「スノーキャンプ」に挑戦!知っておくと便利なテク、アイテム、遊び方

2021.01.03

スノーキャンプを体験してこそ、冬の醍醐味ってもの。オンナ3人、ありったけの防寒具を準備して、初めてのスノーキャンプにチャレンジしてきました!

ふかふかの雪の上で眠る!

オガワ/ピルツ12 ¥85,000。5~6人用のモノポールテント。広々とした空間で、グランドシートをめくれば土間としても使える。オプションでインナーテントを使用することも可能だ。

「早く焚き火つけよ~ !」

3人がかりで大型テントを張り終えると、リエちゃんが焚き火台の準備をし始めた。今日の寝床が完成してホッとしたのもつかの間、日が落ちると一気に冷えてきたので、大急ぎで焚き火をつけたのだ。この日、キャンプ場に宿泊していたのは私たちだけ。雪はしんしんと降り続いているけれど、とても静かで、焚き火のパチパチという音が響いている。夏のキャンプとは雰囲気がまったく違う。

「テントのほうが、暖かいかな。でも焚き火から離れたくないね」

ウェアを何枚も重ね着しているミキティは、寒いのが気持ちよくなってきたらしく、意外と気そう。体を温めようと飲み始めたホットワインを飲み干すころには、3人とも饒舌になっていた。議題は「男性の焚き火の楽しみ方から見る女性への優しさ度」。“火をつけたらほっとく人”、“いつまでも薪をいじる人”、“どんどん薪をくべて燃やす人”などなど。結果“安定した火力を保ってくれる人”がいちばんいいということになった(笑)。

辛辣な女子トークは寒かろうと関係ない。オンナ3人のキャンプといったら、やっぱり焚き火を囲んでの恋愛話が盛り上がる。

夜が深くなるほどに、空気が澄んでいく。肌に刺さる冷気がほんのり酔った体を冷やす。「寒くて過酷では!?」と思っていたスノーキャンプだが、不思議とそれが快感になっていた。厚着のまま寝袋に入り、3人くっついて横になる。顔を寄せ合いながら、眠る寸前まで笑い話。なんだか寒さがふたりとの距離を急激に近づけてくれた気がした。

スノーキャンプのABC

STEP 1 テントを張る前に雪面ならし!

設営場所は、テントのサイズよりもひと回り大きくなるように雪面を踏み固める。ブーツでもいいが、スノーシューのほうが簡単だ。

STEP 2 荷物の運搬にはソリが便利!

サイトまで車の乗り入れができないキャンプ場も多いので、荷物運搬にはソリが便利。キャリーでもいいがソリが圧倒的に楽。

STEP 3 暖房器具を板の上にのせよう

ストーブや焚き火台などの暖房器具の熱で雪がとけて下に沈み込んでしまうため、ベニヤ板などの上にのせて使用するのがベター。

STEP 4 ペグを抜くときはお湯をかける

雪の中にペグを埋めると、次の日には凍っている場合も。ショベルなどで掘るよりも、お湯をかけて雪をとかすほうが簡単だ。

STEP 5 ペグを横にして雪に埋める

雪が深いと、垂直方向に刺しても抜けてしまうので、雪を掘ってペグを寝かせるように置き、雪をかけて踏み固めるといい。

MSR/ブリザードステイク 各¥800

冬のフィールド遊び

enjoy 1 アイスクリーム作り

ハイファイブス/ソフトシェル アイスクリームボール ¥5,500 

アイスが作れるボールに生クリーム200mL、牛乳230mL、卵黄1個、砂糖66gを入れる。

ふたつある容器のひとつに材料、反対側に雪と塩を入れる。サッカーのように蹴ったり、キャッチボールをするとアイスが完成する。

美味しいバニラアイスが完成!

enjoy 2 スマホレンズで自然観察

ビクセンの「ポケットマイクロスコープ 15」。4×4㎝のコンパクトな顕微鏡。倍率15倍で、LED照明まで付いている。

スマホに装着可能なマクロレンズ(ワイドレンズも付いている)。スマホのカメラに挟むだけで使える。100円ショップでも購入可能。

enjoy 3 アイスランタン作り

牛乳パックに空き缶(細長い250mLのものがいい)、を入れ、周りに水を注ぐ。空き缶が浮いてくるので、輪ゴムで固定し、屋外に放置。

凍ったら、空き缶にお湯を少し注ぐ。すると氷がとけて空き缶がスルッと抜ける。底が凍っていない場合には、再度屋外に放置。

完全に凍ったら、外側の牛乳パックをむいてでき上がり! 好きなキャンドルに被せて使う。気温にもよるが、完全に凍るまではひと晩かかる。

お役立ち道具

基本装備はいつものキャンプと同じ。それに保温性の高いアイテムをプラスして、あったか~く過ごしましょう!

寝床は「ピルツ12」にオプションで付けられる専用の「ハーフインナー」を用意。3人でギュッとなって寝たので、寒くなかった。

サーマレスト/トレイルプロ女性用 レギュラー ¥16,000 下からの冷気を遮るために、4シーズン対応マットに。この女性用モデルは、腰や足元の肉抜きを少なくし、より断熱性が高い。

ナンガ/オーロラライト750DX  ¥51,000  雪で濡れるなど万が一のことを考え、シュラフカバーがなくてもいい防水透湿素材のシュラフをチョイス。-16度Cまで対応。

センゴクアラジン/ポータブル ガス ストーブ ¥30,000  薪ストーブには憧れるが、少々ハードルが高い。そこで今回はカセットボンベが使用できるストーブにした。お手軽で十分暖かい。

ベアボーンズリビング/ビーコンライトLED ¥5,500  テント内のライトは、置いても吊るしても使えるモデルに。小型バッテリータイプで、USBでの充電が可能。デザインもかわいい。

ベアボーンズリビング/フォレストランタンLED ¥8,000  優しい電球色のLEDランタン。テーブルに置いてあるだけで、おしゃれなサイトを演出してくれる。充電式。

MSR/オペレーターD ¥9,500  雪面をならしたり、スノーテーブルを作るなど何かと便利。このモデルは、ブレードがギザギザになっていて、固い雪にも負けない。

【ウェア】ナンガ/レディースタキビダウンジャケット ¥45,500  
できるだけ焚き火の近くで温まりたかったので、難熱素材のダウンジャケットに。760FPのダウンで氷点下でも問題なし!
【ブーツ】ソレル/ウィットニートールレースⅡ ¥15,000  
ウォータープルーフのロングブーツ。内側にフリース素材が使われていて、中綿も入っているので足先まで暖かい。スノーシューもキャンプもこれ1足でOK。

※構成/中山夏美 撮影/工藤 了
●BE-PAL2019年2月号掲載の記事になります。価格に関しては変更している場合があります。

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