キャンプ道具を0円工作! 使用後は焚き火の着火剤にもなる牛乳パック皿&スプーンの作り方 | キャンプのコツ 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

キャンプのコツ

2026.04.04

キャンプ道具を0円工作! 使用後は焚き火の着火剤にもなる牛乳パック皿&スプーンの作り方

キャンプ道具を0円工作! 使用後は焚き火の着火剤にもなる牛乳パック皿&スプーンの作り方
キャンプを始めたいけれど、道具をそろえるのが大変そう。そんなふうに感じていませんか。実は、家にあるものでキャンプは楽しめます。その代表が牛乳パックです。
今回は、牛乳パックで作るお皿とスプーンをご紹介します。使ったあとは焚き火の燃料にもなる、頼もしいアイテムです。今日から捨てずにストックしてみませんか。
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キャンプ道具は買わなくても始められる!

キャンプは道具が多いイメージがあります。テーブルやチェア、食器類もそろえるとなると意外と出費がかさみます。でも最初から全部そろえなくても大丈夫。まずは気軽に試してみることが大切です。

たとえば食器やカトラリーの場合、牛乳パックを使って作ることもできるんです。牛乳を飲み終わった後に、中をしっかり洗って逆さにして乾かしておくだけで再利用できます。失敗しても惜しくないので、是非お試しあれ。

牛乳パックは内側がパラフィン加工されているため、水分が染みにくい構造です。カレーや焼きそばも安心してのせられます。また、パラフィン加工のおかげで簡単に着火でき、長く燃える特徴があります。着火剤としても活用できるので、一石二鳥の牛乳パック。使わない手はありません!

牛乳パックで作る簡単お皿の作り方

牛乳パックのお皿
牛乳パックでいろいろ作れる!

準備するもの

・洗って乾かした牛乳パック
・ハサミ
・ホチキスまたはテープ

これだけです。

基本のお皿(深型タイプ)

牛乳パックの深いお皿
カットするだけ。深さは自由自在!

いちばん簡単で、最初に作るのにおすすめの形です。スープやカレーなど、汁気のある料理にも使えます。

作り方

① 牛乳パックをよく洗い、しっかり乾かす
においや水分が残っていると使いにくくなるので、ここは丁寧にしましょう。

② 上部の注ぎ口部分をハサミでカット
注ぎ口の少し下あたりをぐるっと一周切るイメージです。

③ 切り口を軽く外側に折る
そのままだと手に当たって痛いので、1㎝ほど外側に折ると安心です。

④ 形を整えたら完成
これだけで、深さのあるお皿ができあがります。

使い方のポイント

牛乳パックのお皿と味噌汁
お味噌汁を入れてみました!

そのまま筒状なので、しっかり自立します。地面に置いても倒れにくく、安定感があります。

実際に味噌汁を入れてみると、角があるので案外飲みやすい! 紙なのに安心して使えるのが嬉しいです。シェラカップくらいのサイズ感なので、カレーを入れたりするのにも、お子さんにもぴったりサイズ。

大皿プレートの作り方

牛乳パックのお皿と柑橘
切るだけ簡単!

① 牛乳パックを横向きに倒して置く
安定した場所で作業すると安心です。

② 注ぎ口のある側から、半分の高さまでカット
パックを縦に真っ二つにするイメージです。このとき手を切らないように、ゆっくり進めるのがポイントです。

牛乳パックとはさみ
底部分のカットは硬いので注意。

③ 注ぎ口の部分をテープでしっかり固定します
すき間があると汁が漏れる原因になります。ぴったり閉じるように貼りましょう。

④ 形を整えたら完成
深さのあるお皿として、そのまま使えます。個人のプレートとしても、シェアする大皿としても大活躍間違いなし。

また、大きめのラップを上から被せて使えば、お皿が汚れないので、再利用もできます。

トレー型(縁ありタイプ)

牛乳パックのお皿とお菓子
角を4箇所ホッチキスでパチリ。

少し手間をかけるだけで、ぐっと使いやすくなる形です。汁気や油がある料理でも安心して使えます。

作り方

① プレートタイプと同じようにパックを開く
底を切り、側面を1辺カットして広げます。

② 使いたいサイズにカット
正方形や長方形など、好みのサイズに整えます。

③ 四隅に切り込みを入れる
角から2〜3cmほど内側に向かって切り込みを入れます。

④ 切り込み部分を重ねて折り上げる
四隅を立ち上げるようにすると、箱のような形になります。

⑤ ホチキスやテープで固定
しっかり留めると、安定したトレーになります。

使い方のポイント

縁があることで、料理がこぼれにくくなります。焼きそばや炒め物にもぴったりです。実際に使うと「これ紙なの?」と感じるほどしっかりしています。アウトドアでも安心して使える頼もしさがあります。これだけ作れるようになると、ほとんどの料理に対応できそうです。まずは基本の深型から試して、実際に使ってみるのがおすすめです。

実際に使ってみた感想

実際にキャンプでカレーをのせてみました。水分は染みず、しっかり安定しています。軽いので持ち運びもラク。子どもが持っても安心感があります。

ただお皿の中身が入っていないと、風で飛んでいってしまいます。使用前は、スプーンやフォークなど重しになるものをのせておくのがいいでしょう。使い終わったらそのまま焚き火へ。洗い物が減るのも嬉しいポイントです。

牛乳パックでスプーンも作れる

牛乳パックのスプーン
牛乳パックの角を利用して作るスプーン。

お皿だけでなく、スプーンも手作りできます。ここでは、カットするだけで4つ作れるスプーンを作ってみましょう。

4等分して作る立体スプーン

こちらは少しユニークな作り方です。牛乳パックの底の立体構造をそのまま活かします。

作り方

① 牛乳パックを縦に4等分にする
ハサミで縦にカットし、細長いパーツを4つ作ります。

カットした牛乳パック
この形が4つできる。

② 底の部分がついているパーツを選ぶ
この底の立体部分がスプーンの“くぼみ”になります。

③ 持ち手部分の長さを整える
今回は、黒いマジックでガイドラインを書いてみました。長すぎる場合はカットして調整します。

牛乳パックのスプーン
線に沿って切る。

④ カットする
底部分は、すごく硬いので、ハサミを使う際は気をつけて下さい。また、口に入れる部分は角を丸く整え、使用時は口内を傷つけないよう注意しましょう。

実際に使ってみた感想

立体的でしっかりしているスプーンなので、スープがすくいやすいです。強度があり、しっかりした使い心地のため、カレーのような重さのある料理でも安心して使えました。まずはひとつ作ってみると、その便利さに驚くはずです。

使い終わったら焚き火の着火剤に!

牛乳パックの内側はロウのような加工がされています。これが火付きの良さにつながります。小さくちぎるか、パタパタと折りたたみ、薪の下に入れます。ライターで火をつけるだけ。ケバケバした部分があれば、そこを狙って火をつけます。パチパチと勢いよく燃え始めます。初心者でも火起こしがしやすくなります。

実際に試すと、思った以上にしっかり燃えました。細かく裂くとさらに着火しやすくなります。お皿やスプーンとして使用する以外に、あらかじめ小さく切った牛乳パックを持っていくのもいいですね。工作がそのまま焚き火につながる瞬間は、ちょっと感動します。

はじめてのキャンプにもぴったり。子どもと楽しめて、荷物も減らせます。防災にも役立つ、頼れる牛乳パック食器です。

0円工作でキャンプはもっと自由になる!

牛乳パックのお皿とスプーン
お子さんと一緒に作っても楽しい!

高い道具がなくても、キャンプはちゃんと楽しめます。作って楽しい。使って便利! 最後は燃料にもなる。牛乳パックは、まさに一石三鳥のアイテムです。潰してゴミに出してしまう牛乳パックを再利用して楽しんでみませんか。

ムスカリさん

アウトドアライター

経験ゼロスタートの2児の母キャンパー。アウトドアブログ“ブッシュクラフトLIFEWORK”を運営する傍ら、アウトドアインストラクターのアシスタントとしても活動中。アウトドアで人生が変わる!をモットーに子どもと一緒にファミリーキャンプ&ブッシュクラフトキャンプを満喫。焚き火とキャンプ飯、そしてモノづくりが好きで、アウトドアグッズを商品化するのが夢。

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