アライテント「エアライズ」の魅力を解説&レビュー!超軽量で丈夫な定番人気テント
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    テント

    2024.10.23

    アライテント「エアライズ」の魅力を解説&レビュー!超軽量で丈夫な定番人気テント

    アライテント「エアライズ」の魅力を解説&レビュー!超軽量で丈夫な定番人気テント
    登山者やキャンパーから高い支持を受ける国産メーカー「アライテント(ライペン)」の山岳テント「エアライズ」シリーズを紹介。超軽量で耐久性にも優れる、定番人気シリーズのアイテムとその魅力を解説する。アウトドアライターによるレビューも必見だ。

    日本が誇る登山用品メーカー「アライテント」

    ヒマラヤでもウラヤマでもどんな山でもござれ

    1965年創業の登山用品メーカー。"熟練"という意味に由来するブランド「ライペン」を展開している。はじめてのオリジナル商品、床付ツェルトは軽量テントとして多くの登山者が使用。昨今のULスタイルを先取りしていた。近年テントやツェルトの使用ノウハウの継承に注力し、「TENT BOOK」などを作成して配布中。

    ▼参考記事

    個性豊かなギアを次々に生み出す!日本が誇る12のアウトドアブランドヒストリー【P~Z編】

    ソロテントのベストバイ第1位!定番モデル「エアライズ2」

    \全国アウトドアショップの店員さんが"本当に推したいソロテント"ランキング第1位/

    アライテント(ライペン) エアライズ2

    日本が誇る山用テントブランド「ライペン」の超軽量な山岳テント。迷うことなく直感的に設営できる、シンプルなクロスドーム。最大3人が寝られるサイズながら1,550gと軽く、登山・トレッキング用途のほか、ひとりでゆったり使いたいソロキャンパーにも人気。

    山屋御用達のド定番王道モデル

    本体地には軽量性と強度を併せ持つ中空糸を使ったリップストップナイロンを採用。出入り口を短辺側に配置し、フィールドでの寝床として必要最小限の機能に絞ることで、厳しい条件下に耐える強度と軽量性を両立したロングセラーテント。

    迷うことなく直感的に設営できるシンプルなクロスドーム設計で、スムーズにポールを挿入できるスリーブの工夫のほか、フライシート装着時の通気性を確保するために本体とスリーブの間に設けられたパワーメッシュ、クイックリリースバックル付きで素早く装着できるフライシートなど、テント場でスムーズに設営できて快適に過ごせる工夫が盛りだくさん。

    3シーズン用だが、オプションの外張りを活用すれば冬季にも使用可能だ。

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    「エアライズ2」をアウトドアライターがレビュー

    すー(鈴木 隆)さん

    アウトドアガイド・ライター

    日光市生まれ日光市育ち。40代で脱サラ後に、カナダに留学して退職金を使い果たす。帰国後は観光関係の仕事をしつつ、アウトドアガイドとしても働く日々を送っています。キャンプ、登山、ロードバイク、トレランなど外遊びが趣味で、楽しく働いて生活することをモットーとしています。

    重量と安心・快適のベストバランス

    「エアライズ2」は、テント泊初心者の方におすすめのテント。 テントには様々な種類があるが、大きく分けると

    • 自立式…テント単体で立つ
    • 非自立式…ロープやポールが必要

    に分けられる。さらにこれらは、

    • シングルウォール…本体のみで構成、設営が楽。ただし結露しやすい。
    • ダブルウォール…本体とフライシートで構成。結露しにくい。

    に分けられる。「エアライズ2」は自立式、そしてダブルウォールのテントだ。

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    左上から「グランドシート(別売り)」「ペグ」「本体」「フライシート」下が「フレーム」。

    エアライズ2は、本体+フレーム+フライシートの重量が1550gと、軽量な部類には入るが、今流行りのUL(超軽量)テントではない。しかし、一方で生地が厚く充分な強度があるため、破れにくく安心感がある。

    さらにダブルウォールテントなので結露しにくく、結露で寝袋がびしょ濡れになるなんてことが起こりにくく、快適にテント泊ができる。従って、エアライズ2は適度なバランスがある初心者にピッタリのテントだと言えるのだ。

    破損に強いスリーブ式

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    本体のスリーブにフレームを通す。

    エアライズ2は、本体のスリーブにフレームを通す設計。この構造は、風などによる力をポール全体で受けてくれるため、力を点で受ける吊り下げ式の構造に比べて、破損に強いと言われている。

    ソロでは贅沢、2人でも十分な広さ

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    マットを敷いても十分なスペースを確保。

    テント内部の寸法は、長さ210cm・間口130cm・高さ105cm。ひとりで眠るには十分なスペースだ。マット、シュラフを置いて、横にザックを置いてもまだまだスペースはある。

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    2人でも十分なスペース。

    マットとシュラフを並べても十分なスペースが取れるので、デュオでの利用も問題ないだろう。エアライズ2は「2人用(最大3人)」とされているが、個人的には3人では少し狭いと思われる。

    ノウハウが詰まった作り

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    入り口はメッシュになり、フライシートも開放のまま固定可能。

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    本体の内側にはメッシュポケットがついている。小物はここに入れておける。

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    本体の天井には5つのループがついているため、便利に活用できる。

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    側面には換気用のベンチレーターがついており、室内の換気や温度調節が可能。開閉はもちろん、メッシュにすることもできる。

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    前室は十分な広さ。靴や濡れものを置いたり、クッカーを使ってお湯を沸かしたり、簡単な調理なら可能だ。

    テント設営は初心者でも簡単

    エアライズ2は設営もシンプル。その点においても初心者にも扱いやすいテントだ。

    まずは本体を広げる。

    エアライズ2

    本体のスリーブにフレームを入れていく。フレームは引っ張ると抜けてしまうので、必ず押して入れよう。

    自立したエアライズ本体

    フレームをフレーム受けの穴に入れると、テントが立ち上がる。

    エアライズ2

    フライシートの頂点と、出入り口を本体に合わせる。フライシートの入り口側のリングをフレームの端に入れ、奥側のバックルを本体に挿入。

    エアライズ2

    ペグダウンして、ガイライン(はり綱)を張れば設営完了だ。

    ▼参考記事

    初心者ならこのテントで間違いナシ!国産の雄・ライペンの「エアライズ2」を徹底解剖

    さらに軽量性に優れたミニマムな「エアライズ1」

    アライテント(ライペン) エアライズ1

    幅130cmのエアライズ2に対して、こちらは100cm。その分、重量は190g軽く、1,360g。山屋からの絶大な支持を誇る定番モデルだ。

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    「エアライズ」シリーズの4人用モデルの、通常の2倍以上の広さを持つデラックスフライ仕様。フライだけの別売りもある。

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