ソロキャンプにおすすめのタープ11選|コンパクトで軽量なモデルも - 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2025.08.17

    ソロキャンプにおすすめのタープ11選|コンパクトで軽量なモデルも

    ソロキャンプにおすすめのタープ11選|コンパクトで軽量なモデルも
    キャンプに欠かせないのが、日除け対策だ。タープは直射日光を防ぐだけでなく、自分のキャンプスペースを拡張する役割もある重要なアイテムだ。今回はソロキャンプにおすすめのモデルを厳選してご紹介する。

    タープを張るメリットとは

    もっと見る

    メリットは3つ

    えいしょうさん

    アウトドアライター

    北陸在住。北陸の海、山、食材をこよなく愛するアウトドアライター。週末に外でのむ酒、外で食べるキャンプ飯、そして焚き火。それだけを楽しみに毎日を生きています。好きなキャンプ飯は、自分で刺した「せせり串」です。北陸ならではのキャンプの魅力を伝えていけたらと思っています。

    日陰の居住スペースをつくることができる!

    このように、テントの前にタープを張って、居住スペースをつくることができる。

    タープを張ることで、日陰の居住スペースをつくることができる。

    日が沈んでからは関係ないが、冬であっても日中や朝は日差しが強い日がある。

    そんなとき、タープが張ってあれば、テントの外でご飯を食べたりコーヒーを飲んだりする際にも涼しく過ごすことができる。

    夏であれば特に日差しが強くなるので、日中や朝に日陰のスペースは必須になる。

    雨が降っても安心!

    タープを張っておけば、万が一雨が降ってきた場合でも、タープの下で濡れずに過ごすことができる。

    また、テントに入りきらない荷物も濡れずに済む。

    もしタープがなければ、荷物や体が濡れるだけでなく、テントの外で火を使った調理ができなくなる。

    そのため、特に雨が予想される場合にはタープを張っておくと便利だ。

    しかし、後片付けの際に、雨が降っていたり、タープが乾いていなかったりすると、タープを濡れた状態で仕舞うことになる。

    そのままにしておくとカビが生えてしまうこともあるので、帰った後にはしっかりとタープを乾かすようにしよう。

    寝床はテントではなく、トレーラーハウスやコテージを利用する場合でも、タープは活躍できる場面がある。

    プライバシーが守られる!

    キャンプ場でキャンプを行なう場合は、当然ですが他のキャンパーがキャンプをしている場合が多い。

    サイトによっては、隣のサイトと距離が近かったり、トイレや炊事場が近く、人が頻繁に横を通る場所もあったりする。

    そんなときに、タープがなければ自分達の居住スペースがテント以外では丸晒しになってしまう。

    タープを張っていれば、横からの視線や気配を遮ることができるので、ある程度プライバシーを守ることができる。

    せっかくの非日常感を求めて行くキャンプなのだから、自分だけの時間や家族だけの時間を楽しみたいものだ。

    プライバシー確保の観点からも、タープは必要なアイテムになるだろう。

    ▼参考記事

    キャンプでタープは必要?メリットとタープの役割を持つテントについて解説

    ソロキャンにおすすめのタープ11選

    ブランド・商品画像販売サイト詳細情報
    価格

    mont-bell(モンベル)

    マルチシェード S

    ¥44,000

    mont-bell(モンベル)

    ミニタープHX

    ¥10,120

    鎌倉天幕

    ウルトラライトウィング

    ¥34,800

    鎌倉天幕

    タープ290S

    ¥24,200

    LOGOS(ロゴス)

    ソーラーブロック Qセットタープ220

    ¥32,780

    PAAGO WORKS (パーゴワークス)

    ニンジャタープ

    ¥22,000

    Terra Nova(テラノヴァ)

    アドベンチャータープ2

    ¥12,650

    ogawa(オガワ)

    システムタープレクタ

    ¥19,800

    Snow Peak(スノーピーク)

    ライトタープ ペンタ シールド

    ¥17,160

    RATELWORKS(ラーテルワークス)

    NEMOS

    ¥39,800

    RIPEN (ライペン)

    トレックタープBeyond

    ¥14,080

    mont-bell(モンベル) マルチシェードS

    A型フレームにフライを被せて組み立てる自立型シェード。2本のひさし用ポールで片方のパネルを跳ね上げられる。リビングにもなり、使える幅が広い。立て方次第でシェルターになったり、アレンジ自在。 

    大森 弘恵さん

    ライター

    フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。


    全閉状態は、まるで2本のポールで幕を突き上げているよう。けれども「ムーンライトテント」でおなじみのA型フレームに幕をかぶせている。これが簡単設営の秘密だ。


    フロアがないシェルターなので、フロアテープを広げて四隅のグロメットにフレームを差し込む。


    フレームの端っこがくびれたマッシュルーム型エンドチップ。このおかげでフレームを持ち上げてもフロアテープが外れることはない。

    組み立てている途中で「石が邪魔」「日差しが気になる」など場所を移動したくなることがあるだろう。そんなときでもひとりでフレームを持ち上げて移動できるのが便利。


    「マルチシェード」では旧モデルの「ムーンライトテント」とよく似たジョイントパーツを採用している。樹脂製ではなくアルミ合金で、軽くて耐久性もありそう。


    あとは幕をかければ8割完成となるが、この幕の留め方も「ムーンライトテント」と同じオートテンショニング・フライを採用している。ゴムの力で幕に適切なテンションがかかり、仕上がりが美しくなるというアレ。

    フレームにはゴム製コードと同じ色の細いロープが2本通されているので紛らわしいが、フロアテープに取り付けられたゴム製コードに幕のフックを引っかけるのが正解だ。


    最後にフロアテープの四隅と張り綱で「マルチシェード」をしっかり固定すれば完成だ。

    「ムーンライト」の名を冠していないのが不思議なほど「マルチシェード」には「ムーンライトテント」のエッセンスが注ぎ込まれており、一度でも「ムーンライトテント」を設営したことがあれば難なくできるし、そうでなくても直感的に正解にたどり着くだろう。

    地面が硬かったのでペグを打ち込むことに苦労したが、「マルチシェードS」の完成まで10分もあれば十分。もっとも大きな「L」ですら15分ほどで設営できた。

    ソロでもLが候補になり得る

    「マルチシェード」にはS、M、Lの3サイズがラインナップされている。

    モンベルオンラインショップの写真では、Sにはコットとテーブル、LはSのほぼ倍でコット1台と4脚のチェアが収められている。ソロキャンプならS、ソロでもゆったりしたい人やデュオキャンプにはM、ファミキャンはLが妥当な選び方なのだろう。

    マルチシェード S
    マルチシェード M(5万2800円)
    マルチシェード L(6万7100円)

    以上、出典/モンベル

    ためしにSとLに、コット、テーブル、チェア1脚、コンテナボックスとクーラーボックスを置いてサイズ感を比べてみた。

    「マルチシェード S」220×150×H130cm

    Sはちょうどいいように見えるが、コット以外のファニチャーは跳ね上げたキャノピーの下にある。フルクローズで眠るなら道具を外に出しっぱなしにするか、クルマ利用なら車内に入れるしかない。

    もっともコットの周囲にはバックパックやコンテナボックスを置く余裕があるし、ハイコットにすればその下に荷物を置ける。

    「ムーンライトテント2」のインナーテントが150×220×H110cmだと考えれば、徒歩やバイクなどコンパクトな道具でそろえている人には十分な広さ。

    「マルチシェード L」440×260×H175cm

    一方、Lはゆったりしていて自転車やパックラフトなどを置く余裕もある。ただ、冬キャンプではLをソロ利用すると寒々しく感じるかも。

    それもそのはず、「ムーンライトテント4」(260×260×H170cm)よりも断然広いのだから。

    それならと「クロノスドーム2」(3万800円)を入れたカンガルースタイルにしてみた。

    Aフレームはポールが邪魔にならず、「クロノスドーム2」(230×130×H105cm)がピタッと収まり、テーブルとチェアを置く余裕もある。

    Lの重量(総重量7.7kg)と「クロノスドーム2」を組み合わせれば10kgほどになり、S(総重量3.6kg)の3倍近い重量となる。かなり重く感じるが、幕、フレーム、テントそれぞれが軽いので設営が簡単だし、2ルームテント風に使えるのはかなりのアドバンテージ。秋冬のキャンプに使うならソロでもLが狙い目だ。

    ちなみにスペックだけを見れば「クロノスドーム4」(240×210×H125cm)も入りそうだが、半分以上がテントで埋まるのでわざわざ組み合わせるよりも分けて設営するほうが現実的。

    設営バリエにはポールと張り綱が必要
    モンベルのオンラインショップでは「マルチシェード」は「タープ」のカテゴリに分類され、説明文でも「半自立式タープ」とある。

    以上、出典/モンベル

    A型フレームをメインポールとして前後のパネルをポールで高く跳ね上げれば開放的なタープとなるのだが、付属のポールは2本(Lは3本)だけ。バリエを楽しむなら張り綱とポールを用意しておこう。

    付属しているペグはLもSも19cmのアルミVペグ

    石の多い硬い地面では心許ないが、シェルター利用なら自立するのでなんとかなる。タープにしてもほぼ自立しているが、風に煽られると大変なので長めのペグも用意しておきたいところ。

    いくつか気になる点はあるけれど、「マルチシェード」は「ムーンライトテント」ゆずりの設営しやすさを備えている。冬キャンプなら2ルーム風にしてあたたかく過ごせるし、春夏は空間が広いほうが涼しい。ソロ=「マルチシェード S」と考えるのではなく、クルマ利用のキャンプであればソロでも「マルチシェード L」を候補に入れてはどうだろう。

    ▼関連記事

    mont-bell(モンベル)/マルチシェードS

    ▼参考記事

    モンベルの新作「マルチシェード」は冬のソロキャンならLがいいかも!


    mont-bell (モンベル)   ミニタープHX

    居住空間に余裕があり、比較的風に強い六角形デザインの小型タープ。自転車やオートバイのソロツーリングなど、できるだけ荷物を軽くしたいときにおすすめだ。軽量のアルミペグとスタッフバッグが付属する。

    通常のタープよりも小さく、ポールが別売りとなるミニタープは、軽量でコンパクトな収納が可能。ソロキャンプやツーリングには最適のアイテムだ。ミニタープながら、横幅は338cmと、小型テントと組み合わせて設営すれば十分なキッチンスペースや前室を作ることが可能。

    ポールとタープの接合部には、生地に負担がかかりにくいステンレス金具が使用されている。また、縫製位置を上下でずらしてテンションを分散し、耐久性を高める工夫も。生地には難燃加工が施されており、火の粉が当たっても自己消火し、燃え広がりにくいため、安心だ。

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    mont-bell (モンベル) / ミニタープHX


    鎌倉天幕(カマクラテンマク) ULTRA LIGHT WING  

    形を変えられる変幻自在ウイングタープ。シリコンによる耐久撥水加工を施したリップストップナイロンを採用。300×280㎝サイズで、重さがわずか650gほど。別途ポールが必要なわりには少々お高めだが、軽さと可変シートは大きな魅力だ。

    ソロキャンプ向けに設計された軽量でコンパクトなタープ。4方向に取りはずし可能なパネルを備えており、天候やスタイルに応じてアレンジできるのが最大の特徴だ。

    パネルの付けはずしにより、視界の調整や日差し、雨風の遮断が可能。

    撮影/三浦孝明

    (BE-PAL 2025年6月号より)

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    鎌倉天幕(カマクラテンマク)/ULTRA LIGHT WING  

    ▼参考記事

    最新の「進化形タープ」9選!遮光性や可変型など多機能モデルが超充実してるぞ


    鎌倉天幕 (カマクラテンマク)   タープ290S

    テントメーカー、鎌倉天幕のソロキャンプ用タープ。手のひらサイズほどに収納でき、ツーリングでのソロキャンプにも最適。

    反対側が透けて見えるほど薄く軽いシルナイロン生地を使用した小型軽量タープ。290×290cmとソロ用タープの標準的な大きさでありながら、重量は360gと軽量。バイクや自転車でのキャンプやトレッキングなど、荷物が限られる場合の携行性に優れている。

    一般的なポリウレタン加工よりも軽く仕上がるシリコン加工で撥水性を確保。また、太めの糸を格子状に織り込むリップストップ生地を採用しており、極薄ながら耐引裂性にも優れている。風景と調和する落ち着いたカラーと、美しい曲線が際立つデザインも魅力だ。

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    鎌倉天幕 (カマクラテンマク) / タープ290S


    LOGOS(ロゴス) ソーラーブロック Qセットタープ220

    重量:約9.5kg
    サイズ:220×220cm
    素材:150Dポリエステルオックスフォード(裏面:ソーラーブロックコーティング)
    付属品:ペグ×8本、ロープ×4本、ランタンフック

    ソーラーブロックコーティングを施した生地により、UVカット率99.9%以上、遮光率100%を実現した。裏地の黒カラーが熱をブロックするので、タープ内の日陰と日向で最大15度Cもの温度差を生み出す。夏場の暑い日差しのなかでもひんやりとした日陰を手軽に作ることができる。

    ▼参考記事

    キャンプで快適リビングを作ろう!おすすめタープ完全ガイド


    PAAGO WORKS (パーゴワークス)   ニンジャタープ

    2辺に紐が仕込んであり、四隅のアジャスター調整で自在に絞り込める機能を持つタープ。シェルターやテントのような形状までさまざまな張り方ができる。

    手裏剣型のシルエットがユニークなマルチタープ。21か所ものジョイントポイントを備え、30以上のバリエーションを楽しめる。また、四隅をペグダウンしてから最後にポールを立てる独自の設営方法は、ソロでの設営を圧倒的に簡易化した。タープの2辺には紐の入ったスリーブがあり、アジャスターで自在にタープ本体を絞ることもできる。※ペグ、ポールは付属しません。

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    Terra Nova(テラノヴァ)  アドベンチャータープ2  

    コンパクトかつ、軽さが魅力のソロ用タープ。軽量ながら、中が透けて見えることもなく女性でも安心。ポールの位置を変えれば多彩なアレンジも。

    キャンプ民泊NONIWA エリーさん(中)。夫婦でNONIWAを運営する。アウトドア&ネイチャー系ワークショップを行なうなど、体験プログラムも充実。

    コンパクトかつ、軽さが魅力のソロ用タープ。軽量ながら、中が透けて見えることもなく女性でも安心。ポールの位置を変えれば多彩なアレンジも。※ポールは別売り


    日差しも他の人からの視線もブロック!「女子ソロで、重宝しそう」(エリー)

    撮影/山本 智

    (BE-PAL 2022年5月号より)

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    Terra Nova(テラノヴァ) /アドベンチャータープ2  

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    夏の終わりも大活躍!暑さと紫外線と雨から身を守る最新タープ 7


    ogawa(オガワ) システムタープレクタ

    重量:約2.2kg
    サイズ:2.95×3.50m
    素材:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)
    付属品:張り綱、セッティングテープ(3.3m)、収納袋

    210Dポリエステルに遮光コーティングを施したレクタタープ。付属の延長テープを駆使すればテントとのレイアウトが多様に。ポールは別売り。

    撮影/山本 智

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    Snow Peak(スノーピーク) ライトタープ ペンタ シールド

    ソロキャンパーに人気のワンポール小型タープ。ポールはパドルやウォーキングポールでも代用できる。炎天下でもタープ内は温度上昇を抑えられるから快適に過ごせる。

    人気アウトドアブランド、Snow Peak(スノーピーク)の、変形五角形の1人用タープだ。遮光ピグメントPU加工を施した生地で遮光性抜群。炎天下でもタープ内の温度上昇をおさえ快適に過ごせる。

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    ソロキャンプにおすすめのタープを厳選!メリットや選び方も解説


    RATELWORKS(ラーテルワークス) NEMOS

    重量:約9kg(タープ本体約2.3kg、庇シート2点約1.65kg)
    サイズ:タープ本体 565×565cm、庇シート単体 282.5×400cm
    材質:68Dリップストップポリエステル(シリコーン加工、ブラック遮光PU、カラーPU&難燃加工、耐水圧3,000mm)

    メインタープ四辺の拡張できる!ウイングタープ「NEMOS」


    NEMOSは、自由自在に設営可能な拡張型ウイングタープで、ソロキャンプからファミリーキャンプ、さらには大規模なグループキャンプまで幅広く対応できるギア。

    メインタープ四辺の拡張ができるので、太陽の位置に応じた理想的な日陰やプライバシーを確保することが可能だ。

    多様な設営バリエーションを楽しむことができ、キャンプシーンをより快適で自由なものにしてくれる。

    革新的なポイントはいつでも太陽を避けられる点


    何より革新的なのは、太陽の位置に合わせて、庇シートの取り付け位置のみを変更できること。そのため、必要な場所に影をつくり続けられる。


    このほか、「NEMOS」のポイント3つを以下に紹介する。

    庇シートと金具で広がる設営バリエーション


    NEMOSには「庇シート」が付属。メインタープの四辺に取り付け可能で、自由自在な日陰の調整ができる。

    ソロキャンプではプライベート空間を確保するための目隠しシートになり、ファミリーキャンプでは大人数をカバーできるシェードとしても機能。単独でタープとしても利用できるので、設営の自由度が無限大に広げられる。

    さらに、新開発の独自金具により、4辺どこにでもシートの着脱が可能。

    設営バリエーションは30通り以上だ。

    設営のバリエーション1。
    設営のバリエーション2。
    設営のバリエーション3。

    特殊4層仕様のフライシート


    フライシートは特殊4層仕様。耐久性、機能性、デザイン性が高く、多くのアウトドア環境での使用に対応できる。

    特殊4層仕様。

    一番外側になるのがシリコーン加工。高い耐久性と撥水性があり、長期間安心して使えるという。

    2層目はリップストップポリエステル生地。軽量で、破れや引き裂き強度に対する高い耐性を持っている。

    3層目はブラック遮光PU。陽射しを遮断し、強力な遮光効果を発揮。

    そして、一番内側となるのはカラーPU&難燃加工。安全性を高める難燃加工と、見た目にも美しいカラーPUで、デザインと実用性を両立している。

    コンパクト収納・簡単設営


    付属の庇シートを含めてもコンパクトに収納でき、女性一人でも持ち運びやすい重さ。設営が簡単な点も魅力だ。

    持ち運びに便利で設営が簡単。

    ▼参考記事

    RATELWORKSの新型ウイングタープ「NEMOS」は、太陽の動きに合わせて影をつくれる優れモノっ!


    RIPEN (ライペン)   トレックタープBeyond

    トレッキングポールなどを利用して、ポール1本でもセットアップ可能なコンパクトなタープ。山行中、予想外の悪天候でビバークするときのために持ち歩くツエルト的な使い方もできる。収納すれば手のひらにのるぐらいコンパクトなので、バックパックに常備するアイテムとして最適だ。

    大森 弘恵さん

    ライター

    フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。

    五角形の小型タープでポール1本で設営可能。小型ドームテントと接続するために開発したが、ミニマム装備で野営をするなんていう使い方もOK。ポール別売。

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    RIPEN (ライペン) / トレックタープBeyond

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    【2024年最も売れたTOP10】タープの人気ランキング1位はソロ向き超軽量タープだ~!

    キャンプ初心者でも安心!一人でタープを設営する方法を解説

    タープを購入したら、いよいよ設営だ。一人でも安心して組み立てられる方法をアウトドアライターのえいしょうさんが伝授してくれた。

    えいしょうさん

    アウトドアライター

    北陸在住。北陸の海、山、食材をこよなく愛するアウトドアライター。週末に外でのむ酒、外で食べるキャンプ飯、そして焚き火。それだけを楽しみに毎日を生きています。好きなキャンプ飯は、自分で刺した「せせり串」です。北陸ならではのキャンプの魅力を伝えていけたらと思っています。

    近年ブームになっている「ソロキャンプ」だが、当然ながら1人でキャンプに行く際には、準備から後片付けまでを全て1人で行なわなければいけない。

    グループキャンプでも、友人が後からキャンプに合流する場合など、1人で準備を進めなくてはならないシーンがあるだろう。

    最近は、ワンタッチテントのようなキャンプ初心者でも1人で簡単に設営できるテントも増えてきている。

    しかし、雨が降ってきたときや日差しが強いときに、しっかりとした居住スペースを確保してくれるタープは、1人で簡単に設営することができない。

    ここでは、キャンプ初心者の方でも簡単にタープを1人で設営できるよう、筆者私物のヘキサ型のタープを使ってタープを1人で設営する方法を解説をしていく。

    筆者私物のDODのタープです。

    タープを1人で設営する手順

    1.ポールとタープを一直線に並べる

    このようにポールとタープが一直線になるように地面に置く。

    まずは、袋からタープ、ポールを出し、ポールを伸ばす。

    そして、ポール、タープの天井部分の辺、ポール、の順でそれらを一直線上に並べる。

    この際、タープは半分に折り畳んだまま地面に並べよう。

    折り畳んでおけば、地面につく面積が小さくなり、タープの内側が汚れずに済む。

    このタイミングでタープをすべて広げてしまうと、タープの内側が完全に地面に着くことになる。もし地面が汚れていたり湿っていたりする場合、その汚れや水分がタープの内側についてしまう。

    タープの内側が汚れた状態で設営を行なってしまうと、後にタープ内でキャンプ飯を食べている際などに、汚れがタープをつたって食べ物の中に落ちてくる可能性があるので注意しよう。

    2.ポールに取り付けするロープにペグを打ち込む

    このように、ポールを90度回転させ、その位置にペグを打っていく。

    次に、ポールに取り付けるロープにペグを打ち込んでいく。

    この際、ペグを打ち込む場所が非常に重要になる。

    ペグの場所は、ポールの端(設営した際に地面につく側)を軸にして、ポールを左右に90度ずつ回転させたところにしよう。

    そうすることで、ポールを立ち上げた際、45度の角度でポールを支えることができる。

    ペグを打ったら、ロープをペグとポールの先端に取り付ける。

    また、ペグを打ち込む際には、ペグの先端を少しポールの方に傾けて打つと、よりロープの張力に耐えることができるようになる。

    このように、砂利まみれな地面には無理にペグを打ち込まないようにしよう。

    地面の状態によっては、ペグが石に当たって入りにくいこともあります。

    石に当たったと思ったら、その場に無理にペグを打ち込むのではなく、少し場所をずらして再度打ち込もう。

    石に当たっているのに無理にペグを打ち込んでしまうと、ペグが石に負け湾曲してしまうこともあるので注意しよう。

    3.ポールを立ち上げる

    このように、少しタープの中央側にポールの先端を傾けることで、より安定する。

    ポールから出るロープ両端の2点のペグを打ち終わったら、反対側のポールのほうも2点のペグを打ちこむ。

    4点のペグをすべて打ち終えたら、ポールを立ち上げていく。

    この際、ポールの頂点が上からロープ、タープ、ポールの順になっていることを確認してほしい。

    もしロープの上にタープがある場合、風が吹いた際にタープが吹き飛ばされてしまう恐れがある。

    ロープが一番上にあるのが正解、と覚えておこう。

    片方のポールを立ち上げたら、ポールの頂点がタープの中心に少し寄るように傾けておくと3点のバランスをとりやすくなるのでおすすめだ。

    ロープの長さを調節する際は、両側をなるべく均等な張力にするように意識しよう。

    そして、もう片方のポールを立ち上げたら、ロープの長さを調節して張力のバランスをとる。

    4.4つ角のロープにペグを打ち込む

    最後に、ヘキサ型のタープの4つ角から出ているロープにペグを打ち込んでいく。

    どこから打ち込んでもいいのだが、ロープを長くすればするほど、タープの居住スペースを大きくすることができる。

    また、ロープを短くすればするほど、横からの視界を遮ることができるので、よりプライバシーが守られ、落ち着いた空間を作ることができる。

    最初のペグを打ち込んだら、次は対角方向のペグを打ち込んでいく。

    すべてのペグを打ち終えたら、各々のロープ上の自在金具を調整し、タープの張り具合がちょうどよくなるように整える。

    こうすることで、最終的なタープの形をより綺麗にすることができる。

    この4つ角のペグを打ち込めば、タープは完成だ。

    ▼参考記事

    意外と誰も教えてくれない?1人でタープを設営する方法とコツを解説

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