キャンピングカー「給電エース」はタウンエースバンがベース! かわいくて電気もとれるぞ
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2023.11.05

    キャンピングカー「給電エース」はタウンエースバンがベース! かわいくて電気もとれるぞ

    対面のリビング

    ライトグリーングレーのシートとベッドマット、ウッドのキャビネットで車内は明るく清潔感たっぷり。対面のリビングで向き合ってのんびりくつろげる。

    同社初となるコンパクトワンボックスベースのバンコン

    給電エースの外観

    AUTO ONE「給電エース」全長×全幅×全高:4065×1665×1930mm/乗車定員:5人/就寝定員:2人。

    スズキエブリイをベースにした「ピッコロキャンパー」シリーズや「給電くん」シリーズをはじめ、ペット旅に特化した「愛犬くん」など、長きに渡り数多くの軽キャンパーを世に送り出しているオートワン。そんな同社が今回タウンエースをベースにしたバンコンを初めて発売しました。

    そこには「軽自動車だと手狭だけど、ハイエースのキャンピングカーでは普段使いがしにくい。ちょうどいいサイズの車両はないか?」というユーザーからの数多くの声があったからでした。今回はそんなタウンエースをベースにした「給電エース」を紹介しようと思います。

    人気モデル「給電くん」譲りの装備を継承

    まずは外観からチェックしてみるとオフホワイトとベージュの2トーンやレトロ調のホイールが可愛らしく目を引きます。こちらのカラーはオプションで用意。

    タウンエースバン(2WD)の最小回転半径は4.9mでなんとヤリスやフィットと同スペック。小回りの性能が優秀で普段使いはもちろん、旅先での細い道や駐車時などでも苦労するシーンは少なく誰でも運転しやすいのはうれしいところ。また同社のロングセラーである軽キャンパー「給電くん」譲りの仕様となっているのもポイントで、ACコンセントをDピラーに装備しておりサブバッテリーの電気を車外で利用することができるようになっています。

    AC100Vコンセント

    AC100VコンセントをDピラー上部に装備し、車外でも家電製品などが使えるのは給電くん譲りの魅力。55Ahのサブバッテリー・700Wインバーターを標準装備する。

    パネルの脱着ができ自分好みに塗装もできる

    次ぎにインテリアを見てみましょう。左側にあるキャビネットにシンクなどの水まわりや走行充電システム、電装系などを集約し、右側キャビネットはスリムタイプにし就寝スペースを広くとれるよう設計。キャビネットはムク材を使用しウッドならではの素材感が車内の印象を優しくしてくれます。

    またキャビネットにはパネル方式を採用しており取り外しが可能。キャビネットを外して好みの色に塗装できるようになっています。基本はムク材そのままの未塗装のため、そのままで使い込んでいって経年変化を楽しんでもいいし、自分で塗料やオイル、ニスなどを使って好みの雰囲気に仕立てられるのも楽しいと思います。

    フラットモード

    セカンドシートをフラットモードにして、荷室にある左右キャビネットの台座にマットを置くだけとベッド展開も簡単。ベッドのサイズは2150×100㎜で2人就寝できる仕様。

    シャワーヘッド付きシンク

    左側にあるキャビネットにはシャワーヘッド付きシンクを標準装備。写真のように別売りの電子レンジもしくはポータブル冷蔵庫を収納できるよう設計。注文時にオーダーが可能。底部にはサブバッテリーや走行充電システムなど電装系を配置。左スライドドア横にはボルトメーヤーやACコンセント、シガーソケットを装備する。

    右側キャビネット

    右側キャビネットはスリムタイプを採用し、小物棚とテーブルステーが備わる。左右ともネジ留めだけなのでキャビネットの取り外しも楽々。

    ステイン塗装の内観

    こちらはステイン塗装したもの。このようにキャビネットを塗装して自分だけのインテリアにカスタムすることができる。

    FFヒーター

    寒い日の必需品であるFFヒーターもオプションで用意。取り付けは右ステップに行う。

     

    老若男女問わず運転がしやすく、自分でキャビネットを塗装してスタイルアップも楽しめる1台。登録はキャンピングカー登録となる8ナンバー。ベース車両にはタウンエースバンはもちろん、OEM車のマツダ・ボンゴバンやダイハツ・グランマックスカーゴでも対応。4WD車も選べます。

    気になる価格は3549700円〜。

    オートワン 

    私が書きました!
    編集者・ライター
    伴 隆之
    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと日産エルグランドをベースに自身で製作した車中泊カー。

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    スズキのハスラーは車中泊も快適!最高の遊びクルマにぴったりな純正マットも紹介

    2024.12.07

    ピストン西沢の推しはホンダ「Nシリーズ」軽EVバン!賢く充電してフィールドへ行こう

    2024.11.30

    思い立ったら行動あるのみ!松本明子さん、憧れの谷川岳登山に再挑戦

    2024.11.29

    レトロな三菱・ジープで車中泊を楽しむ!季節に合わせた対策もご紹介

    2024.11.27

    ハイエースベースのキャンピングカ―「ロット」はヴィンテージ感たっぷりの内装で雰囲気抜群!

    2024.11.24

    車中泊で日本一周するのも夢じゃない!必要なもの・費用・注意点などを紹介

    2024.11.19

    2年間の旅の途中に起こったキャンピングカーのトラブル。対処と予防はどうする?

    2024.11.17

    デュカトがベース!イタリアのキャンピングカーはエレガントだぞ

    2024.11.10