アウトドア情報誌『BE-PAL』(2025年1月~2026年1月号)やBE-PAL.NETに掲載された記事から、全国アウトドアショップで売れたモデルをはじめ、人気のシリーズを紹介する。登山はもちろん、ランナーのためのバックパックや普段使いにも活躍する優秀アイテムをチェックしよう。アウトドアライターによるレビューも必見だ。
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パーゴワークスってどんなブランド?

パーゴワークスは2011年創業のアウトドアギアブランド。日本発の人気ブランドのヒストリーをチェックしよう。
(BE-PAL 2024年2月号より)
自由なソト遊びを想起させる自由な道具たち
長年アウトドアのプロダクトデザイナーとして活躍してきた斎藤徹氏が創業したアウトドアギアブランド。Pack and Go!(荷物を詰め込んで出かけよう)という意味を込めて、PAAGOと名付けた。
最初の製品は兄のホーボージュンのお遍路旅のために作ったチェストバッグ。’15年に初のキャンプギアとなるニンジャタープを発売し、大ヒット。現在はクッカー周りのギア開発を進めている。
▼参考記事
山歩きから日常まで相棒になる「BUDDY(バディ)」シリーズ
パーゴワークスならではの使い勝手に優れた「バディ」から、~35Lの便利なモデルを紹介。ハイキングから普段使いまで活躍する小型モデルは、全国アウトドアショップでも売れ筋のアイテムだ。アウトドアショップによるコメントや、アウトドアライターによるレビューも必見。
(BE-PAL 2025年1月号、2026年1月号等より)
PAAGO WORKS(パーゴワークス) BUDDY 22
薄手ながら丈夫な生地を使い、重量はたった660g。下部がスリム、上部にボリュームをもたせた設計によって、重心のバランスをうまくとり、荷物の重さを感じさせない。シックな色も好評だ。
2025年、全国の人気アウトドアショップで売れた小型バックパックランキング第2位。使いやすさと見た目の良さで継続した人気だ。
「山歩きのときだけではなく、日常の生活でも使いやすい。いろいろ活躍してくれるので、人気が高いようです。」(Orange かつらぎ店)
撮影/中村文隆
▼参考記事
愛用者が「バディ22」をレビュー!

軽さと快適さの両立をコンセプトとしたシリーズ。バディの名を冠するモデルの中でも、バディ22は日帰り登山に適した容量、機能を有している。
高重心設計をはじめとして、大容量のフロントポケット、独特のメイン開口部、4本のギアループなど、バックパックとして基本的に必要とされる性能をしっかりと備えながらも、ユーザー個々のニーズに対応できる汎用性が特徴。その名の通り、ハイキングにおいて頼りがいのある“相棒”として活躍してくれる。

筆者が使用していて最も惹かれるのは、その背負い心地。逆三角形の形状で、アイテムの収納は上部になるほど広がっていくバディ22は、背負ってみると高いフィット感がある。今ではバディ22を短距離のハイキングから日帰り長時間の山行にまで使い、軽快に野山を駆け巡っている。
また、バックパックのメンテナンスをする際、汗が染み込む背面部は、できれば高い頻度で洗浄したいもの。バディ22の背面パネルは取り外しが容易なので、気軽に洗うことができ、清潔な状態を保てる。

7の字に開くメイン開口部も、バディ22の目を引く特徴的な部分。メイン開口部は下部まで一気に開くことができるので、休憩時の荷物の出し入れや、登山前の準備の際に収納しやすいのが魅力だ。
フロントポケットは、メインの荷室に荷物がしっかり入っていても、荷物がしっかり入る大容量設計。サイドポケットも大型で、ボトルやトレッキングポールなどの収納がしやすい。また、バンジーコードなどを取り付けてアイテムの固定力を上げることもできる。
パーゴワークスのバックパックシリーズで展開しているバッグを装備できるリングを装備している点もポイントだ。

▼参考記事
PAAGOWORKS(パーゴワークス) バディ33
細部まで工夫が行き届いた、背負い心地と使い勝手の良さが自慢のバックパック。逆台形デザインで、重心バランスを高めに設定し、体への負担を軽減。
サイドストラップの位置替えや着脱可能なヒップベルト、チェストバッグを取り付けるためのアタッチメントリングなど、ユニークな機能も盛りだくさん。細部まで考え抜かれた収納も見事。トップフラップと連動したスタビライザーはマットを挟み込んでもよし。
▼参考記事
便利なギミック満載「ZENN(ゼン)」シリーズ
日本の山向けに作られたモジュール設計のバックパック。2025年のバックパックランキング入りの人気モデルは、ひとつで大型&小型バックパックとして使える優れものだ。
(BE-PAL 2025年5月号、2026年1月号より)
PAAGOWORKS(パーゴワークス) ZENN45(ゼン45)
背負ったときに重心バランスがとりやすく、パッキングもしやすいという上部に向かってわずかに太くなる形状。背中のポケットが取りはずせ、背面パッドを付け替えれば小型パックへと変身するのがおもしろい! 組み合わせて使えるメッシュポケットなど、各種パーツも販売予定。拡張性が高いのも、大きなポイント。

全国の人気アウトドアショップで2025年に売れた中~大型バックパックランキング第2位。最大の特徴は、完全に脱着できる正面の大型フロントポケット。これに本体からはずしたハーネスを組み合わせれば、小型バックパックに変身! ひとつで大型&小型バックパックとして使える。

取りはずしたハーネスをフロントポケットに取り付けた状態。じつにおもしろいシステム。
撮影/中村文隆
▼関連記事
▼参考記事
PAAGO WORKS(パーゴワークス) ZENN 25
ハーネス、ウエストベルトは着脱式。ハーネスを付け替えれば、正面ポケット単独でも使える。背負った状態でボトルが出し入れできるサイドポケットも秀逸。

撮影/永易量行
▼参考記事
ランナーのためのバックパック「RUSH(ラッシュ)」シリーズ
軽快にトレイルランニングを楽しめる、ランナー向けシリーズ。おすすめモデルをアウトドアライター・北村一樹さんに紹介してもらった。
PAAGO WORKS(パーゴワークス) RUSH 10
ランナーのためにデザインされたシリーズ。こちらはエントリーモデルでありながら必要十分な機能を備え、フィールドを駆ける楽しさをユーザーに提供してくれる頼もしいバックパック。
パーゴワークスのRUSHシリーズは、2011年創業のパーゴワークスが2014年に産み出した、ランナーのためにデザインされたバックパックのシリーズ。RUSHシリーズのエントリーモデルとして、またランニングからトレイルまで柔軟な使い方ができるのがRUSH 10だ。

大きくアクセスしやすい開口部と豊富なポケットを備えている。ポケットは前面に4箇所、背面に2箇所、ボトムに1箇所。内部にはメッシュポケットを備え、アイテムを適材適所で収納できる。

RUSH 10は、全面にメッシュ生地を採用。ダーリントンメッシュと呼ばれるこのメッシュ生地は、横方向に伸びるが縦方向には伸びない特殊な生地。収納には柔軟に広がりながらも、移動中の揺れを防止してくれる。

ショルダーハーネスの無段階調整機能により、多くのユーザーに合わせられる。ホールド力を最大限に発揮し、移動中のストレスを軽減するためにはこのショルダーハーネスの調整は必須だ。調整をする際は目印となる縫い目があるため、左右で正確な調整が可能。
▼参考記事
PAAGO WORKS(パーゴワークス) RUSH 11
ラッシュシリーズのレース対応モデルとして、これまでのUTシリーズをベースに開発されたベスト型パック。高重心設計をはじめとした特徴を備えながら、ロングレース仕様にデザインされている。

ハーネスポケットが12個配置されており、トレイルランだけでなく、秋頃のハイキングなら十分すぎるほどの収納力を備えている。ショルダーハーネスの裏側にはスマートフォン用のポケットもある。
無段階調整式ショルダーハーネスのほか、下部にあるドローコードでフィット感を調整可能。これにより、バックパックとの隙間から生じるわずかな揺れを防いでくれる。

ハーネスポケットの他に、ボトムポケットやストックホルダーなど多彩な収納、アイテムの固定が可能。筆者が特に重宝しているのは、トップポケットへのアクセスだ。「頻繁に出し入れはしないけど、いざというときに使いたい」アイテムを収納すると、歩きながらでも簡単に出し入れができて邪魔にならない。
▼参考記事






























