【山菜入門】山菜ビギナーも見つけやすい「ワラビ」の見分け方 | 自然観察・昆虫 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 自然観察・昆虫

    2017.05.12

    【山菜入門】山菜ビギナーも見つけやすい「ワラビ」の見分け方

    「ワラビ」は、日本全国で古くから食べられてきた春の山菜の代表選手! 食べるにはアク抜き処理が必要だが、群生するので見つけやすく、間違いやすい毒草もないので、山菜ビギナーにオススメだ。

    ワラビの特徴とは?

    ワラビ科。多年性シダ植物で、平地から山地まで、日当たりのよい草地や土手、林縁、伐採地などに生える。

    日本全土に分布している。高速道路ののり面などにも生える。木々を伐採して日当たりがよくなった場所に、最初に進出する植物といわれる。

    食べるのは若茎と、こぶし状の若芽で、葉が開く前が採りごろ。若茎を下から上へと指でしごいて、自然にちぎれる部分から上がおいしい部分。

    生長すると高さ1.5mほどになる。成葉は「2~3回羽状複葉」と呼ばれる複雑な構造で、全体の形は卵状の三角形。根茎は良質のでんぷんを含み、ワラビ粉としてワラビ餅などに利用される。

    平地でも山地でも日当たりのよい場所を探そう。茎は小指の太さくらいがベスト。翌年も芽が出てくるよう、根は掘り採らないこと。
     タラノキの若芽がタラノメ。春先、直立した幹の先端に若芽がつく。

    採れる時期

    4~6月。例えば、海が近く温暖な気候の神奈川県鎌倉市では通常、4月中旬ごろから採れはじめる。比較的、長期間楽しめる山菜なので、低地で採り終えたら、山地に移動してチェックしてみよう。雪の多い地方では気温が低いためゆっくり成熟するので、茎の長いワラビが見受けられる。

    NEW ARTICLES

    『 自然観察・昆虫 』新着編集部記事

    今なら都市公園でも会える!食欲の秋まっさかりの渡り鳥、ツツドリとエゾビタキを探そう

    2025.09.14

    糸トンボの魅力全開!繊細で美しい姿と種類を徹底解説

    2025.09.12

    トカゲとカナヘビの違いはどこ?代表的な種類も解説!

    2025.09.07

    強い芳香のある日本特有のヤマユリを愛でよう。花や花粉、球根の写真を紹介

    2025.09.04

    アレチウリ、オニノゲシ…除草作業中のトゲに注意!刺さると痛い雑草の見分け方と防ぎ方

    2025.09.01

    キャンプでやってみよう! 玉ねぎを使ったキリギリス釣り

    2025.08.29

    蜘蛛の目の数はいくつ?獲物を知覚する方法や面白い生態を紹介

    2025.08.26

    清流に棲む魚といえば?日本では鮎を思い浮かべるが、カナダではトラウト(鱒)が象徴なのだ

    2025.08.22

    昆虫博士・牧田 習さんに「昆虫の楽しみ方」を聞いてみた!

    2025.08.21