「ここ高知県にある龍河洞は、ただの鍾乳洞ではないんです!お気軽に冒険気分が味わえるうえに、2000年ほど前に古代人が住んでいた跡が、かなりキレイに残っていて考古学的にも注目度が高い珍しい鍾乳洞なんです!」そう語るのは、高知県が大好きすぎて移住してしまったO氏。なんと、元探検部洞窟専門というマニアっぷり!マニアも絶賛する龍河洞とは、一体全体どんなところなのか!?
高知龍馬空港から車で30分のところにある龍河洞。1億7500万年の時をかけてできた鍾乳洞で、日本三大鍾乳洞のひとつでもある。全長は約4km。そのうち約1kmを見学することができる。洞内MAPを見てみると通常ルートの他に「冒険コース」などというものがあるではないか!通常ルートは約40分、冒険コースは約90分を要する模様。わざわざ高知までやって来てるんだから、そこは迷わず、冒険コースを選びますとも!
これが、龍河洞の入口。冒険コースには、龍河洞を知り尽くしている心強いガイドさんが付いてくださるそうなのだが、はて? ガイドさんらしき姿が見当たらない。私達2人の横に、同じようなつなぎを着たスタッフさんは居るのだけれども。・・・え? あれ? もしかして・・・
「ガイドの原暢(はら・みつる)です」えええ~!? こんな色白で可憐な女性が冒険ガイド!?洞窟より美術館に居そうな雰囲気。「大ベテランの年配男性ガイドが1名と、他は女性ガイドが順番に担当しているんです」と、おっとりな口調で話す原さん。土佐の女性はたくましいと噂には聞いていたが、マジでたくまし過ぎる。