お気軽冒険かと思いきや、本格的ケイビング!? | 日本の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル - Part 3

日本の旅

2015.12.04

お気軽冒険かと思いきや、本格的ケイビング!?

ryu-008

途中、色んな鍾乳石で遊びつつ。ちなみに、O氏は、先月もこのコースを堪能しているのに、まるで、初めて来たかのように、瞳をキラキラさせて、洞窟愛がにじみ出ていました。

ryu-009
なんと、洞穴生物にも遭遇!日常で見たら「ヒィッ~!」と、のけぞりたくなるような生物が、洞窟で見るとなぜか神秘的に見えてしまう不思議。洞穴生物はほとんど視力がなく、長い触角でエサや敵を察知するのだそう。

ryu-010

洞窟と言えば、もちろんコウモリも! 小鳥サイズのコウモリが飛び交いまくり!

「ライトを消して暗闇を体験してみましょう」原さんの一言で、3人とも一斉にヘッドライトを切る。漆黒の闇より、さらに真っ暗!ずっと目を開けているはずなのに、しばらくすると、自分が目を開けているのか、閉じているのかもわからない感覚に。なんだか、視力がなくなる洞穴生物の進化ってこんな感覚からはじまるのかな~と思ってみたり・・・。

1時間30分の冒険が終了したら、再び、通常ルートと合流。通常ルートの景色もちょこっとご覧ください(順不動)。

ryu-012

ryu-013

ライトアップされている箇所も。

ryu-014

上の鍾乳石と下の石筍(せきじゅん)の間には紙切れ1枚分の隙間が。これがくっつくのに、早くても後10年はかかる。

ryu-015

以前は、この『記念の滝』までしか龍河洞はないものだと思われていたのだが、昭和6年に地元で教師をしていた山内浩氏と松井正実氏がこの滝を登りきり、その先にも道があることを発見したのだそう。こんな滝を登ろうなんて、よくも、まあ、考えつくもんだ(尊敬)! ちなみに、山内氏は日本ケイビング協会の初代会長さんなんだとか。どうりで、道なき道をいくわけだ。

ryu-016

冒頭でO氏が絶賛していた、考古学的に注目度が高いのが、これ。「神の壺」と呼ばれるもの。古代人が上から流れてくる水を貯めたと思われる壺が石灰華に覆われて、形がそのまま残っている。この壺の周辺は、古代人の穴居跡になっていて、穴居近くの外につながる穴が長年ふさがれてしまっていたため、このように保存状態が良く、世界的にもめずらしいのだそう。

 お手軽、かつ本格的なケイビングで古代へタイムスリップした90分。出口を出る頃には、道なき道を行く冒険家さんの気もちが、ちょっぴりわかるような気がしたのでした。みなさんも、龍河洞で冒険家デビューをしてみませんか!?

高知家 エクストリームトラベル社
http://www.attaka.or.jp/kochi-extreme/
※今回の体験は、高知家 エクストリームトラベル社からお申し込みができます。
松鳥プロフ画像

 

 

 

 

 

イラスト・文・写真/松鳥むう(まつとり・むう)

島旅イラストエッセイスト
今までに訪れた日本の島は76島。島の人の日常のくらしに、ちょこっとお邪魔させてもらう旅が好き。著書に『島旅ひとりっぷ』(小学館)、『ちょこ旅沖縄+離島』『ちょこ旅小笠原&伊豆諸島』『ちょこ旅瀬戸内』(いずれも、アスペクト)などがある。
 http://muu-m.com/

 

NEW ARTICLES

『 日本の旅 』新着編集部記事

抹茶プリン山!? 伊豆の「大室山」で楽しむお鉢巡りとアーチェリー 

2026.02.14

今も残る貴重な「ボラ」の郷土料理と刺身を食べに行った!

2026.01.28

カラスミを珍重しつつボラを「くさい」魚にした現代人

2026.01.21

いま深谷ねぎが旬! 埼玉の道の駅「おかべ」人気商品&グルメBEST3を発表

2026.01.19

かつて日本中で獲られ、食されていたボラ。各地に残る漁法からボラを“食べる”歴史をひもとく

2026.01.14

【2026年】海で初日の出を眺めよう!エリアごとのおすすめスポットを紹介

2025.12.17

房総半島の真ん中にある鹿野山で、絶景ハイキングと寄り道カフェランチを満喫

2025.10.30

千葉県「勝浦朝市」で食べ歩き!昔と今が混在する港町の朝市を心ゆくまで満喫

2025.10.01

ビワマスを狙う若き漁師に同行し、不漁続きの琵琶湖の状態を湖上から体験した!

2025.09.28