固形燃料コンロおすすめ10選|軽量コンパクトで調理にも活躍!卓上で使えるモデルも紹介
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    バーナー・燃焼器具

    2024.08.17

    固形燃料コンロおすすめ10選|軽量コンパクトで調理にも活躍!卓上で使えるモデルも紹介

    固形燃料コンロおすすめ10選|軽量コンパクトで調理にも活躍!卓上で使えるモデルも紹介
    扱いやすく持ち運びも便利な固形燃料。そんな固形燃料が使えるコンロは、携行性に優れ、キャンプやアウトドアシーンでの湯沸かし、調理などに活躍する便利なアイテムだ。超軽量タイプから、固形燃料以外の燃料にも対応する多機能モデル、卓上で使えるものまで、さまざまな固形燃料コンロを紹介する。

    手のひらサイズで軽量!定番の「ポケットストーブ スタンダード」

    Esbit(エスビット) ポケットストーブ

    同社の代表的アイテムで、最大の魅力は持ち運びのしやすさ。手のひらサイズなうえに約85gと非常に軽量なため、文字通りポケットに入れて持ち運べる。固形燃料を本体の中にぴったり収納できるサイズ感なのも嬉しい。ソロキャンプとの相性がいいだけでなく、防災用としても活用できる。

    小松優太さん

    アウトドアライター

    秋田県南部の里山に生まれ、自然が身近に溢れる環境で育つ。釣り歴22年・キャンプ歴15年の生粋のアウトドア好き。過去には、アウトドア系の大手ECショップでバイヤーとして従事し、ルアー約10万点の販売管理を担当。現在はフリーのアウトドアライターとして活動中。アウトドア以外にも、筋トレ・アクアリウム・アコギ・カメラに造詣が深い。地元でキャンプ場と釣り堀を経営すべく奮闘中。

    軽量かつコンパクトで持ち運びしやすい

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    手のひらサイズで約85gと非常に軽量。

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    固形燃料は本体にぴったり収納できる。

    また、エスビットのポケットストーブは今回紹介しているスタンダードを含めて、4種類のラインナップがある。それぞれのサイズと重量は以下の表のとおり。いずれも携行性が高い商品なので、用途に応じたものを選ぶといいだろう。

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    4種類のなかから自身の用途にあわせて選ぼう。(表は筆者作成)

    ポケットストーブは使い方も簡単

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    本体上部に手順が記されているので迷わない。

    使い方はとても簡単で、開いて燃料を置くだけ。本体上部にもイラストで使用手順が記されているため、誰でも迷わずに使える。

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    開いたら固形燃料を所定の位置に置くだけ。

    まず、安定した平らな場所で本体を開く。その後、固形燃料を所定の位置に置いて着火すれば完了だ。

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    ゴトクは2段階の角度に調整可能。

    ゴトクの角度は2段階に変えられるので、上にのせるもののサイズにあわせられる。

    ▼参考記事

    ソロキャンプのストーブはこれで決まり!迷わずに使えるエスビット「ポケットストーブ」

    大型サイズながら軽量な「ステンレスストーブ」

    Esbit(エスビット) ステンレスストーブ

    ステンレス製で、サイズは10mm×100mm×120mm(収納時)。風防も兼ねた大型サイズながら、サイズは93gと軽量クラス。薄く仕舞えて、大きく使える。安心サイズのゴトクだ。収納袋付き。

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    実際のパーツ。丸いパーツは固形燃料を置くプレート。

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    収納ケース付き。固形燃料も入る。

    ▼参考記事

    アルコールストーブの五徳を一挙紹介! 純正品だけが五徳じゃない!

    重量約15g!チタン製の「ポケットストーブ」

    チタンマニア ポケットストーブ

    重量約15gで、持っていることを忘れるほどの軽さ。足を開いたときのサイズは約44×100mm。五徳の滑り止め内に収まるのは直径95mmまでのクッカーだが、足全体を使って大きめのクッカーを置いても問題ない。収納袋が付属。

    ▼参考記事

    ポケットストーブのおすすめ9選!ソロキャンプを充実させる1台を探そう

    固形燃料なら卓上でも使用可能!多機能な「ミニかまど」

    尾上製作所 ミニかまど

    クッカーに収まるほどのコンパクトさと、いくつもの熱源に対応する汎用性の高さが強み。重量も300gと軽く、ガスバーナーの故障や燃料切れに備え、念のため携帯する道具としても役立ってくれる。使用時のサイズは、直径12.5×高さ11.5cm。収納時のサイズは直径12.5×高さ6.5cm。

    斎藤 純平さん

    アウトドアライター

    キャンプに関する記事を中心に執筆しているアウトドアライター。趣味はキャンプ・国内旅行・バイク・スキューバダイビング。温泉や神社を巡るのも好きで、そこそこ詳しい自信あり。どこにも定住しない自由気ままな生活を目指すため、ライターとして活動している。

    クッカーに入る多機能“かまど”

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    全パーツを重ねると手のひらサイズに。

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    クッカーに収納して、無駄なく持ち運び。

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    このパーツの使い方次第で、多様なスタイルに変化。

    ミニかまどの本当の強みは、使用する調理器具や熱源にあわせて、本体とゴトクの組みあわせ方を変えられること。「今はどの形態が最適だろうか?」と考える余地が残されている点にも、面白さがある。

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    焚き火台として使うときの形態。

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    使用している固形燃料は1個あたり30gのもの。

    簡単な料理を手早く作りたいとき、あるいは単にお湯を沸かしたいときなどは、固形燃料の使用がお手軽。ゴトクを内側に向けてセットするとシェラカップのような小さな調理器具を乗せられ、外側に向けてセットすると大きめのクッカーでも安定した状態で使用できる。

    さらに、固形燃料が調理器具の底に接触しないよう、受け皿の高さを調整できるという徹底っぷりだ。固形燃料であれば卓上でも使用可能。

    ▼参考記事

    尾上製作所「ミニかまど」は小さいけれど本格的!アルコールストーブも使えるぞ

    分解して持ち運べるコンパクトな「ミニ焚き火台テトラ」

    SOTO(ソト) ミニ焚き火台テトラ

    パーツが分解できて持ち運びがしやすく、非常にコンパクトなサイズの焚き火台。小枝を使っての火起こしや、固形燃料の使用も可能だ。シェラカップを使った調理やメスティンも使える。収納ベルトがついているので、収納の際にバラバラになることはない。

    おおしま はなさん

    フリーライター

    愛知県在住。ファミリーデイキャンプが中心のフリーライター。昔はインドア派だったが、外で食べるご飯のおいしさに目覚めた。最初は組み立て方もわからないギアが多かったが、経験を積むうちにできるように。これからキャンプを始めよう!と思う人が、参考になるような記事を書いていきたい。

    「ミニ焚き火台 テトラ」の組み立て方

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    3枚の側面版をつなぎ合わせる。

    側面板のツメ同士を引っかけて、3枚をつなぎ合わせる。

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    下から二つ目の穴に通す。

    下からロストルを差しこみ、写真のような状態にする。

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    一番下の穴に差しこむ。

    底板を差しこむ。

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    それぞれのツメを引っかける。

    残りの側面板を底板に引っかけて、上へスライドさせる。はめにくい場合は、両横の側面板を軽く押さえながらツメを引っかける。

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    完成!

    全てのツメがしっかりと引っかかっているかを確認したら出来上がり。側面板を曲げてしまわないためにも、力を入れすぎないように注意しよう。

    ▼参考記事

    コンパクトサイズのたき火台、SOTO「ミニ焚き火台テトラ」は子どもの“火育”にもおすすめ!

    可動式の五徳で安定感◎固形燃料の収納もできる「can+ro Ⅱ」

    PULS MANIA(プラスマニア) can+ro Ⅱ

    側板の1か所にくぼみが付いていて、そこから固形燃料に着火できる。羽根(五徳)は可動式で、シエラカップのような底の小さいコッヘルをのせると、羽根が少し内側に倒れて、羽根のツメが底をキャッチする。一方、底の大きいコッヘルをのせると、羽根が広がって合計12の接点(羽根1枚につき2点×6)が底を支える。固形燃料も一緒に収納にできるのもポイント。

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    シエラカップをのせた状態。羽根が少し内側に倒れて羽根のツメが外側からシエラカップを支えている。

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    メスティンのような底が広いコッヘルをのせたときは、羽根が少し外側に広がる。

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    固形燃料ごと収納缶に収まる。

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    キャンドルランタンとしても使用できる。

    ▼参考記事

    固形燃料もキャンドルもOK! おうちキャンプの必需品「キャンロ」が進化した

    ひっくり返せば固形燃料もアルコールも使える「チタニウムコンバーターストーブ」

    VARGO(バーゴ) チタニウムコンバーターストーブ

    裏返すと固形燃料も使えるストーブ本体と、安定感のあるゴトクを別体にしたモデル。ヘキサゴンウッドストーブとのセット使用なら、枯れ枝や落ち葉も使える。

    ●サイズ:61×22mm、スタンド/107×61mm
    ●重量:39g
    ●タンク容量:44ml

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    固形燃料使用時は上下をひっくり返す。

    ▼関連記事

    VARGO (バーゴ) / チタニウムコンバーターストーブ

    組み立てカンタン!焚き火も固形燃料もOK「ヘキサゴン ウッドストーブ チタン」

    VARGO(バーゴ) ヘキサゴン ウッドストーブ チタン

    全パーツがヒンジで一体化され、誰でもカンタンに組み立てられる折りたたみ式のストーブ。正面の1枚のパネルだけ開閉できるようになっているので、燃料のくべ足しが楽にできる。焚き火はもちろん、アルコールストーブや固形燃料も収まる。

    ●サイズ:直径127(上部76)×高さ101mm
    ●収納時サイズ:127×127×厚さ10mm
    ●重量:116g

    チタンでできた軽量焚き火台。収納サイズも非常にコンパクトで、ザックに忍び込ませておいても邪魔にならない。ロストルには六角形の穴が空いているので、地面からの空気を上にあげる煙突効果(チムニー効果)の役割も果たす。

    ▼関連記事

    VARGO (バーゴ) / ヘキサゴン ウッドストーブ チタン

    バックパッカーにもおすすめ!燃焼効率の高い「BPウッドバーニングストーブ STV-11」

    TOAKS(トークス) BPウッドバーニングストーブ STV-11

    ウッドチップや枯れ枝、キューブ状の固形燃料などを使用できるバックパッカーにおススメのストーブ。チタン製で、重量は225gと軽量。燃焼に必要な空気を効率よく取り入れる独自の構造をもち、スムーズに着火するのが特徴。組立ての手順もいたってシンプルだ。枯れ葉や小枝などを燃料にする際は、炎の維持に慣れが必要だが、あれこれ考えて試す時間が楽しい。

    ●サイズ:直径105×高さ205(収納時105)mm
    ●重量:225g

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    TOAKS (トークス) / BPウッドバーニングストーブ STV-11

    便利なハンドル付きミニコンロ「キャリボ風防・スライドシャッターセット」

    Gaobabu(ガオバブ) キャリボ風防・スライドシャッターセット

    五徳と風防がセットになったミニコンロ。燃料は、固形燃料、アルコール(アルコールストーブとともに)、小さな炭、薪(小枝など)を使うことができる。側面にハンドルが付いており、火を燃やしながらでもサッと移動させることが可能。また、本体に開け閉め可能なシャッター(扉)が付いているため、シャッターを開けばそこから着火や消火ができ、シャッターを閉じれば風が遮断されて熱効率がアップする。

    固形燃料用の五徳やアルコールストーブ用の五徳、小枝用のネイチャーストーブなど、それぞれの燃料に適したコンロはあるが、一台で済むならそれに越したことはない。たとえば、アルコールや固形燃料を使い尽くしてしまったときでも、小枝や松ぼっくりで煮炊きすることができる。ミニマム派のソロキャンパーやハイカーにおすすめだ。

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    固形燃料をセット。固形燃料を使うときは、内部の底板を裏返して上げ底にした状態にする。

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    シャッターを閉じた状態。

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    シャッターを開いた状態。

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    パーツはばらせるので掃除が簡単。

    各パーツは薄いステンレス板でできていて、とても軽い(168g)。クッション性のあるネオプレーン製のケースが付属する。本体の内側にカップなどを収納することも可能だ。

    ▼参考記事

    全燃料対応の「クッカーみたいなミニコンロ」が優秀すぎるワケ

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