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    2015.09.11

    愛くるしい「ライチョウ」を探索しながら秋の火打登山、できちゃいますよ!

    地球温暖化やシカの食害なども課題です。写真/中田智士

    地球温暖化やシカの食害なども課題です。写真/中田智士

    頸城山塊(くびきさんかい)に位置する火打山のライチョウは、遺伝レベルで固有の集団と考えられ、個体数は日本最少。ここ30年のおもな調査で20~30羽ほどが確認されてきましたが、近年減少に転じ、今春は13羽(!)と最も少なくなりました。
    本当に、絶滅してしまうかも。もし平年通り30羽が生息していたとしても、生物学的にはいつ絶滅してもおかしくない数値です。
    少ないながらも個体数を維持してきた理由として、火打山周辺のライチョウは最短で約20キロ離れている北アルプスの集団と行き来をしている可能性が否定できないそう。しかし、火打山で個体識別のためにつけられた足環を装着したライチョウが北アルプスで発見されたことは、これまでないのだとか。

    もし火打山のライチョウが北アルプスで撮影されたら、歴史が変わるかもしれません!

     自然環境を学んだり、研究材料を提供したりすることで、わたしたちも楽しめる登山や自然観察の新しいカタチが生まれたら、それもまたハッピーです。季節や内容を変えながら今後も続くライチョウ調査イベント。注目です!

     

    【ライチョウ調査モニターツアー】
    日程:2015年10月10日(土)~10月12日(祝) 2泊3日
    場所:火打山、高谷池ヒュッテ周辺(妙高戸隠連山国立公園)
    定員:15名(1泊2日以上で2千m級の登山経験のある方)
    参加費用:ガイド料は無料、ただし宿泊食事費および下山後の入浴料として16,582円が必要。

     

    申込み方法や問い合わせは、下記ウェブサイトへ。
    一般社団法人 新潟アウトドア企画(担当/遠藤晋)
    http://www.myoko-noasobi.jp/
    メールでの問い合わせも可。
    E-mail: info@nop.or.jp

     

    文・写真/寺井真理
    登山&自然観察大好き、アウトドアライター。テラスタジオ代表。

     

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