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助けたら「おせっかいおじさん」?熟練キャンパーご注意!【キャンプのマナー】

2021.10.17

行き過ぎた親切?キャンプ場で問題になる困った人

キャンプ場に出没するといわれる、「おせっかいおじさん」をご存じですか。

とくにソロキャンプに行く女性は、この困ったキャンパーに出くわす確率が高いようです。

おせっかいおじさんとは一体なんなのでしょう。巷で言われるような、悪意あるキャンパーなのでしょうか?

今回はそんなおせっかいおじさんについて、考えてみました。

おせっかいおじさんはこんな人

ソロキャンしていることが多い、おせっかいおじさん。

世の中には、とかく他人の世話を焼きたがる人がいるものです。

どこに行ったらいる、というより、そういう方がどこにでも一定数いる、ということですね。

そしてアウトドアシーンでも、それは例外ではありません。おせっかいおじさんも、そんな困った世話焼きさんの一部。

おせっかいおじさんと一口に言っても、大きく分ければ3タイプあります。

どこのキャンプ場にも、出没の可能性あり。

1.善意100%タイプ

困っている人を助けてあげたい、心から手伝ってあげたいタイプ。
問題が解決すれば満足。見返りは求めない。

2.さみしがりタイプ

かまってほしいがゆえに、人に話しかけるタイミングをうかがっているタイプ。
見返りは会話やコミュニケーション。

3.善意なしタイプ

自分の知識を披露したい自己顕示欲の強いタイプ。またはなにかしら下心のあるタイプ。
迷惑な部類の見返りを要求。

3のタイプはどうあっても遠慮したいですね。ただ、大半の方は1か2のタイプだろうと思われます。

しかし「お手伝いしましょうか?」と声をかけられたとき、これらのタイプを瞬時に見分けるのはむずかしいでしょう。

あなたもおせっかいおじさんに?

一通りの知識を有している、玄人こそが……?

「迷惑な人もいるもんだなぁ」と思った、熟練キャンパーのあなた。ご注意ください。

さあ、今日はキャンプです。

あなたのサイトのすぐとなりで、いかにも初心者っぽい人が設営を始めました。

「あんな風にペグを打っちゃって、危なっかしいなぁ……あっ、それはそっちじゃないよ。あー、シワシワじゃないか。もっとテンションかけないと」

ひとりでいると、ついつい他のサイトに目がいってしまうことが。

知識があるからこそ、「こうすればうまくいくのに」を伝えたくなる瞬間がありませんか。

おせっかいを焼きたいわけでなくても、手も口も出したくなるような人を見かけたら……

思わず「あの、手伝いましょうか」と言ってしまうかもしれません。

そう、あなたもおせっかいおじさんになる可能性があるのです。

「干渉しない」ことも必要なマナー

設営、炊事場、ゴミ捨て場。世話を焼きたくなるシーン。

おせっかいおじさんは、本当に「親切」なのでしょうか?

知人の若い女性キャンパーたちが言っていました。

「頼んでもいないのに、世話を焼こうとされると気が重くなる」

「ひとりを満喫しに来ているのだから、放っておいて欲しい」

そもそもソロキャンは、人との交流を楽しむというより、静かなひとりの時間を楽しみに来ている方が多いのです。

そう思えば、干渉しないであげるほうが親切なのでしょう。

おせっかいしたほうがいいときも

小雨が降ってきたからと、火種をテントやタープに近づけるシーン。注意が必要です。

実は私も、おせっかいおじさんならぬ、おせっかいおばさんになったことがあります。

向かいの大学生たちが、タープの真下で焚き火を始めたときです。これは危ない。さすがに止めにいきました。

でもそういった危険なシーンでないかぎりは、「頑張れ」と心の中で応援するだけに留めています。

助けてあげられるのに、見てるだけ。これは薄情ではありません。

キャンプは達成感の積み重ねがあってこそ

今でこそスムーズに快適なキャンプができる人も、最初のうちは……。

熟練キャンパーの方は、初期の頃の自分を思い出してみてください。

炭をおこすのも一苦労。テントを張ればシワシワ(でも満足)、ギアの使い方が分からずオロオロ。

今思い返せば、苦笑がもれることでしょう。

でもそれは、あのときにしかできなかったこと。キャンパーとして大切な思い出です。

最初からぜんぶうまくいくことはありません。失敗も苦労も楽しみのうちなのです。

あれこれ説明をしてあげても、ただの自慢話に聞こえては本末転倒。

もちろん「手伝ってもらえませんか」と求められたときは、腕の見せ所。存分にその手腕を役立ててください。

求められていないのに助けようとするのは、ただのおせっかい。

お互いがキャンプを楽しむために、人との距離感、大事にしたいですね。

私が書きました!
ママキャンライター
天嶺 葵
北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。
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