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車に連結できる!カーサイドタープの魅力
カーサイドタープとは、車のサイドやリアゲートに連結させて設営できるタープのこと。
もともと車に備え付けられたものではなく、使用時に、車体にフック付きの吸盤で固定したり、車のホイールに金具で固定したりして取り付ける。
金具や吸盤で設営するため、通常のテントやタープと違い、ポールの組み立てや張り綱の調整が最小限で済み、設営の手間がかからない。また、車のルーフレールに取り付けるタイプもあり、いずれも使わないときは折りたたんでコンパクトに収納できる。
カーサイドタープのメリット
カーサイドタープの一番のメリットは、居住空間を広げられること。車中泊やデイキャンプでリビングとして使えるほか、荷物置き場にするなど、サイトのレイアウトアレンジも広がる。また、ちょっとした着替えをするにも、カーサイドタープがあると便利だ。
もちろん日差しや雨を遮る屋根にもなる。UVカット加工のものなら、紫外線対策の面でも安心だ。
▼参考記事
実際の車×タープの連結スタイルをチェック!
レールで技ありタープ術

一級建築士・イノウエダイスケさんの愛車は「ランクル60」。ブルーシートのオリーブ色版を大小2枚常備。レールに装着したアンカーとルーフキャリアにシートを固定し、屋根を作り出す。



撮影/奥田高文
▼参考記事
自作ミニタープでお手軽カーサイドタープ

私が作ったミニタープのサイズは150cm×150cm。後部座席の出入口上部を覆いたいので、そこにかかるように強力吸盤で固定していく。ロープも適当な長さに切って取りつける。

ミニタープの穴、2箇所にロープを通して吸盤に固定。反対側の2箇所は、通常のタープを張るのと同じ方法で、ペグ2本とロープを使って固定する。


あっという間に設置完了! 少しの雨なら濡れずに乗降が可能。車内の日除けもかねている。
▼参考記事
サンシェードを利用して雰囲気◎

自宅裏の敷地で古き良きオールドアメリカンスタイルのデイキャンを楽しむ小山さん。カーサイドタープはベランダ用サンシェードを流用している。

▼参考記事
リビング拡張や車中泊にも!カーサイドタープのおすすめ7選
ブランド・商品 | 画像 | 販売サイト | 詳細情報 |
---|---|---|---|
価格 | |||
muraco(ムラコ) PENELOPE CAR SIDE TARP | ![]() | ¥59,400 | |
sunsetclimax(サンセットクライマックス) Carside・01 | ![]() | 価格未定 | |
ogawa(オガワ) カーサイドタープAL-Ⅱ | ![]() | ¥31,900 | |
ogawa(オガワ) カーサイドリビングDX-Ⅱ | ![]() | ¥63,800 | |
ogawa(オガワ) カーサイドシェルターII | ![]() | ¥46,200 | |
KELTY(ケルティ) サイドローズ オーニング | ![]() | ¥25,300 | |
LOGOS(ロゴス) neos Link PANELタープセット | ![]() | ¥21,780 | |
使ってみると・・
muraco(ムラコ) PENELOPE CAR SIDE TARP

フルクローズにすれば、完全なプライベート空間に。

クロスフレームとリッジポールの構造で内部は広々。
撮影/三浦孝明
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ogawa(オガワ) カーサイドリビングDX-Ⅱ


撮影/小倉雄一郎
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ogawa(オガワ) カーサイドリビングDX-Ⅱ
設営も撤収も簡単なカーサイドタープ。広くて高さもあり、着替えや出入りがしやすく、荷物の出し入れも楽々。
ogawa(オガワ) カーサイドタープAL-Ⅱ
車高170~200cm程度のクルマに取り付けられるタープ。ドアパネルがないものの、適度に車内を目隠しできるのでキャンプのリビング拡張や車中泊キャンプのパートナーにピッタリ。設営は2本のポールをスリーブに通し、吸盤でクルマのボディに貼り付けるだけ。カーサイドではあるが、跳ね上げドアのリアハッチへの装着も可能だ。
●使用サイズ:250×250×H220cm
●重量:約2kg
▼参考記事
LOGOS(ロゴス) neos Link PANELタープセット

車との連結には吸盤式ジョイントが採用され、吸盤式フックを倒すだけで簡単に固定できる。

付属のサイドウォールは、日射しの方向によって取り付け位置を変えることができる。

パネルルーフへの取り付けや、連結部の長さ調節も、付属のコードロック付き固定ロープで簡単。

米国の難燃基準「CPAI-84」に適合した燃えにくい生地を採用。万が一火の粉が付着しても、燃え広がらずにすぐ鎮火する。
また、パネルルーフにはLOGOS独自の「PANEL SYSTEM」を採用。Xの中心点を起点に湾曲しているので、強度があり、雨天時でも雨水がたまらない。マチがついているので、サイドウォール連結部からの雨水の浸入も防ぐことができる。

中央部にはフックがついていて、ランタンの吊り下げができる。総重量1kgまで対応可能。
▼参考記事
LOGOS(ロゴス) neos Link PANELタープセット
付属の吸盤式ジョイントで車との連結が簡単なサイドウォール付きタープ。軽自動車や軽バンなど、幅広い車種にも対応。キャノピーポールも標準装備している。
●収納サイズ:縦16cm、横60cm、高さ16cm
●総重量:4.8kg
そのほかアイテムはこちら↓
KELTY(ケルティ) サイドローズ オーニング
ほとんどのSUVやバンに取付可能なカーサイドタープ。まず3本のポールを使ってシェード部分を作り、ホイールにストラップを付けるだけで簡単に設営することができる。
中には、LEDランタン等を吊り下げられるストラップも搭載。パッキング時はトランクに入るコンパクトサイズになるので、恒久的な取り付けも必要ない。いつでも気軽にテールゲートでキャンプを楽しむことができる。
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sunsetclimax(サンセットクライマックス) Carside・01
ピンッと張った状態がとてもきれいなカーサイドタープ。同ブランドの専用アクセサリーを利用し、クルマへの取り付けが簡単に行なえる。タープ内側のラインは、ランタンを吊り下げるのに便利だ。また、雨どいに装着できる「Carside accessory」(別売り)もおすすめ。
●サイズ:220×350cm
●重量:約2.5kg(ロープ・ケース含む)
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ogawa(オガワ) カーサイドシェルターII
カーサイドタープの定番商品がバージョンアップ。ランタン用フックや張り綱用ループが設けられより使いやすくなった。車体との連結は吸盤で行なう。
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