ガラガラヘビに遭遇したときの適切な行動とは?【カリフォルニア動物ドッキリクイズ・その1】 | 海外の旅 【BE-PAL】キャンプ、アウトドア、自然派生活の情報源ビーパル
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    2024.06.21

    ガラガラヘビに遭遇したときの適切な行動とは?【カリフォルニア動物ドッキリクイズ・その1】

    南カリフォルニアでトレイルに出かけると、よく「ガラガラヘビに注意」という看板を目にします。実際に出くわすこともよくあります。

    私はヘビが好きではありません。見ただけで卒倒するというわけではありませんが、頬ずりしたいなどとはけっして思いません。ペットとしてヘビを飼うことも、食べることもありません。安易に仲間を求めるわけではありませんが、世の中の大多数の人はそうではないでしょうか。

    しかも、ガラガラヘビは毒ヘビです。それもかなりの猛毒らしく、人が噛まれると最悪では死に至ることもあるそうです。

    そのように大変危険な動物なのですが、南カリフォルニアでは身近な存在でもあります。目撃されても、とくに退治や駆除をするようなことは聞いたことがありません。注意喚起の看板も、こちらから(人間が)ちょっかいを出さなければ大丈夫だよといった意味の文言が書かれていることが多い印象を受けます。

    アウトドアで遊ぶということは、人間が野生動物のテリトリーに侵入することですので、まあ仕方ないかなとは思います。とは言え、なるべくならお近づきにはなりたくないガラガラヘビを避けるにはどうするべきか、もし出会ってしまったらどうするべきか。そんなお話をクイズ形式でご紹介します。

    ということで、ガラガラヘビにまつわるクイズの出題です

    【第1問】南カリフォルニアでガラガラヘビがもっとも活動的になる季節は?

    a) 春
    b) 夏
    c) 秋
    d) 冬

    砂漠のような気候の南カリフォルニアですが、一応は季節らしきもがあります。少し暑いか、とても暑いかの違いかもしれませんが、冬は夏より気温が低くなりますし、多少ですが雨も降ります。夏は毎日が猛暑です。春と秋はやや穏やかになります。

    この季節のうち、ガラガラヘビがもっとも活発に動くのはいつでしょうか?

    南カリフォルニアの春。

    正解は「a)春」です。月で言うと、3月から5月くらいまでの時期、南カリフォルニアの野山は緑に覆われ、野生の花が一斉に咲きます。すると私たちトレイルランナー、ハイカー、マウンテンバイカーらは満を持して屋外に出かけるのですが、この季節を心地良いと感じるのはガラガラヘビ様も同様のようです。トレイルをズルズルと歩くお姿の画像や動画がよくSNSにアップロードされるのもこの時期です。

    もっとも、ガラガラヘビが春にしか出てこないというわけではありません。比較的、遭遇する確率が高くなるくらいに考えてもらった方がよいかと思います。

    【第2問】ガラガラヘビは獲物をどう判別するでしょうか?

    a) 視覚
    b) 聴覚
    c) 臭覚
    d) 感熱

    ガラガラヘビの主食は野ネズミやウサギなどの小動物らしいです。猛毒を持つと言っても、体長はせいぜい数10センチくらいのものが多く、本来なら人間のような大きな動物を好んで食べることはないようです。

    それでも、ガラガラヘビのなかにも、あわてんぼうやおっちょこちょいがいるかもしれません。ばったりと出会ってしまったとき、なるべくなら「エサ」に間違われたくはないものですが、そもそも彼らはどのように「食べるモノ」を見つけているのでしょうか?

    トレイルを横断中のガラガラヘビ。

    正解は「d)感熱」です。つまり、ガラガラヘビの視界から逃れようとしたり、シーッと静かにしたり、汗のにおいを消すスプレーをかけたりしても無駄なようです。体温が高めの人は狙われやすいのか——については寡聞にして知りません。

    【第3問】ガラガラヘビが怯えたときの反応は?

    a) 死んだふりをする
    b) ジャンプする
    c) 尾で音を出す
    d) 噛みつく

    原則的には、ガラガラヘビの方から人間を追いかけてはこないようです。しかし、彼らが驚いたときや、怯えたときは、攻撃的になることもなくはないらしいです。彼らはそのときにどのような反応を示すのでしょうか?

    トレイルヘッドの公衆トイレ付近でくつろぐ(?)ガラガラヘビ。

    正解は「c)尾で音を出す」です。原語の“rattle”を英和辞典で引くと、「ガタガタと鳴る」とあります。ガタガタなのか、ガラガラなのかはともかくとして、彼らにとっての緊急時には尾を激しく振るわせて音を出すことがこのヘビの特徴だということです。

    幸いなことに、私はまだその音を実際に聞いたことはありません。

    ちなみに、ウィキペディアなどいくつかの日本語ウェブサイトでは、尾が赤ちゃんをあやす玩具の「がらがら」のように見えるからこの名がついたという説を紹介していますが、それはちょっと想像力が飛翔し過ぎてはいないか、と個人的には考えます。

    【第4問】ガラガラヘビに遭遇したとき、人はどうするべきか?

    a) 急いで逃げる
    b) 追いかける
    c) 死んだふりをする
    d) ゆっくりと後ずさりをする

    今度は国語辞典を引いてみます。「遭遇」とは「好ましくないものに思いもかけず出会うこと」です。ガラガラヘビという存在が好ましくないと言うわけではありませんが、なるべくなら敬して遠ざけたいと願うのは私ひとりではないでしょう。

    それでもガラガラヘビに遭遇したとき、私たち人間はどうすればよいのでしょうか?

    「ガラガラヘビがこの周辺にいるかもしれません。距離を取って、リスペクトしましょう」と記された看板。

    正解は「d)ゆっくりと後ずさりをする」です。けっして彼らを驚かせてはいけません。ガラガラヘビがトレイルを横切っているのなら、あるいは日向ぼっこをしているのなら、彼らが立ち去るまで静かにお待ち申し上げるのが正しい礼儀作法です。

    ところが、ガラガラヘビを見つけた多くの人が、スマホで撮影→SNSに投稿という一連の無礼を働いているようです。そこには危険も少なからず潜んでいることは忘れないようにしましょう。自戒を込めて。

    私が書きました!
    米国在住ライター(海外書き人クラブ)
    角谷剛
    日本生まれ米国在住。米国で高校、日本で大学を卒業し、日米両国でIT系会社員生活を25年過ごしたのちに、趣味のスポーツがこうじてコーチ業に転身。日本のメディア多数で執筆。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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