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山頂から礼文島のパノラマが望める「礼文岳」/礼文町

標高:490m
コースタイム:4時間10分
礼文岳は、最北の花の島と呼ばれる礼文島にある最高峰。危険な箇所はなく、ファミリーで登れる山だ。標高350m地点で、森林限界を超えるので、高山の気分も味わえる。山頂は、礼文水道を挟んで、百名山の利尻山を望める絶好スポットだ。
(BE-PAL 2024年6月号より)
▼参考記事
ここにしかない高山植物が楽しめる「アポイ岳」/様似町

標高:810m
2015年にユネスコ世界ジオパークに加盟したアポイ岳ジオパークの魅力を体感。かんらん岩の山並みや海岸を彩る奇岩類、希少な固有の高山植物群落などの説明を聞きながら、標高810mの山頂を目指す。
馬の背と呼ばれる尾根からは、南には太平洋、北には遠く日高山脈が見える。子供からお年寄りまで楽しめるルートなので家族で参加するのもいい。

海岸線に並ぶ岩山は、アポイ山塊とともにこの地域の特徴的な景観。

アポイ岳の高山植物群は貴重。特別天然記念物に指定されている。
問い合わせ先:様似町アポイ岳ジオパーク推進協議会(様似町役場商工観光課)
電話:0146(36)2120
料金:8,000円(2名参加時の1名分)
所要時間:4~6時間
HP:https://www.apoi-geopark.jp/guide_service/
(BE-PAL 2025年9月号より)
▼参考記事
硫黄の匂いが漂うイワオヌプリ/知安町・蘭越町

標高:1,116m
コースタイム:2時間10分
「イワオヌプリ」はアイヌ語で硫黄山。その名のとおり、硫黄の匂いが漂う。山頂付近はガレ場が続き、濃霧が発生しやすい。天気が良ければ、羊蹄山、昆布岳などが見渡せる。
(BE-PAL 2023年11月号より)
▼参考記事
支笏湖や太平洋の雄大な景色が堪能できる樽前山/苫小牧市
火山の迫力を間近に感じられる樽前山は、千歳市と苫小牧市にまたがる活火山だ。北海道出身の板谷この実さんとライターの須藤が実際に登ったレポートとともにご紹介する。


札幌出身。留学先だったオーストラリアでダイビングを始め、大自然の素晴らしさに開眼。オーシャンデイズのスタッフでもある。
ライター スドー(左)
北海道好きの関東在住ライター。冬は道央界隈、夏は道東を中心に歩いたり漕いだり滑ったりして楽しむ。幼少期から好きな色は青。
標高:1,041m
09:00 絶景あり、花あり、短時間で押し寄せる感動の数々

「花の山なんですよ」
登山口にはクマ出没の看板。ヒグマの生息域であることに背筋が伸びる。歩き始めて約10分で眼下に支笏湖が!

昨日漕いだ支笏湖を見下ろし、カルデラ湖然とした水を湛えた美しい姿に見入る。「漕いだのはあの辺ですかね?」。
高山植物の宝庫!"お花畑コース"も

駐車場から風不死岳に向かう北東斜面コースは特に花が多い。イワブクロは樽前山に多く咲くことからタルマイソウとも呼ばれている。
シラタマノキ

イワブクロ

マルバシモツケ

10:00 強い風が吹く山、十分に注意しよう

東山ピークを目指したものの、強風のため溶岩ドームを拝んで引き返すことに。木がないため突風のように吹くこともあるので要注意。
TARUMAE ¥350

樽前山の溶岩円頂丘(ドーム)を模したシュークリーム。サクサク食感!
スイーツショップ パティシエ・ラボ
住所:北海道千歳市支笏湖温泉 しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌
営業時間:9時〜17時(5〜10月)、9時〜16時半(11〜4月)
電話:0123(25)2212
撮影/二木亜矢子 地図/MORISON
(BE-PAL 2025年9月号より)
▼参考記事
高山植物が多く、360度の大パノラマが楽しめる西別岳/標茶町

標高:799m
コースタイム 約2時間30分
標高は1,000m以下だが、ほかの同級の山と比べても高山植物が多く、春から秋にかけてさまざまな花と出会える。「がまん坂」と呼ばれる急坂を登り切ると、お花畑が第1、2、3と続き、先に進むのが惜しいほど。
山頂からは摩周岳、摩周湖、雄阿寒岳、雌阿寒岳だけでなく、遠くは知床の山々まで見られる。国後島まで見えることも。360度の眺望を楽しめる贅沢な場所だ。
6月~ エゾツツジ、ミヤマオダマキなど


写真提供/川湯ビジターセンター
(BE-PAL 2025年4月号より)
▼参考記事
知床連山まで見渡せる絶景を楽しめる摩周岳/弟子屈町

標高:857m
コースタイム:5時間
アイヌ語で神の山を意味するカムイヌプリとも呼ばれる摩周岳。小規模な成層火山で、摩周湖に聳えている。標高差は311mながら、登山口から山頂までの往復の道のりは約14kmもあり、とても歩き応え(体力勝負?)のあるコースだ。
登山道の始めは走り出したくなるような緩やかな下り道、そして徐々にアップダウンを繰り返していく。山頂からはおよそ1,000年前の噴火で形成されたダイナミックな火口を望むことができる。

終始片側に摩周湖の存在を感じながらの道だが、途中はこんな広々とした草原の風景もある。
コース
登山口は摩周第1展望台にある。そこから風衝草原、摩周・西岳分岐を経て摩周岳山頂の往復コース。西岳(799.5m)登頂も加えるならさらに2時間、約2.6kmをプラスして考えよう。
写真/須藤ナオミ
(BE-PAL 2023年11月号より)
▼参考記事
活火山ならではの荒涼とした景色が楽しめる阿寒岳/釧路市
ここでは阿寒湖の東西にそびえる雄阿寒岳と雌阿寒岳を総称した「阿寒岳」をご紹介する。
標高:1,499m
コースタイム:3時間40分
阿寒岳は、単独の山ではなく、雄阿寒岳、雌阿寒岳、フレベツ岳、フップシ岳などの火山群の総称。魅力のひとつは、活火山の息吹を感じられること。山頂近くは、噴煙が噴き上がる場所もある。
(BE-PAL 2024年6月号より)
▼参考記事












