軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介
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    2024.11.02

    軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介

    軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介
    荷物がたっぷり積めて経済的にも優れている軽バンは、キャンプやアウトドアにもぴったりの車種。さまざまなカスタムも可能で、車中泊やバンライフも叶えてくれる。そんな軽バンの定番人気モデルのほか、おしゃれなカスタムやおすすめキットを紹介する。

    アウトドアにもおすすめ!軽バンの魅力

    北村 一樹さん

    アウトドアライター

    関東甲信越の山を中心に、1年を通して日帰りから縦走、沢登りや雪山を楽しんでいます。数日間沢に入って魚を釣りながら山頂を目指し、藪を漕いでいく汗まみれ、泥まみれの登山が大好物。ファミリーキャンプ、ロードバイクでヒルクライムなど、海と山があるのどかな町に住み、暇を見つけては年中山で過ごしています。

    軽バンは、荷物を積載して移動することを主目的に開発された軽自動車。ワンボックス型でスペースが広く、積載性・経済性に優れており、キャンプやアウトドアレジャーにもピッタリの車種だ。

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    遠慮なく積み込める、圧倒的な容量。

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    シートを倒してフルフラットにできる。大量の荷物を積み込めるだけでなく、1人なら車中泊にも対応できる広さ。

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    上の空間を活用して収納スペースを確保。車内のカスタムも容易だ。

    ▼参考記事

    軽バンはアウトドアにおすすめ?車中泊も可能な軽バンのポイントを解説!

    軽バンといえばこれ!定番人気モデル3選

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    ホンダ|N-VAN

    アイデアが詰まった遊べる商用バン

    運転席以外のシートを床下に収納できるため、遊び道具をたくさん積むことができる。また、多彩なシートアレンジで、車中泊は快適そのもの。

    全グレードに先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備しているのもうれしい。

    【+STYLE FUN/FF】
    ●ボディーサイズ:全長3,395×全幅1,475×全高1,945mm
    ●車両重量:960kg
    ●最低地上高:155mm
    ●最小回転半径:4.6m
    ●WLTC燃料消費率:19.2km/L

    問い合わせ先:ホンダ

    ▼参考記事

    ミニマムで経済的なキャンプを叶えるならコレ!軽自動車&コンパクトカー7選

    スズキ|スペーシア ベース

    記者・櫻井(左)、編集・早坂(右)

    本誌で長くクルマ企画を手掛ける櫻井とアウトドアギア全般に詳しい早坂が、旬のRVをレビューします。

    コスパに優れ、限られた空間に機能を凝縮した軽自動車は、外遊びグルマとして最も身近な存在。スズキの人気モデル「スペーシア」のなかでも車中泊に特化した派生モデルを、記者・櫻井と編集・早坂がレビュー。

    ドレスダウンでギア感アップ!

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    乗用ワゴンのスペーシアをベースとし、グリルやホイールはブラック塗装されている。

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    また、車体側後方の窓がなくなり、ボディー同色のパネルが付く。おかげでギアのイメージが増した。

    早:今回テストしたスペーシア ベースはその名のとおり、“自分だけの移動基地=ベースを作る”ことをコンセプトとしています。

    櫻:それを可能にするのが、広いラゲッジを様々にアレンジできるマルチボード。棚板として高さを3段階に設定できるほか、立てて、ついたてにもできる。 早:マルチボードの上、中段使用時の耐荷重は最大12kg。実用性は高いです。

    マルチボードで快適空間を作れる

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    マルチボードを上段に設置した状態。ラゲッジ開口部は幅1,005mm、高さ1,115mmと広い。奥行きは2名乗車時で最大1,375mm。

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    荷物を降ろした状態を横から撮影。デスクワークをするときは、たたんだベンチシートが椅子として機能する。

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    マルチボードを中段に設置し、デスクワークに励む早坂。ラゲッジの壁には収納が付き、DIYでも使われる一般的なM6規格のボルトに対応する。

    早:目的地まで運転をして、仕事もして、あとは外遊びに備えて寝るだけ……というときにもスペーシア ベースはしっかりと応えてくれます。マルチボードを下段にして左右の前席を寝かせるか、助手席を前にたためば車中泊モードに。床は広いし天井が高いので気持ちよく寝られますよ~。

    櫻:機能に徹して過剰な装飾を抑えているのもいいね。そもそもスペーシア ベースは商用車。ワゴンではなくバンという扱いなので、後席はシンプルなベンチシートだ。1~2名使用を前提とした割り切った設計にDIYの余地がある。

    【スペーシア ベース XF(2WD・CVT)】
    ●ボディーサイズ:全長:3,395mm×全幅1,475mm×全高1,800mm
    ●車両重量:870kg
    ●最低地上高:150mm
    ●最小回転半径:4.4m
    ●燃費(WLTCモード):21.1km/L

    問い合わせ先:スズキ

    ▼参考記事

    自分だけの移動基地が作れる!スズキ「スペーシア ベース」を徹底レビュー

    スズキ|エブリイ

    日本が誇る「軽バンの代表」ともいうべきロングセラーモデル。高い基本性能もさることながら、歴史の長い車だからこそカスタムパーツが豊富にあり、ベース車としてもおすすめだ。

    問い合わせ先:スズキ

    ▼参考記事

    軽バンはアウトドアにおすすめ?車中泊も可能な軽バンのポイントを解説!

    おしゃれ軽バンのカスタムスタイル&キット

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    N-VAN DENALI

    BE-PAL読者のあこぎひとさんが、愛車N-VANのカスタムを紹介。

    クルマはホンダの「N-VAN」だが、「一見 N-VANに見えない」ところが最大のこだわり。フロントグリルなどにDAMD(ダムド)の「DENALIフェイスチェンジキット」を組み込んでいる。そして車内は、一人用の簡易キャンピングカー仕様(車中泊仕様)にし、小さな空間を最大限に活用することにこだわっている。

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    取り付けたのは、FAF(フォレストオートファクトリー)の「リフトアップスプリング」。

    サスペンションにもこだわり、5センチのリフトアップをしている。またホイールとタイヤを交換したことで足元ががっちりしただけでなく、見た目の高級感も増した。

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    DAMDの「DENALI シートカバー」を装着。

    シートにはDAMDの「DENALI シートカバー」を装着。ピッタリフィットして、オリジナルよりグッとポップでおしゃれな装いになる。

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    N-VAN用にカットされた「ウッドフロアパネル」に、土足可という「店舗用クッションフロア」を購入し、自分でカットして貼り付け、横と裏にニスを塗って仕上げた。

    筆者の場合、普段は運転席以外をすべてダイブダウンし、床下収納する。ダイブダウンした床の上は、フローリングのようにしている。

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    荷室後ろには、N-VANに装備されているユーティリティーナットを活用して「折り畳みテーブル」を取り付けた。

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    リアウインドウから夜景など眺めながら食せば、ワンランク上質の気分が味わえる。

    問い合わせ先:ダムド

    ▼参考記事

    Natural VAN life vol.2 「愛車 “N-VAN DENALI” こだわりのポイント」[読者投稿記事]

    イージー・コンフォート・ベッドキット

    N-VANをベースにした軽キャンピングカーや車中泊カーは既に数多く登場しているが、こちらはDIYで設置できるベッドキット。 ベッドフレームはN-VANに元から備わるユーティリティナットのネジ穴を有効活用して専用ステーを固定。

    これによりベッドの一部が跳ね上げられる設計になっている。さらに、フロントシートのヘッドレストを外して専用のバーを差し込んでその上にベッドマットを置けばベッドが完成。

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    リアクオーターウインドウ横にある純正のユーティリティナットの穴を活用して、ステーを2本をボルトオンするだけ。ベッドマットは跳ね上げ式。

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    ヘッドレストを外し、穴に専用のバーを取り付けたらマットを載せれば完了。

    注目はベッドの高さをLOW(フロアからの高さ645mm)/HIGH(同815mm)/SUPER HIGH(同915mm)の3段階で調整できるところで、ベッド下に置く荷物やシチュエーションで高さを自在に変えることができる。また、左右それぞれのベッド高を変えることも可能。

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    ベッドサイズは1830×1190mmと広々。耐荷重は左右それぞれ90kgまで。

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    状況に応じてベッド左右の高さ変更が可能。ベッド下には荷物がたっぷりと収まる。

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    もちろんシングルベッドの展開も可能。ベッド幅は595mm。

    純正のフロアやシートの背もたれ背面を汚したくない人には「フロア床張り」、プライバシーの保護や断熱効果を求める人には「クオーターガラスボード&専用遮光カーテン」などもある。

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    別売りの「フロア床張り」があれば荷物をガンガン積載でき、純正のフロアを傷つけない。

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    「クオーターガラスボード」は小物の収納に便利。有孔ボードなので、好みに応じてアレンジできる。

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    ベッドマットを利用してアウトドアで使用できる「ベンチシートセット」はテーブルとしても利用が可能。またサイドオーニングを取り付ければ外にもう1部屋増やせて快適度もアップ。

    問い合わせ先:岡モータース

    ▼参考記事

    ホンダ N-VANの車中泊が快適になる!「イージー・コンフォート・ベッドキット」をご紹介

    EVERY little D.

    カスタムメーカー・ダムドのボディキット「EVERY little D.」を装着したエブリイ。

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    「EVERY little D. HAZEL edition」の車内はキャンパー仕様。ポップアップルーフやベッドといった基本の架装部分はキャンピングビルダー「ナッツRV」のものを採用。

    問い合わせ先:ダムド

    ▼参考記事

    愛車を外遊びギアに変身させるボディキットも多数!「東京オートサロン2023」レポート第二弾

    ぷちキャン

    大森 弘恵さん

    ライター

    フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドア、旅行で、ときどきキャンピングカーや料理の記事を書いています。

    スズキ門真販売「カーショップアシスト」が企画したオリジナルキット「ぷちキャン」は、もともと車体にあいているサービスホールを利用して簡単に取り付け・取り外しができるというものだ。エブリイだけでなく、日産・NV100クリッパーやマツダ・スクラム、三菱・ミニキャブなどにも搭載できる(キットにより対応車種、グレードは異なる)。

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    キットはいずれも国産の桐やアカマツを用いており、木の香りとぬくもりが心地いい。いくつか種類があり、写真は「ヴィラII」。

    キットならDIYが苦手でも装着するだけ。簡単だし、自分で取り付けたという満足感も得られるのだが、気になるは電気関係だ。 専用工具がないとせっかくキットのキャビネットにコンセントが付いていてもうまく接続できないのでは……と不安になるが、カプラーで接続するので心配無用。

    また、マットは表と裏で硬さが異なる2ウェイ仕様、室内の簡易テーブルは取り外して車外でも使えるなどこだわり満載。オプションで外部電源やソーラー充電も用意されている。

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    バックドアに取り付ける小物入れ、遮光暗幕カーテン、網戸など安眠のためのオプションも用意。

    問い合わせ先:カーショップアシスト(ぷちキャン)

    ▼参考記事

    クルマとアウトドアを楽しむヒントがいっぱい! 「MOTOR CAMP EXPO」で見つけた注目ブランド5

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