映画館でアウトドア気分!春休みに観たい自然派推し映画7選 | 映画 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

映画

2026.03.14

映画館でアウトドア気分!春休みに観たい自然派推し映画7選

映画館でアウトドア気分!春休みに観たい自然派推し映画7選
森の神秘に触れるドキュメンタリーほか「大人がじっくり観たい4本」、ディズニー&ピクサー最新作ほか「親子で楽しむ3本」の自然派映画を集めました。春休みは映画館で推し活! 
Text
Source

大人がじっくり観たい4本

CINEMA 01

植物は会話し、思考する。森には、知性が満ちている 

『森に聴く Listen to the Forest』

ドキュメンタリー】3/27~

(配給:alfazbet、シグロ)
●監督/山上徹二郎、今井友樹 
●YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

image
©2026 SIGLO

2020年7月、熊本豪雨による球磨川の氾濫で、実家が被害を受けた山上監督。洪水も田畑を潤す水も、森がつくり出したもの。なぜこんな洪水が? 貯水するはずの森に問題がある? 森の真の姿を知る旅へ──。
 
アイヌの人びとに守られた巨木の森、西表島のマングローブ林。国土の約7割が森林というこの国の各地へ出向き、森についてさまざまな研究をする〝物知り〟の声に耳を傾ける。
 
膨大な知識と、森を感じる日々から繰り出される実感を伴う言葉の数々。30年前から森の危機を率直な言葉で説く民宿のおじさん、キノコ目線でその生存戦略を語る菌類学者と、森にまつわる話は人間の寿命なんてお話にならないスケールでもあって興味は尽きない。
 
地球でいちばん長生きな植物は知的な生命体。その多種共存の姿から、人間は学ぶことがたくさんある。その姿勢が大事! と知る。

image

CINEMA 02

韓国エンタメ界、最高峰の監督&俳優が集結した衝撃作

『しあわせな選択』

就活サバイバル】3/6~

(配給:キノフィルムズ) 
●監督/パク・チャヌク 
●出演/イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン 
●TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中

image
©2025 CJ ENM Co., Ltd., MOHO FILM ALL RIGHTS RESERVED

郊外の広い家、美しい妻の誕生日に庭でバーベキュー・パーティー、2人の子供と2匹の犬。製紙会社勤務のマンスは「すべてを叶えた」と思っていた。突然に、解雇されるまでは。
 
追い込まれたマンスは「ライバルがいなくなれば仕事は手に入る?」と紅葉の美しい山の中で、ヤバい妄想を暴走させる──。
 
イ・ビョンホンの的確に過剰な演技、異様にキレ味の鋭い演出。ゴールデングローブ賞ノミネートも納得。

CINEMA 03

のと鉄道がつなぐ、震災前の能登と震災後の人びとの今

『田村真子 のと鉄道 明日へ向かう旅』

ドキュメンタリー】3/13~

(主催:TBS) 
●監督/矢島公紀、小池博 
●ヒューマントラストシネマ渋谷ほか6都市にて順次開催「TBSドキュメンタリー映画祭2026」内にて上映

image
©TBS

2020年、旅番組で能登半島の魅力を伝えた田村アナ。震災後、のと鉄道に乗って各地を再訪する。
 
震災前の能登半島を愛で、直後のニュース映像に衝撃を受け、震災後を懸命に生きる人びとの強い言葉と明るい笑顔に触れる。
「(被害の)いちばん酷いところを見て、また来て」という能登愛に心を打たれる。
 
青と白のかわいい観光列車、車窓の風景、語り部が伝える震災の記憶と、乗り鉄も撮り鉄もきっと満足!

CINEMA 04

未来を照らす幻の花火。ベルリン国際映画祭正式出品作

『花緑青が明ける日に』

アニメーション】
3/6~

(配給:アスミック・エース)
●原作・脚本・監督/四宮義俊 
●声の出演/萩原利久、古川琴音、入野自由、岡部たかし 
●全国公開中

image
©2025 A NEW DAWN Film Partners

町の再開発による立ち退きが迫る、帯刀煙火店。敬太郎は蒸発した父に代わり、幻の花火「シュハリ」を完成させようと引きこもる。そこへ幼なじみのカオルが帰郷。役所勤めの敬太郎の兄も来て、3人は4年ぶりに再会を果たす。「運命を変える花火を」、打ち上げを巡る計画を立てる──。
 
日本画家の四宮義俊が、8年かけた長編監督デビュー作。「花緑青」とは、青く燃える緑色の染料のこと。夏の森と過去の記憶がコラージュされる冒頭から、全カットが儚い水彩画のように美しい。コマ撮りの実写も挿入され、洗練された映像表現が効いている。
 
アニメーション界の新たな巨匠の爆誕を、大きなスクリーンで堪能したい。

image

親子で楽しむ3本

CINEMA 05

人間が森を壊しちゃう ビーバーになって、森を取り戻せ! 

『私がビーバーになる時』

アニメーション】3/13~

(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン) 
●監督/ダニエル・チョン
●制作/ニコール・パラディス・グリンドル 
●全国公開

image
©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

おばあちゃんと過ごした森が高速道路に!? メイベルはビーバー型ロボットに意識を転送して森へ向かう。
 
ディズニー&ピクサー最新作。〝ビーバーになった〟メイベルは、彼らの声が理解できてテンション爆上げ。森のルールを知り、本物の仲間になり、やり手市長と対峙。果たして!? 
 
猛烈なテンポ感、最弱なゆるかわキャラ、あんな動物こんな動物大集合! と、サービス精神てんこ盛り。

CINEMA 06

実在する部活動をモチーフにした漫画の実写化

『ザッケン!』

青春】4/3~

(配給:SPOTTED PRODUCTIONS)
●監督・脚本/上村奈帆 
●原作/上村奈帆、モノガタリラボ 
●漫画/プクプク 
●出演/中島瑠菜、大島美優、八神遼介、豊島心桜、仲村悠菜、中島歩、土屋伸之(ナイツ)、板谷由夏、岡本信人
●新宿ピカデリーほか全国順次公開

image
©2026上村奈帆・モノガタリラボ・プクプク/小学館/『ザッケン!』製作委員会

好きなものが見つからないゆかりは高1の春、雑草大好き! な〝ドクダミちゃん〟と出会い、休部状態の「雑草研究部(=ザッケン)」復活を目指す──。
 
好きなことは好きでいい! コミカルに真っすぐ、迷える若者の背中を押す青春映画。雑草レシピも登場。

CINEMA 07

〝オチ“との出会いが、少女の感受性の扉を開く

『OCHI! -オチ-』

ファンタジー
4/3~

(配給:ハピネットファントム・スタジオ)
●監督・脚本/アイザイア・サクソン 
●出演/ヘレナ・ツェンゲル、フィン・ウォルフハード、エミリー・ワトソン、ウィレム・デフォー 
●全国公開

image
©2024 KURKAMART LLC AND IPR.VC FUND II KY. ALL RIGHTS RESERVED.

黒海に浮かぶ小島。村人は悪魔と呼ばれる〝オチ〟を恐れて暮らしていた。オチ狩りに執着する父に疑問を抱くユーリはある日、傷ついたオチを助ける。家族の元へ返そうと森へ向かう。

「わかってとは言わない。ただ私を信じて!」、孤独な少女の切実な成長譚。

※構成/浅見祥子

(BE-PAL 2026年4月号より)

NEW ARTICLES

『 映画 』新着編集部記事

映画『炎はつなぐ』の監督に聞く。「へ~!」がいっぱいな職人の世界

2026.03.13

自然と生き物に魅せられる新作映画2選! 劇場で感動体験しよう

2026.03.10

ドキュメンタリー映画を通して世界に触れる! 「島んちゅぬ映画祭」に先駆け、石垣島で教育プログラム開催

2026.02.18

カンヌ国際映画祭ノミネート作品も! 2026年必見の新作映画3選

2026.01.14

年末年始は映画館で自然を感じよう! 必見の新作映画2選

2025.12.12

ネイチャーライフのヒントが見つかる!魅力的な新作映画をご紹介!

2025.11.16

残留孤児の今を追う、日中合作のドキュメンタリー映画『名無しの子』

2025.11.04

素顔の中国に触れる!「2025年中国ドキュメンタリー映画祭 In Japan」開催

2025.11.03

『大地に詩を書くように』ほか、自然と人のつながりを感じられるBE-PALおすすめ新作映画をご紹介

2025.10.15