、時に数日かけて長距離を移動する登山では、荷物を必要最小限にまとめたいところです。
キャンプや登山で欠かせないギアはいくつかありますが、ランタンはそのうちの一つ。
かさばりがちなギアですが、夜や早朝に周囲を明るく照らしてくれるアイテムを持って行かないわけにはいきませんよね。
そこで「かさばらないコンパクトなランタンはないだろうか」とお悩みの方におすすめしたいのが、モンベルのクラッシャブルランタンシェードです。
今回は、クラッシャブルランタンシェードの特徴と使い勝手をご紹介します。
モンベルのクラッシャブルランタンシェードとは?

ヘッドライトと組み合わせてランタンになる革命的アイテム。
モンベルは登山用のウェアや道具を中心に、アウトドア関連のアイテムを数多く取り扱っている、アウトドアファンなら誰もが知っているブランドです。
今回紹介するクラッシャブルランタンシェードは、“シェード”と付いていることから分かるように、ランタンそのものではありません。
キャンプや登山で持参するヘッドライトに付けて使用する、いわゆる“かさ”のことで、ヘッドライトの光を広範囲に広げてランタンの明かりのようにしてくれる、とても便利なアイテムなのです。
クラッシャブルランタンシェードの魅力
クラッシャブルランタンシェードの魅力を深堀りしていきましょう。
魅力1.ヘッドライトの光を柔らかく広げてくれる

被せて締めるだけでセット完了です。
手持ちのヘッドライトをランタンとして活用できるようになるのが、クラッシャブルランタンシェードの最大の特徴です。
使い方は簡単。ヘッドライトにシェードを被せ、シェードから出ているコードを締めて固定します。そして、付属のカラビナを使って、テントの天井などに吊るします。
なお、カラビナがかけられないような太い部分に吊るす場合や、カラビナを忘れた場合には、ヘッドライトのベルト部分を結んで吊るすことで対応可能です。
ヘッドライトだけで照らすと、ある一か所が比較的強く照らし出されてしまうので、寝る前の読書やお茶タイムには不向きです。しかし、このシェードを装着すれば、柔らかい光の中でそれらを楽しむことができるようになります。

優しくテント内を照らしてくれます。
例えば、明るさ300ルーメンのヘッドライトを使って、実際に2人用のテント内で点灯してみると、上の写真のような感じになります。
内部を隅々まで明るく照らしてくれますが、シェード自体が白色をしているので、光が柔らかくなり、眩しさを感じることはありません。
クラッシャブルランタンシェードがあれば、ランタンが無くてもテント泊のリラックスタイムが充実する、といっても過言ではありません。
魅力2.重量7gという圧倒的な軽さ

持っていることを忘れてしまうほどの軽さ。
はじめてクラッシャブルランタンシェードを手に取った時、その軽さに驚いたのを覚えています。
重量は、付属のミニカラビナ込みで7g。バックパックに入れていたのを忘れてしまいそうになるほどの軽さです。
装備が増えるとしても7gであればまったく気にならないですし、それでいてランタンと同じレベルの明かりを手に入れられるアイテム。
U.L.キャンパーやU.L.ハイカーの方々にも非常におすすめです。
魅力3.かさばらずどこにでも収納できる

どこにしまっても困らない驚異のコンパクトさ。
軽さとともにクラッシャブルランタンシェードの大きな魅力となっているのが、収納時のコンパクトさです。
バックパックの小さなポケットやサコッシュなどのサブバッグに収納できます。
ちなみに筆者は、ヘッドライトを入れているウエストバッグの小ポケットに収納しています。
常備していても気にならないサイズなので、キャンプの時は予備のランタンにするために、登山の時はメインのランタンとして使うために、フィールドに出る際はいつも持ち歩いています。
魅力4.実用に耐えうる耐久性

クラッシャブルランタンシェードで夜明けを過ごす。
筆者は、このクラッシャブルランタンシェードを4年ほど前から使っています。
購入してから今に至るまで、宿泊を伴うキャンプや登山で使わなかった時が一度もない、というほど毎回活用していますが、未だに穴が空いたり破けたりすることなく、使い続けることができています。
7gの軽量なシェード、と聞くと、すぐに破損してしまいそうに思えますが、そんなことは一切ありません。
約4年間使用しても現役で、テント内を優しい光で照らし続けてくれています。
▶参考記事
ヘッドライトをランタンに変える魔法のギア!モンベル「クラッシャブルランタンシェード」とは?
新作「マルチシェード」は冬のソロキャンならLがいいかも!
フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。https://twitter.com/utahiro7

▲全閉した「マルチシェードS」
モンベルの「マルチシェード」は、跳ね上げればタープ、全閉するとシェルターになるすぐれもの。S、M、Lの3サイズがあるが、基本構成は同じ。もっとも大きなLサイズであってもひとりで簡単に設営できるのが特徴だ。
ムーンライトテントの技術がそこかしこに

▲全閉した「マルチシェードS」
全閉状態は、まるで2本のポールで幕を突き上げているよう。けれども「ムーンライトテント」でおなじみのA型フレームに幕をかぶせている。これが簡単設営の秘密だ。
フロアがないシェルターなので、フロアテープを広げて四隅のグロメットにフレームを差し込む。
フレームの端っこがくびれたマッシュルーム型エンドチップ。このおかげでフレームを持ち上げてもフロアテープが外れることはない。
組み立てている途中で「石が邪魔」「日差しが気になる」など場所を移動したくなることがあるだろう。そんなときでもひとりでフレームを持ち上げて移動できるのが便利。
「マルチシェード」では旧モデルの「ムーンライトテント」とよく似たジョイントパーツを採用している。樹脂製ではなくアルミ合金で、軽くて耐久性もありそう。
あとは幕をかければ8割完成となるが、この幕の留め方も「ムーンライトテント」と同じオートテンショニング・フライを採用している。ゴムの力で幕に適切なテンションがかかり、仕上がりが美しくなるというアレ。
フレームにはゴム製コードと同じ色の細いロープが2本通されているので紛らわしいが、フロアテープに取り付けられたゴム製コードに幕のフックを引っかけるのが正解だ。
最後にフロアテープの四隅と張り綱で「マルチシェード」をしっかり固定すれば完成だ。
「ムーンライト」の名を冠していないのが不思議なほど「マルチシェード」には「ムーンライトテント」のエッセンスが注ぎ込まれており、一度でも「ムーンライトテント」を設営したことがあれば難なくできるし、そうでなくても直感的に正解にたどり着くだろう。
地面が硬かったのでペグを打ち込むことに苦労したが、「マルチシェードS」の完成まで10分もあれば十分。もっとも大きな「L」ですら15分ほどで設営できた。
ソロでもLが候補になり得る
「マルチシェード」にはS、M、Lの3サイズがラインナップされている。
モンベルオンラインショップの写真では、Sにはコットとテーブル、LはSのほぼ倍でコット1台と4脚のチェアが収められている。ソロキャンプならS、ソロでもゆったりしたい人やデュオキャンプにはM、ファミキャンはLが妥当な選び方なのだろう。

▲「マルチシェード S」(3万4980円)

▲「マルチシェード M」(4万2240円)

▲「マルチシェード L」(5万9400円)
以上、出典/モンベル
ためしにSとLに、コット、テーブル、チェア1脚、コンテナボックスとクーラーボックスを置いてサイズ感を比べてみた。

▲「マルチシェード S」220×150×H130cm
Sはちょうどいいように見えるが、コット以外のファニチャーは跳ね上げたキャノピーの下にある。フルクローズで眠るなら道具を外に出しっぱなしにするか、クルマ利用なら車内に入れるしかない。
もっともコットの周囲にはバックパックやコンテナボックスを置く余裕があるし、ハイコットにすればその下に荷物を置ける。
「ムーンライトテント2」のインナーテントが150×220×H110cmだと考えれば、徒歩やバイクなどコンパクトな道具でそろえている人には十分な広さ。

▲「マルチシェード L」440×260×H175cm
一方、Lはゆったりしていて自転車やパックラフトなどを置く余裕もある。ただ、冬キャンプではLをソロ利用すると寒々しく感じるかも。
それもそのはず、「ムーンライトテント4」(260×260×H170cm)よりも断然広いのだから。
それならと「クロノスドーム2」(2万8380円)を入れたカンガルースタイルにしてみた。
Aフレームはポールが邪魔にならず、「クロノスドーム2」(230×130×H105cm)がピタッと収まり、テーブルとチェアを置く余裕もある。
Lの重量(総重量7.7kg)と「クロノスドーム2」を組み合わせれば10kgほどになり、S(総重量3.6kg)の3倍近い重量となる。かなり重く感じるが、幕、フレーム、テントそれぞれが軽いので設営が簡単だし、2ルームテント風に使えるのはかなりのアドバンテージ。秋冬のキャンプに使うならソロでもLが狙い目だ。
ちなみにスペックだけを見れば「クロノスドーム4」(240×210×H125cm)も入りそうだが、半分以上がテントで埋まるのでわざわざ組み合わせるよりも分けて設営するほうが現実的だ。
▶参考記事
モンベルの新作「マルチシェード」は冬のソロキャンならLがいいかも!
「U.L.フォールディングポール」をトレッキング初心者におすすめしたい5つの魅力


筆者私物の「モンベルU.L.フォールディングポール100」。
トレッキングやハイキングにおいて、トレッキングポールはとても重要な道具のひとつです。
特に初心者の方にとっては、歩行をサポートし、疲れやすさを軽減してくれる、欠かせないアイテムでしょう。
今回はそんなトレッキングポールの中から、軽量でコンパクトに持ち運ぶことができる、モンベルのU.L.フォールディングポールを紹介します。
U.L.フォールディングポールの特徴
トレッキングポールには、グリップの形状によって「I型」や「T型」、伸び縮みの機構によって「ツイスト伸縮タイプ」「レバーロックタイプ」「折りたたみタイプ」といったように、様々な種類があります。
また、素材は主に「カーボン」もしくは「アルミ」の2種類に分けられます。
上記の分類を当てはめると、U.L.フォールディングポールはI型・折りたたみタイプ・アルミ製のトレッキングポールとなります。
(1)コンパクトに持ち運べる

折りたたむとわずか32cm(サイズ100の場合)。
U.L.フォールディングポールの最大の特徴は、そのコンパクトさにあります。
折りたたむことで、使わない時にはザックの中にしまうことが可能です。
電車で移動して登山口に向かう場合などには、電車内や駅構内など人混みが多い場所を通ることもあるでしょう。そのようなシーンでは、バックパックの中にポールをしまえると非常に助かります。
そのほか、岩場や岩稜帯など滑落の危険を伴う場所を通る際も、折りたたみタイプのポールは活躍します。岩場や岩稜帯では、荷物を何かに引っかけたり落としたりしないよう、バックパックの中に持ち物をすべてしまう必要があるためです。

キャップの上のバスケットが半円状になっている。
土や岩の隙間への突き刺さりを防ぐための「バスケット」と呼ばれるパーツが、通常のトレッキングポールでは円形のものが多い中、U.L.フォールディングポールは半円状になっています。

バスケットがシャフトに干渉しません。
それにより、折りたたんだ時にバスケットとシャフトが干渉しないようなデザインになっています。このような構造のおかげで、コンパクトになるのです。
(2)アルミ製なので扱いが容易かつ超軽量
カーボンは軽さと曲がりにくさが特徴ですが、その代わりに高価で衝撃に弱く、折れやすい一面があります。
それに比べてアルミ製のトレッキングポールは、安価で折れにくいのが大きなメリットです。

重量は1本でたったの149g(実測値)。
なお一般的に、アルミ製のポールのほうがカーボン製のものよりも重たいのですが、U.L.フォールディングポールの場合はアルミ製にも関わらず、超軽量です。
その重量は、100サイズ1本で実測値わずか149g。
その名に「U.L.(Ultra Light)」と付いているだけあって、驚異的な軽さを実現しています。
(3)組み立てがとても簡単

ポールを固定するラチェットボタンの拡大写真。
シャフトを伸ばすと、ラチェットボタンと呼ばれる突起が自動で出てきて、ポールを固定してくれます。
また、折りたたむときはラチェットボタンを押すと、簡単にロックが解除されて折りたたむことができます。
その伸び縮みの動作だけであれば、わずか数秒で組み立てと折りたたみが可能です。
(4)グリップが長い

平地ではポールを持って肘が90度になるのが最適の長さ。
通常トレッキングポールは、平地で手にしたときに肘が90度に曲がるくらいの長さが最適だと言われています。
U.L.フォールディングポールは、自分にあった長さを100、105、113、120の4サイズのラインナップから選べます。
U.L.フォールディングポール自体の長さ調節はできませんが、その代わりにグリップが長くデザインされているので、握る位置を変えれば上りや下りなど、さまざまな状況で使うことができます。

上り坂のときはグリップの下を握る。
上り坂の場合はポールを短めにもった方が歩きやすいので、グリップの下の方を握りましょう。

下り坂のときはグリップの上を握る。
下りの場合はポールを長めに持つことで安定して歩けるので、グリップの上の方を握りましょう。
このように、グリップの長さが約20cmあるので、緩やかな上り下りでの歩行であれば、持ち変えることで問題なく対応可能です。
(5)キャップを落としにくい

先端のシルバーとブラックの境にリング状の突起がある。
多くのトレッキングポールの先端キャップは、簡単に外れるようになっています。
そのため、山に登っていてふと気が付くと先端のキャップがなくなっていたり、足元を見ると誰かのキャップが落ちていることがあります。
しかし、U.L.フォールディングポールは石突部分にリング状の突起があり、キャップ内部がその形状に合わせてへこんでいるので、とても外れにくく、落としにくいデザインになっています。
▶参考記事
モンベルの「U.L.フォールディングポール」をトレッキング初心者におすすめしたい5つの魅力
これぞ理想のイスだー!!「L.W.トレールチェア26」を登山の相棒にしたいワケ


筆者私物のL.W.トレールチェア26。
登山にイスを持っていく、という方はあまり多くないかもしれません。
しかし、登山をしていて「いいイスがあったら、もっと快適なのになぁ」と思う瞬間、ありませんか?
筆者はそう感じることがたびたびありました。そこで、いいイスがないかと探していたところ、とうとう見つけました。
それが今回紹介するモンベルの折りたたみチェア、「L.W.トレールチェア26」です。
この「L.W.トレールチェア26」は軽量かつコンパクトで、登山だけでなくいろいろなアウトドアシーンで活躍します。
ちょうどいいイスを探している人は、ぜひ参考にしてみてください。
「L.W.トレールチェア26」の特徴
前述のとおり、「L.W.トレールチェア26」は登山にもぴったりの椅子。どんなポイントがそう言えるのか、特徴を見ていきましょう。
(1)軽量でコンパクトに収納可能

重量はわずか322g。
「L.W.トレールチェア」のL.W.は、Light Weight。つまり「軽量」 の略。
その名の通り、重量は実測値わずか322g(※メーカー公式は331g)しかありません。
これだけ軽ければ持ち運びやすいため、山はもちろん、いろいろな場所に持っていけます。

スタッフバッグ込みでもわずか354g。
ちなみに「L.W.トレールチェア26」には、通気性のいいスタッフバックが付属しています。そのスタッフバック込みでも、わずか実測値354gです(※メーカー公式は363g)。
さらに、収納サイズは7.5cm×34cmととてもコンパクトになるので、バックパックのサイドポケットにピッタリ収まります。
(2)設置・撤収がわずか十数秒

設置・撤収はとても簡単!わずか十数秒でできちゃいます。
「L.W.トレールチェア26」は取り出して開くだけで使えるので、設置、撤収にかかる時間はわずか十数秒。
とても手軽なので、ふと休憩したくなった時に迷わず使えます。
使用サイズは、高さ27×幅28×奥行き25cm(座面高26cm)と、ちょっと休んだり作業をしたりするのにちょうどいい大きさです。
(3)頑丈なつくりと選べるデザイン
耐荷重は静荷重で80kgと、そのコンパクトさからは想像できないくらいの頑丈さを持ち合わせています。
モンベルの L.W.トレールチェアシリーズには、一回り大きな「L.W.トレールチェア33」もあるので、ゆったり座りたい人や大柄な人にはそちらをおすすめします。
また、カラーバリエーションは、ブラック、ブルーグリーン、イエロー、ワインレッドの4色があり、好みに合わせて選ぶことができます。
(4)メッシュのスタッフバックが付属

メッシュのスタッフバッグが付属しています。
モンベルの 「L.W.トレールチェア26」には、片面がメッシュの通気性の良いスタッフバッグが付属しています。
このスタッフバッグの足の部分は、メッシュではなく布になっています。
そのため、使用後に地面についていた部分が汚れていたとしても、スタッフバッグに入れればバックパックなどを汚す心配がありません。
実際に登山で使用してみた!
「L.W.トレールチェア26」を、往復6時間程度の日帰り登山で使用してみた様子を紹介します。
サイドポケットに収納

バックパックのサイドポケットにちょうど収まります。
コンパクトな収納サイズなので、バックパックのサイドポケットにちょうど入ります。
サイドポケットに入れておけば、いざという時にサッと取り出せてすぐ使えるので、とても便利。
休憩したい時に迷わず使えると、登山での疲労感も変わってきます。
サッと出してすぐ使える

登山の休憩で使用するととてもラク。
実際に登山途中の休憩時にサッと出して座ってみると、想像以上にラクでびっくりすることでしょう。
登山では軽量の座布団などを持ってきて休憩する人も多いですが、地面に座らずに休憩できるのは思った以上に快適です。
また、休憩終わりに立ち上がる際も、地面に座っている時よりスムーズに立ち上がれます。
イスは登山の必須アイテムではありませんが、「イスがあるだけでこんなにも休憩が変わるのか」と、感激することでしょう。
他にも、地面が濡れている時でも気にせず腰を下ろせるのは、とてもいい点だと思いました。
キャンプや釣りにもちょうどいい

ローテーブルとの相性も抜群。
キャンプでは、焚き火や薪割りなどの作業用チェアとしてちょうどいいサイズです。
サッと移動できるのが便利で、ローテーブルとの相性は抜群。
持ち運びや移動がしやすい点を考えると、堤防などで釣りをする際にも使い勝手がいいでしょう。
▶参考記事
これぞ理想のイスだー!!モンベルの「L.W.トレールチェア26」を登山の相棒にしたいワケ
これぞ神ギア!モンベルのクリアボトルは超マルチに使えるのだ

さまざま大きさ、色を長年愛用しています。
軽量で耐久性に優れたポリエステル製のクリアボトルは、登山やキャンプをはじめ、アウトドアの様々なシーンで活用されているアイテムです。その多くは飲料水を運ぶために使われていますが、実はさまざまな使い方ができるのです。
数あるクリアボトルのなかでも、アウトドアでハードに使えて優れた耐熱・耐冷性を持つモンベルのクリアボトルは、特に多彩に使えるアイテムとしておすすめです。今回は飲料水を運ぶだけではない、モンベルのクリアボトル活用方法などについてご紹介します。
モンベルのクリアボトルの特長
特長1:強固で軽量な素材で内部を守る

本体は耐熱性が高いのでお湯も入れられる。
モンベルのクリアボトルは、耐久性と軽量性に優れたポリエステル樹脂を採用しています。私が普段使っているモンベルの500ml用のクリアボトルは105gと軽く、入手してから5年以上使い続けています。その間、登山やキャンプなどの野外行動時に何度か落としてしまったことがありますが、未だ大きな破損はありません。もちろん、その際に中に注いだ水は外部の影響を一切受けず、綺麗かつ安全な状態で飲むことができました。
特長2:携行性に優れた形状

カラビナをかけると携行しやすく落下防止になる。
モンベルのクリアボトルは丸い形状なので、バックパックに入れておいても他のアイテムに傷をつける心配がありません。
また本体と繋がった蓋を活用すれば、カラビナに繋いで携行することもできます。こうすればバックパックのサイドポケットに外付けすることができ、落下の心配もなくいつでも手に取れるようになります。また、多くのボトルホルダーに対応しているのもポイントです。私はカラビナと合わせて使う方法が多く、スリングに繋いでおいたりボトルホルダーに収納したりしています。
おすすめ3:豊富なサイズ展開

特におすすめなのが500ml。
モンベルのクリアボトルは350ml・500ml・750ml・1000mlの4サイズが展開されています。
山行で荷物を軽くした場合の外付けに丁度良い350mlと500ml、大容量で補給用に適した750mlと1000mlなど、山行やハイクキングなどアクティビティーの用途に合わせて使い分けることができます。またカラーも全5色あるので気分に合わせたり、収納するものが分かりやすいように色で分けるといった使い方もできます。
おすすめなのは500mlで、行動用として丁度良いサイズ感で、飲料から行動食、衛生用品の収納など、幅広く使えるのが特長です。取外し可能なバックパックのボトルホルダーやサイドポケットは概ね500mlが入るようになっているので、初めてクリアボトルを入手する人は、まず500mlサイズを持っておくと良いです。
モンベルのクリアボトルの活用方法
ここでは水分を入れるだけではない、モンベルのクリアボトルを活用する方法をご紹介します。軽量・耐久性に優れ、かつ携行性も高いクリアボトルを自分流に使いこなせば、アウトドアがより手軽で楽しくなります。
活用方法1:行動食を入れる

柔らかいものを入れても崩れにくい安心感。
私はモンベルのクリアボトルを、登山中に摂取する行動食を入れるのに活用しています。クリアボトルが行動食を入れるのに適しているのには、いくつか理由があります。
まずは、衝撃を受けても歪んだり潰れたりしないので、行動食が食べられなくなるほど変形する心配がないということ。衛生的かつ、そのままの状態を保てるので、日帰りから数日に渡る登山まで対応できます。
そのほか、このクリアボトルには目盛りが付いているので、計画的に行動食を摂取できる、という利点もあります。私は主にドライフルーツを入れていて、行動食で摂取しています。ドライフルーツと同じくクリアボトルに入る行動食ではナッツ系が好まれ、こちらもハイカロリーでクリアボトルに入れやすいサイズです。
また、ビスケットをはじめ、バックパックやウエストバッグに入れると押しつぶされてしまいそうなお菓子を入れておくのにもおすすめです。
活用方法2:衛生用品を入れる

水濡れにも強いクリアボトルは保管に最適。
救急用品やマスク等、清潔を保ちたいアイテムを収納するのにもモンベルのクリアボトルは非常に適しています。医薬品や絆創膏等の救急用品は、一度水に濡れると使用できなくなるものが多いため、雨の際もクリアボトルに収納しておけば安心です。
また、クリアボトルは透明なため、収納したアイテムを中から出さなくても確認できます。そのため、普段出し入れの少ない衛生用品の状態を確認しやすい、というのも便利なポイントです。常備薬やマスクは、荷物に圧縮されると変形することがあったり、場合によっては汚れてしまうこともあります。
私は宿泊山行時、油断してポケットの奥にしまっていたマスクを汚してしまったことがありましたが、このボトルに入れておけば良かったのになと後悔したことがあります。ずぼらな筆者にとって、クリアボトルは収納の救世主なんです。
▶参考記事
これぞ神ギア!モンベルのクリアボトルは超マルチに使えるのだ
モンベルの焚き火台を愛用者がレビュー!オプションアイテムで耐久性と汎用性を強化できるぞ


「フォールディング ファイヤーピット」(私物)。
今やキャンプの主役ともいえる焚き火台。
近年は各ブランドが個性あるモデルを展開しており、自分に合うものを選べる時代になりました。
そして、日本を代表するアウトドアブランドのモンベルには、高い燃焼効率を誇る焚き火台があります。
それは「フォールディング ファイヤーピット」という焚き火台。
今回は、そんなモンベルのおすすめ焚火台、フォールディング ファイヤーピットをご紹介します。
モンベル フォールディング ファイヤーピットとは

市販の薪がすっぽり入るサイズです。
登山をはじめとしたアウトドア、そして林業用のアイテムを豊富に取り扱うブランド、モンベル。
そのモンベルが2020年に発売した焚き火台が、フォールディング ファイヤーピットです。
折りたたみ式で展開・収納がしやすく、コンパクトになる本体。そして、高い燃焼効率と豊富なオプションを備えているのが特長。ライトユーザーから、経験者の方におすすめできる焚き火台です。
今回ご紹介するモデルは2人〜4人用に適したサイズで、家族や仲間との使用におすすめです。また1〜2人用に適したSサイズも展開されており、ソロキャンプから少人数のキャンプまで使うことが可能です。
私はこれまでいくつかの焚き火台を使ってきましたが、準備から使用、撤収までがスムーズに行えるフォールディング ファイヤーピットが、いつしか一軍で活躍するようになっていました。
フォールディング ファイヤーピットの特長は?
二重構造で高い燃焼効率を実現

二次燃焼時に大きな役割を果たす空気穴。
フォールディング ファイヤーピットの大きな特長のひとつが、その高い燃焼効率。
一般的な焚き火台の燃焼は薪に着火し、可燃ガスに火が燃え広がって燃焼する一次燃焼までです。
一方、フォールディング ファイヤーピットは上下に設けられた穴から空気を取り込み、その空気を上部から噴出してくれる構造になっています。そのため、一次燃焼で燃え残った可燃ガスを再度燃焼させる「二次燃焼」ができるのです。
二次燃焼を行うことにより、煙が少ない効果的な焚火を楽しむことができるだけでなく、少ない薪でも十分な火力を発揮してくれます。さらに、薪を足すことで、高火力が必要な調理にも十分対応できる焚き火にしてくれます。
私が初めてフォールディング ファイヤーピットを使ったのは、森林の中で家族とゆっくり過ごしたデイキャンプ。
いつもは煙を浴びないようにポジション取りをしていた娘が、煙の動向を気にせずに座っていられるほど煙は少なかったです。
簡単な組み立てで設置や撤収がラク!

耐久性の高いオプションを常用。
フォールディング ファイヤーピットは、設営や撤収が簡単なのも特長。
というのも、フォールディング ファイヤーピット本体を構成する部品はひとつだけ。
本体部分を広げるだけで自立してくれ、そこに網とロストルを設置すればすぐに焚火を始めることができます。
あっという間に組み立てられますし、もちろん撤収も反対にたたんでいくだけで完了です。
家族や友人とキャンプに行った際、「これセットしておいて」とお願いしても、初見で設置できるほどに感覚的に組み立てられる点は非常にありがたいポイントです。
オプションで耐久性と汎用性を強化!

鍋を置いても歪まないので安心安全。
フォールディング ファイヤーピットは、オプションアイテムで耐久性と汎用性を強化することができます。
私は焚き火台で様々な調理をします。そのため、フォールディング ファイヤーピットのオプションもすべて揃えて使っています。以下はその3つです。
- セットで付いてくるロストル(焚き火台の下に敷く網や台の部分)より耐久性の高い「ステンレス HDロストル」
- 鍋を載せても安定した調理ができる「ステンレス HDグリル」
- 薪が足しやすくダッチオーブンも載せられる高耐久を誇る「クッカースタンド」
フォールディング ファイヤーピットを使ってみて

薪を足して火力を上げる。
私がフォールディング ファイヤーピットを使い始めてから、はや1年。
入手してからというもの、キャンプの9割以上で使っていますが、思うのは「これからも使い続けたい」という強い気持ちです。
けっこうな頻度で使っているため、だいぶ使用感が出てきましたが、それでもフォールディング ファイヤーピットはタフな印象があります。これからも、必要に応じて手を加えながら使い続けていきたい傑作機です。
炎を魅せるタイプの焚き火台も良いですが、調理に特化した使い勝手の良さがフォールディング ファイヤーピットの魅力。
高い燃焼効率や設置・撤収に便利な機能性といった特長もさることながら、個人的には洗練されたデザインも気に入っています。
▶参考記事
モンベルの焚き火台を愛用者がレビュー!オプションアイテムで耐久性と汎用性を強化できるぞ
着心地も機能も申し分なし!ウェア&フットウェア
続いてウェア&フットウェアを紹介!アウトドアで着用することをイメージして作られているので、着心地も機能も申し分なしのアイテムがそろっています。
急な雨からバッグを守る!「パックラップ レインジャケット」が手放せなくなる


「パックラップ レインジャケット」¥13,750
今回紹介するモンベルのパックラップ レインジャケットの一番の特徴は、背面のマチを広げることで、バッグを背負ったまま上から着られるアウターだ。約20Lのバックパックなら対応でき、日帰り登山などに最適。

マチはベルクロで固定。

片側だけでも広げられる。
マチは両サイドへ開く形になっており、片手で楽に開ける。慣れれば着用したままで開閉できるので、急に雨が降ってもこれなら楽ちんだ。

裾はほかのジャケットと比べて長め。
また、マチを閉じた状態でも違和感なく使えるのが同商品の魅力。ベルクロで固定するとスッキリした状態になり、バッグを背負わなくても着られる。
バッグを背負った上からウェアを羽織ってみた

バッグを背負っていない状態。
実際に、バッグを背負った上からパックラップ レインジャケットを着てみた。背負っていない状態だと、前面の裾と背面と裾とで長さが異なることがわかる。後ろが長い理由は……。

26Lのデイバッグを背負った状態。
バッグを背負って着た際に、前面と背面の袖丈が同じになるため。つまり、背負っても後ろがつんつるてんにならない設計なのだ。これから登山していても、街中で使っていても見た目がダサくなりにくい。

腕も振りやすい。
ゆったりしたフォルムなので、バッグを被せた状態で歩いても腕がつっぱりにくい。カッパともポンチョとも違う、絶妙なフォルムのレインウェアであることがわかった。
▶参考記事
急な雨からバッグを守る!モンベル新作「パックラップ レインジャケット」が手放せなくなる
なに?竹繊維!? 独特の肌触りがたまらない、派手さを抑えた柄ものシャツ「TAKEロハ」

高橋庄太郎

竹繊維のシャツ…?!
今回紹介するのは、モンベルの「TAKEロハ」。いくつかある柄のうち、セレクトしたのは“バンブー(竹)”というやつで、「TAKA=竹」×「BANBOO=竹」という竹のコンビネーションを発揮しているシャツなのです。
ちなみに、アウトドアブランドの“アロハシャツ”として有名なものにパタゴニアの「パタロハ」がありますが、じつはモンベルのTAKEロハも発売からすでに16年にもなる大定番ブランド。その新作のひとつが、僕が買ったバンブーというわけなのでした。

ブランドタグのデザインもどこかオールドデザインのアロハ的で、なかなかよい雰囲気。
このTAKEロハは名称通り、竹繊維を使っているのが売り。正確には「竹繊維プラス」という素材で、コットン80%、竹20%なんだとか。触るとかなりさらっとしていて、たしかにどこかに竹っぽさが感じられます。

「竹繊維プラス」の特徴は、商品タグを見てもらったほうが早いかも。
この少しザラついた素材感は、どこか手ぬぐい的な味わいも持っています。実際はもっときめ細かいのですが、いかにも天然素材という風合いで。使えば使うだけ柔らかくなっていく手ぬぐいと同様、着れば着るだけ肌になじんでいきそうです。いや~これから着こんでいくのが、本当に楽しみ!
アロハと同じ「リバースプリント」の生地使い
僕がTAKEロハのなかでもバンブーという柄を選んだのは、もちろん自分好みの模様だからです。しかもアロハシャツではおなじみの“リバースプリント”というテクニックが使われていて、本来ならば裏側に使う面を表側に使っていて、これがいい。鮮やかにプリントされている面をあえて目立たなくしているわけで、これが柄ものシャツを大人っぽく見せる効果を出して、非常にセンスよく見えるんですよ。

こちらが、一般的なウェアなら裏側に使う面で、TAKEロハでは表側に。

そしてこちらがTAKEロハでは裏側になる面。
味が出てきそうなボタンも、同じく竹素材
TAKEロハはボタンにも凝っていて、ボタンの素材もやはり竹。ちょっと大きめで、指でつまんだときに滑りにくいのがポイントです。それにしても、不要面に何も塗っていない“生”の質感からいって、使い込んでいくと少しずつ色合いが増していき、ますますいい感じになるのでは?

現状ではほとんど白。竹らしい繊維のラインがボタンにも表れている。

胸元のポケットにも、漢字の「竹」をモチーフにしたワンポイントが。
肌離れしやすい“買いたて”の肌触りも、これはこれでよし!
TAKEロハを着てみるとわかるのが、その肌触りの独特さ。先ほどだんだん柔らかくなって肌触りがよくなりそう、などと書いたものの、実際は初期の質感もじつは悪くはないのです。パリっと張りがあるので、汗ばんだ肌に張り付きにくく、風通しがとてもよくて。むしろ柔らかくはなり過ぎず、このままの質感を保ってくれたほうがうれしいという人も多いかもしれないですよ。このあたりは人それぞれの好みかな。

まだパリっと質感が残る僕のTAKAロハ。これからソフトな風合いになっていくはず。
▶参考記事
なに?竹繊維!? 独特の肌触りがたまらない、派手さを抑えたモンベルの柄ものシャツ「TAKEロハ」
夏の名品!「ロックオンサンダル」をいろんな場所で履いてレビューしてみた


「ロックオンサンダル」で快適な夏を。
夏のアウトドアシーンで活躍するサンダルですが、もっとおしゃれで、使い勝手がいいものがあったらいいな、と思ったことはありませんか?
そんな方におすすめなのが、筆者が愛用しているモンベルの「ロックオンサンダル」です。
このサンダルは、裸足はもちろん、靴下を着用したままでも快適に履けます。おしゃれに夏のアウトドアを楽しむのにぴったりです。
今回は、「ロックオンサンダル」の使い勝手や履き心地を紹介していきます。
モンベル「ロックオンサンダル」の特徴
(1)靴下着用でも履ける設計

独特なストラップデザインが特徴的!
「ロックオンサンダル」の一番の特徴はなんといっても、ユニークなストラップ(鼻緒)のデザイン。
モンベルには、「ソックオンサンダル」という靴下を着用したまま履けるサンダルがあります。
「ロックオンサンダル」は、その「ソックオンサンダル」にかかとを固定するバックストラップがつくデザインになっており、運動性を高めたモデルです。

裸足でもソックスでも快適に履けます。
「ロックオンサンダル」には、ビーチサンダルによくある親指と人差し指の間の鼻緒がありません。
このストラップデザインによって、裸足でも靴下着用でも快適に履くことができるようになっているのです。
また、足の甲に直接当たるストラップ部分には、やわらかく肌当たりのやさしい素材が使用されているので、履き心地がとてもいいです。
さらに、アッパー素材が少なく、風通しが良いため、とても涼しく履くことができます。

バックストラップがしっかりかかとを固定。
かかとを固定するバックストラップは、ベルクロで長さを調節できる仕様。
足にピッタリフィットしていて脱げにくいため、よく動き回るアウトドアではとても重宝します。
(2)軽量で持ち運びやすい

重さはMサイズ片足でわずか180g。
重量はMサイズ片足でわずか180g(公式値)と軽量なので、履いていても重さをあまり感じず、とても快適です。

重ねると、とてもコンパクトに。
重ねるととてもコンパクトになるので、テント泊登山などの時にバックパックに入れて持ち運ぶにはぴったりです。
テント場についた後にトレッキングシューズを脱いで、靴下着用のままリラックスするのに最適でしょう。

柔らかい本体と硬めのソール。
足の裏が当たる本体部分はE.V.A.フォームという履き心地の良い素材でできていて、ソールは硬めのラバーが使用されています。
そのため、歩きやすく耐久性もあります。
(3)カラバリやサイズが豊富
記事内の写真で紹介している筆者所有のカラーは現在販売されていませんが、「ロックオンサンダル」はデザインがかわいいだけではなく、6色のカラーバリエーションがあるので、好みに合わせて選ぶことができます。
サイズはXSからXXLの6サイズ展開。なんと22cmから31cmのサイズまで対応しているので、小さな足の人も、大きな足の人も安心です。
さらに、16cmから21.5cmに対応した「ロックオンサンダルKid’s」もあるので、家族みんなで履くことができます。
履き心地はいかに!?実際にいろいろ歩いてみた感想
筆者が愛用している「ロックオンサンダル」を、いろいろな場面で使ってみたリアルな感想を紹介します。
珍しい形状のため、「痛いと感じることはないの?」など疑問に思った人はぜひ読んでみてください。
舗装路を歩いてみた

舗装路はラクラク歩けます。
舗装路を歩くと、E.V.A.フォームの本体が適度なクッションになってくれ、硬い地面でも快適な歩き心地です。
さらに、バックストラップがしっかりかかとをホールドしてくれるので、とてもスムーズに歩くことができました。
石の上を歩いてみた

石の上も安定して歩けます。
次は石の上です。ソールの固めのラバーのおかげで、凹凸道を安定して歩くことができます。
ここでもバックストラップによってサンダルがホールドされるので、安心して歩くことができました。
砂利道を歩いてみた

砂利道でも安心して歩けます。
次は砂利道です。
多少とがった石や小石を踏んでも、固めのソールとE.V.A.フォームの本体のおかげで、足裏が痛くなることはありません。
また、サンダル本体がきちんと足裏にフィットしているので、足裏とサンダル本体の間に砂利が挟まりにくくなっています。
川の中を歩いてみた

緩やかな川なら快適に歩けます。
最後は川の中を歩いてみた感想です。
「ロックオンサンダル」は水の中用の特殊なソールではありませんが、極端に滑りやすいということはなく、快適に歩行できました。
また、バックストラップのおかげで、緩やかな流れであれば川の中でも「ロックオンサンダル」が脱げることはありません。
▶参考記事
夏の名品!モンベル「ロックオンサンダル」をいろんな場所で履いてレビューしてみた
手の日焼けどめに便利なグローブ! 釣りや自転車遊びで使えるのだ
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/

手の日焼け対策に!
BE-PAL創刊編集長が、日々の暮らしからソト遊びで役立つ便利グッズをご紹介。今回はまだまだ日差しが厳しい時季の遊びに最適な日焼け防止アイテムだ。
手の日焼け対策にこれ!
夏に海や山での日焼けはできるだけ防ぐほうがいいです。あとで軽い火傷になって困ります。上半身は帽子やサングラス、長袖シャツでカバーできますが、手は忘れてしまいます。で、夏用の手袋というのがあります。
釣り用として売られているのですが、アウトドア全般で使えます。この夏用グローブは釣具メーカーからいろいろ出ていますが、モンベルの「クールフィッシング・グローブ」は、フィッシングと付いていますが山道具メーカーだけに釣具臭がなくデザインも◎。
通気性、速乾性素材使用。甲はメッシュなど防寒と違い紫外線よけがメインで手の甲の日焼けが防げます。内側は合成皮革ですが、手のひら部分はカットしてあり、涼しさだけでなく持つ道具の感触が伝わるのがメリット。竿で感じるアタリなどがダイレクトに掴めます。
ルアーフィッシングでは最近、PEラインという丈夫な極細の撚り糸を使いますが、根掛かりしたときに素手で引っ張ると手を切ります。グローブがあれば安全。釣り以外の自転車やカメラでも使えます。男女共有でサイズはS、M、L。価格は2640円。
問い合わせ先:モンベル・カスタマー・サービス 06(6536)5740
※構成/浅見祥子
(BE-PAL 2023年9月号より)
▶参考記事
手の日焼けどめに便利なグローブ! 釣りや自転車遊びで使えるのだ
日常生活に便利をプラス!その手があったか、な優秀アイテム
ここからは、隠れ名品たちをピックアップ。「こんなアイテムが欲しかった!」と感動すること間違いなしの優秀アイテムを紹介していきます。
折り畳み傘界隈で話題沸騰!U.L.トレッキングアンブレラが超売れてる理由6つ


筆者私物のU.L.トレッキングアンブレラ、色はターコイズ。
登山の準備で欠かせないのが、雨対策。
「山の天気は変わりやすい」とはよく言われますが、今の今まで晴れていたのに急に雨が降り出す、といったことは山では日常茶飯時です。
しかし、登山において大きな傘を持ち歩くことは、ほぼ不可能。だからと言って一般的な折り畳み傘だと、どうしてもバックパックの中でスペースをとってしまいますよね。
そこで今回は、軽量・コンパクトで、山でも街でも使える折り畳み傘、モンベルの「U.L.トレッキングアンブレラ」を紹介します。一部カラーは完売しているほどの大人気アイテム。その理由ともいえる魅力に迫っていきましょう。
U.L.トレッキングアンブレラの特徴
モンベルではなんと30年以上にわたって登山用の傘を販売しており、最近では様々な商品がラインナップされています。
中でもU.L.トレッキングアンブレラは、強度を保ちつつ、軽量さ・コンパクトさを実現した折り畳み傘。山での使用を想定して開発されていますが、もちろん街で使用することもできます。
では、その魅力をいくつか紹介します。
(1)127gと超軽量

重量はわずか127g。
U.L.トレッキングアンブレラの重量は、筆者実測でわずか127gでした(※メーカー公式は128g)。
ケースに入れても130gと超軽量なので、持ち運びにとても便利です。
布部分は、モンベルオリジナルのナイロン生地「バリスティック エアライト(R)」に撥水加工が施されています。この素材は、十分な強度と薄さ、軽量性を兼ね揃えています。強くて軽い秘密は布にあり、と言えますね。
(2)とってもコンパクト

サコッシュにも入るコンパクトさ。
U.L.トレッキングアンブレラは、折り畳んでケースに入れた場合、26cmと非常にコンパクトになります。
筆者愛用のサコッシュにもピッタリ収まる大きさなので、天候に関わらず、山行の際は常に持ち歩いています。
さきほどお伝えしたとおり超軽量なので、持ち運んでいることが全く負担になりません。

広げると直径88cmにもなります。
折り畳んだサイズはコンパクトですが、広げると直径88cmのサイズに。折り畳んだときのコンパクトさから想像できない、申し分のない大きさです。
(3)頑丈な骨組み

親骨は丈夫なカーボン製です。
8本の親骨には軽量で強度のあるカーボンが使用されており、丈夫な構造になっています。
(4)折り畳んでも濡れにくい

あの「ブラブラ」が気にならなくなる!
折り畳み傘をしまう際、傘の濡れた面が手に触れて、手がビショビショに濡れてしまったり、水が滴って困ったりすることがありませんか。
U.L.トレッキングアンブレラは傘の濡れた面が内側になるように折り畳めるので、使用後に折り畳むときのストレスが軽減されます。畳んですぐにバックパックなどにしまえるので、アウトドアシーンでは大変助かります。
(5)便利なループ付き

便利なループが先端に付いています。
細かなところまで行き届いているのが、このU.L.トレッキングアンブレラ。
通常の折り畳み傘であれば、持ち手の部分にループが付いていますが、U.L.トレッキングアンブレラでは傘の先端の石突にループがついています。このループが結構便利。

使用後に吊るして干せます。
使った後は、このループを使って吊るして干すことができます。石突にループが付いていることによって、干しているあいだに傘が開いてしまう心配がありません。

ループを使えば保管も便利です。
ループは、ケースに収納しているときにも外に出せるように設計されているので、保管時にも吊り下げておくことができます。たとえば玄関先に吊るしておけば、出かけるときにすぐ手に取れるでしょう。
(6)豊富なカラーバリエーション
カラーは、ネイビー、ピンク、ダークグレー、ブラウン、ブルーグリーン、ターコイズの6色のラインナップがあります。好みの一色を見つけられるでしょう。
ちなみに、ダークグレーとブルーグリーンは既に完売しています(2023年6月現在)。
▶参考記事
折り畳み傘界隈で話題沸騰!モンベルのU.L.トレッキングアンブレラが超売れてる理由6つ
さすがモンベル!メインバッグ級のエコバッグ「ポケッタブル ライトトート S」が超使える

筆者私物。
日常生活でもアウトドアでも、さまざまなシーンで活躍するエコバッグ。レジ袋が有料化された今、エコバッグはお出かけの際の必需品とも言えます。
今回は、サブバッグやエコバッグとして販売されている、モンベルのポケッタブルバッグシリーズの一つ「ポケッタブル ライトトート S」をご紹介します。
この商品、サブバッグやエコバッグにしておくにはもったいない、と言えるくらいたくさんの機能が備えられています。興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ポケッタブル ライトトートの3つの特徴
1.大容量なのに収納時は手のひらサイズ

大容量のメインポケット。
ポケッタブル ライトトート Sの容量は、14L。2泊分くらいの着替えなら問題なく収納することができる容量です。
また、大きさはA4の書類にも対応するサイズ。筆者は、普段からノートPCを入れて持ち運んでいます。

収納時のサイズは横25cm×縦17cm。
必要十分な容量とサイズがある一方、収納すると手のひらにおさまるサイズとなります。
収納方式は、フロントポケットを裏返してバッグ全体を中に詰めていく、というものなので、面倒な作業は一切ありません。
また、収納すると側面にループが出てきます。このループを使えば、カラビナなどでメインバッグに引っかけておくことができて便利です。
なお、今回紹介しているのはSサイズですが、ポケッタブル ライトトートにはMサイズやLサイズ、そして6種類のカラーがあるので、自身の用途にあわせて選べるのも魅力的です。

ドローコードで絞って収納。
メインポケットにはドローコードがついており、荷物の飛び出しを防止してくれます。
ドローコードはファスナーと違って生地を噛んでしまう心配がないので、個人的にはありがたいポイントです。
2.便利な3つのポケット

深さのあるフロントポケット。
ポケッタブル ライトトート Sには、3つのポケットがついています。
フロントポケットは深さがあり、折りたたみ財布などを入れるのにちょうど良いサイズ感。

筆者はマイボトルを入れて持ち歩くことが多いです。
左側にあるボトルポケットは、メッシュでできており通気性が良く、多少濡れてもすぐに乾きます。
そして、メインポケットの中にある内ポケットは、鍵などの貴重品を入れるのに最適です。
エコバッグで、3つの用途があるポケットを備えている商品は、あまりありません。これらのポケットの存在は、メインバッグとしてこのバッグを使う際に、非常に重宝します。

筆者は普段小さなポーチをつけています。
そして、フロントポケットの左右には、カラビナなどを取り付けることが可能なループが装備されています。
ポーチなどをここに外付けすれば、容量の拡張が可能です。
3.生地が丈夫
ポケッタブル ライトトート Sは、70デニールのナイロン素材を使っているため、とても強度があります。
デニールとは、使用されている繊維の太さのことで、数が大きくなるほど太くなり強度も上がります。
アウトドアでは地面にそのまま荷物を置くシーンがよくありますが、このバッグなら雑に扱わない限り、すぐに穴が空いてしまう心配はありません。
このような良い素材が使われているのは、「さすがモンベル」といったところ。
参考として、モンベル社のレインウェアの一つである「レインダンサージャケット」は、50デニールのナイロン生地が使用されています。
レインウェアが50デニールということからも、このバッグがいかに丈夫かがわかると思います。
▶参考記事
さすがモンベル!メインバッグ級のエコバッグ「ポケッタブル ライトトート S」が超使える
デイパックを背負ったときの気になる「ブラブラ」を解消する方法
中村 滋
1944年生まれ。『BE-PAL』『DIME』『サライ』の創刊編集長。現在は「Cool Senior Magazine」を編集。www.csmagazine.jp/

あの「ブラブラ」が気にならなくなる!
BE-PAL創刊編集長が、遊びや暮らしの中で役立つグッズをご紹介。今回は、バックパックを体にフィットさせる際に気になる「アレ」を解消する役立ち品です。
デイパックやバックパックのショルダーストラップ、それにズボンのベルトも余ってブラつくと気になります。結んだり曲げて挟んだりしますがいいものがありました。モンベルの「テープクリップ」です。ダブルになっている下側をストラップやベルトに付けます。留めるためにひねらなければならないのですが、ちょっとコツが要ります。あとは余った部分を上側のスリットに差し込んで留めます。
バックパックなど山歩きの場合はブラブラしていてもそれほど気になりませんが、街使いのデイパックなどはこれで余りを留めるとスッキリします。幅は20㎜、25㎜、30㎜、38㎜と4種類あります。デイパックなどのストラップはほとんど20㎜(2個入り136円)。ズボンのベルト(化繊のもの)は幅25㎜用で147円。カラフルなラテン柄のベルトは生地の厚みが2.5㎜で、これが取り付けられる限度。いずれも2個入り。色はすべてブラック。
(BE-PAL 2023年4月号より)
▶参考記事
デイパックを背負ったときの気になる「ブラブラ」を解消する方法
隠れた名品!折りたたみ傘専用「アンブレラケース」であのストレスが解消する


筆者私物のモンベルのアンブレラケース、ダークグレー。
折りたたみ傘は手軽に携帯できるのがメリットですが、使った後に濡れた傘をバッグに入れて持ち運ぶことを考えると、ため息が出てしまいませんか?
筆者も、濡れた折りたたみ傘をバッグに入れる際のストレスを何とかできたら、と何度も思ってきました。
そこでご紹介するのが、隠れた名品とも言える、モンベルの「アンブレラケース」です。
モンベルのアンブレラケースの特徴

アンブレラケースと折りたたみ傘付属のケースの比較。
モンベルのアンブレラケースは、同じくモンベルから発売されているすべての折りたたみ傘に対応するサイズ。
もともとモンベルの折りたたみ傘には付属のケースがついていますが、筆者はあえて、この別売りの「アンブレラケース」を購入して使っています。
その理由をお伝えするために、さっそくアンブレラケースの特徴を挙げていきます。
(1)徹底した防水処理

ケースの内側、縫い目には防水加工が施してあります。
モンベルの折りたたみ傘に付属されているケースは、傘と同じ素材。撥水加工はしてありますが、使用後の折りたたみ傘を入れていると時間と共に多少の水が滲みてしまいます。
また、縫い目の防水処理もされていないので、そこからも水が滲み出ててしまうことも。
一方、このアンブレラケースの素材は、40デニールのリップストップナイロンに、「ハイドロプロ(R)」というモンベル独自の高耐水圧ポリウレタン樹脂防水コーティングが施されています。
さらに耐水性能を向上させるために、縫い目にはシームテープ処理がしてあります。
これらのつくりから、使用後の折りたたみ傘をアンブレラケースに収納すればが水が滲み出てストレスになる、ということがなくなるのです。
ただし、ケース内に溜まった水がこぼれてしまう可能性はあるため、濡れた傘をしまうときはなるべく水を切っておきましょう。さらに、カバンなどに入れるときは口を上にして縦にしまうと水漏れを防止できます。
(2)口が広くて入れやすい

口が広いので傘を入れやすい。
アンブレラケースは口が広く、傘を入れやすいデザインになっているので、使用後の濡れた傘を入れるのもスムーズです。
口はループで絞るデザインで、ストッパーの移動で開閉できます。通勤時の駅などで、傘を閉じてすぐに行動したい時にも、スムーズに収納できるでしょう。
濡れた折りたたみ傘を、ビニール袋に入れて持ち運ぶことはありませんか?
ビニール袋は防水性に優れていますが、スマートに出し入れしにくいのが難点。開け口を探したり、取り出す時にガサガサと大きな音が立ったりと、折りたたみ傘を出したりしまったりする際にストレスがかかります。
その点、アンブレラケースは折りたたみ傘専用のケースなので、出し入れ時のストレスから解放されるのです。
(3)吊り下げられる

紐を使って吊り下げられます。
口のループを使って、吊り下げて保管できるのも、このアンブレラケースの便利な点の一つです。
玄関先につるしておけば、出かけるときにすぐに手に取ることができます。
筆者は、傘を干して乾かしているあいだも、カバーをいつもの保管場所に吊るしておくようにしています。
そうすれば、傘が乾いた時に「あれ、ケースはどこへいった?」とゴソゴソ探す、なんてことを避けられますよ。
外出時に、カラビナを使ってバッグの取っ手やベルトに傘を吊るしておくこともおすすめです。とくに、雨が頻繁に降ったり止んだりするような日は、バッグの外側へケースに入れた傘を吊り下げておくと、サッと出し入れできてとても助かります。
(4)プラス5gで快適に

重さはたったの8g。
アンブレラケースの重さを筆者が計測したところ、たったの8gしかありませんでした。

傘に付属しているケースは3g。
ちなみに、筆者が持っているモンベルの折りたたみ傘に付属しているケースの重量は、3g。
アンブレラケースの重量が8gなので、その差はたったの5gです。5gプラスするだけで、雨の日が快適になったら最高ですよね。
(5)リーズナブル
モンベルのアンブレラカバーは、税込748円ととてもリーズナブル(2023年6月現在)。この価格で、傘を使った後のストレスから解放されるのですから、ぜひ使ってほしいアイテムです。
モンベルの折りたたみ傘を新たに購入する人にも、すでに持っている人にも、おすすめしたい製品です。
(6)2色のカラーから選べる
アンブレラケースのカラーバリエーションは、ダークグレーとライトブルーの2色展開です。
どちらのカラーもベーシックなデザインで、お持ちの傘のデザインやスタイル、好みに合わせて選ぶことができます。
細部にまでおしゃれに気を使いたい方にとって、カラーが選べるのは嬉しいポイントですね。
▶参考記事
隠れた名品!モンベルの折りたたみ傘専用「アンブレラケース」であのストレスが解消する
さすがモンベル!高い機能性とデザインを兼ね備えたアイテムばかり
モンベルの数ある商品の中から、本気でおすすめしたいアイテムを紹介してきました。王道アイテムから、隠れた名品まで、どれも利用者のことを考えて作られていることがわかったのではないでしょうか。
アウトドアギア選びの参考にしてみてくださいね。