CONTENTS
トレッキング用のリュックがあると便利

(出典) photo-ac.com
これまでトレッキング時に一般的なリュックを使っていた人は、トレッキング用のリュックを購入するとその便利さを実感するでしょう。トレッキング用リュックの特徴や普段使い用のリュックとの違いを解説します。
軽量ながらトレッキングに必要な機能を搭載
トレッキング用リュックの特徴は、登山がしやすいように設計されていることです。普段使い用のリュックと比べ軽量化されており、ハーネスやストラップをはじめ、パーツも多く装備されています。ひとつひとつのパーツには意味があり、長時間ずっと背負っていても疲れないように工夫されていることがポイントです。
また、トレッキング用リュックは耐久性に優れており、汗をかいても不快になりづらいメッシュ素材が使われていることが多いです。背中に負担がかからないよう、背面にはフレームやパネルが入っているのが一般的で、サイドポケットなどの収納数が多いことも特徴の1つです。
荷物が少ない外出などには普段使いのリュックで十分ですが、重装備で本格的なトレッキングをするなら、トレッキング用のリュックを1つは持っておきたいところです。
▼あわせて読みたい
トレッキング用リュックの選び方

(出典) photo-ac.com
トレッキング用リュックのラインナップは、サイズや機能によって幅広くなっています。その中で自分に合った1個を見つけるために、選び方を解説します。
選び方
容量で選ぶ
トレッキング用のリュックの容量(大きさ)は、L(リットル)で表現されます。主にトレッキングの日数や積む荷物の量によって、選ぶべき容量が変わります。日帰りのトレッキングなら、20〜30Lがおすすめです。1泊以上するなら40L以上が望ましいでしょう。
容量によってリュック自体の重さも変わるので、必要以上に大きいものを購入すると使いづらかったり、余計に疲れてしまったりします。とはいえ、季節やトレッキングの内容によって持って行く荷物は変わるので、少し余裕を持たせるくらいがちょうど良いかもしれません。
機能性で選ぶ
ポケットが多いかどうかや、荷物の取り出しやすさも重要なポイントです。登山中は、地図や飲み物などリュックから荷物を取り出すことが多いものです。そのときに重いリュックを何回も下ろすのは大変でしょう。
特にリュックの前面にファスナーがついているフロントアクセス機能があると、リュックを下ろさずに荷物を取り出せて便利です。
また、パッキングに自信のない初心者には、ボトムコンパートメント付きのものがおすすめです。ボトムコンパートメントは、リュックの底面にあるメインスペースとは分けられた収納スペースのことで、トレッキング中に使わない寝袋などを収納します。
ボトムコンパートメントを上手に使うことで、トレッキング中に必要な荷物を取り出しやすくなります。
防水性能もチェックする
リュック自体に防水加工がされているリュックもありますが、数はあまり多くありません。しかし、山は天候が変わりやすいので、急な雨にも対応できる防水性能もチェックしておく必要があります。
雨蓋(トップリッド)が付いていると、多少の雨なら中身を守ってくれるので便利です。雨蓋にも小さいポケットが付いていることが一般的なので、雨蓋つきものなら収納力もアップします。
しかし、雨蓋には防水加工がされていないことが多いため、それだけでは防水性が不十分です。本格的な防水対策をするなら、レインカバー付きのものを選ぶか、別にレインカバーを購入しておきましょう。ただし、レインカバーも完全な防水はできないため、長時間の使用には向いていません。本当にぬらしたくないものは防水バッグやビニール袋に入れるなどの工夫が必要です。
店頭で試着してフィット感を確認する
トレッキング用のリュックは、体に負担がかからないよう設計されていることが一般的です。しかし、体に合ったサイズであり、フィットしないことにはその性能が十分に発揮されません。できれば購入前に店頭でしっかりと試着することが望ましいでしょう。
試着時のポイントは、背面長と背面サイズが合っているかをチェックすることです。両者のサイズが合っていれば、長時間ずっと背負っていても疲れにくいといえます。また、ハーネスとストラップをつけた状態でブレにくいか、各ストラップやハーネスはちょうどよく調節できるかも確認しましょう。
小さめのトレッキング用リュックおすすめ3選

(出典) photo-ac.com
日帰りやちょっとしたトレッキングにおすすめの、容量が20L前後のリュックを3つ紹介します。容量20L前後のものはサイズが大きすぎず、汎用性も高いので人気です。
L.L.Bean「ストアウェイ・パック」
本体のポケットに本体を収納でき、持ち運びが便利です。ペットボトルをリサイクルして作っているので、環境にも優しいリュックです。容量は22Lと、日帰り旅行には十分なサイズでしょう。
腰と胸の部分にあるストラップは長さを変えられるので、背負い心地に合わせて微調整も可能です。防水対策をするなら、別途レインカバーを用意しましょう。
L.L.Bean ストアウェイ・パック
サイズ:48×25×18cm
ウエストストラップの長さ:最大約119cm(調節可)
重量:約397g
容量:22L
モンベル「バーサライトパック 20」
容量20Lの男女兼用リュックです。雨蓋が収納袋となっており、使わないときはコンパクトに収納が可能です。中身の開閉はひもを引っ張るだけなので、素早く荷物を取り出せます。別売りのトレールウォーターパックが収納可能で、歩行中の水分補給も楽々です。防水機能を求めるなら、レインカバーを用意する必要があります。
モンベル バーサライトパック 20
サイズ:48×28×13cm
重量:366g
容量:20L
ザ・ノース・フェイス「メイフライパック22」
容量22Lの軽量デイパックです。ポケッタブル仕様で使わないときはコンパクトに収納でき、大型バックパックのサブバッグとしても重宝します。通気性に優れたエアメッシュ素材のショルダーハーネスは体にフィットしやすく、快適な背負い心地を実現しています。
40デニールのダブルリップストップナイロンを使用しており、軽量ながら十分な強度を確保。日帰りハイキングはもちろん、旅行先でのちょっとしたお出かけにも最適でしょう。
ザ・ノース・フェイス メイフライパック22
サイズ:47×27×16cm
重量:約200g
容量:22L
大きめのトレッキング用リュックおすすめ3選
1泊以上のトレッキングや旅行におすすめの、40L前後のリュックを3つ紹介します。収納力だけでなく、荷物を取り出しやすいかもチェックしましょう。
コロンビア「ワイルドウッド45L+5Lバックパック」
容量45L+5Lの大容量で、数泊の登山や長期旅行にも対応できます。レインカバーが内蔵されており、急な天候変化にも安心して対応可能です。メインコンパートメントとボトムコンパートメントに分かれているため、荷物の整理がしやすく収納力も抜群でしょう。
背面システムは調節可能で、さまざまな体型にフィットするよう設計されています。パッド入りのショルダーストラップとヒップベルトにより、重い荷物でも快適に背負えます。本格的なトレッキングを始めたい人におすすめです。
コロンビア ワイルドウッド45L+5Lバックパック
サイズ:55×31×17cm
重量:1,540g
容量:45+5L
モンベル「リッジラインパック 40」
モンベル独自『バリスティック』ナイロンと呼ばれる、強度の高い素材を使用しており、高い耐久性を誇るリュックです。容量は40Lで、宿泊を伴うトレッキングに十分使えます。ショルダーハーネスは密着度が高く、肩にかかる負担を軽減してくれます。
リュック上部の開口部はファスナーで開く仕様で、中身を取り出しやすいこともポイントです。別売りのウォーターパックを収納できるため、歩行中の水分補給もしやすいでしょう。
モンベル リッジラインパック 40
サイズ:60×31×22cm
重量:約1,150g
容量:40L
ザ・ノース・フェイス「ウラノス45」
軽量さと耐久性を両立させたリュックです。サイズはWM、M、Lの3種類から選べ、容量はそれぞれ40L、45L、48.5Lといずれも大容量です。背面はウエストハーネスと1つになったトランポリン構造で、体とのフィット性を高めます。通気性を確保しながらも、歩くときの荷重ブレが抑えられているので、長時間ずっと背負っていても負担になりにくいでしょう。
フロントアクセス機能があるため、中身を取り出しやすくなっています。フロントポケットにはレインカバーが収納されているので、防水対策もバッチリです。
ザ・ノース・フェイス ウラノス45
サイズ:63.5×23×18cm
重量:約1,370g
容量:45L
トレッキング用リュックの使い方

(出典) photo-ac.com
トレッキング用のリュックには、背負い方やパッキングのコツがあります。リュックの性能を十分に発揮させるためにも、正しい使い方を確認しましょう。
正しい背負い方
一般的に、トレッキング用のリュックは以下の手順で背負います。
- 全てのストラップを緩めておく
- ヒップベルトを締める
- ショルダーストラップを締める
- チェストストラップを締める
それぞれのストラップを締めるときは、緩すぎず、きつすぎない程度に調節しましょう。正しく背負うことで、リュックが体にフィットし、歩行時の荷重ブレを軽減してくれます。
パッキングのコツ
パッキングにもコツがあることをご存じでしょうか。パッキングを工夫するだけで、体感の重量や疲労のたまりやすさが変わります。具体的には、重いものやよく使うものは上部に積みましょう。一方、衣類やシュラフは下の方に積むのがおすすめです。重心を高くすることで、リュックのブレが少なくなり、実重量以上に重く感じることも避けられます。
また、付属のコンプレッションベルトを活用して、できるだけ体積を減らし、縦長に積むことで体への負担が軽くなります。ビニール袋などの小物袋を使って仕分けをすると、アイテムごとにまとめられるので、パッキングしやすいでしょう。
まとめ
トレッキングに慣れてきたら、トレッキング用のリュックを購入することをおすすめします。中には宿泊を伴う旅行にも対応できる収納力を備えたリュックもあるので、用途に合ったものを選びましょう。また、ポケットの数や荷物の取り出しやすさ、防水機能もチェックすべきポイントです。
トレッキング用リュックの特徴は、体への負担が少ないよう設計されていることです。そのため、できる限り実際の背負い心地を確かめてから購入することをおすすめします。この記事を参考に、お気に入りのリュックを見つけましょう。












