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【越後釣り道中】
真夏の炎天下で車内は高温に

真夏の炎天下に晒された車の室内は非常に高温になります。室内の温度で約50°C、ダッシュボード上に至っては70°Cに達するといわれ、そんな高温の環境に置かれた釣り道具がどうなるかは少し心配になります。
今回の記事では、釣り竿やリールといったタックル(釣り竿やリールをまとめた釣り道具の総称)が、高温になった車内で受ける影響を考察していきます。
釣り竿は意外と大丈夫

まずはタックルの主役である釣り竿ですが、これに関しては真夏の車内でも意外と大丈夫です。真夏は実際の使用中に直射日光を浴びて熱を持ち、黒い塗装が施された釣り竿は熱すぎて触れないほどになることもよくあることです。そんな使用条件で10年以上活躍している釣り竿もあり、車内の高温程度ではダメージはほぼないと言っていいでしょう。
しかし、使用後に高温下で放置すると、あっというまに海水が乾ききって塩が結晶化したり、海水に温度が加わることでガイド(ラインを通すリング)まわりのステンレス部品などが錆びやすくなるといったトラブルが起こります。海で使用したあとはしっかりと真水で洗うようにしましょう。
気になるリールは……?

リールは釣り道具のなかでも飛びぬけて複雑な機構を持ち、内部の随所にグリスが塗布されています。機械好きな方であればおわかりかと思いますが、グリスやオイルといった油脂類は熱を持つことで軟化する性質があります。車内の高温下でも大丈夫なのかと心配になりますが、大手釣り具メーカーが使用しているグリスは、屋外での使用を想定しているものを使っています。50°Cで多少の軟化はするものの、リールを傷めるほどの変質は起こらないといって良いでしょう。
ただし、使用後の海水と高温による急速な乾燥という組み合わせは、内部の塩ガミといったトラブルのもとになるため、釣り竿と同様に海水が付着した場合はよく洗い流すようにしましょう。
ルアーは要注意

高温化での扱いで注意が必要な釣り道具がルアーです。ルアーのラインナップの中でも多くを占めるプラグ(樹脂製のルアー)は内部が中空構造になっているものがほとんで、密閉された空気が熱膨張することによってルアーが変形することがあります。加えてルアーは真水で洗浄した後など、ふとした拍子に、車内で最も高温になるダッシュボードに置いてしまいかねません。70°Cもの高温になったダッシュボード上にルアーを置けば、短時間でも一気に熱くなります。
真夏の炎天下での釣りを終えて高温の車内に釣り道具を片付ける際は、ルアーをダッシュボードに絶対に置かないようにしましょう。
サンシェードを活用しよう

釣りをしている最中、すべての釣り道具は持ちださずに、いくつかは車内に置いておくことも多いでしょう。釣り竿やリールへの高温による影響は少ないものの、やはり真夏の車内に放置しっぱなしになるのは気がかりという方も多いのではないでしょうか。炎天下での車内の温度を抑える方法として、サンシェードを活用するのがおすすめです。フロントガラスからの日光を遮断して、ダッシュボードをはじめとする車内の温度上昇を抑えることができます。
高温に注意して夏の釣りを楽しもう
ほとんどのタックルは車内の温度程度では直接ダメージを受けることはありませんが、ルアーなどの一部のタックルや、使用後の海水の扱いには注意が必要です。真夏の釣りを心置きなく楽しむために今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。




