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よもぎ湯から広がった、よもぎの手しごと

毎年、よもぎをさまざまに楽しんでいます。今年は乾燥よもぎを作り、よもぎ茶やよもぎ湯として、季節の香りを日々の暮らしの中に取り入れています。とくによもぎ湯の心地よさに魅了され、オイルやバーム作りにも挑戦しました。
よもぎの採取について

よもぎを料理に使う場合は、やわらかな葉が出る3〜5月頃がおすすめです。それ以降の時期は、新芽部分(一芯三葉)を摘むとよいでしょう。オイルやバームなど食用以外の用途であれば、葉のやわらかさはそれほど気にする必要はありません。
葉を摘む際は、手でちぎるよりもナイフやハサミを使うと株への負担が少なく、その後の新芽も育ちやすいとされています。
よもぎを採取する際は、安全な場所を選び、自然や周囲への配慮を忘れずに楽しみましょう。
【よもぎオイルのレシピ】
【材料】(作りやすい分量)

- よもぎの葉(生)80~120g
- 太白ごま油 450ml
※乾燥よもぎを使う場合の比率は、「乾燥よもぎ 1:オイル 10」
【必要な道具】
- 布(よもぎの葉をこす)
- スパチュラや菜箸
- 温度計(あると便利です)
<下準備>
- よもぎの葉を水洗いし、土や汚れをやさしく落とします。
- ザルにあげてしっかり水けを切ります。
- 布巾やキッチンペーパーなどでさらに水分を取ります。※水分が残ると、劣化や傷みの原因になります。
- 固い茎や変色した部分を取り除きます。
- 軽くちぎると、香りがオイルへ移りやすくなります。
<作り方>
(1)鍋に太白ごま油とよもぎの葉を入れます。最初は葉が多く見えても、加熱するとしんなりしてきます。

(2)とろ火〜弱火にかけ、30〜40分ほどゆっくり温めます。
※パチパチと音がする場合は、温度が高すぎるか、水分が残っている可能性があります。
(3)よもぎが焦げないように注意しながら温めます。

(4)火を止め、熱いうちに布でこします。

(5)清潔な瓶へ移します。


使い終わったよもぎについて
こしたあとのよもぎは、細かく刻んで佃煮にしたり、コンポストにしたり、土に還しましょう。
よもぎオイルの使い方
料理に
よもぎオイルは、さまざまな料理によく合います。
- パスタに
- 焼き野菜や温野菜に
- スープの仕上げに
- パンにつけて
- 塩と合わせて香草オイルに
- 白身魚や豆料理に
少量加えるだけで、野原のような香りがふわりと広がります。
暮らしの中で
手のひらに少量なじませて深く香りを吸い込んだり、お風呂上がりのセルフケアに使ったり。よもぎの香りは、気持ちを切り替えたい時にもおすすめです。
【よもぎオイルから作る、よもぎバームのレシピ】
【材料】

- よもぎオイル……50ml
- みつろう……5g前後
基本の割合は「オイル 10:みつろう 1」くらい。季節や好みに合わせて、かたさを調整してください。
・みつろうの量
やわらかめ……4g
標準……5g
固め……6〜7g
<作り方>
(1)耐熱容器によもぎオイルとみつろうを入れます。

(2)よもぎオイルとみつろうを耐熱容器に入れ、キャンドルウォーマー(または湯煎)で温めてみつろうを溶かします。

(3)清潔な保存容器に流します。


よもぎバームの使い方
よもぎは夏前の湿度のある季節のセルフケアにも役立ってくれます。ちょっとリラックスしたい時のハンドマッサージに。また、手や肘、爪まわり、かかとの保湿や水仕事あとのケアにも使えます。小さな容器に入れて、リップケアや指先の保湿に持ち歩くのもおすすめです。
肌質には個人差があります。よもぎオイルやよもぎバームを初めて使用する場合は、腕の内側などでパッチテストを行なってからご使用ください。
よもぎのある暮らし

よもぎは、単なるハーブではなく、土や風、季節の気配を感じさせてくれる植物です。手のひらにつけた香りをゆっくり吸い込む。そんなひとときが、気持ちをリフレッシュさせてくれます。よもぎの香りを、日々の小さな手当てとして楽しんでみてください。




