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    2021.12.04

    車中泊の進化系として話題沸騰中の『バンライフ』をご存じでしょうか。国内外のインフルエンサーがバンライフを実践しており、大きな注目を集めているのです。今回は、バンライフの基本的な知識やメリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。

    話題のバンライフとは?

    (出典) unsplash.com

    バンライフとは、『バン(VAN)』と『ライフ(LIFE)』を組み合わせた造語です。バンが生活の中心となる新しいライフスタイルとして、多くの人に注目されています。一体どんな暮らし方をするのか、特徴を詳しく見ていきましょう。

    車を拠点として生活すること

    バンライフは、車(バン)に必要最低限の荷物を積み込むミニマルな暮らしです。ただ、明確な定義は存在しないため、人によって少しずつ捉え方は異なります。

    休日だけ車で過ごす人もいれば、常に旅をしながら移動して暮らす人もいます。また、旅をするだけではなく、拠点を決めて定住している人もいるのです。このように、自分の好きなようにライフスタイルを構築できることはバンライフの魅力の一つといえるでしょう。

    車中泊とは少し違う

    では、よく耳にする車中泊とは何が違うのでしょうか。こちらも明確な定義が存在するわけではないため一概にはいえませんが、単に車の中で夜を明かすことを『車中泊』と表現する場合が多いようです。

    バンライフは、車の中で寝ることだけを指すものではなく、旅をしたり、仕事をしたり、情報を発信したりと、寝泊まり以外の生活も含めた言葉なのです。

    バンライフのメリット

    (出典) unsplash.com

    車が生活の中心となるバンライフには、自宅での一般的な生活からは得られないメリットがたくさん存在します。代表的なものを見ていきましょう。

    自由気ままに旅ができる

    バンライフの一番のメリットといっても過言ではないのが、自由に旅ができるという点です。たとえば、「今週は大阪、来週は広島、再来週は愛知に行こう」など、自分が訪れたい場所を自分で決め、移動しながら生活を送ることができます。

    また、公共交通機関が整備されていない村や港町にも気軽に訪問でき、のんびりと過ごせるのは大きな魅力といえるのではないでしょうか。

    非日常を味わえる

    海・山・川・空といった自然の偉大さを感じながら生活できる非日常は、バンライフだからこそ味わえる魅力といえるでしょう。普段の生活で何気なく使用している電気も、バンライフでは『太陽光によるソーラー発電』や『ポータブルバッテリー』などによって電力を得なければなりません。

    そのため、電力をどのように確保すべきかを考え、節約しながら生活する工夫が必要です。そうした『不便』すら楽しめるのもバンライフの魅力だと考える人も多いようです。

    家賃や宿泊費がかからない

    生活の中心が車になるため、家賃や宿泊費が発生しないのは魅力の一つです。ガソリン代や入浴費用など、バンライフだからこそ発生する費用もありますが、家賃や光熱費といった出費と比較すれば安くおさえられるでしょう。

    もちろん、家を持ちながらバンライフを送るのも一つのライフスタイルですが、家を持たないバンライフであれば固定費は大幅に削減されます。固定費が削減できれば、フレキシブルな働き方をする一助にもなるでしょう。

    バンライフのデメリット

    (出典) unsplash.com

    バンライフにさまざまなメリットがあることは確かですが、決してデメリットが存在しないというわけではありません。一般的なデメリットについても把握しておきましょう。

    天候に左右されやすい

    バンライフは、大雨・暴風・猛暑・大雪など天候の影響を受けやすいといえます。とくに自然の多い場所では天気が変わりやすく、暑さや寒さも厳しい場合が多いため、さまざまな配慮が必要です。

    たとえば、夏場にクーラーを付けていてもなかなか車内が涼しくならないこともありますし、冬の夜には厳しい寒さが襲いかかることもあるでしょう。こういった状況にも柔軟に対応できる人でなければ、ストレスを抱えてしまうかもしれません。

    そのため、季節に合わせて避暑地や避寒地に移動するなど、旅の計画を立てる力が求められます。

    車中泊場所を探すのが意外と大変

    バンライフにおける大きな問題として挙げられるのが、車中泊の場所を確保することです。主な宿泊場所としては、キャンプ場・道の駅・RVパークといった施設があります。ただ、道の駅は仮眠や休憩といった短時間利用が原則とされています。

    そのため、ゆっくり過ごせる場所を探し出すのに苦労してしまうケースも少なくないでしょう。気兼ねなく車中泊したいときには、『車中泊を前提とした利用』が許可されているRVパークがおすすめです。まだ数は多くありませんが、利用料が10003000円とお手頃なのも魅力といえるでしょう。

    水回りやゴミ捨ての問題がある

    車中での生活はスペースに限りがあるため、長くゴミを置いておくことはできません。できるだけゴミを出さない工夫をするとともに、ゴミを捨てられる施設を選んで宿泊するなど、ゴミ捨てを念頭に置いた計画を立てる必要があります。

    また、車にはトイレやお風呂といった設備がないことも、デメリットとして挙げられます。トイレは道の駅やコンビニなどで済ませたり、お風呂は銭湯や温泉を利用したりと、施設を探しながら臨機応変に行動しなければなりません。緊急事態に備えて携帯用トイレを常備しておくのもおすすめです。

    バンライフを始める前にすること

    (出典) pixabay.com

    では、実際にバンライフを始めようと思ったとき、どのような準備を行なえば良いのでしょうか。ここからは、バンライフを始める前に確認すべきポイントを見ていきましょう。

    適切な車を用意する

    バンライフを始めるためには、まず生活の中心となる車を用意する必要があります。車ごとにデザインや車内のつくりが異なりますので、自分に合った車を選ぶことが大切です。

    バンライフにおすすめの車としては、以下の3つが挙げられます。

    • トヨタ ハイエース
    • 日産 キャラバン
    • スズキ エブリイワゴン

    トヨタ/ハイエース バン。

    トヨタのハイエース バンは、運転席の後ろが『座席のない空間』になっているため、自分の好みに合わせてカスタマイズできます。

    日産/NV350キャラバン。

    日産のキャラバンも荷室の広さが魅力なので、DIYのやりがいがあるでしょう。

    日産/NV350キャラバンの荷室。

    スズキ/エブリイワゴン。

    スズキのエブリイワゴンは、コンパクトな車でバンライフを楽しみたい人におすすめです。

    働き方を考える

    バンライフでは電波が届かない山間部に滞在する機会もあるため、思うように仕事を進められないことも多くなるでしょう。そのため、出勤の必要がなく、時間にもある程度融通を利かせられる仕事が向いています。

    医師・教師・ジムトレーナーといった一箇所に留まらなければならない仕事、定期的な出社が必要になる仕事に就いている場合、日常的なバンライフは難しいかもしれません。普段は自宅を拠点にし、週末や長期休暇などを利用して自分のペースでバンライフを楽しむ工夫をしてみましょう。

    逆に、プログラマー・ライター・デザイナー・YouTuberといったパソコンで完結できる仕事は、バンライフに向いています。

    手続きや税金について調べる

    バンライフを始めるにあたり、多くの人が気にかけるのは『住民票はどうするのか』『郵便物はどうするのか』といった点ではないでしょうか。バンライフを送る人の多くは、実家に住民票を置いています。年金や健康保険料の振り込み用紙なども実家に送付されるということです。

    また、最近ではシェアハウスに住民票を置けるケースも多くなっています。ポケットレジデンス(小さな賃貸シェアハウス)などのサービスを利用するのも一つの手段といえるでしょう。

    まとめ

    バンライフには、自由に旅ができることや非日常を味わえることなど、さまざまな魅力が詰まっています。ただし、天候に左右されやすく、車中泊場所に困ることもあるので、事前にしっかりと準備を整えておくことが大切です。

    働き方、郵便物の手続きなど、さまざまな工夫をすることで楽しいバンライフを送れるようになります。今後のライフスタイルを考える際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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