【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.14 大物を求めて(前編) | 海・川・カヌー・釣り 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • 海・川・カヌー・釣り

    2016.12.18

    【漕いで、釣って、食べて】 カヤックフィッシング奮闘記Vol.14 大物を求めて(前編)

    72_1PB020277

    考えてみれば、この連載をはじめてから、まだ一匹も大物を釣っていない。カヤックに乗れば簡単に釣れると思っていたのに。それどころか、前回は一日やってノーバイト、ノーフィッシュという屈辱の結果に終わってしまった。このままではいかん。もうなんでもいいから大物を釣ってやる。

    いざ、ロマンを求めて

    いざ、ロマンを求めて

    というわけで、ときは11月上旬、リベンジ釣行に向かった。この日は曇りで波も穏やか、前回のようなうねりはない。が、少し風が出て来るとの予報。早いところ勝負を決めなくては。

    毎回同行して撮影までしてくれる心優しい沼野さん

    毎回同行して撮影までしてくれる心優しい沼野さん

    この日も「マリンボックス」の沼野さんと一緒に朝7時半に逗子海岸から出船。まずは、2キロほど先の森戸海岸沖の岩礁帯を目指す。朝食のおにぎりをほおばりながらカヤックを漕ぐが、沖に出るにつれ、北風が強くなってくる。逗子の場合、北風は陸から沖に吹くので、あまり強くなると帰れなくなる恐れもある。

    11月の海を舐めていた

    11月の海を舐めていた

    岩礁帯付近を流してみるが、魚探の反応はない。ひとまず、根のあるところでメタルジグを落としてみたりもするが、何事も起こらない。小移動を繰り返し、何箇所かめぼしいポイントを回ってみるが、まったくアタリもない状態が続く。そして、ずっと風にあたっていると、体感温度がどんどん下がってきて、結構寒くなってきた。出艇するときに濡れた足は、どんどん冷えて感覚がなくなりつつある。

    本当に死ぬほど寒かった

    本当に死ぬほど寒かった

    あれはカヤックフィッシングをはじめたいと、はじめて沼野さんに相談しに行ったときこのこと。「冬とか、寒くないんですか?」と聞く私に「大丈夫ですよ、カヤックを足で漕ぐと体が温まりますから!」と語っていた沼野さん。「本当ですか?」と念を押すと「本当ですよ!」と笑顔で答えていた沼野さん。そのシーンを思い出し、私は心の中で「11月でも充分寒いやんけー!!」と叫んだ。

    なのにこの薄着で平気だという沼野さん

    なのにこの薄着で平気だという沼野さん

    NEW ARTICLES

    『 海・川・カヌー・釣り 』新着編集部記事

    白い煙を出すこの海藻の種類は…「カゴメノリ」!輪が集まったような不思議な形

    2024.04.18

    山岳遭難対策サービス「ココヘリ」の海バージョンといえる「ココヘリマリン」がスタート!

    2024.04.17

    ルアーでの釣り方のコツを解説!本流域ならではの感動を味わおう

    2024.04.14

    動きやすさ&快適性アップ!ファイントラックの水陸両用「ラピッドラッシュ」がリニューアル

    2024.04.13

    ルアー釣りの基本中の基本「キャスティング」とは?コツも解説

    2024.04.09

    手軽でよく釣れる、初心者におすすめの釣りは…ライトソルトルアーだ!

    2024.04.08

    マス釣りができる渓流釣り場3選!釣りの種類や便利なアイテムも紹介

    2024.04.01

    憧れの世界一周旅行をセーリングヨットで!ついにメキシコ本土へ到着しました

    2024.03.29