アウトドアテーブルを自作するなら?手順からカスタムアイディアまで紹介! | 自作・DIY 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル

自作・DIY

2025.11.14

アウトドアテーブルを自作するなら?手順からカスタムアイディアまで紹介!

アウトドアテーブルを自作するなら?手順からカスタムアイディアまで紹介!
数多あるアウトドア用品から、自分の使い方に合うものを見つけるのは意外と難しいものです。そんな時、自分の使い方にピッタリなものが欲しいのなら、自作してしまうという手もありますよね。そこで今回は、アウトドアテーブルのDIYを紹介します。自分の使い方に合うものがなかなか見つからない、という方はぜひ参考にしていただければと思います。

アウトドアテーブルって自作できるの?

テーブルを自作(DIY)、と聞くと難しいと感じるかもしれません。

しかし、DIYは始めてしまえば意外と簡単で、夢中になるうちに難しいかどうかよりも楽しさが勝るものです。

自作アウトドアテーブルに必要な材料と道具

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必要な材料と道具は?

主な材料

テーブルを作るのであれば、材料は木材が最もポピュラーです。

木材にも数多くの種類があり、慣れてくると適材適所の木材を選ぶという楽しみもできるようになります。

必要な道具

DIYの基本的な工具

筆者私物の基本的な工具

今回の紹介するDIYアウトドアテーブルは、基本的な工具があれば製作可能です。

  • 手ノコ
  • メジャー・ものさしなど
  • 鉛筆またはシャープペンシル
  • モンキーレンチ
  • 六角レンチ
  • ドライバー
  • 木工用ドリル刃
  • 電動インパクトドライバー
  • 刷毛
  • サンドペーパー#240~#400程度
  • 安全手袋
より正確かつ効率的に作業を進められる筆者おすすめの工具類

筆者私物

また、基本的な工具に加えてこれらの工具もあれば、より精度よく効率的に作業を進めることができます。

  • 電動丸ノコもしくはジグソー
  • 穴あけ用電動ドライバー
  • クランプ
  • ドリルガイド

基本的なアウトドアテーブルの作り方

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アウトドアテーブルを作る手順

簡単でいいので設計図を作る

筆者が作成した設計図

必要な材料や寸法をまとめておくことで、材料の購入し忘れを防ぐことができます。

まず木工DIYで肝心なのがメモ程度のクオリティでも良いので、設計図を作成することです。

必要な材料を揃える

用意した木材と金物類

設計図を元に、材料を揃えます。

今回は、以下のものを揃えました。

木材

  • 桐集成材600mm×300mm×12mm……1枚
  • 桧材1800mm×30mm×15mm…………2本
  • 桧材600mm×30mm×15mm……………2本
  • 米ヒバ丸棒材300mm×30mm…………4本

金物

  • 木工用ビス30mm……………箱売りのもの
  • オニメナットM6用……………………8個
  • ジョイントコネクターボルトM6……8本
  • ワッシャーM6用……………8個以上入りの小袋
  • フランジナットM6用………………同上
塗料「ワトコオイル」、「アイアンペイント」

筆者私物

塗料

  • 北三「ワトコオイル」
  • ターナー色彩「アイアンペイント」

天板の材料をカットする

天板に使用する梁の長さを、現物合わせで決めているところ

材料を各サイズに切り出すのですが、既成品でもわずかに寸法が合わないことがよくあるため、筆者は現物合わせで長さを確かめます。

丸のこで材料をカットするところ

材料のカットは丸ノコがあると断然楽です。

手ノコでのカットに自信がなければ、木材カットをしてくれるホームセンターもあるので利用すると良いでしょう。

きれいな切り口で精度よくカットしてくれるので初心者におすすめです。

サンドペーパーで材料を均す様子

カットした材料はサンドペーパーで表面を均し、ささくれも削り取りましょう。

天板を組み立てる

組みあがった天板部分

組みあがった形。

ビスを使用し天板に梁を取り付けます。

天板の隅に開けられた「下穴」

木材の端はとくに割れやすい。

ビスを打つと木材が割れることがよくあります。

上側の木材に「下穴」を空けておくことで、割れを防ぐことができます。

天板の梁に開けられた6mmの穴

穴径6mm。

梁部分の四隅に脚を取り付ける穴を空けておきます。

脚部品の製作

加工を終えた脚パーツ

加工を終えた脚部品。

今回は、以下のように加工しました。

  • 脚(長)……240mm、端から90mmの位置に穴開け
  • 脚(短)……135mm、端から15mmの位置に穴開け(両端)
  • 米ヒバ丸棒……200mm

以下は、脚に使用する木材のカット・加工の手順です。

現物合わせで脚パーツの寸法を決めているところ。

可動することを考慮し、木材同士にわずかな隙間を設けて寸法を決めました。

現物合わせで木材をカットし、実際にできた寸法を測定して記載しました。

丸棒を取り付ける箇所を面取りしているところ

手ノコを器用に使う必要があり、実はここが一番難しいところでした。

脚には丸棒を取り付けたり回転の動きをするため、だいたいでいいので面取り(角を切り落とすこと)をしておきます。

面取りを終えた桧材

面取りが済んだら、穴開けをします。

クランプとドリルガイドを使用し、複数の木材に正確に穴開けを行うところ

筆者私物のドリルガイドとクランプ。

ドリルガイドを使用することで真っすぐ正確に穴開けができます。

また、クランプを使用すれば複数の木材に一度に穴開けやカットを行えます。

穴径を広げているところ

4mm→9mmの順で穴径を広げました。

M6用オニメナットを挿入するため9mmの穴開けが必要になりますが、最初から径の大きなドリルを使用すると中心点がズレやすいので注意が必要です。

また、端材などを下に敷くことで穴出口の割れを防ぐことができます。

桧材に丸棒を取り付けているとこを

丸棒はビスと共回りするため(一緒に回ってしまいネジが締まらないこと)、しっかり押さえましょう。

脚(長)に丸棒を取り付けます。

丸棒を取り付けた脚パーツ

ここまで工程を進めたら塗装に移ります。

塗装

塗料の乾燥のためにS字フックで吊るされた木材

物干しなどに吊ることができれば、一度に全面を塗装できます。

木材同士が重なって塗装できない箇所があるため、組み立てる前の時点で塗装をします。

脚にアイアンペイントを塗るところ

脚はターナー色彩「アイアンペイント」を使用しました。

刷毛でワトコオイルを塗るところ

天板部分は北三「ワトコオイル」を使用しました。

塗装面にサンドペーパーをかけるところ

天板上部は見える箇所なので丁寧に仕上げます。

組み立て

オニメナットを挿入しているところ

オニメナットの取り付けには六角レンチを使用します。

塗装が乾いたらいよいよ組み立てていきます。

脚パーツにオニメナットを取り付けたところ

写真の箇所にオニメナットを取り付けます。

オニメナットを取り付けることで木材にネジ穴を設けることができます。

ジョイントコネクターボルトで天板に脚(短)を取り付けるところ

ワッシャーを入れることで木材同士が擦れて塗装が剥げたりするのを防ぎます。

オニメナットとジョイントコネクターボルト(以下JCボルト)で、脚(短)を取り付けます。

JCボルトは締め込んだのち1~2周緩めると動きがスムーズになります。

木材に食い込んだフランジナット

木材に食い込むまでフランジナットを締める。

天板を通るJCボルトは可動する緩さを持ちつつ、脚をオニメナットとフランジナットで挟み込み固定します。

形になったアウトドアテーブル

同様の手順で脚(長)も取り付け、テーブルとして形になりました!

これで、完成です。

続いて脚の固定と高さ調整の工夫を含めた、カスタム例を紹介します。

オリジナル性を高めるアウトドアテーブルのカスタム例

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カスタム例

高さ調節可能な脚

天板裏面に取り付けた「脚ストッパー」

桧材の端材を利用。

上記までの工程でアウトドアテーブルとして形にはなりました。しかし、テーブルとして使うには可動する脚を固定する必要があります。

そこで「脚ストッパー」を裏面に取り付け、脚を突っ張らせるようにします。

追加で取り付けた「脚ストッパー」

「脚ストッパー」は取り付け後に「ワトコオイル」で塗装しました。

「脚ストッパー」をさらに追加して突っ張らせる場所を移動することで、3段階に高さ調整可能になります。

最低位置に調整された高さ

地面スレスレの超ローテーブル状態。

最高位に調整されたテーブル

チェアに腰かけて丁度いい最高位。

独自のデザインアイディア

アイアンペイントで塗装された脚

「アイアンペイント」を塗るコツは、とにかく厚塗りすることです。

脚の塗装に使用した「アイアンペイント」は鉄のような質感にできてしまう塗料です。

脚部品の「米ヒバ丸棒」には木目がほとんどなく、下地が見える塗料を使うと木目の統一感が出ないため、「アイアンペイント」で覆い隠すように塗装することで統一感を出しました。

折りたたみ機能を追加

天板裏に収まった脚

あとから取り付けた「脚ストッパー」をうまく避けて折りたためるようになっています。

今回製作したテーブルの脚まわりの構造は少々複雑なものになっています。

というのも、脚を折りたたむことで天板の裏側にすっぽりと収めたかったからです。

収納スペースを設置

アウトドアテーブルに取り付けたセリア「ワイヤーラティス」

脚に取り付けたビスの頭に乗せるだけです。

今回は、さらに収納スペースを追加で取り付けられるようにしました。

セリア「ワイヤーラティス」

サイズは19.5cm×51cm。

使用したのは、セリアの「ワイヤーラティス」です。

天板裏面に収納されたセリア「ワイヤーラティス」

持ち運び時に脚が勝手に広がるのを押さえる役目も。

使わないときは天板裏のビスにグイッと引っ掛けてコンパクトにまとめられます。

オリジナルのアウトドアテーブルで気分を上げていこう!

筆者自作のアウトドアテーブル

気分が上がったので、釣り道具のメンテナンスをあえて屋外で行いました。

自分で作成した道具は大変愛着が沸き、使用していて気分が上がります。

また、自分の使用方法にマッチした物を作れるのもDIYの魅力です。

難しく考えず、ぜひ挑戦してみましょう!

志田 こうたろう

アウトドアライター 釣りYouTuber

幼少から釣りに触れていたものの、“趣味としての釣り”をするようになってからは12年。 子どもたちの成長と共に少なくなる一方の釣行を可能な限り有意義なものにしようと奮闘中。 夏は特に好きな鮎の友釣りで川に入り浸る。クルマ好きで国家2級自動車整備士。

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