コロナ禍のカナダ・ユーコンでマウンテンバイク人気が急上昇!

2020.07.28

私が書きました!
フォトグラファー
杉本淳
カナダ、ユーコン準州ホワイトホース在住。2008年にユーコン川下りで訪れて以来、ユーコン準州に通い始める。2011年に移住後も、ユーコンに生きる野生動物や人々の生活を引き続き撮影中。ユーコンから色々なトピックをお届けします!WEBサイト:www.aplーas.com

スキー場がマウンテンバイク天国に!

ユーコン準州都、ホワイトホースで唯一のスキー場がマウント・シマ。街の中心から車で約15分でやって来られる。このスキー場では毎年、夏至の起こる週から9月の第1週までの間、マウンテンバイクでダウンヒルライドが楽しめる。白夜に限りなく近くなるこの季節、仕事終わりにリフトで山頂まで行き、気軽にマウンテンバイクで駆け下りることができる!というわけだ。

マウンテンバイクが人気!

夏の間北米には、バイクイベントを行うスキー場は多い。ユーコン準州内ではここ近年、マウンテンバイク人気がだんだんと高くなってきている。

今年はコロナ禍の影響で、一回の入場者数は最大70人までと制限ができてしまった。そのせいで今までは毎週水曜日の夕方に行われていたこのイベントも、今年は水曜日の夕方からと土曜日午後からの週2回、各日2回づつに分けて、毎週計4回行われることになった。

クロクマが出現…!

テーブルがあって、空気入れや工具が用意されている。無料で使えて、自分自身でメンテナンスできるのはうれしい。

そして「クマに注意!」の看板も。街から15分の距離とはいえ、ここはクマ天国でもある。ライダーは各自、クマスプレーを携帯する。


準備を整えてリフトに乗ろうとすると、パトロールからの無線が入った様子。クマがコースに現れたという!

この時現れたのはクロクマ、大声を出して追い払う。クマがコースから立ち去って安全を確認するまでは、もちろんリフトに乗せてもらえない。

いよいよリフトへ!

リフトには一度に3台のバイクを載せることができる。自分でバイクをリフトに載せたら、自分自身も後続のリフトに乗る。約15分で頂上に着く。

頂上ではスタッフが、先に着いたバイクをリフトから降ろしておいてくれる。

各コースの案内表示の横にも「クマに注意!」のサインが!

頂上からは遠目にユーコン川や、ホワイトホースの街並みが見下ろせる。とても気持ちがいい!
この時期に足元に咲いているのは、マメ科の花、ルピナスの仲間。

コースは4種類

スキーの林間コースを利用した4種類が、ダウンヒルの主なコースになっている。

高低差は318メートル、最長コースの距離は、2.5キロメートル。

緩急の効いた各ダウンヒルココースは、開けた斜面を下り、木々の間を抜け、ダート、岩場、長いストレート、テクニカルなカーブなど、バラエティに富んでいる。ワンメイク用のジャンプ台も用意されている。

土煙を上げて、風を切って、疾走するダウンヒルバイクが、街から15分で気軽に楽しめてしまう!

コロナ禍の影響で、ソーシャルディスタンス、国境と州境の閉鎖、キャンプ場の利用が一時的に制限されたりなど、今年は短い夏を存分に楽しめなくなってしまった。

始まって間もない今シーズン、70枚のチケットが完売してしまう回が既にあったという。ユーコンではコロナ禍と、このイベントが相まって、今まで以上にマウンテンバイクへの人気が高まってきている。とイベントマネージャーのクリスティーナさんは話してくれた。

ユーコンのマウンテンバイク人口は、これからもさらに増えていくようだ。

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