野原で摘んだ”よもぎ”の生葉で作ってみない?もっちり米粉の蒸しパンレシピ | 料理・レシピ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

料理・レシピ

2024.05.15

野原で摘んだ”よもぎ”の生葉で作ってみない?もっちり米粉の蒸しパンレシピ

野原で摘んだ”よもぎ”の生葉で作ってみない?もっちり米粉の蒸しパンレシピ
古くから食用や薬草として、私たちの暮らしに根付いているよもぎ。端午の節句の草もちには、さまざまな薬効があるよもぎをいただき、無病息災を願うという意味が込められているのだとか。

いつもの散歩道に、食用にもまだ使えそうなよもぎが自生していましたので、やわらかなよもぎの葉を摘み取り、蒸しパンを作りました。粉に米粉を使った、もっちり食感の蒸しパンレシピを紹介します。

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緑の香りが口に広がる!よもぎで作る米粉蒸しパンレシピ。よもぎの摘み方も!

ひと口食べると、口いっぱいに広がるよもぎの香りと味。食後にも、ふんわりと、よもぎ特有の爽やかな余韻に浸れる蒸しパンです。

あんこをサンドしたよもぎ蒸しパン

先日、山歩きのおやつ(行動食)に、よもぎ蒸しパンに粒あんをサンドして持参しました。滝の絶景スポットでエネルギーチャージ。

よもぎを摘む場所

よもぎを摘む場所には気を配りましょう。車通りの多い道端や犬の散歩道、農薬や除草剤が散布されているような田畑付近は避けます。また、私有地でないかも確かめて、マナーを心がけて摘みましょう。

よもぎの摘み方

よもぎは大きくなるにつれて、あくが強く、葉もかたくなります。先の方のやわらかい葉を摘みましょう。

摘み取る際は、手で摘み取ると新しい芽の出方が遅くなるようです、ナイフやはさみを使うとよいでしょう。刃物で摘み取ることで、爪が黒くなるのも防げます。

摘み取ったよもぎ

よもぎの見分け方は、表面が緑色、裏側は白く、うぶ毛でおおわれています。草もちのような、特有の爽やかな香りがします。

【よもぎの下処理(あく抜き)】

摘み取ったよもぎは、早めに下処理をしましょう。

摘んできたよもぎをボウルに入れ、水でよく洗って、汚れを落とし、ざるにあげ、水分をきります。

よもぎと塩と重曹

ざるにあげたよもぎは、すぐにあく抜きをせず、数時間、天日干しにするとより香りのよいよもぎに仕上がります。

鍋にたっぷり湯を沸かして、塩大さじ1/2、重曹大さじ1/2を入れたら、よもぎをさっとゆがきます。

よもぎのあく抜きをする

あまり長く湯に入れていると香りが飛んでしまいます、だいたい30秒を目安に。重曹がない場合は、塩大さじ1でOKです。

あく抜きしたよもぎをざるにあげる

お湯の色が黄色くなり、葉の裏側が緑色になればOKです。

茹で上がったら、すぐにザルにあげ、冷水にさらします。

あく抜きしたよもぎを冷水にさらす

冷水にさらしたら、水けをしっかり絞ります。

よもぎペーストを作る

あく抜きしたよもぎを包丁で細かくカットします。

茹でたよもぎを包丁でカットする

あく抜きしたよもぎは繊維質でカットしづらいですが、細かめにカットします。

ミキサーまたはすり鉢でペースト状にします。

よもぎをミキサーでペースト状にする

ミキサーを使う場合は、よもぎがうまく回る程度に少量の水を加えます。

冷凍保存する場合は、料理しやすい分量(20~30g程度)に小分けにして保存しておくと便利です。

【よもぎの米粉蒸しパン】

よもぎの香りと味を楽しむため、甘さ控えめのレシピにしています。砂糖の分量は好みで調整してください。

今回使用した材料

今回使用した材料です。

【材料】作りやすい分量 サムネイル画像5個分

  • 米粉 100g
  • ベーキングパウダー 5g
  • よもぎペースト 30g
  • きび砂糖 20g
  • オイル(米油など) 5g
  • 塩 ひとつまみ
  • 水 120ml

<下準備>

  • 材料を量っておきます。
  • ボウルに米粉とベーキングパウダーを入れ、よく混ぜ合わせます。
  • 蒸し器(メスティン)に水をはり、湯をわかす準備をします。

<作り方>

(1)ボウルに、よもぎペースト、砂糖、塩を入れ、よく混ぜ合わせ、さらにオイルを入れ混ぜます。

(2)混ぜておいた、米粉とベーキングパウダーを入れます。

ボウルに材料を入れ混ぜ合わせる

ていねいに混ぜ合わせます。

(3)型に流し入れ、準備しておいた鍋(メスティン)に湯をわかし、蓋をして13分ほど蒸します。

生地を型に流し入れ、蒸し器で蒸す

蒸している間、5分くらいは蓋は開けないようにします。生地がうまく膨らまない原因になります。

蒸しあがったよもぎの米粉蒸しパン

蒸しあがったら、火を止めて5分程度、蓋をして蒸らします。

そのままでも、あんこなどを添えていただきましょう。

1年中楽しめるよもぎ

地域や生えている環境にもよりますが、料理に使うよもぎは3~5月くらいのものが適しているとされています。よもぎ特有の爽やかで力強い香りが、どこか懐かしく、リラックスできるのは、よもぎに含まれているシネオールという香り成分によるもの。

ちなみに、ローズマリーにも、同じ香り成分が多く含まれています。シネオールには、交感神経の働きを抑えて副交感神経の働きを優位にし、脳を鎮静化して睡眠を促す効果があります。よもぎの葉を嗅ぐだけでも、リラックス、リフレッシュ効果がありそうです。

野原でよもぎを摘む

摘んでいるそばから、よもぎ特有の爽やかな香りがします。

よもぎは食べる以外にも、薬用としても古くから親しまれています。成長するごとに薬効成分は増すのだとか。お茶にしたり、お風呂に入れたり、さまざまな薬効を持つよもぎを、もっと身近に、暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

私が書きました!
料理研究家
小牧由美
名古屋市在住の料理研究家。東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、銀座のヴィーガンカフェでは立ち上げから店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、プラントベースの料理や旬の素材を使ったレシピの提供、商品開発などをおこなっている。http://yamabon.jp/

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