【やんばる東海岸 民泊の旅3】安部の民泊で味わった、イリチャーと沖縄そばと家族の団らん | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

日本の旅

2016.05.04

【やんばる東海岸 民泊の旅3】安部の民泊で味わった、イリチャーと沖縄そばと家族の団らん

Text

ynbl0301

ホテルではなく、一般のお宅に民泊させていただきながらめぐる、やんばる東海岸の旅。2日目に訪れたのは、名護市安部区。80世帯ほどの家のある、海沿いの静かな集落です。

集落の中にある小山の入口には、安部拝所のガジュマルと呼ばれる大木が。樹齢は200年以上とも言われ、毎年旧盆にはこの木の下で御願行事が行われているそうです。

ynbl0302

安部区で一晩泊めていただくことになったのは、友寄江利子さんの「民泊 はな・はな」。友寄さんのご主人が建設業を営まれていることもあって、とても大きくてがっしりした造りのお宅でした。

ynbl0303

夕方に到着した僕ともうお一人のお客さんのために、台所で晩ごはんの支度をしてくださっている友寄さん(中央奥)。3人の息子さんはいずれもレスリングの強豪選手で、娘さんは歌手として活動されているそうです。

ynbl0304

沖縄には、千切りにした昆布や大根、パパイヤ、その他の野菜や肉などを千切りにして炒め煮にした「イリチャー」という料理があります。このイリチャーが本当においしくて、箸が止まらない……。沖縄に長寿の人が多い理由は、こんな風にして毎日たっぷり野菜を食べているからなのでは、という話も聞きました。

ynbl0305

晩ごはんのシメは、ソーキそば。このあたりではソーキ(豚のスペアリブ)のほかに薄焼き卵なども載せるそうです。食べ応えのある具に、つるんとした麺とあっさりしたスープがたまらない、沖縄ならではの味ですね。

ynbl0306

この日の夜は、沖縄の話やお互いの話、テレビを見ながらの雑談など、にぎやかに過ごしているうちに、あっという間に更けていきました。ホテルに泊まるツアーでは味わえない、地元の人々とのなごやかなひととき。これこそが民泊ならではの楽しみだな、と実感しました。

取材協力
平成27年度やんばる観光連携推進事業
http://yanbaru-tour.net
久志地域交流推進協議会
http://kushiminpaku.wix.com/kushiminpaku

【やんばる東海岸 民泊の旅1】波の音を聴きながら眠る、宜野座村での民泊の夜
【やんばる東海岸 民泊の旅2】石獅子に守られた村、“こちゃ村”をぶらりと歩く
【やんばる東海岸 民泊の旅4】未来に残していきたい、やんばるのありのままの自然と暮らし

山本高樹 Takaki Yamamoto
著述家・編集者・写真家。インド北部のラダック地方の取材がライフワーク。2016年3月下旬に著書『ラダックの風息 空の果てで暮らした日々[新装版]』を雷鳥社より刊行。
http://ymtk.jp/ladakh/

NEW ARTICLES

『 日本の旅 』新着編集部記事

番外編・熊谷宿のスズメ〈後編〉―塩名田宿(しおなだしゅく)へ―

2026.09.05

ここはホントに新宿!? ワイルドな自然と団地のギャップに萌える戸山公園【鈴木みき「都立公園へ行こう!」4】

2026.09.04

「そのとき」はあっけなくやってきた! 戸山公園“山手線の内側最高峰”登頂記【鈴木みき「都立公園へ行こう!」3】

2026.09.03

“あの最高峰”の前に古墳に登頂! 戸山公園は都電駅からの寄り道がおもしろい【鈴木みき「都立公園へ行こう!」2】

2026.09.02

アユと日本人の深いつながり。さまざまな伝統漁法が残る「清流・長良川の鮎」が世界農業遺産に認定

2026.08.22

番外編・熊谷宿のスズメ〈前編〉

2026.08.21

五島列島で台風の波に乗る。特別な「ゾーン」に魅了されて

2026.08.17

いま都立公園のすごさを伝えたい! まずは武蔵国分寺公園に行ってきた【鈴木みき「都立公園へ行こう!」1】

2026.08.16